ルルーシュと学校の怪談 単語


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ルルーシュトガッコウノカイダン

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ルルーシュと校の

 ルルーシュと学校の怪談とは、氏が学校の怪談の世界を題材として製作したMAD動画である。

概要

テレビアニメ「学校の怪談」に、ルルーシュを始めとしたコードギアスの登場人物が数々登場し、色々な意味で好き放題にしっちゃかめっちゃかやりつつ、妖怪たちを半数以上は物理的に退治していくという内容となっている。

本来の1話と2話が既に削除されてしまっているため(削除された1話と2話は反骨氏によって既に再投稿済み)動画が初投稿された正確な年月は不明だが、少なくとも2008年から投稿が開始されており、2014年には現時点では最新作の17話が投稿されている。

あらすじ

母:佳耶子を亡くし、父:礼一郎と共にかつて母が住んでいた実家へとさつきや敬一郎たちと何故か一緒に引っ越してきたルルーシュ。

翌日、両親が子供の頃に通っていたという天の川小学校にどう見ても高校生にも拘らずさつきたちと共に転入する。

しかし、登校する途中、敬一郎がこっそり連れてきていた飼い猫のカーヤが旧校舎へと迷い込んでしまい、カーヤのあとを追ったさつきと敬一郎とルルーシュ、3人を脅かす目的で跡をつけてきたはじめとタラコ、風に飛ばされた帽子を追って旧校舎まで迷い込んできた姉上もとい桃子は旧校舎の中に閉じ込められてしまう。

しかも、旧校舎内には妖怪が住み着いており、それに加え、霊眠場所が破壊されたことによって復活した天邪鬼の双方にさつきらは襲われることになるのだが……。

登場人物

※この日記には一部ネタバレを含むページが存在します。本編視聴後に閲覧することをお勧めします。

ルルーシュ=ヴィ=ブリタニアルルーシュ

コードギアスの主人公で、本作においてもさつきらを差し置いて実質主役ポジションである。

宮ノ下家に居候しており、年齢は既に17~18歳にも関わらずさつきらと共に天の川小学校に通っている。

本作きっての外道で、他人(主にタラコ)を物事を遂行するために平気で犠牲にしたり、誰かが危機に陥っても人ごとのようにどうでもいいとあしらったり(但し、桃子だけは別)、他人の家の仏壇の遺影にラクガキをしたうえ亡くなった人について悲しそうに話をしている時にわざとらしくくしゃみをするなど明らかに罰当たり且つ失礼な行いをしている。

そして、その容姿に似合わずさつき達以上に怖がりで、妖怪はおろか、ちょっとしたことで大声を上げて驚き、時には桃子すら置いてその場から1人で逃げ出してしまうこともある。

彼の特殊能力であるギアスだが、本作ではなんと回数制限がなく、事実、一度ギアスをかけたことがある人物に何度もかけている。(但し、現時点では1話につき1回以上同じ人物にギアスをかけたことはない)

ギアス以外にも「万能スイッチ(視聴者命名)」というチートアイテムがあり、その派手な装飾のスイッチを押すだけで様々な装置を起動させることが可能。(劇中で作動させている装置が予め仕掛けたものなのか、或いは押すだけで任意の装置を出現・起動させられるのか詳細は不明)

入手経路は不明だが、彼の専用KMFである蜃気楼を所有しており、主に妖怪やタラコにゼロビームで鉄槌を下したり、逆に妖怪などから逃げるための逃走手段として使用されている。 もはや逃げる必要はないのでは・・・

趣味はなんとエロゲーで、学校以外のプライベートでちょくちょくプレイしている他、とある回では学校をサボってまで買ったばかりのエロゲーをプレイしていただけでなく、何と2日連続不眠不休でプレイするという驚異の集中力&精神力を見せている。

 また、妹キャラに目がなく、白金ゆきといった妹を見る(或いは妹と知る)と「妹萌えええぇぇぇぇ!!」と叫んだうえギアスで自分のものにしようとするなどキャラがぶっ壊れている。

 妖怪退治は、基本的に霊眠方法など無視して蜃気楼か万能スイッチによる物理攻撃で行うが、一度だけ正式な霊眠方法で悪霊を霊眠させたことがある。

 コードギアスのキャラクター以外には基本的に名前で呼ばれることは無く、さつきからは「あんた」、ハジメからは「ブリキ野郎」と呼ばれており、現状、彼を名前で呼んだのは桃子のみ。


