スカイライダー 単語


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カメンライダーシン

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スカイライダーとは、1979年から1980年にかけて放送された、仮面ライダーシリーズ第6作目である。(全54話)
正式タイトルは「仮面ライダー」であるが、第1作目との区別をしやすくするため、「仮面ライダー(新)」または「仮面ライダー(スカイライダー)」と表記されることが多い。

概要

1971年の第1作「仮面ライダー」から始まり、70年代序盤から中盤にかけての第二次怪獣ブーム(変身ブーム)を牽引する役割を担った仮面ライダーシリーズは、1975年の第5作「仮面ライダーストロンガー」を持って終了し、その役割を終えた。
以後の東映はポスト「仮面ライダー」を模索しつつ意欲作を次々と発表したものの、決定打と呼べる作品を提示することが出来ずにいた。
そんなお寒い状況であった1977~78年、時代を動かす2つの作品が日本全国を席巻することになる。それが劇場版「宇宙戦艦ヤマト」と「スターウォーズ」である。共に大人気を博した両作品の影響により、日本には一大SFブームが巻き起こる。
その流れの中で、かつての特撮ヒーロー作品が再び注目を集めることになる。今回の現象の特筆事項は、ブームが子供の間だけではなく、かつての第一次・第二次怪獣ブームを体験した大人が、大人の視点から作品の評価を行うようになったと言う点である。
そんな時流の勢いに乗り、ウルトラシリーズを生み出した円谷プロは、79年の春から初のアニメ版ウルトラマン「ザ☆ウルトラマン」の放送を開始、東映も75年から77年にかけて放送され人気を博した「秘密戦隊ゴレンジャー」をベースに、「バトルフィーバーJ」の放送を開始するなど、過去作を現代的に翻案した形での新作を順次放送し始めた。
そして79年の10月5日から放送された、東映を代表する特撮ヒーロー・「仮面ライダー」シリーズの最新作が本作である。

本作は企画当初から「原点回帰」を掲げられており(企画当初は「仮面ライダー0号」という呼称も使用されていたという)、新ライダーのデザインも原点たる仮面ライダー1号、2号と同じくバッタ(イナゴ)をモチーフにデザインされ、敵怪人もかつてのショッカー怪人的な、動植物をモチーフにしたシンプルな設定となり、ストーリーも第1作当初のようなハード志向のアクションドラマが目指されることになった。
その一方、歴代ライダーとの差別化を企図した新ライダー独自の能力として、飛行能力「セイリングジャンプ」と、専用オートバイで障害物を破壊する大技「ライダーブレイク」が設定された。セイリングジャンプによる飛行シーンには「東通ecgシステム」によるビデオ合成が使用され、当時としてはクオリティの高い映像が作られた。この「空を飛べる仮面ライダー」という設定から、8人目の新ライダーは「スカイライダー」の名称を与えられることになる。
スタッフ陣はプロデューサーに平山亨、メイン監督に山田稔、メインライターは伊上勝、音楽に菊池俊輔、そして殺陣は大野剣友会と、いわゆる第一期ライダーシリーズを支えた人員がそのまま参加する形となった。
そして主役俳優に関しては、大々的な一般公募オーディションが開かれ、3786名の参加者の中から、当時まだ大学生であった村上弘明が主役の座を見事に射止める。
さらに本作放送開始の一ヶ月前・79年9月8日には、かつての第一期ライダーシリーズで立花藤兵衛を演じてきた小林昭二を招いての特番「不滅の仮面ライダースペシャル」が放送され、歴代作品や歴代ライダーと共に、新番組である本作が紹介された。

まさに鳴り物入りで放送開始された本作は、前述の通り「原点回帰」を全体のテーマに掲げ、ストーリーからキャラクター性に至るまで、一貫して「本郷猛の仮面ライダー」への立ち返りが図られることになった。「ヒーローであるライダーも敵怪人も、所詮は同じ改造人間」という皮肉を物語内でさりげなく消化した2話や、改造人間になりながら自我を取り戻した故の悲劇を描いた4話など、内容的にもハードなものが序盤には頻出している。その一方で新要素であるセイリングジャンプやライダーブレイクなども毎回披露され、バイクチェイスを含めたアクションシーンは迫力のあるものに仕上がっている。
しかし世間的には既に「明るいヒーロー」として認識されていた仮面ライダーを、第1作初期の「怪奇アクションドラマ」志向で作ることについて、次第に無理が生じてくることになる。話のハードさは地味さとして受け取られるようになり、新機軸のセイリングジャンプやライダーブレイクもストーリー上で十分に生かされていたとは言いがたく、このような様々な要因が重なったのか、視聴率は低くはなかったものの伸び悩んでしまう。
そのため早い時期から既に番組後半に向けての強化案がいくつか出され、その中にはスカイライダーを劇中で殺し、9人目のライダー「仮面ライダーV9」を登場させるという思い切った案などもあったが、さすがにそれは実施されなかったものの、様々な番組強化策が施されることになる。

主人公の活動拠点をハングライダークラブから喫茶店「ブランカ」に移し、レギュラーキャラクターも一新して、より活動的なイメージが強調されることになった。また敵であるネオショッカー側も、軍人的なイメージの強かった初代大幹部・ゼネラルモンスターから、新たに二代目の大幹部・魔神提督に交代させ、ネオショッカーの実行する作戦も都市破壊や建築物破壊など、より直接的でわかりやすいものに変容させていった。
アクション面においてはセイリングジャンプとライダーブレイクと言う、初期の新要素を封印し、オーソドックスなスタイルでのアクションに落ち着かせる形となった。これは先述の通り、この2つの要素を話の中に組み込むのが難しかったと言うのも理由の1つとされる。
そして最大の強化策は「歴代仮面ライダーの共演」である。20・21話のストロンガーを皮切りに、23話のV3、26話のX、ライダーマンと、歴代ライダーとスカイライダーとの共闘が連続して描かれることになり、ストーリーの盛り上げに貢献した。
それら強化策の集大成として、28話にて歴代ライダーとの特訓によりパワーアップを遂げたスカイライダーは、より明るい体色へとスタイルを一新し、見た目にも派手で陽性な雰囲気を生み出すことに成功した。この強化版スカイライダーに関しては、テレビ本編よりも先に劇場版「8人ライダー対銀河王」において初めて披露されたことも話題となった。この劇場版自体も原作者・石ノ森章太郎自身が総監督を務め、同時期の他の東映特撮ヒーローの劇場版と比較してもかなりの予算が組まれたらしく、質の高い内容に仕上がっている。

それ以外に、伊上勝から江連卓へのメインライター交代、歴代仮面ライダーの素顔での客演、コミカルな脇役ヒーロー・がんがんじいの登場と活躍、「怪談シリーズ」と銘打たれた怪奇色の強い作品群の発表など、様々な要素を盛り込み続け、これら積極的な番組改善策と主演の村上弘明の演技力向上もあってレギュラーメンバーの個性も徐々に定着し、次第に本作独自の魅力を発揮するようになる。
それでも視聴率に関しては、前半よりは上昇したものの期待通りの成果は得られなかったが(尤もここで言う「期待通りの成果」とは、ライダーシリーズ絶頂期の視聴率のことでもあるため、後続作である本作にそれを求めるのは酷ではある)、放送期間は当初の予定より若干延長し、全54話という、第1作を除けば最長の話数を数えて終了することとなった(本作自体をさらに延長すると言う話もあったようだが、主演の村上のスケジュール調整がつかず終了の運びとなった)。
そしてライダーシリーズそのものは、次作「仮面ライダースーパー1」に引き継がれることになる。

