\ 祝 ! 開 業 1 5 周 年 /
■今里筋線とは、井高野駅と今里駅を結ぶ大阪市高速電気軌道(OsakaMetro)の路線である。
便宜上、今里筋線の延伸部における社会実験としてBRTで運行されるいまざとライナーについても当記事で解説する。
| 路線データ | |
|---|---|
| 路線総延長 | 11.9km(実キロ・営業キロ) |
| 駅数 | 11 |
| 軌間 | 1435mm |
| 複線区間 | 全線複線 |
| 電化方式 | 直流 1500V (架空電車線方式) |
| ラインカラー | (柑子色(ゴールデンオレンジ)) |
| 駅ナンバリング | I(Imazatosuji) |
大阪市東淀川区の井高野駅から大阪東部を通り東成区の今里駅を結ぶ。道中、大阪市をはみ出して守口市内を通過している。
この路線は開業当時の大阪市営地下鉄としては初の淀川を潜る路線である(同じく淀川を超える御堂筋線は「高架で跨いでいる」)。また、路線名の通り今里筋の下を通っている(一部国道の下を通っている箇所あり)。なお、大阪市高速電気軌道で唯一大阪環状線の内側を通らない路線であり、御堂筋線と直接乗り換えできない地下鉄路線としても唯一である。
2006年12月24日に開業。当時の大阪市営地下鉄で一番新しい路線である。
使用車両は長堀鶴見緑地線につぐ、鉄輪式リニアモーター式ミニ地下鉄を使用している。勿論、利用者が大阪市高速電気軌道の中で一番いないのでワンマン運転である。
一番後年に開業した事もあって、安全面では大阪市高速電気軌道の中でバリアフリー化が進んでいる路線でもある。開業当初より大阪市営地下鉄では初となる可動式ホーム柵を採用しており、オストメイト対応トイレや大型エレベーターの整備も当初から行われている。
その他の特徴として、駅の出入り口にオレンジ色の巨大なゲートが設置されている。他線の駅出入り口と比べてかなり派手な代物であり、否が応でも街中では非常に目立つ。
路線が大阪環状線に向かわないこともあり、営業係数が唯一200を越えると言うOsaka Metroの一番の赤字路線となってしまっている。2013年には減便が行われることに。
この減便により余剰になった車両1編成は2019年に長堀鶴見緑地線の増発に転用されており、同じ赤字路線でもかなりの格差がある。
現在今里筋線では、今里筋の終端までの今里-湯里六丁目(東住吉区)の延長が南側の延伸計画として存在している。しかし採算の見込みがないと、計画は凍結されていた。
その後民営化の際に、BRTによって延伸区間の需要喚起・創出を検証する社会実験を求められたため、2019年4月1日より5年の期間を設けて運行されている。なおBRTではあるが、バス専用道などの設置はない。大阪市高速電気軌道が運営を行うが、実際の運行は大阪シティバス(旧:大阪市営バス)に委託されている。なお、これによりバス事業と分離したはずの大阪市高速電気軌道が、バス路線の運営を行う結果となっている。
運行路線は当初の延伸区間を含む神路公園-長居西二丁目と、杭全(東住吉区)で分岐し天王寺駅へ接続する神路公園-あべの橋の2ルートが設定されている。地下鉄の各接続駅(今里駅・長居駅・天王寺駅)ではサインにも乗換案内が掲示されており、利用客の誘導を図っている。
なお、今里筋線では北側の井高野-正雀(摂津市・吹田市)-岸辺(吹田市)にも延伸計画が存在するが、こちらには現在のところ進展は見られない。
殆どが井高野-今里間の全線運行だが朝夕や深夜時のみ清水行きがある。
1時間に11-15本、昼間時が1時間に6本(おおむね10分毎)、土曜・休日は朝夕時が9-10本、昼間時6本(おおむね10分毎)。また、井高野-清水の区間列車は平日で午前7本、午後7本、土曜・休日で午前4本、午後4本運転されている。さらに今里-清水の区間列車が、平日・土休日共に最終電車として1本運転されている。
なお、清水駅には車両基地(鶴見緑地北車庫)がある。入線動画もあるので下記の動画を参照。
※太子橋今市駅施設の大部分は守口市内にある
| 大阪市高速電気軌道・ニュートラム | ||
|---|---|---|
御堂筋線 |
谷町線 |
四つ橋線 |
中央線 |
千日前線 |
堺筋線 |
長堀鶴見緑地線 |
今里筋線 |
南港ポートタウン線 |
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最終更新:2025/12/06(土) 23:00
最終更新:2025/12/06(土) 23:00
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