宮ノ下 さつきさつき

本作の原作である「学校の怪談(アニメ)」の主人公。小学5年生。

やや癖のある茶髪をピンク色のリボンで纏めた三つ編みが特徴。幼いころから母を亡くしている為家事全般が得意で、弟の敬一郎の面倒も見ているしっかり者。ルルーシュも家事得意なんだから手伝ってやりなよ…

ルルーシュと違って、誰かが危機に陥った時は相手が例え妖怪であってもどうにかして助けたり切り抜けようと努力する勇敢さを持つが、良いところを大抵ルルーシュ達に取られてしまっている為あまり目立っていない。

かなりのドジっ子で、毎回学校の玄関の同じ場所で躓いてはスカートの中の下着をハジメやルルーシュ達に見られたり盗撮されている。

また、運動神経が低く足が遅い点が皮肉にもルルーシュと共通しているが、ハジメやルルーシュに対してスザクほどとはいかないものの強烈なハイキックをお見舞いしているところから見て、全く身体能力が無いというわけではない模様。

ITといった機械にも弱いが絵の才能に秀でており、その点ではルルーシュより勝っているうえ(本来のルルーシュなら絵も上手そうだが…)、校内のコンクールで母と同じ金賞を獲っている。 これが後に悲劇を生むことに・・・

一度だけだがギアスを左目に発現させたことがあり、言うことを聞かない敬一郎に拾ってきた人形(実際は敬一郎は犯人ではない)を捨てさせるためにこの能力で強制的に従わせた。

ちなみに、ルルーシュとは相部屋の模様。

宮ノ下 敬一郎敬一郎

さつきの弟で、ルルーシュが2番目に嫌う人物。小学1年生。

好物はりんごジュースで、苦手な食べ物はピーマン。

主要人物の中では最年少で言動も幼く最も怖がりであることからほぼ一方的にルルーシュから嫌われているが、同時に最も純粋な心の持ち主でもあり、とある回では妖怪を改心させた。 ある2人によってその想いは無惨にも打ち砕かれてしまうのだが・・・

母親代わりをしている姉さつきを慕っており、さつきがピアノお化けによって死の危機にさらされた際に活躍したり、ハジメの運動会の練習による厳しい指導にも途中で投げ出すことなく耐え、成果を出すなど芯の強い一面もある。 その面はルルーシュやスザクにも勝っていると言えよう。

ハジメを兄のように慕っており、それどころか、自分を嫌っているルルーシュやスザクも兄のように慕う描写も存在する。 なんて良い子なんだ…

外出時には、熊のワンポイントの入った黄色い長靴を愛用している。


青山 ハジメハジメ

宮ノ下家の隣に住む少年で、さつきのクラスメイト。小学5年生。

ルルーシュまたはタラコ率いる、通称:エロリスト(視聴者命名)の1人で、さつきのスカートをめくっては反撃を食らうスケベである。根性だけは誰にも負けないらしい…

人参が苦手で、給食で出る度にさつきに食べて貰っている。

ルルーシュや他のメンバー同様妖怪を怖がってはいるが、いざという時の勇気と行動力は随一で、妖怪相手に1人で立ち向かう場面も少なからずある。

桃子に憧れているが、それ以上にさつきの身を第一に案じ、身を挺して彼女を何度も命の危機から救っている。

1人っ子故か、さつきの弟である敬一郎を放っておけず、彼を弟のように思っている。

マオと仲が良く、電話越しで雑談をしているほか、学校でもよく一緒に連んでいる。

枢木 スザクスザク

ルルーシュ同様、どこからどう見ても高校生にも拘らず天の川小学校に転入してきた転校生。

5話終盤から登場。

本作第2の外道。ルルーシュと違い、仲間たちが危機に陥った時は自身の身体能力を生かし率先して助けることが多いが、その本質はルルーシュと同様他人がどうなろうとどうでもいいとも考えており、時には親友であるルルーシュさえ置き去りにして真っ先に逃げ出すことがある他、タラコと共に三途の川に飛ばされた際は自分が無事に帰るためにタラコからお札を取り上げて真っ先に現実世界に帰還したり(しかも、その後タラコが黄泉路の鬼から逃げ惑う様を笑いながら鑑賞していた)、ユーフェミアと同等に慕っている桃子から行動を指摘された際には、まるで自分は関わってなかったかのように振舞って手の平を返すような発言や行動をするほどの身勝手振りである。

上述の通りどう見ても高校生なのだが学校での成績が悪いらしく、休みの日にルルーシュ達が何処かへ旅行へ行った際には、追試を受けているのか彼だけ学校に居残りさせられていたり、何か願い事をする度に「進級」と頼み込んでいる。