あらすじ

城北大学の大学生・筑波洋は、所属しているハングライダークラブでの飛行練習中、怪しいバイクの一団に追われている一台の自動車を発見する。成り行きでその自動車を助けた洋だが、そこには人間改造工学の権威である志度博士が乗っていた。
博士は語る。自分を追ってきた一団は、人口抑制と世界征服を企む悪の秘密結社「ネオショッカー」であり、自分はそこから脱走してきたと。洋は博士を守って奮戦するが、現れたネオショッカーの改造人間・ガメレオジンによって瀕死の重傷を負ってしまう。
洋を救いたい一心で志度博士は敢えてネオショッカーに戻り、洋に改造手術を執行。洋は改造人間として蘇った。
改造人間としての力でガメレオジンを撃破し、博士と共に脱出した洋は、自分の改造人間としての力を使って、人類の自由を守るためにネオショッカーと戦うことを決意する。その雄々しい姿にかつて世界を悪の手から守り抜いた戦士たちの面影を見た志度博士は、彼を「仮面ライダー」と命名。新たなる仮面ライダーとネオショッカーとの長い死闘が始まる。

空翔ける戦士 スカイライダー

志度博士によって改造手術を受けた青年・筑波洋が変身する改造人間本来の姿であり、新たな「仮面ライダー」である。改造人間となったことを嘆いたり苦悩することもなく、自分に備わった力を悪の秘密結社・ネオショッカーを倒すために使うことを決意するその雄姿に、かつて世界を幾度となく救った仮面の戦士の姿を見た志度博士によって命名された。
基本的には掛け声(当初は「変身!」、35話より「スカイ!変身!」)と共に特定のポーズを取ることで、変身ベルト「トルネード」が体外に装着され、ベルトの風車部から風力エネルギーを取り込んで変身を完了する。1話では変身する方法を知らなかったものの、アリコマンドとの格闘中に取ったアクションが偶然にも変身ポーズそのものになっていたため、初変身を果たすことが出来た。ただポーズを取らずとも掛け声だけで変身したり(52話、劇場版)、掛け声すら出さずに変身できたり(15話、31話など)、簡易的なポーズのみで変身する(30話)ことも可能。また風力エネルギーを必要とする割には、水中での変身もできる(6話、20話)。
能力面における最大の特徴は、腰に装着された重力低減装置を用いて、「セイリングジャンプ」と呼ばれる滑空飛行を行うことが出来る点である。飛行時の速度は時速800kmであり、飛行の際は首のマフラーが自分の身長ほどに伸び、安定翼の役目を果たす。
バッタ(イナゴ)をモチーフとした改造人間であるため、かつてのライダー1号・2号と同様に脚力に優れ、垂直跳びで30m、幅跳びで100m、走り幅跳びでは350mという能力を備え、重力低減装置を併用した場合は、単なる垂直跳びでも実に200mもの高空に到達することが可能となる。
敵との格闘においてはオーソドックスな格闘スタイルで臨むが、キック主体の戦法を挑むことが多い。敵怪人に止めを刺すときの必殺技も、スカイキックを初めとした蹴り技がほとんどであった。アリコマンドが使用している武器を奪って利用することも見られた。
28話において、先輩である7人ライダーとの特訓、そして7人からのエネルギー電流を受け取ることでパワーアップを果たし、体色がライトグリーンを主体とした明るい配色となる。さらに99種類の技と百万馬力の力を会得し、数々の技を用いて強力な怪人と相対することになる。
アブンガーの調査によれば、1日に消費するエネルギー量は10万カロリー、一度のスカイキックで消費するエネルギーは2万カロリーとのこと。
ネオショッカー大首領との最終決戦において8人ライダーのエネルギーを結集する形でセイリングジャンプを敢行、大首領の動きを封じた上で、7人ライダーと共に宇宙へ飛び、大首領と運命を共にした…と思われていたが、次作「仮面ライダースーパー1」の劇場版では7人ライダーと共に健在な姿を見せた。

担当スーツアクターの中屋敷鉄也(現・中屋敷哲也)は、ライダーマン以外の歴代ライダーをすべて演じた経験があり、本作でもその経験を存分に生かして円熟したライダーアクションを披露した、元祖・ミスター仮面ライダーである。本人もこの時期が一番自分の思うとおりに演じられたと、後に語っている。
余談だが9話ではコブランジンの変身態として素顔で出演しており、筑波洋を演じる村上弘明と格闘(つまり「ライダー対ライダー」)を演じている。

主な必殺技

  • セイリングジャンプ
    重力低減装置を使用しての滑空飛行能力。最大速度は時速800kmで、他の人物を背中に乗せての飛行も可能。主に索敵や調査の場合に使用され、怪人との戦闘の際に使われることは稀であった。
    2クール目に入った時点で使用されなくなるが、強化後も使えなくなったわけではなく、49話では宇宙ロケットからの脱出時に使用した旨を本人が述べており、最終話では8人ライダー合同でセイリングジャンプを実行した。
    (よく「色が変わったためにバンク映像が使えなくなったから飛ばなくなった」と言われることがあるが、実際には上記の通りパワーアップ前の14話から使用されなくなっている。ただしバンク映像に関しては、その映像を作成するのに必要なecgシステムの使用料が非常に高額であったこと、また当時は機材そのものが国内になく、映像素材をアメリカに空輸する必要があったため、その辺の手間も考慮して新規のバンク映像は撮影されなかったものと思われる。)

  • スカイキック
    スカイライダーの得意技であり必殺技。バッタ(イナゴ)をモチーフとした脚力を生かし、最大200mの高空へ跳躍後、空中前方宙返りからキックを繰り出す。足のファイティングシューズにより威力が倍化されており、数多くの怪人を葬った技であるが、16話でのネオショッカー側の分析によれば、パワーは500kg程度らしい。
    一度使うとエネルギーを全放出してしまい、使用直後の0.5秒間はまったくの無防備状態になってしまうのが最大の弱点である。アブンガーにその弱点をつかれ、窮地に陥ることもあった。
    なお特訓に次ぐ特訓を重ねれば、アリコマンドでもスカイキックと同等の威力のキック技を習得することが可能らしく、さらにはアブンガーも平然と「アブンガースカイキック」を使用していた。

  • ライダーブレイク
    愛車・スカイターボを使っての体当たり攻撃。スカイターボ前輪部に装備された高振動発生装置R=H=Vを使用することで前輪を硬質化させ、ウイリー走行の状態で障害物に突撃し破砕する。
    あくまで障害物を破砕するためにのみ使用しており、敵怪人に対して使ったことは一度もなかった。派生技として、18話で送電線を切る際に使用したスカイターボジャンプ、40話で空飛ぶオカッパ法師を叩き落したスカイターボアタックがある。

  • 大回転スカイキック
    スカイキックを弾くほどの頑健な装甲を持つ強敵・サイダンプを打倒するため、ストロンガーとの共同特訓の末に編み出した必殺技。
    空中での前方宙返りを複数回繰り返し、蹴り足に遠心力を加えて威力を増大させて放つ。サイダンプとの再戦では回転数が足りずに二度放っても通用しなかったが、さらに回転数を上げた三度目の攻撃でようやく倒すことが出来た。
    27話では7人ライダーの攻撃によって満身創痍の状態となったネオショッカー戦車に最後の一撃を加える際に使用しており、この時は失敗することなく一撃で完全に破壊している。

