井上尚弥 単語


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井上尚弥(いのうえ・なおや)とは、神奈川県座間市出身の日本のプロボクサーである。
1993年4月10日生まれ。第33代WBC世界ライトフライ級王者。第17代WBO世界スーパーフライ級王者。国内最速世界王者。世界最速二階級制覇。弟はプロボクサーの井上拓真。ニックネームは「怪物」 「キッズ育成の最高傑作」

概要

プロキャリア

プロテストで当時の日本ライトフライ級王者黒田雅之(川崎新田)を終始圧倒し、B級ライセンス試験に合格。
プロデビュー戦は、10月2日に後楽園ホールにてOPBF東洋太平洋ミニマム級7位にランクされているクリソン・オマヤオ(フィリピン)と49キロ契約8回戦で対戦。答礼でのA級でのデビューは1987年の赤城武幸以来25年ぶり7人目で10代は初。試合は1回に右ボディーブローでダウンを奪い、4回に左ボディーブローを打ち込んでマットに沈め4回2分4秒KOで勝利。10代では初の8回戦デビューを白星で飾り、プロ転向からわずか3か月でOPBF東洋太平洋ライトフライ級10位にランクインし、日本ライトフライ級6位にもランクされた。
二戦目は世界ランカー三人にオファーを出すが、皮肉にも?「プロ二戦目の新人と聞いていたが話が違う」と断られ、タイ・ライトフライ級王者ガオプラチャン・チュワタナ(タイ)と50キロ契約8回戦で対戦。1回1分50秒KOで勝利。尚、次戦も日本王者含む世界ランカーに試合を断られる。
2013年4月16日、後楽園ホールにて日本ライトフライ級1位の佐野友樹(松田)とノンタイトル10回戦で対戦。試合は3回に右拳を故障するも左一本で佐野をほぼコントロールして、10回1分9秒TKO勝ちで下した。この勝利で日本ライトフライ級1位にランクされる。

スーパーフライ級へ転向

2014年11月6日、かねてからの減量苦によりスーパーフライ級への転向を発表。更に通算二十七度の王座防衛を誇る階級最強王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)への挑戦も発表された。ジョー小泉のブログによると、当初はWBA世界フライ級正規王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)と交渉していたが先行きが見えず、ナルバエスなら年末の日本でも行けるとアルゼンチン側から提案され、実現したら面白いとその話をしてみると「強い王者とやりたい」という井上親子の希望で実現したそうな。
 階級を代表する名王者への挑戦に「無謀」「まだ早い」などの声もあったが(ちなみに海外ブックメーカーサイトでは井上有利と出ていた)、2014年12月30日、東京体育館にてWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエスと対戦。プロアマ通じてダウン経験なしの不倒の男に対し、1回額への右打ち下ろしからガード越しの右ストレートでダウンさせると、テンプルを掠める左フックで二度目のダウンを奪う。 2回には芸術的な左フックでダウンを奪い、更に左ボディでダウンを奪うとテンカウント。「怪物」としか形容しようのない2回3分1秒の圧勝劇で、ポール・ウェアーの9戦を上回る世界最速となる8戦目での2階級制覇を達成した。尚この勝利が評価され米国のボクシングサイト「ボクシング・シーン・ドットコム」「セコンド・アウト・ドットコム」「ファイト・ニュース・ドットコム」の2014年度ファイター・オブ・ジ・イヤー(年間最高選手)に選ばれ、2015年1月6日、後楽園飯店で行われた2014年の日本ボクシング年間表彰選手選考会に於いて、最優秀選手賞とKO賞に選出。上述のナルバエス戦が年間最高試合に選出されるなど具志堅用高(78・79年)高橋ナオト(89年)以来の3冠を達成した。

2015年12月29日、同級一位ワルリト・パレナス(フィリピン)と約一年振りとなる初防衛戦。ガードの上からなぎ倒す右でダウンを奪うと、そのまま攻め込み2R1分20秒TKO勝ちを収めた。試合後、ナルバエス戦の負傷により三月に右拳の手術をしていたことを告白した。