また、ルルーシュとはコードギアス本編と違って(些細な喧嘩をすることはあるものの)憎み合っていない為基本的に(悪い意味で)仲が良く、主にタラコ絡みで暗躍して犯行を実行する悪友関係となっている。

コードギアス本編同様軍に所属しているらしく、よくそのことを口実に(殆どは妖怪絡みの案件に関わらない為だが…)学校から離れることがあるが、なんと軍の所有物である筈ランスロットを自家用車の如く日常的に乗り回しており、主に移動手段、時には妖怪退治の為に使われている。 役に立ったのはほぼ1回だけだが…

それ以外にも、本来は持ち出しが禁じられているうえ銃刀法違反にあたる筈だが拳銃をなりふり構わず持ち歩いており、時には妖怪の足止めの為に使用したり、時には仲間を脅すために使用したこともある。 完全に軍人失格である。

ちなみに、本作で登場する機体は主にランスロット・エアキャヴァルリーかランスロット・コンクエスターだが、ある回に1度だけランスロット・アルビオンに搭乗している。(恐らくは動画の素材不足か、演出の為と思われる。)


タラコタラコ

正式名称は、柿ノ木 レオ

さつきのクラスメイトで、小学5年生。四角い眼鏡とタラコ唇が特徴。

ルルーシュ率いる通称:エロリストの1人で、主にカメラマンを担当している。

本作一番の被害者で、ルルーシュが最も嫌う人物

どのような目に遭っているかと言うと、妖怪退治の際に(主にルルーシュやスザクによって)巻き添えを食らったり、自業自得とはいえ悪行を働いたタラコがゼロビーム等で薙ぎ払われたり、状況的に妖怪の人質となったタラコが妖怪共々ルルーシュの万能スイッチによって爆破されたり、さらには盗撮したさつきの下着の写真を自宅のパソコンで閲覧・整理していたところを近所住民を巻き込んでマンションごと爆破されたりととにかく酷い目に遭っている。その後、マンションは何事も無かったかのように修復されている。

だが、それと同時にマオに匹敵するほどの生命力を持っており、上記のゼロビームを食らったり電車に轢かれても、少なくとも次回までには何事も無かったかのように登場している他、ランスロットのヴァリスによる砲撃の巻き添えを食らってもほぼ無傷だったうえ、スザクに拳銃で撃たれても眼鏡が割れた程度で数分後すぐに回復するなど明らかに人間の生命力を超えている。

その他にも、スザクの悪行とルルーシュの裏細工のせいで三途の川から帰還できなくなった筈の彼が、次回には何事も無かったかのように現実世界に戻ってきているなど謎も多い。

噂などの情報収集能力、妖怪の知識は仲間内でもっとも高いが、それが原因で厄介ごとを引き起こしたり、状況の悪化の再確認に使われることの方が多く、また、彼の集めた妖怪の情報は正確ではあるもののさつきたちにあまり信用されておらず、ルルーシュからはそれに加えて理論理工系のしゃべり方をしているせいか特に嫌われている。

最新話ではなんとラブライバーであることが判明し、μ'sのオープニング映像を見ながら彼が発狂する姿は、敬一郎からは涙を流しながら哀れまれ、同じスケベ仲間であるハジメでさえもドン引きされ、スザクに至ってはルルーシュにかけられた「生きろ」というギアスが発動するほどだった。

ちなみに、「タラコ」という名前は視聴者達によって付けられた愛称(?)であって、劇中では学校の怪談の登場人物であるさつき達はおろか、ルルーシュ達にもこの名前で呼ばれたことは一度もない。

恋ヶ窪 桃子姉上

病弱なお嬢様で、さつきたちの先輩。小学6年生。

さつきらからはお姉さんのように慕われている他、ルルーシュからは「姉上」と呼び慕われている。 どう見てもルルーシュの方が年上なのに…

少々天然でおっとりとした性格。

作品開始の1年前、転校と病気入院が重なった影響で同学年に友達が少なく、一学年下のさつき達と行動を共にすることが多い。

なお、本家「学校の怪談」では聖ロザリオ病院で佳耶子と敬一郎に会っており、そのことがきっかけで度々佳耶子に乗り移られるのだが、本作では2年前に行儀見習いとして皇室(?)にいたところで瀕死の佳耶子どう見てもマリアンヌだがと出会い、彼女に【他者の心を渡るギアス】をかけられるという経緯に変更されており、そのためか現状は一度しか佳耶子に乗っ取られておらず、「学校の怪談」では本来桃子を乗っ取っている幾つかの回でも彼女は登場していない。