  • スカイドリル
    腕の一部をドリルのように回転させて壁などを粉砕する。初使用時の22話ではかなりの激痛を伴ったようで、うめき声を上げながら使っていたが、後に27話や49話で使用した時は平然と使っている。
    敵怪人に対して使用されたことは一度もない。

  • 三点ドロップ
    空中で敵の両手と両足とを同時に抑え込み、敵をえび反りにした状態で背中に足をかけ、敵の体を押し出すような体勢のまま落下、地面に激突させる荒業。
    強化したスカイライダーの初の決め技であり、強化前はまったく歯が立たなかった強力怪人・グランバザーミーを倒した技でもある。

  • 槍渡り陽炎の術
    劇中で初めて明言された「スカイライダー・99の技の1つ」。自分の体重をゼロにして敵の持つ槍の上に乗り、槍を使用不能にする忍術。
    「特訓に次ぐ特訓で会得した」技とされ、槍の達人である黄金ジャガーの攻撃を封じるために使用した。

  • スカイフライングソーサー
    空中で体を大の字に広げ、そのまま側転のように回転を繰り返し、威力を高めたキックを放つ99の技の1つ。
    一度しか使用されないことの多い99の技の中では珍しく、42話のゾンビーダ戦と50話のタガメラス戦とで2回使用されている。

  • スカイダブルキック
    敵が放ってきたキックに自分のキックをぶつけ、その反動を利用して空中で反転、再度の蹴りを放つ技。仮面ライダーV3が得意としていた「V3反転キック」と同じような技である。

スカイターボ

スカイライダーの専用オートバイであり、筑波洋が常用しているバイクが、ライダーへの変身、または「スカイターボ!」のコールに合わせて変形する(変形プロセスは23話で披露)。
ジェット噴射機構を備えており、それを併用することにより最高速度マッハ1.2という歴代ライダーマシン最高のスピードを出すことが出来る。前輪部に搭載された高振動発生装置を使って前輪を硬質化させ、障害物に体当たりして破壊するライダーブレイクが必殺技。
かなりの衝撃にも耐えられるほどの頑丈さを誇り、傾斜角90度ほどの壁を走破することも可能。また直接の描写はなかったものの、水中の走行もできるらしい。スカイライダーの脳波コントロールによる自動操縦が可能。
劇中では2話より登場し、13話から走行時の効果音が若干変更された。

主な登場人物

筑波洋/仮面ライダー(スカイライダー) (演:村上弘明)
スカイライダーに変身する青年。城北大学の学生でハングライダークラブに所属していた。
偶然からネオショッカーを脱走した志度博士に遭遇し、博士を追ってきた怪人・ガメレオジンによって瀕死の重傷を負わされてしまうが、洋を助けたい一心の志度博士に改造手術を施され、改造人間として復活。自分に備わった力を持って、憎むべき悪=ネオショッカーを倒すために戦うことを決意する。
基本的には明るく心優しい、それでいて勇敢という理想的な性格をしており、改造人間となった自分の体に苦悩することは一切なく(戸惑うことはあった)、悪と戦える力を自分に与えてくれたとして、志度博士に逆に感謝するなど前向きな性格の持ち主でもある。見ず知らずの志度博士を救うために奔走したことからもわかるとおり、元から正義感が非常に強い。子供好きの面もあり、ブランカに出入りしているシゲルを弟のように可愛がっている。
ハングライダークラブに所属していたこともあって、ハングライダーは得意。これがセイリングジャンプ時のバランス調整等を容易に行うことが出来た要因と思われる。見た目は優男ではあるが、空手の世界チャンピオンである三好良一に直接教えを受けていたこともあり、格闘能力も非常に高い。いざと言う時の判断力も高く、幾度となく危機的状況に追い込まれながらも、機転を利かせて脱出したり一発逆転の活路を開くこともあった。
初期は学生的な地味な服装であったが、パワーアップを果たしたあたりから次第に活動的なファッションになり、言動も熱血漢の側面が色濃く打ち出されるようになる(「貴様ら人間の敵だ!許さん!」など)。マンションで1人暮らしをしており、つがいのハムスターを飼っている模様。バイク搭乗時やハングライダー使用時に使うヘルメットは、後頭部に「Hiroshi」と書き込まれている。
家族は1話の時点で「3年前に両親と妹を事故でいっぺんに亡くした」と説明していたが、実は父親は高名な科学者であり、ネオショッカーへの参画を拒んだために妻ともども事故に見せかけて殺されていた。しかし終盤52話において、実際には洋の両親は生きていたことが判明する(妹の存在はなかったことにされており、さらに劇中時間でネオショッカーとの戦いが開始してから1年以上が経過しているにもかかわらず、52話の時点で「両親が死んでもう3年」というセリフがあったりと、設定のズレが見られる)。

演じた村上弘明は本作が俳優としての本格デビュー。大学生であった彼は演技の勉強はほとんどしておらず、さらにはオートバイの免許も持っていなかったため、撮影開始当初はかなりの苦労を強いられたらしい。
本作終了後は所属していた事務所の方針もあり、ライダーに関する取材等は極力控えることが多かったが、近年は事務所を移籍したこともあって、インタビューなどで当時を振り返ることも多くなっている。

志度敬太郎 (演:田畑孝)
人間改造工学の権威。その能力をネオショッカーに狙われ、逃走中に筑波洋と出会う。自分のせいで洋を巻き込み重傷を負わせたことに責任を感じ、ネオショッカーに協力する振りをして洋の改造手術を行うも、敢えて脳改造は行わなかった。これにより洋は自我意識を保ったまま改造人間として復活している。それでも人間を「人間でないもの」に作り変えてしまった罪悪感は消えず洋に謝罪するも、逆に悪と戦える力を与えてくれたと謝意を示す洋の姿に、かつての英雄達の面影を重ね、彼を「仮面ライダー」と命名した。
2話以降は「志度ハングライダークラブ」を設立し、メンバーを増やしつつライダーの戦いを支援した(しかし自分はハングライダーを使えない)。
洋が仮面ライダーであることを知るただ1人の人物であったが、13話の登場を最後に、ネオショッカー対策委員会に参加するため、谷源次郎に後を任せて日本を離れた。

途中降板したのは、実際には本人の病気によるもの。本作放映中に他界している。

谷源次郎 (演:塚本信夫)
14話より登場する、洋の新たな支援者。喫茶店「ブランカ」のマスターであり、洋とは大学の先輩後輩の関係であるため、洋は「先輩」と呼んでいる。家族をネオショッカーに殺された過去を持ち、志度博士とも何らかの形での交流が会ったようで、海外に旅立った志度博士の後を受けて、洋の正体を知るただ1人の人間として、洋をサポートする。
機械関係に精通しており、子供のためのラジコン飛行機から小型の火炎噴射機まで作ることが出来、洋のバイクを整備することもよくあった。
第一期ライダーシリーズにおける「立花藤兵衛」的コンセプトの人物であり、「二代目おやっさん」として洋の後見人を務めあげた。実際に立花藤兵衛とは交友関係があると言う裏設定も存在する。
次作「仮面ライダースーパー1」にも登場。ちなみに14話での洋との会話から察するに、以前は別の名前であり、家族をネオショッカーに殺されたことを契機に、現在の名前に変えたらしい。下着は赤のふんどし。