2016年初戦は同級二位のデビット・カルモナ(メキシコ)との指名戦となる予定で、ナルバエスとの再戦オプションもまだ消化されていない。その後は他団体王者との統一戦、又はボクシングの本場ラスベガスや、ボクシング人気が目覚ましい英国での防衛戦が期待されている。そして2017年にはローマン・ゴンサレスとのスーパーファイトを……。

井上尚弥へのコメント

アマチュア時代編

「泣きました」(田口良一が高校生の井上に2度ダウンを奪われ、3回途中で終了したスパーについて後に。尚、田口は日本王者として井上の挑戦を受ける)
「史上最強の高校生がいるって聞いて、史上最強って~、と思って観に行ったら、ほんとに史上最強でした」(ロンドン五輪ミドル級金メダリスト村田諒太)
「将来、この選手に引導を渡されるのなら”アリ”だなと思っていた」(ロンドン五輪フライ級日本代表須佐勝明)

ライトフライ時代編

「採点を振るなら八重樫が負けている。井上はデビュー戦が終わってから凄く伸びている」(プロ二戦目前に八重樫とのスパーをみて大橋会長が)
「(井岡一翔と比べては?という問いに)持っているものが違う」(プロ二戦目前。同門でWBC世界フライ級王者となる八重樫東から)
「噂以上。笑ってしまうくらい強かった」(プロ二戦目前。元WBA世界スーパーフライ級王者名城信夫がダウン寸前まで圧倒され)
「とにかく『強い』としか言いようがないです。駆け引きや間の取り方がうまく、引き出しの数も多いので対応できない……」「やるなら今。まだ伸びしろがあるので、来年か再来年には、もっとバケモノになっているはず」(三戦目後に佐野友樹)
「緩急やフェイントの掛け方が自然でものすごく上手い。訳が分からなくなるくらいで……。ボディが効かされて心が折れかけました」(プロ三戦目後。全日本選手権ライトフライ級優勝柏崎刀翔が)

「スパーリングした時の方が、パンチが強かった気がします」(日本王座戦後に田口良一)
「手を合わせた選手の中では一番。すべてのレベルが高い。次も問題ないでしょう」(アドリアン・エルナンデスとの世界戦前に赤穂亮から)
「左フックが一番効いた。非常にスピードがあって上手にパンチを躱す選手だ」(WBC世界ライトフライ級王座戦後にエルナンデス)
「尚弥は(減量で)実力の半分も出せていない」(エルナンデス相手の戴冠試合後も含め、大橋ジム関係者が事あるごとに。スーパーフライ級への転向で事実であると証明される)
「スパーが強いと聞いていたけど、初日でKOしちゃうなんてね」(2014年6月にスパー相手として呼んだロッキー・フェンテスをボディでKOし、後に大橋会長が苦笑いをして)
「ここ一年くらいはスパーをしてないけど、もう、すべてが違う。特にパンチ力が断トツ」(ナルバエス戦後ボクシングマガジン三月号の井上特集で日本ライトフライ級王者村中優が)
「ストッキングに石を詰めて殴られているイメージです」(上述の特集で黒田雅之が)

スーパーフライ時代編

 「ナオはいま日本で一番強いボクサー。(スパー用に招聘した比人パートナーが)みんなあそこに行きたくないと話しているよ」「(世界挑戦が可能なら)スーパーフライでもいいけど、ナオとはやりたくない」(ナルバエス対策に呼ばれた元WBCフライ級王者マルコム・ツニャカオがスパー後に)
「ベルトを返せ!オマールがあんなに倒されるわけがない!グローブに何か入れているだろう」(ナルバエス戦後、井上のパンチ力が信じられないナルバエス陣営)
「ドネアよりも強かった。歴史的なチャンピオンになれると思う」「1ラウンド目からパンチ力に驚いた。本当に強かった。もっと上の階級のパンチ力だった」(2RKOで倒されたオマール・ナルバエス)
「すごいよ。素晴らしいね。スピードが違う。あとは、ハートがいい。ボクを抜いていいよ」(ナルバエス戦後に13度の連続防衛国内記録を持つ具志堅用高が)
「スピードがすごくて、圧倒された。この階級のスピードじゃない。もっと軽い階級の速さ。(決着が)早すぎました」(初防衛戦後にワルリト・パレナス)

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