また、制服風の服を好むらしく、夏用と冬用を持っている模様。

ルルーシュやスザク同様携帯電話を所有しているが、これは方向音痴の為に持たされているらしい。ちなみにタラコが持っているのはPHSで、設計思想が異なるほか性能的欠点も多い。

余談だが、「学校の怪談」の登場人物の中では唯一ルルーシュのことをちゃんと名前で呼んでいる。


マオ

さつきのクラスメイトで、ハジメの友人。

ルルーシュからは「マオ」、ハジメ達からは「圭太」と呼ばれている。

ルルーシュ達同様、どう見ても17歳の青年なのだが、さつき達がいる5年3組のクラスメイトとして天の川小学校に通っている。

馴れ馴れしく、相手に絡みつくような口調が特徴で、時折歪んだ笑みを浮かべている。

本家コードギアス同様、性格面で危なっかしい一面が見られるものの、本家ほどの悪人というわけではなく、むしろ皮肉や悪口こそ言うものの妖怪退治やさつきらの危機に助っ人として駆けつけてくれたりと割と良心的な人物として描かれている。すぐに逃げ出すルルーシュやスザクなどに比べれば勇敢な人間とも言える。

しかしその反面、彼の趣味が女子更衣室女子トイレを覗くことや、女子の下着を嗅いだり被ったりすることであるなど、ハジメやルルーシュ達以上の変態どころか最早犯罪者であり、ある意味彼ら以上のエロリストである。

しかし、そういった犯行を日常的に行っているにも拘らず美園やともみ、あやといった面々とのガールズトーク等に混ざれるという謎があるが、恐らくは上述の良心的な一面や、顔がそれなりに美形であることが理由と思われる。

17話ではバイクを所有していることが判明しており、これまた誰かの女性の下着を盗んで走り回っている模様。色んな意味でキャラが脱線してしまっている…。

また、タラコの概要でも触れたように驚異の生命力を持っており、旧校舎のバスケットゴールの下敷きになっても明らかに重傷を負ってるように見えるにも拘らず全治1週間で済んでしまったり、拳銃で蜂の巣になっても即座に復活したり、はたまたKMFの下敷きになっても乗ってたバイクごと何事も無かったかのように復活するなど最早化け物じみている。

ハジメの友人で、「圭太」と呼ばれている点から分かるように、彼の本来のポジションは「学校の怪談」の3話に登場する圭太という少年で、本当なら劇の練習中の事故以降登場しない筈なのだが、本作ではこの回以降も度々登場し、女子生徒へ変態行為をしたり、努力が報われないことが多いもののルルーシュ達を助けたりしていることから元の圭太よりも出番が増えていると同時にキャラが濃くなっており、いつの間にか準レギュラーキャラにまで登り詰めている。

さつきやハジメ達からは「圭太」、ルルーシュからは「マオ」と呼ばれている為正確な名前は不明だが、恐らく彼のフルネームは「麻生 圭太」と思われる。

ちなみに、元キャラである圭太は、7話の01:04辺りでルルーシュが中の人の如くしょうもないダジャレを言って1人で笑っている光景を可哀そうな目で見ている生徒達の後ろにいる赤い服を着た茶髪のやや美形の顔の少年がその人である。

妖怪

天邪鬼

人間の恐怖心を栄養とする妖怪。

1話に登場。

最初は小人程度のサイズだが、恐怖心を吸収していくことで徐々に巨大化していく。

本作ではカットされているが、復活した原因は、佳耶子が過去に天邪鬼を霊眠させた場所であった裏山の大楠木が宅地開発で切り倒されたこと。

上記のことから、佳耶子の子孫であるさつきには積年の恨みがあり、さつき達を旧校舎に閉じ込めたうえで襲い掛かったが、ルルーシュが万能スイッチで起動させたゲフィオンディスターバーで動きを封じられたうえに、その二次効果によって消滅してしまった。

これによって本家「学校の怪談」では味方になる天邪鬼がいなくなってしまったため、さつき達は佳耶子の残したオバケ日記を頼りに自力で他の妖怪たちに立ち向かわなければならなくなり、同時に天邪鬼のポジションをルルーシュ達が担わなければならなくなった。

また、このことで飼い猫のカーヤが依り代になることはなくなったため、劇中にカーヤが時々登場するものの、本作ではただの猫である。


トイレのニーナさん

旧校舎のトイレに住み着く少女の霊。

1話及び12話に登場。

原作である「学校の怪談」同様、人を驚かせて遊んでいる程度で実害は加えない——————のだが、その顔はコードギアスを見ている方なら知っての通り、知らない方であれば特に恐怖するであろう恐ろしい顔をしている。

後にルルーシュのギアスで絶対支配下に置かれ、ダビンチの回では人面犬や二宮金次郎像らと共に霊眠に必要な線香の調達をさせられた。 散々使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててやる…!!

