世界線とは、相対性理論などで提唱されている概念であり、「四次元時空の中である粒子が動く経路」のことである。
本来の意味から派生して、アニメ化もされたゲーム「シュタインズゲート」においては、世界の一つの可能性を表す用語として使われている。
世界線は無限に存在するが、世界はただひとつの世界線に必ず収束しており、別の世界が同時に存在することはない。また、世界線の近傍において、ある程度の揺らぎはすべて同じ未来に収束してしまう現象が起こる。つまり、どんな行動を起こしても結果が定められてしまい、そこから逃れることはできないものとされる。
世界線が移動する場合、前の世界は消えてなくなり、新たに世界が再構成される。その時、その世界の住人に世界線の移動を観測することはできない。ただし、岡部倫太郎にはリーディングシュタイナーと呼ばれる能力があり、唯一移動を観測することができる。またその場合、ダイバージェンスメーターという装置を用いることにより、元いた世界とどれぐらい異なる世界線にいるかがわかる。
上記「シュタインズゲート」での用法から転じて、「パラレルワールド」の同義語として使われることも多い(「パラレルワールド」の意味で使われることは「シュタインズゲート」以前からあったが、人気作品であったため普及に大きく貢献している)。
ただし、「パラレルワールド」は複数の世界が平行して存在していると解釈されるのが普通なので、厳密には同じものではない。
世界線に関するニコニコミュニティを紹介してください。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/12(金) 10:00
最終更新:2025/12/12(金) 10:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。