世界の新着動画 単語


ニコニコ動画で世界の新着動画の動画を見に行く

セカイノシンチャクドウガ

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世界の新着動画とは、ニコニコ動画(9)で実装された新着動画を紹介する生放送番組である。

ニコニコ生放送の「視聴覚室」で行われており、初日現在での定員は1,000人。ニコニコ生放送の番組表からこの番組に入ることができる。

概要

世界の新着動画は各カテゴリグループごとにその日の新着動画からランダムで選ばれた動画をニコニコ生放送で流す番組である。30秒ごとに視聴者に引き続き動画を視聴するかのアンケートをとり、「いいえ」が多かった場合は次の動画にスキップする仕様である。このときに生放送を離脱して本動画を見に行く、放送された動画をマイリスに保存することもできるようになっている。

上部に表示される本動画タイトルをクリックする、プレイヤーのシステムタグの動画リンクを踏むなどの方法で放送中の動画の本動画にジャンプすることもできる(ただし、上部から飛んでも新しいウインドウで開かないので、生放送が閉じられてしまう。システムタグなら新しいウインドウで開くのでおすすめ)。またシステムタブからマイリストへの登録も可能である。これらの方法でマイリスに入った動画は「とりあえずマイリスト」に入れられる。

この生放送でつけられたコメントは元の動画のコメントにも追加される。動画再生時にプレイヤーのコメントタブにある『「世界の新着動画のコメント」を表示しない』にチェックを入れることで生放送でされたコメントを非表示にする機能もある。ちなみにこのコメントは動画において「live」というコマンドが付加され、これが有効ならば少し薄めに表示される。

放送の流れ

  1. 生主コメで再生開始を予告(5秒)
  2. 動画の再生(30秒) 
  3. 生主コメでアンケート開始予告(5秒)
  4. アンケートの受付と集計(25秒)
  5. ここで「はい」が50.0%以上なら2へ戻る、「いいえ」が50.1%以上なら6へ進む
  6. アンケート集計結果の表示、ロスタイム(5秒)
  7. 動画の再生が終了したら、1へ戻る

※ 2は(~の再生を開始します)と表示してから30秒。実際に再生するまでタイムラグあり。
※  「はい」と「いいえ」が50.0%ぴったりに分かれた場合は、再生継続となる

・動画の残り時間が60秒以内の場合はアンケートなしに最後まで再生(完走)
・61秒の動画はアンケートされるが、実際はロスタイムの5秒があるのでどちらにしても最後まで再生される。
・放送の最後の動画ではアンケートをとらずに65秒まで再生。

放送枠

放送時間 対象カテゴリグループ 所属するカテゴリ
20:00~21:00 教養・生活 動物 ファッション 料理 日記 自然 科学 歴史 ラジオ ニコニコ動画講座
21:00~21:30 政治 政治
22:00~23:00 やってみた 歌ってみた 演奏してみた 踊ってみた 描いてみた ニコニコ技術部
23:00~24:00 エンタ・音楽・スポ エンターテイメント 音楽 スポーツ
24:00~25:00 アニメ・ゲーム アニメ ゲーム
25:00~26:00 アイマス・東方・ボカロ アイドルマスター 東方 VOCALOID その他
26:00~26:30 R-18 R-18

※放送枠は変更される可能性もあります

仕様

生放送が行われるのは「視聴覚室1」「視聴覚室2」の2部屋。1部屋の定員が500人でそれぞれの部屋ごとに他の視聴者の書き込んだコメントが視認可能となっている。
部屋が2つに分かれているのはシステムの上限によるものであり、運営生放送やユーザー生放送で存在する「特定の場所のコメントだけが配信側に届く」というような違いはなく、どちらの部屋で付けられたコメントも元動画には書き込まれる。

動画の再生時間は60×(n+1)+5秒 n=アンケートで選ばれた回数

次の動画の読み込みは現在流れている動画が表示された時点で始まっている。視聴履歴から次に流れる動画の確認が可能。後述のビットレート制限により、予定の動画がキャンセルされる場合もある。そのときは新しくランダムで選んだ動画を読み込みにいくので、再生まで時間がかかることが多い。