二宮金次郎像

旧校舎に住み着く妖怪。

1話及び12話に登場。

さつき達を驚かせたのみで危害を加えたことはなく、旧校舎の図書館で本を借りて読んでいただけ。

後にルルーシュのギアスで絶対支配下に置かれ、ダビンチの回ではトイレのニーナさんや人面犬と共に霊眠に必要な線香の調達をさせられた。 散々使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててやる…!!


テケテケ

大鎌と大きな鋏を持った、ボロ布で体を覆った青い坊主頭の姿をした妖怪。

1話に登場。

空中を浮遊する能力を持ち、劇中でもさつきやルルーシュ達を追い回したが、ルルーシュの「私たちを全力で見逃せ」というギアスをかけられ、何もせず通り過ぎていった。

余談だが、ギアスをかけなくても床に身を伏せればそのまま通過してやり過ごすことができる。

人面犬

旧校舎に住み着く、人の顔をし、人の言葉を喋る犬。

10話及び12話に登場。

どこぞの巻き舌皇帝にそっくりな顔をしており、鳴き声も「オールハイルブリタニア」である。

うつしみの回では、さつき達が逃げ込んだ旧校舎にいつの間にかいたタラコの正体にいち早く気づき、「オォォォルハイルブリタァァニァァァア!!」と叫び、さつき達に警告して去っていった。

ダビンチの回では、いつギアスをかけられたのかは不明だがルルーシュによって絶対支配下に置かれており、トイレのニーナさんや二宮金次郎像らと共に霊眠に必要な線香の調達をさせられた。 散々使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててや…!!


人体模型

旧校舎の理科室に住み着く人体模型。

2話に登場。

動いて驚かせるだけで実害は与えないのだが、ルルーシュのギアスによってバラバラにされた挙句、絶対遵守の内容が「死ね」だったため自己修復及び復活ができなくなった。

赤紙青紙

旧校舎の便所に住む妖怪。

2話に登場。

便所にやってきた人間に「赤い紙」か「青い紙」かを問い詰め、「赤い紙」と答えた場合は天井から血が降ってきて真っ赤になり、「青い紙」と答えた場合は首を絞めつけられるなどどちらを選んでも悲惨な目に遭い、答えない場合はトイレに引きずり込まれ、それ以外の色を答えた場合は異世界に連れて行かれ二度と戻ってこられなくなる。

ハジメが巻き込まれ、危うくトイレに引きずり込まれそうになったが、彼を見捨てようとするルルーシュに朝マックを奢ると提案したことで、彼が万能スイッチで起動したゲフィオンディスターバーによって天邪鬼同様消滅した。


シロタビ

天の川小学校の飼育小屋で飼われているウサギ。

3話に登場。

その正体は、今井澪という女子生徒が蘇りの儀式によって蘇らせ妖怪化したウサギの亡霊で、物語の1年前に既に亡くなっている。

復活したシロタビは夜になると巨大化・凶暴化・デジモン進化しており、無差別に人や動物を襲っていた。

霊眠方法は、蘇らせた本人が蘇らせた時と同じ呪文を唱えて死者そっくりの人形を投げつけること。(ちなみに呪文は、「アラマクダバラハミラバリラサ」)

狂暴化したシロタビに追い詰められている状況下でも蘇らせた本人である澪は、今までシロタビ以外友達がおらず独りぼっちだったことから霊眠に踏み切れずにいたが、堪忍袋の緒が切れたルルーシュのギアスによって強制的に呪文を唱えさせられ、シロタビは霊眠し、遺骨だけが残った。 ルルーシュのこの行動については、視聴者の間では賛否両論で意見が分かれている。

巣魔(そうま)

地脈の乱れによって出現する妖怪。

4話に登場。

自分のテリトリーに入ってきた人間に幻を見せて死に追いやり、死に追いやった人間の魂を取り込んでいく。

本体は葉の無い大木の姿をしており、地脈の中心に張っている根は生き物のように蠢く。

最終的には、ルルーシュの蜃気楼から放たれた液体金属によって構成されたレンズゼロビームを用いた乱反射攻撃によって、巣魔の一部であるオバケ団地の老人と女性そしてシャルルごと葬られたが、地脈の乱れを修復しない限り巣魔は何度でも甦るため、恐らく一時凌ぎに過ぎないと思われる。

