令和のダラさん 単語


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レイワノダラサン

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見れば障り

穢せば祟る

正確な文献も無く

町の古い家系に口伝が
僅かに残るのみだが

確かに息づく

それの正体は…

令和のダラさんとは、ともつか治臣による漫画作品である。

本作は、2021年11月20日から連載中の「Twitter漫画版」と、2022年3月30日から連載開始した「ComicWalker版」の2種類が並行して存在している。本稿では両作品について取り扱う。

概要

ComicWalker版


令和のダラさん
漫画(ComicWalker版)
作者 ともつか治臣
出版社 KADOKAWA
掲載 ComicWalker
掲載期間 2022年3月30日 - 連載中
巻数 既刊1巻(2022年11月時点)
漫画・アニメテンプレート

姦姦蛇螺カンカンダラをモチーフとした怪異「屋跨斑ヤマタギマダラ」と、それに遭遇した「三十木谷みそぎや姉弟」との出来事を描いたホラーギャグ漫画。

本来ホラー漫画であれば人間を恐怖に陥れるはずの屋跨斑だが、相対する三十木谷姉弟のあまりの"逸般人"っぷりに、屋跨斑が常識人ポジションに回らざるを得なくなるのが、ギャグ漫画となってしまった本作の骨子である。

もともとはTwitter漫画版(後述)として連載している作品だが、2022年3月30日よりComicWalkerにて、正式バージョンという扱いで加筆・修正されたものが改めて連載されている。

コミックスは、2022年11月時点で既刊1巻。MFコミックスレーベルにて発売中。

2022年、ニコニコ漫画とダ・ヴィンチが共催する漫画賞「次にくるマンガ大賞」の2022年版にて、Webマンガ部門に本作がノミネート。結果として14位を受賞した。

同年12月27日、ニコニコ漫画の年間ランキングベスト100にて、公式マンガ部門9位を受賞した[1]

2023年2月24日、YouTubeのKADOKAWAanimeチャンネルにて、本作の15秒CM、並びにボイスコミックが配信された[2]

Twitter漫画版

2021年11月20日からTwitter上で連載しているバージョン。

前述のComicWalker版が1話から再スタートして以降は、両作品ともに並行して連載が続けられている。登場人物や設定などは一部を除いてComicWalker版と共通。

両作品の違い

Twitter漫画版では、怪異が明示的に「姦姦蛇螺」であると描写されているが、ComicWalker版では版権的な都合上その名前を使用せず、「屋跨斑」と改名されている。そのため、自身の名を名乗る第1話をメインに、愛称が「ダラさん」に至るまでのストーリーなどが細かく異なる。

主な登場人物

屋跨斑ヤマタギマダラ

CV:ファイルーズあい(ボイスコミック版)

他の呼び名としては「オマタギサマ」「マダラサマ」「マダラゴゼン」など数多が存在する。上半身は3対6本の腕を持った人間の巫女、下半身は家屋を跨ぐほど長大な斑模様の蛇体、という異様の怪異。呼び名はいずれもその外観から付けられたもの。

もともとは、古くに存在した「跨斑ヤマタギマダラ」という蛇の山神と、それを退治しに訪れた人間の巫女、という別々の存在だったが、とある出来事により巫女は怨霊と化し、山神と融合することで半人半蛇の怪異となった。山神と巫女は互いに主導権を奪い合ったが、最終的に巫女側が主人格に落ち着いた。その後は幾分か人としての冷静さを取り戻しており、祭られた祠のある山から現代社会を観察している。とある豪雨の晩に土砂崩れで祠が壊れ、それが契機となって三十木谷姉弟と出会う。

怪異であるにも関わらず、本作における常識人ポジションの筆頭格。姿を見てもなおマイペースさを全く崩さない三十木谷姉弟に、終始ツッコミに回らされている。

三十木谷みそぎやかおる

CV:寿美菜子(ボイスコミック版)

全体的に色素の薄い体色・体毛をしており、プラチナブロンドの長い髪にそばかすがトレードマーク。服装はワンピース系が多い。

三十木谷姉弟の長女…もとい長男であり、弟の方。小学生にして男の娘。「病魔に大切な存在だと気付かれぬように女装をしている?」…などと屋跨斑は考えているようだが、実際のところは…?

本作における"逸般人"その1。屋跨斑を恐れる気配すら見せず、むしろ一糸まとわぬその裸体に欲情したりノートにスケッチしたりと、かなりの変態度合いを見せる。

三十木谷みそぎや日向ひなた

CV:豊崎愛生(ボイスコミック版)

短いボサボサの癖っ毛と凛々しい顔立ちが特徴。服装は動きやすいラフなパンツスタイルが多い。

三十木谷姉弟の長男…もとい長女であり、姉の方。セーラー服姿でもなお醸し出されるイケメン具合は、さぞかし女子にモテるのではないかと思わせる。

本作における"逸般人"その2。弟同様に屋跨斑を全く恐れず、そこらの通行人と世間話でもするかのようなノリで接する。大雑把でぐうたらな性格の持ち主。霊感が強く、姿を消している屋跨斑の姿をも見つけることができる模様。

三十木谷家のおじいちゃん

薫と日向の祖父。三十木谷家は古くから祠のある山の守人を務めており、口伝で屋跨斑がいかに恐ろしい存在か聞かされているため、孫たちには山に近付かないよう常々言い含めている。土砂崩れで祠が壊れた際には、屋跨斑の存在を近くに感じ取り怯えていた。

本作における常識人ポジションのひとり。屋跨斑を畏怖する"ホラーであれば"正当な役回りだが、作品のムードが全体的にギャグであるため、そのリアクションがシリアスな笑いに終始しているキャラクター。

ニコニコ漫画

ComicWalker版

Twitter漫画版

関連静画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連リンク

関連項目

  • 漫画 / 漫画作品一覧
  • ComicWalker / ニコニコ漫画 / Twitter
  • ギャグ
  • 姦姦蛇螺
  • 常識人 / 逸般人 / 男の娘 / ボーイッシュ

脚注

  1. *ニコニコ漫画 年間ランキング2022 発表!公式・ユーザーの部門別ベスト100を公開! | ニコニコニュース
  2. *「令和のダラさん」ボイスコミックにファイルーズあい、豊崎愛生、寿美菜子 | ニコニコニュース
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