演じる塚本信夫は、「帰ってきたウルトラマン」のMAT日本支部初代隊長・加藤勝一郎役として特撮ファンには知られており、第一期ライダーシリーズで立花藤兵衛を演じた小林昭二と並び、日本を代表する2大特撮ヒーローのシリーズにおいて重要な役を演じたことになる。

叶みどり (演:田中功子)
元々は志度博士の助手であり、博士と共にネオショッカーを脱走した。1話ではミステリアスな雰囲気を出していたが、2話以降は明るくにぎやかな性格に一変した。
志度博士が海外に旅立った後もブランカで洋の支援をしていたが、17話でヤモリジンの攻撃を受けて全治10ヶ月の重傷を負い、長期入院するという形で退場した。

杉森ミチ (演:伏見尚子)
2話からハングライダークラブのメンバーとして登場。他の女性陣との性格差はあまりないが、11話では「秘境」とされる地獄谷へ向かった洋を1人で追いかけてきており、意外な身体能力の高さを見せた。
15話を最後に登場しなくなる。

野崎ユミ (演:巽かおり)
3話から登場するハングライダークラブのメンバー。初期の女性陣の中では目立たない方だったが、17話でヤモリジンの攻撃を受け、みどりらと共に負傷。長期入院する羽目になるが、33話で無事に退院し、以後はブランカのアルバイトとして最終話まで登場した。

飛田今太 (演:東隆明)
ぼさぼさ頭に妙な関西弁を使う、自称「名ルポライター」。1話から登場した初期のコメディリリーフであり、毎回ライダーとネオショッカーの戦いを目撃し、スクープ写真を撮ろうとするも、怪人やアリコマンドの凶悪な面構えなどを目の当たりにし、悲鳴を上げて気絶するのがお約束。
毎回うまいことライダーの戦いに出くわすため、ある意味運のいい男と言える。3話では彼が持つカメラのフラッシュを使うことで、コウモルジンを撤退させてもいる。16話が最後の登場。

演じた東隆明は近衛文麿の孫に当たる由緒ある家柄の出身で、特撮ファンには「ウルトラマンレオ」12話に登場した佐藤三郎隊員が知られるところ。ライダーシリーズでは第1作97話において、ヒルカメレオンに憑依される実験用囚人を演じている。

叶茂 (演:白鳥恒視)
6話より登場したみどりの弟。6話のOPテロップでは漢字表記だったが、7話より「シゲル」と片仮名、名前のみの表記となった。
姉と同じく17話でヤモリジンの攻撃を受けるが、唯一怪我も軽かったようで継続して最終話まで登場した。仮面ライダーにあこがれる、行動力あふれる明るい性格。

 (演:高瀬仁)
14話から登場したブランカのバーテンダー。フルネームは不明だが、登場メンバーは(谷源次郎も)一様に「沼さん」と呼んでいる。基本的にはブランカ内にいるが終盤はナオコに引っ張られる形で調査に出かけることもあった。
気さくな性格だが同時に臆病。39、40話では「正装」と称してエルヴィス・プレスリーの衣装っぽいものを着込んでいた(谷には「こんな素麺みたいなの」とバカにされた)。

伊東ナオコ (演:鈴木美江)
18話からブランカの新規アルバイトとして登場。合気道が得意と称し、何度かアリコマンドとの交戦も行っている。子供っぽい一面があり、シゲルと同レベルでケンカすることもしばしば見られた。タケシという名の弟がいる。
親友のアキとは違って特定のボーイフレンドはいなかったが、最終話の脚本段階では、洋に恋心を抱いている描写が用意されていた(完成作品ではオミット)。

演じた鈴木美江(現:鈴木淑恵)は、76年「円盤戦争バンキッド」でバンキッドスワンこと白鳥ほのかを演じている。

小沢アキ (演:江口燁子)
ナオコと同じく、18話よりブランカの新規アルバイターとして登場。バトントワラーをしているらしく、バトンを駆使してアリコマンドと戦うこともあった。ナオコに比べて怪人の被害を受けることが多く、29話ではヒカラビーノのかつての恋人に似ているとして狙われ、49話では洋を誘い出すための道具としてザンヨウジューに化石にされてしまった。
オサムという名の弟がおり、ヨウスケというボーイフレンドもいる。

矢田勘次/がんがんじい (演:桂都丸)
34話から登場した自称「日本一のスーパーヒーロー」。当初はその正体は不明だったが、41話にてヒーローにあこがれる青年・矢田勘次が自作の鎧を着込んだ姿であることが判明した。
軍艦マーチの替え歌である「がんがんマーチ」を自分で歌いながら登場する。一般人よりは力持ちであるが、結局普通の人間であるため、ネオショッカー怪人はおろかアリコマンドにも苦戦する有様であった。そのため当初は洋からもネオショッカー側からも単なる邪魔者扱いを受けていたが、悪を憎み平和と正義を愛する心は本物であり、次第にブランカの面々とも打ち解け、スカイライダーとも良き戦友の間柄になってゆく。
がんがんじいの時も素顔の時も陽気な関西人気質そのままであり、後期のコメディリリーフとして作品世界に陽性の空気を付与するのに貢献した。移動は基本的に徒歩だが、時にはスクーターを使用することもある。最終話では最後の決戦に赴く洋の姿から、彼こそがスカイライダーであると見抜いた。

ナレーター(中江真司)
昭和のライダーシリーズには欠かせない名ナレーター。本作でもオープニングナレーション「仮面ライダー・筑波洋は改造人間である。人類の自由のため、悪の秘密結社・ネオショッカーと戦うのだ!」を力強く読み上げたのを始め、様々な場面をその声で彩った。

7人ライダー

ショッカーからデルザー軍団までを壊滅させ、世界の平和と人間の自由を守り抜いてきた7人の仮面ライダー。20話でのストロンガー登場後、スカイライダー支援のために続々と日本に帰国、ついに27話(及び劇場版)で8人全員が邂逅を果たしている(ちなみに20話以前に面識はないはずだが、ストロンガーはじめ7人ライダーは全員、スカイライダーを8人目のライダーとして認識していた)。
当初は変身後の姿のみであったが、中盤は変身前の姿も見せるようになり(つまりそれぞれの俳優がゲスト出演)、作品世界を盛り上げるのに一役買った。

この歴代ライダー客演は「主役であるスカイライダーの個性を埋没させた」として、しばしば批判の対象になるが、実際には歴代ライダーは1つの話の中でそれほど出ずっぱりになることはなく(33話の結城丈二は中盤はまったく登場せず、38話の城茂はBパートで初めて姿を現すなど)、ストーリー展開はあくまでスカイライダー中心のものになっていたことに留意されたい。(但し34、35話の風見志郎登場編は例外

神敬介/仮面ライダーX (演:速水亮)
日本壊滅を目論む秘密機関GODと戦った5人目の仮面ライダー。
ライダーとしての初登場は26話で、ライダーマンと共にスカイライダーの窮地に駆けつけ、各所に設置されたドクガンバのドクガ砲を破壊した。
31話において、歴代ライダーの中では最初にその素顔を披露。同話とその次の32話において、学生時代(沖縄の水産大学生時代?)の思い出の村を守るため、洋と共にネオショッカーと戦った。その際はずっと「Xライダー」と呼ばれている。一対一の対決を望む黄金ジャガーをスカイライダーに任せ、自分はトリカブトロンと激突。Xキックで見事に怪人を葬り去った。
最終話ではエジプトより帰国。

