三段論法とは、推論の方法の一つである。
大前提(主に普遍的な法則)と小前提(個別の単なる事実)から結論を導き出す推論方法。
簡潔に説明すると以下のような論理である。
AはBである(大前提)。
↓
CはAである(小前提)。
↓
よってCはBである(結論)。
「C」と「B」という元々直接的には関係しない事柄を、両方と関連性のある「A」という事柄を用いて論理的に結びつけることができる。
三段論法の例として有名なのが以下の文章である。
全ての人間は死すべきものである。
↓
ソクラテスは人間である。
↓
ゆえにソクラテスは死すべきものである。
この文章においては、上述の説明に当てはめると「人間」はA、「死すべきもの」はB、「ソクラテス」はCに対応している。
この三段論法を少し応用するとこのような論証も出来る。
殺人を犯した者は逮捕される。
↓
Xさんは殺人を犯した。
↓
Xさんは逮捕される。
この例文の場合、「殺人を犯した」はA、「逮捕される」はB、「Xさん」はCに該当する。
三段論法はどんな事柄にでも応用が利くため、あらゆる場面において重宝される。
文系分野、理系分野問わず論理性が必要とされる分野においては必須の論法である。
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最終更新:2025/12/15(月) 21:00
最終更新:2025/12/15(月) 20:00
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