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ロジャークレメンス

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ロジャー・クレメンス(William Roger Clemens、1962年8月4日-)とは、アメリカ合衆国出身の元メジャーリーガー(投手)である。

概要

OB
ロジャー・クレメンス
Roger Clemens
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州
生年月日 1962年8月4日
身長
体重
193cm
106kg
選手情報
投球・打撃 右投右打
守備位置 投手
プロ入り 1983年
引退 2012年
経歴
選手歴
  • スプリング・ウッズ高校
  • テキサス大学オースティン校
  • ボストン・レッドソックス(1984年-1996年)
  • トロント・ブルージェイズ(1997年-1998年)
  • ニューヨーク・ヤンキース(1999年-2003年)
  • ヒューストン・アストロズ(2004年-2006年)
  • ニューヨーク・ヤンキース(2007年)
  • シュガーランド・スキーターズ(2012年)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国
WBC 2006年
メジャーリーガーテンプレート

3歳児に離婚。母の再婚相手を父として慕ったが、9歳児に他界。

高校はテキサス州のスプリング・ウッズ高校に行き、野球以外にフットボール、バスケットボールもやっていた。

ミネソタ・ツインズ、フィラデルフィア・フィリーズからオファーされたがそれを断り、テキサス大学オースティン校に進学。カレッジ・ワールドシリーズ制覇に貢献し、当時付けていた背番号21は永久欠番となっている。クレメンスの活躍によって、ロータリー・スミス賞はロジャー・クレメンス賞に改称された。

現役時代

1983年MLBドラフト1巡目(全体19位)でボストン・レッドソックスと契約し、1984年5月14日にメジャーデビューした。

1985年に関節唇損傷で15試合の登板に留まり、手術を受けた。

1986年は24勝、防御率2.48を挙げ、最多勝と最優秀防御率のタイトルを獲得し、MVPとサイ・ヤング賞を受賞した。

1987年も20勝で最多勝を獲得し、2年連続でサイ・ヤング賞を受賞した。

1988年は18勝で3年連続20勝はならなかったが、レッドソックス新記録となる291奪三振を記録し、最多奪三振のタイトルを獲得した。

1993年から結果を残せなくなり、GMから「消耗して力がなくなってきた」と言われるようになり、1996年には4年契約を提示されたが、これを断ってFAとなった。


1997年から1998年までトロント・ブルージェイズに在籍し、投手三冠となっているがプレーオフ進出はなかった。


1999年2月にトレードでニューヨーク・ヤンキースに移籍し、念願のワールドシリーズ優勝を果たしている。

2003年6月13日のセントルイス・カージナルス戦で通算300勝と通算4000奪三振を達成。現役引退を宣言していたが、アンディ・ペティットともう一度一緒に野球をやるために撤回し、2004年にヒューストン・アストロズと契約した。

2006年には第1回WBCにアメリカ合衆国代表として出場。WBCを以て引退とされていたが、正式な引退表明はないまま現役を続行。現役最年長投手となった。


2007年にニューヨーク・ヤンキースに復帰。7月2日のミネソタ・ツインズ戦で通算350勝を達成した。

ヤンキース退団後

2007年12月に薬物使用の疑惑が浮上し、2008年2月に全面否定の証言を行ったが、2011年8月に偽証罪で起訴され、2012年に無罪となった。8月20日に北米独立リーグのシュガーランド・スキーターズと契約し現役復帰した。

薬物使用がマイナスとなり、アメリカ野球殿堂から表彰されることはなかった。

人物

マイク・ピアッツァとは不仲で、2000年7月8日には頭部死球を当てたことがある。

短気な性格でビーンボールを投げることが多かった。

成績

通算投手成績

通算:24年
Year
登板
G
先発
GS
完投
CG
完封
SHO
勝利
W
敗戦
L
セーブ
SV
ホールド
HLD
勝率
W-L%
投球回
IP
与四球
BB
奪三振
SO
失点
R
自責点
ER
防御率
ERA
MLB 709 707 118 46 354 184 0 0 .658 4916.2 1580 4672 1885 1707 3.12

国際大会での投手成績

年度
Year
代表
rep
大会
Convention
登板
G
先発
GS
勝利
W
敗戦
L
セーブ
SV
投球回
IP
与四球
BB
奪三振
SO
失点
R
自責点
ER
防御率
ERA
2006年 アメリカ合衆国 WBC 2 2 1 1 0 8.2 0 10 2 2 2.08

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多勝利 4回 1986年、1987年、1997年、1998年
最優秀防御率 7回 1986年、1990年、1991年、1992年、1997年、1998年、2005年
最多奪三振 5回 1988年、1991年、1996年-1998年
表彰
MVP 1回 1986年
サイ・ヤング賞 7回 1986年、1987年、1991年、1997年、1998年、2001年、2004年
その他
MLBオールスターゲーム選出 11回 1986年、1988年、1990年-1992年、1997年、1998年、
2001年、2003年-2005年

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関連項目

  • プロ野球選手一覧
  • MLB(メジャーリーグベースボール)
    • ボストン・レッドソックス / トロント・ブルージェイズ / ニューヨーク・ヤンキース
      ヒューストン・アストロズ

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