結城丈二/ライダーマン (演:山口豪久)
元デストロンの科学者であり、当初は風見志郎と反目しつつも、最終的には平和を守る使命に目覚め、V3からライダーの称号を送られた4人目の仮面ライダー。
ライダーとしては26話でXと共に登場、ドクガンバのドクガ砲をロープアーム(形状はスイングアーム)を使って破壊。スカイライダーをアシストした。
33話にてドブネズゴンを追ってニューヨークより帰国した際に素顔を披露。スカイライダーと協力してドブネズゴンの企みを食い止めた。同話のラストカットで、視聴者に向けて見せたVサインが印象的。
最終話では南アフリカより帰国。

風見志郎/仮面ライダーV3 (演:宮内洋)
両親と妹を殺されながらも、正義と平和のために暗黒組織デストロンと最後まで戦い抜いた3人目の仮面ライダー。
23話にて初登場し、カナダからやってきたムササベーダー兄弟の両面作戦を打倒するため、スカイライダーと共闘した。28話での特訓時には、7人ライダーの代表的立場に立って、洋に特訓を行うか否かを問いかけている。
34話ではタコギャングを追ってボルネオより帰国した際に素顔を見せた。同話では主役のスカイライダーを差し置いての活躍ぶりを見せ、マントコングとの戦いでは様々な新技を披露した。続く35話ではバイク走行中の手放し変身ポーズも披露、最後までスカイライダーを食う存在感を見せ付けた。
最終話ではギリシャより帰国。

一文字隼人/仮面ライダー2号 (演:佐々木剛)
本郷猛・ライダー1号に救出され、共にショッカーやゲルショッカーと戦った2人目の仮面ライダー。
初登場は27話での8人ライダー集結時だが、その後36話でキギンガーを追ってアマゾンから帰国。37話ではスカイライダーとの協力キックでドラゴンキングを倒している。
続いて39話では舞姫・キレーダの持つ宝石を守るために再び帰国。オカッパ法師、ウニデーモンの2大怪人とそれぞれ交戦し、必殺のライダーキックでウニデーモンを撃破している。
7人ライダーの中では素顔での登場が最も多いため、ブランカの面々とも親交が深く、洋にとっては頼れる兄貴格の存在でもあったようだ。53話でアラスカから帰国、スカイライダーやストロンガーと協力して魔神提督を撃破し、続く最終話では母と一緒にいることを願う洋の思いを汲み、大首領との最終決戦に敢えて洋を参加させない優しさも見せた。

城茂/仮面ライダーストロンガー (演:荒木しげる)
電波人間タックルと共にブラックサタン・デルザー軍団と戦った7人目の仮面ライダー。
7人ライダーの中では最も早く、20話でクラゲロンを追って帰国、陰ながら洋を支援し、21話では大回転スカイキック習得のための特訓に付き合った。同話ではクラゲロンを倒す際に超電子ドリルキックを使用しているが、チャージアップ状態にはなっていない。
その後27、28話の8人ライダー集結を経て、38話でアリコマンド養成所設立の噂を確かめるべく帰国した際には素顔も披露した。その際は「ストロンガー」本編時と比較しても大人びた言動が目立ち、デルザー軍団壊滅後の更なる成長が見て取れる。
最終三部作においても、第一弾である52話にていち早く帰国し、生きていた父親がネオショッカーに組しているかもしれないと言う事実に困惑する洋を支えた。なおこの時は言動が主演時の雰囲気にいくらか戻っている(逃げようとするドクターXを「待てコラ!」と言って捕まえたりするなど)。ネオショッカーの罠にかかった際、生きていた洋の実母に助けられ、親子の再会に貢献した。

なお仮面ライダー1号と仮面ライダーアマゾンは素顔での出演はなく、変身後の場合も単独での客演はなかった。
当初は30話にアマゾン、39、40話に1号が素顔で客演する予定だったようだが、アマゾン役の岡崎徹は既に役者を引退しており、本郷猛役の藤岡弘、とはスケジュールの都合があわなかったため、実現しなかった。30話でオオバクロンのレポートをアマゾンライダーが送ってくるのはその名残である。

悪の秘密結社 ネオショッカー

デルザー軍団壊滅より数年後、いつからか暗躍するようになった、かつての大組織「ショッカー」の名を頂く新たな悪の秘密結社。
来るべき食糧危機に備えるという名目で、総人口を現在の3分の1に減らし、一部の有用な人間を改造人間に作り変え、それらを大首領の意思の下に統一、最終的には世界そのものを支配することがその目的である。
世界各地でテロや政府要人の暗殺などを実行し、さらに「人間減らし計画」と称した人類抹殺の作戦行動を世界規模で実行している。
主戦力となる改造人間は、これもかつてのショッカーと同様、他の動植物が持つ特有の能力を人間に移植するというオーソドックスなものだが、稀にモチーフが曖昧な、妖怪的な改造人間を作ることもある。怪人の配下には戦闘員・アリコマンドを多数配し、それらを直接束ねる存在として大幹部が存在しており、通常は作戦実施時の具体的な命令等はこの大幹部が執り行う。
ネオショッカーのイニシャル「N・S」を繋げ、かつてのショッカーがシンボルとしていた鷲に見立てたマークをシンボルとしている。
順調に計画は進行して行ったようだが、日本に新たな仮面ライダーが誕生し、日本における人間減らし計画の成果が上がらなくなった頃から狂いが生じ始め、さらには世界各地に散っていた7人ライダーも本格的にネオショッカーとの戦いを開始、死闘の末、8人ライダーの命をかけた最後の特攻により、正体を現した大首領も滅び、ネオショッカーは壊滅した。

大幹部

ゼネラルモンスター (演:堀田真三)
ネオショッカー日本支部の初代大幹部。志度博士に筑波洋の改造手術を許可したのは彼である。
悪辣な性格ではあるが同時に緻密な作戦を立案して実行する知略家でもある。自分への部下の無礼は決して許さない厳しさを持つが、逆に自分に忠実な部下、または自分が認めた存在に対しては寛大な態度を示すこともあり、自分の作戦や配下の怪人をことごとく打破するスカイライダーに対し、「スカイライダーがネオショッカーにいればどれほど頼もしいことか」と言った内容のことを呟いたこともある。
初期は黒色の軍服然とした服装で、左目にヤモリの意匠が施された眼帯を装着していたが、9話にて昇格を果たしたらしく、制服がカーキ色のものに変更、左手を義手に変え、より軍人らしい姿となった。
当初は「人間減らし計画」に則った人類抹殺計画をメインに実施していたが、14話からは自分達の前に立ちはだかるスカイライダーを倒すことも作戦中の一環として取り入れるようになり、その時期に制作された怪人たちは皆、ネオショッカー科学陣が研究したライダーの能力を計算に入れた上で、それを凌駕する能力を与えられるようになる。
しかしそれを持ってしてもライダーを倒すことは叶わず、ついに大首領から最後通告「赤い義眼」を送られたため、ヤモリジンの正体を現し、スカイライダーの能力・戦力を研究し尽くした上でその対策を自分の体に組み込み、ライダーに挑戦した。
人質までとって洋をいたぶり、最後には人質ごとライダーを抹殺しようとするが、ライダーのスピードが計算以上のものとなっていたために止めを刺すことが出来ず、スカイライダーの猛反撃を受け、ついにスカイキックで致命傷を負う。最後の手段としてライダーと共に自爆しようとした矢先、「役立たず」と見なした魔神提督の攻撃を受け、悲願を果たすことなく爆死した。