流れる動画には投稿日時、カテゴリタグ新着から何個目か、解像度もしくはビットレートなど一定の制限が存在する。

・過疎カテゴリでは一日に何度も同じ動画を流したり、前日と同じ動画が流れることが多いので、投稿日時に何日前までといった制限があると考えられる。最高の記録は、10/29の放送で10/22にニコニコ技術部に投稿された動画が流れたことがある。

・御三家では放送当日の、しかも直前2~3時間前に投稿された動画ばかりを流しているので、カテゴリタグの中から新着で何個目までといった制限があると考えられる。

・世界の新着動画では最新の高画質動画の再生が弾かれることがある。生放送をみているだけでは確認できないが、視聴履歴をみると生放送で再生されない動画をときどき発見できる。弾かれた動画にコメントは加算されないが、再生数は加算される。これは上述の動画の先読みの時点で、再生扱いになっている模様。具体的な解像度、ビットレートの制限についての条件は不明。旧仕様の解像度800×600以下、ビットレート1Mbps以下なら比較的安全と思われる。

※主要なジャンルの中では特にアイドルマスターの高画質動画が制限にかかって弾かれることが多い。

※640x480、1670kbpsの動画は弾かれた。800×600、970.9kbpsの動画も弾かれたので、ここらへんがギリギリ境界線かもしれない。

※ユーザーニコ割、削除動画、非表示動画は弾かれる。削除動画の再生数は加算される。

ブラウザにおよぼす不具合 (Windows限定の話)

この放送はFlash Playerのプラグインにかなりの負荷を与えてしまうので、長時間視聴していると、プラグインだけで数百MBものメモリを消費してしまい、最後にはブラウザを巻き込んで落ちてしまうことがある。現に、世界の新着動画放送初日から「さっきIE/Firefoxが落ちた!」というコメントが相次いだ。

そこで、できるだけブラウザを落とさずに視聴したい場合、あのGoogleが作っているブラウザである「Google Chrome」で視聴するといいかもしれない。

Google Chromeは、ウインドウ上部の余白を右クリックしたメニューから「タスクマネージャ」を開くことができる。ここから、開いているそれぞれのタブやプラグインの使用メモリを知ることができ、しかもブラウザ全体ではなく、たとえばプラグインだけを強制終了することができる。また、万が一プラグインが落ちたとしても、ブラウザ全体が落ちてしまうことが少ないので面倒なことにならない。

そこで、Google Chromeを使って「世界の新着動画」を視聴し、たまにタスクマネージャでプラグインのメモリ使用量を確認をし、もしヤバい量になってきたらプラグインだけを強制終了させてリロードを行う、という手順を踏むことで、プラグインにのしかかっているメモリを手早く開放することができる。ただし、視聴覚室への再入室を伴うので、特に一般会員は定員オーバーの危険をはらんでいる点には注意が必要。

ちなみに、Google Chromeはインストール時に自動アップデートプログラムが常駐するが、それがイヤな場合は、ベースがほとんど一緒のオープンソースブラウザであるChrome Plusがおすすめ。解凍しただけで使えるし。

仕様上の問題点

世界の新着動画は参加者は1,000人以上と多く、またそのユーザーが全て同じ動画を同じタイミングで見ており、かつユーザーは自らその動画を見始めている訳ではない。以下の問題が発生する。

まず、生放送により発生するコメントは他の多数の視聴者が一覧から自らクリックして視聴し始めた動画と雰囲気が大幅に違う。運営によるコメントに対する反応、ニコ生プレイヤーによる動画読み込みエラーによる反応、前の動画と関連した反応は世界の新着動画のコメントの特徴である。

また、大量のユーザーがほぼ同じタイミングで同じ動画の位置にコメントを行うので、コメントが1ヶ所に集中する。 

上記の理由により、世界の新着動画独特の雰囲気のコメントが1ヶ所に大量に投稿され、元から動画に存在した自ら視聴し始めたユーザーのコメントが押し流されてしまう。

ニコニコ動画のプレイヤーには「世界の新着動画のコメントを表示しない」という設定があるが、プレイヤーが受信したコメントを非表示にするだけで、非表示にした上で一定のコメント数を再読み込みする訳ではない。よって、非表示設定をonにしても、自ら選んで視聴した時のコメントへの影響は避けられない。
また、外部ブログで使用されるプレイヤーにおいては「世界の新着動画のコメントを表示しない」機能が備わっておらず、このため世界の新着動画のコメントを非表示にするためには「コメント全てを非表示」にしなくてはならない。