オバケ団地にいた男性

オバケ団地に侵入しようとしたさつき達を制止した作業服を着た中年男性。

劇中では序盤に静止にきたのみで出番が終わっている為詳しく語られていないが、実はオバケ団地を建てた張本人であり、巣魔の犠牲となった者の1人でもあった。

この男性は巣魔の退治する重要な役割を担っていたのだが、ルルーシュが物理的に解決させてしまったため出番なし。

オバケ団地にいた老人

オバケ団地の一室に住んでいた老人男性。

実は巣魔の一部で、女性の飛び降り自殺を止めるために(実はそれも巣魔の一部で囮)助けを求めたさつき達には「死にたい奴はどんどん死ねばいい」と言っていた。

だが、この発言が珍しく外道である筈のルルーシュの怒りを買い、再度チャイムを鳴らされ扉を開けた瞬間に「死ね」というギアスをかけられ一度は死亡した。

しかし、彼も巣魔の一部に過ぎないためか後に復活し、巣魔の襲撃から逃れていたさつきとルルーシュに襲い掛かった。 が、結末は上述の通りである。

オバケ団地にいた女性

オバケ団地の屋上に立っていた女性。

彼女も巣魔の一部で、団地の屋上から飛び降りる姿を見せることで人々を誘き寄せていた。


メリーさん

ゴミ捨て場に捨てられていた西洋人形。 タママやジバニャンではない。

5話に登場。

自我を持っており、自身を捨てた者に嫌がらせや報復を仕掛けてくる。

敬一郎がゴミ捨て場で見つけたメリーさんを気に入ったことで、その時は結局さつきに咎められて持ち帰らなかったのだが、自分の足でさつきの家に現れた。(さつきやルルーシュは敬一郎が拾ってきたと思い込んでいたが)

しかし、捨てるように言われたためさつきとルルーシュに恨みを持ち、家や学校、ルルーシュの携帯電話に電話をかけ、礼一郎の計らいでなんと太平洋に捨てられても帰還したどころか、複数体に分裂して見せた。 タラコ以外は気づいていなかったようだが・・・

廃道場に逃げ込んでもなお追いかけまわし、劇中ではカットされているが坂田先生によって預けられた人形寺にいた他のおもちゃたちを使ってさつきを襲うが、さつきがハンカチで汚れをふき取ってくれたことを思い出し、そのハンカチを引き換えにさつきの前から去ろうとしたところでルルーシュの万能スイッチによって爆破されてしまった。 何という外道、と言いたいところだが、この人形の霊眠方法は存在しない為、ある意味正しい対処法だったとも言える。

何故ルルーシュが襲われなかったのか不明だが、恐らくはさつきを殺害した後にルルーシュも襲うつもりだったのだろう・・・(そしてさつきと和解した後も、きっとルルーシュだけは一緒にどこかへ連れて行くつもりだったのかもしれない…)

ババサレ

一人で留守番している子供を狙う子供の恐怖心に付け込む妖怪。

6話に登場。

黒いマントを羽織り、鎌を持った長身の老婆のような容姿をしている。

未来の殺人兵器の如く声色を変えて相手を欺くこともできる。

結界があれば「ババサレ、ババサレ、ババサレ」と唱えると霊眠するが、街の宅地開発によって結界が消えてしまい、オバケ日記に書かれている方法では霊眠させられなくなっていた。

それに加え、例え霊眠を施しても恐怖の感情があれば復活してくる不死身の存在である。

唯一の弱点は熱湯をかけられると一時的に消滅することだが、何故かスザクの拳銃による銃弾も効いていた。(恐らくはハジメ達がババサレを風呂に落とすために勇気を振り絞って足元を攻撃したらすり抜けずに当てられたのと同じように、拳銃という攻撃手段があるというスザクの一時的な優越感によるものだと思われる)


くたべ

階段の4段目を棲家とし、そこで喋った内容を現実に起こすとんでもない妖怪。

7話に登場。

鬼火のような狐の姿をしており、実体はない。

恨みや妬みなど、負の感情に対して強い反応を示し、逆に正の感情には反応しない。

学芸会が行われる時期に土地の再開発で階段や地蔵が壊されたことによって霊眠が解けてしまい、演劇中の「人間もオバケも全て消滅する」というセリフを現実に引き起こそうとしていたが、ルルーシュが万能スイッチによって空中に浮遊するタラコごと爆破したことによって事なきを得た。