魔神提督 (演:中庸介)
南米支部からやってきた、ネオショッカー日本支部の二代目大幹部。
初登場の17話においていきなりゼネラルモンスターを抹殺したのを始め、自らが無能と判断した人材は、例えそれまでネオショッカーに貢献した人物であっても、容赦なく処断する冷酷且つ残忍な性格。
海外から強力な改造人間を多数呼び寄せ、幾度となくスカイライダーを追い込んだ。前任者とは異なり力押しの作戦を取ることが多く、複数の怪人を招聘しての両面作戦を実行することも多かった。前述のように非常に厳しい性格ではあるが、有能な部下に対しては階級を特進させるなど、厚遇する一面も見られる。
征服計画以外にも大首領を満足させるための黄金像建設や生贄の儀式、また大首領の怒りを静めるために千対の耳を用意させるなど、見た目に反して呪術的・土俗的なものを信仰、利用する姿も垣間見られる。
スカイライダー強化後は続々帰国する歴代ライダーとも戦い、時には外宇宙からやってきた銀河王の軍団と手を組むこともあったが、いずれもスカイライダーや7人ライダーの前に敗れ去り、とうとう彼自身も大首領に見捨てられることになる。最後の作戦として筑波洋を精神面で追い詰め苦しめたが、真相を看破したスカイライダーと2号、ストロンガーの一斉攻撃により爆発。本人曰く「心臓さえ無事なら大首領の力でいつでも復活できる」らしいが、その大首領に心臓を握りつぶされ、完全に消滅した。

改造人間

基本的には「スペア人間」と呼ばれる素体に、動植物の能力を付与する改造手術を実施することで誕生する。機械による改造が主だが、中にはキノコジンのように少し特殊な方法で誕生する怪人もあった。
初期から中盤までの怪人には、額に逆三角形の形をした赤色のランプがついているが、これは怪人の戦意が高揚し内部メカがフル稼働し始めた際、内部メカの温度上昇を防ぐために冷却装置が作動したことを点滅によって示すものである。劇中で点滅描写があったのは5話のドクバチジンから24話のマダラカジンまでだが、逆三角形のランプ自体は36・37話のキギンガーやドラゴンキングまで装着されていた。
初期の怪人の名称は「○○ジン」という共通点がある。怪人たちは基本的に金色のネオショッカーシンボルをバックルに、アリコマンドは銀色のシンボルをバックルに頂いたベルトを装着している。

主な怪人

  • ガメレオジン (声:沢りつお)
    劇中で最初に登場したネオショッカーの改造人間。洋以外のハングライダークラブのメンバーを殺し、洋自身にも重傷を負わせた張本人
    脱走した志度博士を連れ戻すために暗躍するが、志度博士が改造した洋が脳改造を施されていないことを知り、「殺し合い」を開始。しかしスカイライダーとの圧倒的な能力差にたちまち劣勢に追い込まれ、スカイキックを受けて消滅した。

  • サソランジン (声:八代駿)
    4話に登場。スペア人間・上村美也を素体として作成された改造人間。受信機になっている胸のペンダントに受けたゼネラルモンスターの命令のみを忠実に実行する「誘導改造人間」であり、ネオショッカーへの協力を拒んだ者たちを次々に暗殺していった。
    ペンダントを破壊されたことで自我を取り戻し、人間の姿に戻ることも出来たが、例え自我を取り戻しても数時間後には自動的に怪人の姿になる仕掛けが施されていたため、妹との再会を喜ぶ間もなく怪人に変貌してしまう。自分のような悲劇を生まないためにとゼネラルモンスターに挑むも反撃され、駆けつけたスカイライダーに「妹を頼む」と言い残して消滅した。

  • サイダンプ (声:仁内達之)
    20・21話に登場した、インドはガンジス川出身の改造人間。無類の怪力と頑丈さを誇り、その強大なパワーで各地のダムを破壊し、濁流で下流の人間達を皆殺しにするのが主な作戦である。力が優秀な分だけ頭が悪いとされ、ずるがしこい性格のクラゲロンとは反りが合わない。
    クラゲロンとの両面作戦を実行すべく日本に現れ、ジャッキのようなものを体外に突き出し、それを支え棒とすることでスカイキックを完全に弾き返すことが可能。クラゲロンと協力してスカイライダーを後一歩のところまで追い詰めるが、現れたストロンガーによってスカイライダーは救出され、さらに特訓の末編み出された大回転スカイキックを受け、ついに爆死した。

  • グランバザーミー (声:仁内達之)
    27・28話に登場した、自称「地球最強の改造人間」。大首領直々の命を受け、キリマンジャロより日本にやってきた。
    自称に恥じない実力を備えており、着任早々に怪人II世部隊のオオカミジンを瞬時に抹殺、その力を持ってII世部隊隊長の座をヒルビランから奪い取った。パワー、スピード共に秀でており、1号・2号のライダーダブルキックさえも容易く避け、たった二度の攻撃だけでスカイライダーに致命傷を負わせるほど。
    8人ライダーを向こうに回して一歩も引けをとらなかったが、大特訓によってパワーアップしたスカイライダーには叶わず、大反転スカイキックで大ダメージを受けたところに三点ドロップを食らい、敗れ去った。

  • 黄金ジャガー (声:玄田哲章)
    31・32話に登場。サハラ砂漠よりやってきた「将軍」の位を持つ怪人(幹部怪人と思われる)。
    魔神提督も認めるかなりの実力者であり、中でも槍を用いた戦いを好む。本人も自分の力に絶対の自信を持っているためか、策を弄した姑息な手段を嫌い、あくまで正攻法で敵に挑むことを信条とする。その一方で組織に対する忠誠心も絶対であるため、魔神提督からの評価も高いが、知力・実力共に劣っているトリカブトロンには疎まれている。
    スカイライダーと一対一の対決を所望し、初戦では白馬に乗っての騎馬戦を展開、終始優勢でスカイライダーを追い詰めるものの、トリカブトロンの横槍が入ったために戦闘は中断してしまう。
    最終決戦では武器の槍を槍渡り陽炎の術で封じられ、さらに脳天を叩きつけられて昏倒しているところにスカイキックを食らい、敗北を認めて爆死した。

  • アブンガー (声:八代駿)
    45~47話に登場した、スエズ運河よりの使者。
    45話の時点から劇中時間で半年前に初めてスカイライダーと激突。その際は遁走したが、以降はライダーを確実に葬るためにずっと研究を続け、ヘビンガー戦やカガミトカゲ戦も「アブカメラ」でつぶさにモニターし、ついにスカイライダー最大の弱点を発見することに成功した。
    計画的にスカイライダーのエネルギーを消費させ、ついにスカイキックを放った直後、使い切ったエネルギーを充填できていない0.5秒の空白時間に、いつの間にか習得していた「アブンガースカイキック」を食らわせ、ライダーを絶体絶命の窮地に追い込む。
    しかし偶然から爆死してしまったアリコマンドの爆風をトルネードの風車に浴びたことで力を取り戻したライダーに逆襲され、スカイダブルキックを受けて敗れた。

