三輪秀次(みわ しゅうじ)とは、『ワールドトリガー』に登場するシリアスなシスコンである。
CV:森田成一
A級7位三輪隊の隊長を務めるオールラウンダーであり、1巻から登場(名前が出たのは2巻)。
遊真が"近界民"だと名乗ったあと数コマで攻撃を開始する程の近界民嫌いとして描かれており、全体を通して何かと主人公一行と敵対するような立ち位置にいる。
女性票比率を数ポイント跳ね上げる性能を持つシリアスなシスコン。
| 年齢 | 17歳 |
|---|---|
| 誕生日 | 10月2日 |
| 星座 | みかづき座 |
| 血液型 | A型 |
| 身長 | 174cm |
| 好きなもの | 姉、 近界民を駆除すること |
| 所属 | ボーダー本部 三輪隊 隊長 |
| ポジション | オールラウンダー |
非常に真面目で気難しい性格。常に眉間にしわをよせているが、髪の毛に隠れているため見る分には台詞に反して結構穏やかに見える。
じっくり見てみると思ったよりコワイ顔をしている。
過去、姉を近界民に殺されたことから近界民を激しく憎悪しており、登場早々「近界民は全て殺す、それがボーダーの務め」と言い切った程。勿論ボーダー内では"近界民は絶対許さないぞ主義"の城戸派。その信念(?)は城戸司令からも信頼されているようで、上層部の会議に出席していたり、城戸司令からの特命を受けていたりしている。
今でこそ過去や立場から気難しそうな顔ばかり見せているが、遊真が落としてしまった小銭を拾ってやっていたり、三雲が危ない目に遭ったとき助けて欲しいと頼まれた時「自分の始末を自分でつけられないなら玉狛に閉じ込めておけ」と言ったり(※1)、大規模侵攻では応答しなくなったちびレプリカをしっかり拾っていたり、冷たく堅苦しいだけの性格ではないことがいたるところで伺える。そのためか、ルールの隙をつくようなやり口を得意とする迅悠一や太刀川慶は苦手らしい。
特に迅とは、そういった性格的な相性の悪さや、自身が城戸派所属なのに対し"近界民にもいいヤツいるからなかよくしようぜ主義"の玉狛支部所属であることなどが絡んで、特に作中でもいがみ合う(というか三輪が勝手に突っぱねてる)様子が多々見られる。過去姉が殺されたときには傍に迅の姿があったことも確認されており、今後の展開が期待されている要素である、かも、しれない。
重いバックボーンや常に見せる気難しい顔からシリアス担当とされているが、番外編漫画ではちょっとクスっとさせるエピソードが紹介されていたり、初めて緊急脱出(しかも自主的に)したキャラクターであったり、三輪隊オペレーター・月見蓮のカバー裏紹介にて太刀川と共にダメ男扱いされていたり本編外では散々とても愛のある扱いを受けている。(本編ではかっこいいばかりの太刀川さんだが普段はこんな感じ。成績も悪くない彼が同じ扱いを受けるとは一体どういうことなのか。)
また1巻から出ていた割にアニメ公式サイトでは削除されてすらいる出水公平に単行本の表紙を先にとられてしまっていたり、そういう意味でも細かいところで笑いと涙を提供してくれている男である。頑張って。
※1 風間蒼也が無茶をする隊員に言い放った言葉は「勝手に突っ込んで死ね」である。比べてみたら優しい。
使用するトリガーは弧月と拳銃型トリガー。拳銃型トリガーにはアステロイドとバイパーをセットし、被弾箇所に100kg程のおもりを埋め込む鉛弾(レッドバレット)というオプションをつけたアステロイドで動きを封じてからの近距離攻撃を主な戦法としている。
直接的な攻撃能力は無い代わりにシールドを突き抜けるという特性を持つ鉛弾だが、射程も弾速も普通より落ちることから「攻撃手(アタッカー)の間合いで渡り合う身のこなし」と「動きながら当てる射撃の腕」がなければ何発撃っても当たらない上級者向けトリガーとされ、それを使いこなす三輪はかなりの実力者だということが伺える。
実際、これらのノーマルトリガーだけで黒トリガー持ちのハイレインを無傷で追い込んでいる。それまでの勝ち星ゼロはこれでチャラだよね!
遊真 vs 三輪隊 (2巻)
「近界民はすべて殺す それがボーダーの務めだ」
遊真と初めて戦うボーダー隊員として登場。三雲修が近界民と関わっている可能性があるとして城戸司令に進言し、証拠をつかんだあと遊真を殺そうと襲い掛かった。が、自身の鉛弾をコピーした遊真の持つ黒トリガーに反撃され惨敗。その際作中で初めて、かつ自主的に緊急脱出を披露した。これがいつまでも尾を引かれている。
黒トリガー奪取作戦 (4巻)
「近界民を庇ったこといずれ後悔するときが来るぞ」
太刀川隊、風間隊、三輪隊、冬島隊(の当真)で組んだ部隊で遊真の黒トリガーを奪取しに向い、出水・米屋と並んで嵐山隊に立ち向かう。スナイパーである佐鳥の攻撃に対し即座に米屋を向かわせたり、米屋の代わりに当真が入った即席チームでは当たり前のように作戦を任されたり、苦労人な雰囲気作中でも珍しい隊長気質を存分に発揮していた。
出水の攻撃と共に鉛弾で嵐山の機動力を落とし優位に立つが、広い場所に出たことで唯一無二のツインスナイプに腕を飛ばされ、時を同じくして太刀川・風間が緊急脱出してしまったことで月見に作戦終了を告げられた。
しきりに近界民である遊真を庇う迅について近界民のことを甘く見ていると思い込んでいたが、嵐山から「迅の母親も近界民に殺されている」ことを教えられ、かつそれ以降近界民である遊真がボーダーに入隊するなど近界民は許さないという自身の考えから大きく外れることがボーダー内で立て続けに起こったため、それからしばらくは髪をぼさぼさにしながら目に隈を作るレベルで思い悩んでいた。アニメでは顔色の悪さが6割増し。一体お前何があったんだ。
大規模侵攻 (7巻~10巻)
「知るか 他人に縋るな」 「どちらにしろ お前は俺が殺す」
7巻ではトリオン兵を倒しC級隊員のカバーに入っているだけだったが、9巻にて迅の予知通りに追われる三雲修とキューブにされた雨取千佳を助けるかのように登場。迅に対し「あくまで俺を使う気か」と怒りを露わにしつつも、目の前にいる近界民への怒りが勝ったのか黒トリガー持ちであるハイレインに戦闘を挑む。
シールドを突き抜ける鉛弾とハイレインの持つ"卵の冠(アレクトール)"は相性が良く、ハイレインからの攻撃もシールドを小分けにすることで対策し優勢な展開に持っていくが、追い込んだ末ハイレインとワープ能力のある黒トリガー持ちであるミラが合流してしまう。しかし二人の黒トリガーを合わせた特殊な攻撃もワープであることを逆手に取りバイパーで反撃。直後ミラのワープにより遠くまで飛ばされるも、迅が本部に返上していた"風刃"を起動し、レプリカに指示を仰ぎ遊真と同時攻撃した上で敵の撤退に一役買った。
結果的に、三雲を助けることになる。
その手には、応答しなくなったちびレプリカが握られていた。
またこれらにおいては黒トリガー持ちである遊真と天羽、アタッカー1位の太刀川に並んで特級戦功を上げている。
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最終更新:2025/12/15(月) 22:00
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