白金ゆき

さつきの遠い親戚が経営している旅館で出会った少女。

8話に登場。

その正体は、40年前に血染め湖に落ちて溺死した旅館の仲居の娘で、悪霊としての名は、血染め湖の亡霊

さつき達には旅館の娘・美雪の妹と名乗り、本物の美雪を幽霊に仕立て上げるが、ハジメが見た新聞記事で当時10歳の姿のままだったため、正体を見破られた。

それによって悪霊としての本来の姿である雪女と化し、「1人では寂しいから」という身勝手な理由で美雪を道連れにしようとするが、ゆきが自分より年下ではなく本来は50歳近くの人間だったという事実にブチ切れたルルーシュによって、万能スイッチで彼の怒りの如く噴火させられた火山爆発に扇が乗った斑鳩ごと巻き込まれた。

ちなみに、人間だった頃の姿から雪女に変わるときに一瞬だけ見える顔本当にグロくて怖い


黄泉路の鬼

三途の川に住む妖怪。

9話に登場。

佳耶子の時代には暗い夜道などで迷った子供を襲っていたらしいが、近代化の影響でテリトリーだった暗い路地が減少し、現在はネット上で「黄泉ネット」というWebページを開設し、そこに辿り着いた者を三途の川へと引きずり込むようになった。

本作では黄泉ネットを探していたタラコとちょうど一緒にいたスザクを三途の川へと引きずり込み、彼らと逃走劇を繰り広げることになる。

生還方法は、お札を掲げて「帰りたい」と強く念じることで、霊眠方法はない。

うつしみ

鏡の中の世界に潜む妖怪。

10話に登場。

鏡に映った人間と入れ替わり、本物を鏡の中に閉じ込めてしまう。

入れ替わったうつしみは外見や声が本物とそっくりだが、全員眼鏡をかけていて素顔には目が無く、服の柄や文字が左右反転している。

うつしみ化した人間は眼鏡が本体であり、眼鏡の下に存在しない目の代わりに眼鏡のレンズに目が投影されている。

眼鏡のレンズを砕かれると悶え苦しむが、霊眠させることはできない。

また、閉じ込められた人間を助けようとして鏡を破壊すると、鏡に閉じ込められた中の人間も砕けて死んでしまう。

さつきやハジメ、ルルーシュとスザクの4人を除いた殆どの人間がうつしみと入れ替わってしまい、旧校舎へ逃げ込んださつき達を数で取り囲んで窮地に追い込むが、ルルーシュが割った無数の鏡の破片を利用してうつしみ全員に「死ね」というギアスをかけ、見事鏡の世界に閉じ込められた人々を救い出して見せた。(上記の通り、閉じ込められた人間がいる鏡を割ると中の人間が死んでしまうため、恐らく中の人間が映っていない別の鏡を割ったと思われる)


しづ子

3年前に轢き逃げ事故で死亡した地縛霊。

11話に登場。

タラコが撮った桃子の写真に写り、桃子を電車ではねて道連れにしようとした。

しかし、ルルーシュの「生きろ」というギアスをかけられたことにより桃子の身体から強制的に引き離された。(そして、桃子を止めようとしていたタラコには「動くな」というギアスがかけられ、そのまま電車にはねられている)

余談だが、しづ子の声はC.C.同じ声である。

ダビンチ

レオナルド・ダ・ヴィンチに憧れた美術教師が自殺し、悪霊化したもの。

12話に登場。

ベレー帽を被っており、白衣の下は骸骨の姿をしている。

「美しいもの(特に美少女)」を何よりも愛し、それを絵に描くことを喜びを感じるロリコン

劇中でははっきりと説明されていないが、ダビンチの絵のモデルにされた者は、絵が完成してしまうと絵に魂を吸い込まれ、二度と戻ってくることは出来ない。

実は人間のみならず、霊や妖怪もモデルにされてしまうと同様に魂を吸い込まれて戻ってこれなくなるらしく、他の妖怪達からも恐れられている存在。

絵を通して時代を超える能力を持っており、さつきの絵を通して28年前へと逃げ込み、さつきやルルーシュ達も巻き込んだ。 これが仇となるとは知る由もなく…

最終的にルルーシュの「消え失せろ」というギアスによって、絵の中に封印された。

炎や煙が弱点で、劇中では不発に終わっているが、線香の煙を浴びせながら「ダ・ヴィンチは絵の中で微笑め」と唱えることで霊眠する。


ピアノお化け

ベートーヴェンの「エリーゼのために」を対象者に聴かせ、4回最後まで聴き終えた者を死に至らしめる妖怪。

13話に登場。

本体はピアノではなく、部屋に掲げられているベートーヴェンの肖像画で、ピアノお化けの姿もベートーヴェンに似た姿をしている。

ピアノに限らず、電話やラジカセ、はたまたオルゴールなど音を鳴らせるものがあればどこからでも演奏を聴かせられ、たとえ逃げ出してもどこまでも追いかけて演奏を聴かせてくる。