  • ドロリンゴ (声:沢りつお)
    48話に登場。ミンダナオ島からやってきた軟体状の怪人。
    その軟体質の体を生かしてなんにでも変身できる能力を持ち、劇中ではスカイライダーそっくりの偽物(マフラーとブーツが黄色)に化けて子供たちをいじめ、「正義の味方・仮面ライダー」の偶像を破壊し、子供たちにライダーへの憎しみを植え込もうとし、さらにはその状況を利用して筑波洋をネオショッカーに引き入れようとまで企んだ。
    しかしそれを看破していた洋とブランカの面々によって計画は阻止され、最終決戦では偽のスカイライダーに化けたばかりか3体に分裂、本物そっくりのスカイキックや2人一組で行う「スカイタックル」なる技を使ってライダーに挑む。あまりに似ているため、その場に乱入したがんがんじいは本物がどれかまったくわからなかったほど。
    だが最後には空中で水平回転チョップを食らって正体を露呈し、スカイキックを受けて爆発四散した。

アリコマンド

ネオショッカーの下級戦闘員であり、アリの能力を付与された改造人間。あくまで低レベルの改造人間であるため、怪人のように素体を選抜する必要はないらしく、不特定多数の一般人を強引、または巧みな勧誘で連れ出し、強制的に改造することで頭数を増やしているらしい。
低級改造人間とはいえ、100メートルを5秒で走破し、10メートルほどの跳躍力を誇るが、やはりライダーや洋の敵ではなかった。怪人の攻撃や能力テストの実験体として使い捨てられてしまうことも多く、歴代の敵組織の中では扱いがぞんざいな方である。「ケイーッ」とも「テイーッ」とも聴こえる、文字では表現しづらい奇声を上げて行動するが、通常言語を話すことももちろん可能。
苛烈な特訓を施すことで能力を増大させることも可能らしく、特訓の末にスカイキックと同等の威力のキックを習得したアリコマンドも存在した(尤もすぐアブンガーの実験台として殺されるが)。基本は黒タイツを着込んでいるがこれは着脱可能のようで、12話では洋がアリコマンドに変装してアジトに潜入した。なおそれぞれ認証カードのようなものを持っているらしく、正しく認証されなければアジトに入ることは出来ない。
他には科学グループに属し、怪人制作や兵器の研究などを担当する、白タイツを着たアリコマンド(白アリコマンド)も存在する。

ネオショッカー大首領(声:納谷悟朗)

暗黒星雲の支配者にして、ネオショッカーを統率する大首領。
普段は姿を見せることはなく、基地内に巨大な赤い眼だけを輝かせ、幹部や怪人に指令を下す。初期は頻繁にゼネラルモンスターに対して指令を出していたが、ゼネラルモンスターの昇進後はそれほど直接の指令を出さなくなった。黄金像建設の儀式の際に生贄を食おうとしたり、魔神提督が千対の耳を献上しようとすることから、人間を食らうことを好んでいると思われる。
その正体はB26暗黒星雲よりやってきた、竜を思わせる巨大な宇宙怪獣であり、地球全土を支配し、その頂点に立つという野望を抱くが、作戦のことごとくを仮面ライダーに阻止されてしまい、ついに腹心の部下であった魔神提督をも自らの手で粛清、その巨大な姿を晒して8人ライダーに戦いを挑む。
生きていた洋の母を以前から奴隷同然の召使として従わせていたようだが、洋がスカイライダーとなってネオショッカーと敵対するようになってからは、敵である筑波洋の肉親をいたぶることで優越感を得るという、かなり屈折した一面も見せている。
口からの火炎放射と怪力を武器とし、特に尻尾の一撃は岩石をも容易く破壊するほどに強烈。さらには7人ライダーの一切の攻撃をものともしない防御能力を誇る。さらには地球上の酸素をすべて破壊する酸素破壊爆弾を使ってライダーたちを脅迫、大首領直属の精鋭部隊「ドクロ暗殺隊」を指揮して、逃亡した筑波親子を追撃させた。
魔神湖にて7人ライダーと激突するが終始優勢で逆にライダーたちを追い詰め、途中から参戦したスカイライダーの攻撃にも一切ひるまなかったが、スカイライダーが今際に母から聞かされた唯一の弱点・右足の裏をボウガンで射抜かれ、さらに7人ライダーの一斉キックを攻撃を食らい、ついに倒れる。最期はすべてを道連れにするために酸素破壊爆弾ごと自爆しようとするが、8人ライダーのエネルギーを結集したセイリングジャンプにより、爆弾ごと大気圏外に運ばれ、大爆発を起こして散った。

 

主題歌

オープニング

「燃えろ!仮面ライダー」(1話~28話)
作詞:石ノ森章太郎 作曲・編曲:菊池俊輔 歌:水木一郎、こおろぎ'73

当初は「変身!仮面ライダー」がOPに使われる予定だったが、パンチ不足ということで本曲が用意された。そのためBGMには「変身!~」アレンジの楽曲の方が多い。
現時点でOPラスト部にナレーション(「仮面ライダー・筑波洋は改造人間である。~」)が入った最後の曲となっている。

「男の名は仮面ライダー」(29話~54話)
作詞:石ノ森章太郎 作曲・編曲:菊池俊輔 歌:水木一郎

エンディング

「はるかなる愛にかけて」(1話~28話)
作詞:八手三郎 作曲・編曲:菊池俊輔 歌:水木一郎、こおろぎ'73
「輝け!8人ライダー」(29話~54話)
作詞:八手三郎 作曲:菊池俊輔 編曲:武市昌久 歌:水木一郎、ザ・チャープス

スタッフ

■原作:石ノ森章太郎(テレビマガジン、テレビランド、たのしい幼稚園、冒険王、おともだち、毎日小学生新聞(26話まで)連載)
■プロデューサー:平山亨(全話)、阿部征司(18話から)
■脚本:伊上勝、平山公夫、江連卓、田口勝彦、土筆勉、鷺山京子、鈴木生朗
■監督:山田稔、田口勝彦、奥中惇夫、田中秀夫、平山公夫、広田茂穂
■音楽:菊池俊輔
■撮影:小林武治、工藤矩雄、松村文雄
■照明:戸塚和夫
■美術:高橋章、丸山裕司
■助監督:工藤清、大上典保、草間宏之、廣西真人、大野義弘
■仕上製作:映広音響
■録音:太田克己
■編集:菅野順吉
■効果:今野康行(スワラプロ)
■選曲:茶畑三男
■撮影チーフ(29話より『撮影助手』):松村文雄、斉川仁、川合俊二
■照明チーフ(29話より『照明助手』):本田純一、諸星輝男
■記録:安部伸子、藤原茂子、福富京子、伊藤明子、藤本洋子、栗原節子
■技斗:岡田勝
■操車:スリーチェイス
■装置:内藤靖夫
■装飾:大晃商会
■衣裳:東京衣裳
■美粧:入江美粧
■キャラクター製作:コスモプロ
■ハングライダー:BIG BARD(1~24話)
■怪人設定:榊精一郎
■協力:スズキ自動車、新日本国内航空(3~17話)、行川アイランド(39、40話)
■現像:東映化学
■合成:チャンネル16
■ECG:東通ECGシステム
■特撮:矢島企画(1~24話)
■進行主任:小迫進、川上正行
■制作担当:佐久間正光(27話以降)
■製作:毎日放送、東映

