不思議の国のアリスとは (フシギノクニノアリスとは) [単語記事]

不思議の国のアリスとは

１．イギリスのロリコン数学者、ルイス・キャロルが執筆した童話
２．上海アリス幻樂団の楽曲の一つ　→　不思議の国のアリス(東方Project)

ここでは1について解説する。

概要

原題: Alice in Wonderland(正式名はAlice's Adventures in Wonderland)

少女がウサギを追いかけて穴に落ちて不思議の国へ...というお話。だじゃれ(もちろん英語)を多用し、英語圏の人間でないと理解できない内容も多いが、作品のすぐれた世界観や翻訳者の創意工夫によりファンタジーの古典として日本でも広く親しまれている。

アリスと名のつくキャラクターはこの作品から名前がとられていることが多く、仮にそうではない場合まで一度はこれが出典なのかもと思われてしまうほどである。

続編とされるのが鏡の国のアリス(Through the Looking Glass)である。

また、不思議の国のアリスは翻訳者泣かせとしても有名で、だじゃれとは別に掛詞と呼ばれる手法も多様に施されており、英語圏の人であっても理解するのが難しいとされている章がある。

アリス症候群でもある程度意味は通じる。病気のような症状のことである。

物が大きく、あるいは小さく見えたり、物が歪んで見えたりする。

これは子供のときにこの症状にかかることが多い。ヘルペスなどのウィルスにかかるとこの症状が発症することが多い。

作者のルイス・キャロルが偏頭痛と呼ばれる病に悩まされていたこともあり、彼自身が当小説のような体験をしていたのかもしれないとされている。