他にもピアノごと動いたり空間移動も可能で、他人の声マネ、本体から離れた場所にある公衆電話から演奏を流すなどとんでもない能力を持つ。

佳耶子が子供の頃はいなかった妖怪であったため、オバケ日記にはその存在や霊眠方法は書かれておらず窮地に陥ったが、4回目の最後の1音が鳴る寸前に桃子に憑依した佳耶子によってメトロノームに霊眠させられた。

だっと

運動会の直前に事故死した少年の霊が強い無念から妖怪化したもの。

14話に登場。

走る者を憎み、生前の「速く走りたい」という想いから、巨大な鎌を用いて人間の足を狩る。

最初に現れた時には生前と思しき少年の姿をしていたが、敬一郎に襲い掛かろうとした際には大鎌を持った大きな黒い兎のような姿にポケモン進化して変身している。

徒競走で一番前を走る敬一郎の足を大鎌で切り取ろうとしたが、敬一郎の「お兄ちゃんの友達(実際は生前のだっと自身のこと)の為にも1位になる」という彼の純粋な心に触れ、自身がただ走りたかったことを自覚しながら自ら霊眠しようとしたが、直後にルルーシュの指示でこの時を待っていたと言わんばかりにランスロットで待機していたスザクによって、ハドロンブラスターで消し炭にされた。 お兄様とスザクさんは悪魔ですっ!!(´;ω;`)


闇目

15話に登場。

厳密には妖怪ではなく、異世界の魔物。

作中では明かされていないが、28年前に松田しのぶという女子生徒がおまじないで闇目を呼び出してしまい、憑依されてしまったのが事の発端。(つまり、本来の年齢は少なくとも30歳ほどと思われる)

人間に憑依してその人間の全てを奪うため、1度憑依された人間は二度と元に戻すことはできない。

28年前の姿でさつきらに近づき、「願いを叶えるおまじない」と偽って「血の契約」を結ばせ、契約させた少女らに恐怖心を与え、「契約を解除する方法」と偽って己の存在を抹消させる「闇の儀式」を教えて存在を抹消させてしまう。

闇目としての姿は、肌が紫に変色し、瞳が金色に光って白目が黒く染まり、全体的に禍々しい姿となる。

また、口の中に存在する目玉が闇目の本体。

変貌後は金縛りで相手の動きを封じ、両腕を某麦わら帽子の海賊の如く自由自在に伸ばして襲い掛かってくる。

太陽光やカメラのストロボといった強い光が弱点で、霊眠させる際には赤い紐で身体の自由を奪う必要がある。

放送室の茜さん

旧校舎の放送室で心臓発作で死亡した茜という女生徒が悪霊化したもの。

16話に登場。

作中では明かされていないが、生前は責任感が強かったらしく、放送を最後まで遂げられなかったことが未練で、道連れを求めていた。

茜の放送を聞いてしまった人は日没と共に死んでしまうが、序盤で登場した時は霊眠から解放された直後だったため力が発揮できず、放送室にいた女子生徒2人は高熱程度で済んだ。(復活した原因は、霊眠させていた旧校舎の放送室のマイクが腐って折れてしまったため)

力が完全に復活すると、「放送は邪魔させない」と言い放ち、放送を臨時で行っていたさつきやルルーシュ、松嶋先生たち皆殺しにしようとしていた。

「4」(つまり「死」)という言葉を嫌っており、カウントダウンの際も「4」が含まれる数字は飛ばすほか、「4」と唱えると途端に苦しみだす。

霊眠方法は、上記の「4」を唱え続けるか、鉄琴で放送を強制終了させること。

ルルーシュがギアス万能スイッチといった物理攻撃を使わず、正しい霊眠方法で退治した数少ない相手でもある。


首無しライダー

バイクで街を徘徊する特攻服の首なしライダーで、13年前に海に落ちて亡くなった暴走族が悪霊化したもの。

17話に登場。

普段は無害なのだが、年に一度自分の命日には首を隠さず自分を見た者に呪いを掛け、対象の首を切断して殺そうとする。

かなり強い力を持った悪霊で、マオのバイクによる特攻を受けても姿勢を一切崩さず走り続けられるほどだった。

対処方法は首にマフラーを巻いて隠すのみで、霊眠方法はない。

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