特にカテゴリ違いやゲーム実況、続き物、生放送で流れるのが2回目の動画などでは元動画にまったく関係ないネガティブコメント、誹謗中傷で溢れかえるのが日常茶飯事である。

以上の特徴から、一部では「世界の荒らし動画」ともよばれている。
このサービスで紹介され、結果として「荒れて」しまい、動画を自ら削除してしまう動画投稿者も少なくない。
紹介されるのを拒否できる、もしくは紹介された際に起こる再生数の増加・コメントは動画に反映しない、などの対応を望む声も一部からは上がっている。

そういった声を受け、2009年の11月2日のニコニコニュースにて、「紹介拒否機能」の実装が検討されている、という発表が運営側から為された。
また、非推奨ながらも、カテゴリタグ未登録の動画は放送で紹介されない、という対処方も公式にアナウンスされた。

世界の新着動画に選ばれない方法

単純に、放送時間に非表示にする/カテゴリタグを外す といった対策法もあるが、世界の新着動画の新着動画の定義が不明であるので、何日前の動画まで対応をする必要が有るか判断が出来ない。詳しくは上記の仕様を参照。

さらに同じ動画が2日続けて流れたこともあるので、一度選ばれたから安心というものでもない。

もっとも確実な回避方法は、1.5Mbps以上の高画質・高ビットレート動画を投稿することである。

例として、上記されているように、アイドルマスターの高画質動画などが(意図せずに)よく除外されている。(しかし視聴履歴には残るので再生数だけは来場者数分増える)

世界の新着動画で受け入れられやすい動画

  • 出オチ、一発ネタなどネタ要素が強い動画
  • ハプニングを扱った動画
  • 再生時間があまり長くない動画
  • ニコニコ技術部

世界の新着動画でウケない動画

  • カテゴリが合ってない動画。
    「カテ違い」と断ぜられ、動画そのものを疎んじるコメントをされる事が多い。
  • 複数のカテゴリに該当しているような(「東方」の曲を「演奏してみた」など)動画。
    「これは御三家だろ」「いや、やってみた系でいいだろ」などと視聴者の間でよく揉める。
  • 音量が大きすぎたり、耳障りな音成分が多い動画。
    動画ごとに音量に差が出来るので、普段より視聴者が音の大きさややかましさに敏感になってしまう。
  • 映像、音源の丸上げ動画。ただし、ネタ要素が強いと化ける。
  • 動画冒頭の説明や前置きが長く、なかなか始まらない動画。
    30秒で視聴を継続するかどうかを判定しなければならないので、前置きが長いと内容を把握できないまま継続拒否の判定をせざるを得なくなってしまう。しかし、動画の再生が中断される寸前に本編が始まって実は面白そうな動画であったことが判明することもあり、「ああああああああああああ」のコメントで画面が埋め尽くされることも。
  • 実況プレイ動画や作業用BGM、続き物など、世界の新着動画や生放送と相性が悪い動画。
    「長時間かけてじっくり視聴する」タイプの動画は生放送で視聴するには向いていないため。また、続き物は途中から見ても仕方がないため。
  • 平均レベルかそれ以下の「歌ってみた」動画。
    「ズコー」などの定型コメントのネタにされやすい。しかし、上手い場合はネタ抜きで評価される場合も。
  • 女性向け動画・腐向け動画
    視聴者層の中心層とずれているため。いわゆる女性向けとされる作品を題材にしていると無条件で叩かれる傾向がある。

用語

完走
動画がアンケートで常に50%以上の「はい」を取り続けて最後まで再生されること。→世界の新着動画完走組
逃げ切り
アンケートを取られることなく最後まで再生されること。60秒以内の短い動画で発生する。
公開処刑
こちらの動画が動画の趣旨とは別の意味で非常に好評だったため、ある意味褒め言葉として使われはじめた。やってみた系の動画で使われることが多い。大百科も参照。
ディズる
動画が止まったときによく冗談で言われる。詳しくは大百科で。

関連動画

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • ニコニコ動画(9)
  • ニコニコ生放送
  • カテゴリグループ
  • 世界の新着動画完走組
  • 世界の新着動画スルーリンク
  • ニコニコ動画(9)の問題点

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最終更新:2025/12/11(木) 10:00

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