シグマブレード(Sigma Blade)とは、ヨーヨージャムに降臨せし双剣である。
チームヨーヨージャムメンバーだった、島田大輔のシグネイチャーモデル。
当人のプレイスタイルである「AAA」向けのヨーヨーとして開発された。
性能面での特徴は「幅が狭い」「小型」であり、複雑なストリング構造の間にも入っていけるように工夫されていたが、最大の特徴は中二病イズムあふれる見た目とコンセプトである。
大剣と直線的なロゴを中心に据えたキャップデザインは、良くも悪くも牧歌的なデザインだった当時(2002-3年頃)のヨーヨージャム機種に比べて鮮烈なイメージを植え付けた。
このコンセプトは、後継機の「シグマブレードツヴァイ」でさらに先鋭化する。
当時のトレンドから外れた設計がかえって「選ばれたもののみが扱える」という神秘性を刺激し、大人気機種となった。
最初のシグマブレード。
狭い全幅・小型という特徴を最初に備えた機種。
ニッケル真鍮リム搭載。レスポンスシステムは当時引き戻しに向いているとされたスターバースト。
当時の人気機種「ヨーヨージャム・ナイトムーブズ」は、トラピーズ有効幅を大きく取った機種であったため、好対照となった。
というわけで、初心者には超おすすめできません。怪我しても知りませんよ?
後継機にして問題作。
普通、ストリングトリック機において「全幅」と「トラピーズ有効幅(トラピーズをしたときに、ストリングが乗る範囲)」はほぼ同義であり、狭い隙間に通すため幅を狭くすれば、トラピーズは成功しづらくなる。
島田は、全幅を変えずにトラピーズ有効幅を広げる奇策として、フチの部分を尖らせることにした。
金属リム機種で。
こうしてできた「シグマブレードツヴァイ」のプロトタイプは、見た目からして危険極まりない代物で、手を傷だらけにしてプレイしなければならなかった。
いくら自己責任と言っても、製品として問題があるレベルであったため、いったん発売中止になる。
しかし発売を要望する声は多く、2005年に正式発売。リムは若干丸められている。
レスポンスシステムは、組み替えてスターバーストとWOリングにすることを想定し、プロトタイプではハイブリッドスターを採用していた。
製品版では、本人のプレイスタイルの変化もあって、両面Oリングになっている。
「シグマブレードツヴァイ」のマイナーチェンジ版。Sigma Blade Zwei EX の略。
それまでのニッケル真鍮リムを捨て、幅の広いアルミリムを採用と、かなり冒険した機種。
…というわけではなく、島田のBlogで紹介されたエイプリルフールネタである。
その正体は「シグマブレード」のプロトタイプの一つであった模様。
当時、「ツヴァイ」発売中止の報があってしばらく後であったため、引っかかったプレイヤーは多かった。
島田大輔第3のシグネイチャーモデルになるべく、プロトタイプが作られていたヨーヨー。
島田が独立し、ヨーヨージョーカーを設立したことにより、未発売に終わった。
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最終更新:2025/12/15(月) 16:00
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