放映リスト

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 スタッフ
1979/10/5 1 改造人間大空を翔ぶ ガメレオジン(声:沢りつお) 脚本:伊上勝
監督:山田稔
1979/10/12 2 怪奇!クモンジン クモンジン(声:仁内達之)
1979/10/19 3 勇気だ!コウモリ笛の恐怖 コウモルジン(声:村越伊知郎) 脚本:伊上勝
監督:田口勝彦
1979/10/26 4 2つの改造人間 怒りのライダーブレイク サソランジン(声:八代駿)
1979/11/2 5 翔べ!少女の夢をのせて ドクバチジン(声:市川治) 脚本:伊上勝
監督:山田稔
1979/11/9 6 キノコジン 悪魔の手は冷たい キノコジン(声:梶哲也) 脚本:平山公夫
監督:山田稔
1979/11/16 7 カマキリジン 悪魔の儀式 カマキリジン(声:沢りつお) 脚本:伊上勝
監督:田口勝彦
1979/11/23 8 ムカデンジンの罠!謎の手術室 ムカデンジン(声:槐柳二)
1979/11/30 9 コブランジンの殺人軍団 コブランジン(声:辻村真人) 脚本:伊上勝
監督:山田稔
1979/12/7 10 見た!カニンガージンの秘密 カニンガージン(声:梶哲也) 脚本:平山公夫
監督:山田稔
1979/12/14 11 サンショウジン!地獄谷の脱出 サンショウジン(声:槐柳二) 脚本:江連卓
監督:山田稔
1979/12/21 12 暗闇のサンタクロース ああ変身不可能 ナメクジン(声:山下啓介) 脚本:伊上勝
監督:田口勝彦
1979/12/28 13 アリジゴクジン 東京爆発3時間前 アリジゴクジン(声:峰恵研)
1980/1/4 14 ハエジゴクジン 仮面ライダー危機一髪 ハエジゴクジン(声:村越伊知郎) 脚本:伊上勝
監督:山田稔
1980/1/11 15 恐怖アオカビジンの東京大地震 アオカビジン(声:辻村真人) 脚本:平山公夫
監督:山田稔
1980/1/18 16 不死身のゴキブリジン Gモンスターの正体は? ゴキブリジン(声:市川治)
ヤモリジン(声:堀田真三)
脚本:伊上勝
監督:山田稔
1980/1/25 17 やったぞ!Gモンスターの最後 ヤモリジン(声:堀田真三)
1980/2/1 18 魔神提督の電気ジゴク大作戦 シビレイジン(声:八代駿) 脚本:伊上勝
監督:奥中惇夫
1980/2/8 19 君も耳をふさげ!オオカミジン殺しの叫び オオカミジン(声:沢りつお)
1980/2/15 20 2人の仮面ライダー もう1人はだれだ? クラゲロン(声:峰恵研)
サイダンプ(声:仁内達之)
脚本:伊上勝
監督:山田稔
1980/2/22 21 ストロンガー登場 2人ライダー対強敵2怪人
1980/2/29 22 コゴエンスキー 東京冷凍5秒前 コゴエンスキー(声:朝戸鉄也) 脚本:土筆勉
監督:田口勝彦
1980/3/7 23 怪人ムササビ兄弟と2人のライダー ムササベーダー兄(声:村越伊知郎)
ムササベーダー弟(声:山下啓介)
脚本:伊上勝
監督:山田稔
1980/3/14 24 マダラカジン 毒ガスの恐怖 マダラカジン(声:安原義人) 脚本:鷲山京子
監督:田口勝彦
1980/3/21 25 重いぞ!重いぞ!50トンの赤ちゃん ゾウガメロン(声:池水通洋) 脚本:江連卓
監督:奥中惇夫
1980/3/28 26 3人ライダー対ネオショッカーの学校要塞 ドクガンバ(声:八代駿) 脚本:山崎久
監督:奥中惇夫
1980/4/4 27 戦車と怪人II世部隊 8人ライダー勢ぞろい ヒルビラン(声:八代駿)
グランバザーミー(声:仁内達之)
脚本:山崎久
監督:山田稔
1980/4/11 28 8人ライダー友情の大特訓 グランバザーミー(声:仁内達之)
1980/4/18 29 初公開!強化スカイライダーの必殺技 ヒカラビーノ(声:八代駿) 脚本:土筆勉
監督:田中秀夫
1980/4/25 30 夢を食べる?アマゾンから来た不思議な少年 オオバクロン(声:沢りつお) 脚本:江連卓
監督:田中秀夫
1980/5/2 31 走れXライダー!筑波洋よ死ぬな!! 黄金ジャガー(声:玄田哲章)
トリカブトロン(声:村越伊知郎)
脚本:江連卓
監督:山田稔
1980/5/9 32 ありがとう神敬介!とどめは俺にまかせろ!!
1980/5/16 33 ハロー!ライダーマン ネズラ毒に気をつけろ!! ドブネズゴン(声:仁内達之) 脚本:鷲山京子
督:山田稔
1980/5/23 34 危うしスカイライダー!やって来たぞ風見志郎!! マントコング(声:池水通洋)
タコギャング(声:沢りつお)
脚本:土筆勉
監督:平山公夫
1980/5/30 35 風見先輩!タコギャングは俺がやる!!
1980/6/6 36 急げ、一文字隼人!樹にされる人々を救え!! キギンガー(声:沼波輝枝)
ドラゴンキング(声:仁内達之)
脚本:江連卓
監督:山田稔
1980/6/13 37 百鬼村の怪!洋も樹にされるのか?
1980/6/20 38 来たれ、城茂!月給百万円のアリコマンド養成所 ガマギラス(声:沢りつお) 脚本:土筆勉
監督:山田稔
1980/6/27 39 助けて!2人のライダー!!母ちゃんが鬼になる ウニデーモン(声:沢りつお)
オカッパ法師(声:八代駿)
脚本:土筆勉
監督:平山公夫
1980/7/4 40 追え隼人!カッパの皿が空をとぶ
1980/7/11 41 怪談シリーズ・幽霊ビルのひみつ クチユウレイ(声:沼波輝枝) 脚本:土筆勉
監督:山田稔
1980/7/18 42 怪談シリーズ・ゾンビー!お化けが生きかえる ゾンビーダ(声:八代駿) 脚本:鷲山京子
監督:山田稔
1980/7/25 43 怪談シリーズ・耳なし芳一 999の耳 ミミンガー(声:二見忠男) 脚本:江連卓
監督:広田茂穂
1980/8/1 44 怪談シリーズ・呪いの化け猫 子供の血が欲しい! ドロニャンゴー(声:牧野和子) 脚本:土筆勉
監督:広田茂穂
1980/8/8 45 怪談シリーズ・蛇女が筑波洋を呪う! ヘビンガー(声:沼波輝枝)
アブンガー(声:八代駿)
脚本:江連卓
監督:山田稔
1980/8/15 46 怪談シリーズ・くだける人間!鏡の中の恐怖 カガミトカゲ(声:川路夏子)
アブンガー(声:八代駿)
脚本:鷲山京子
監督:山田稔
1980/8/22 47 スカイライダー最大の弱点!0.5秒の死角をつけ アブンガー(声:八代駿) 脚本:江連卓
監督:広田茂穂
1980/8/29 48 4人のスカイライダー 本物はだれだ? ドロリンゴ(声:沢りつお) 脚本:土筆勉
監督:広田茂穂
1980/9/5 49 ロケット発射!筑波洋を宇宙の墓場へ ザンヨウジュー(声:八代駿) 脚本:土筆勉
監督:山田稔
1980/9/12 50 君もアリコマンド少年隊に入隊せよ!? タガメラス(声:沢りつお) 脚本:鈴木生朗
監督:山田稔
1980/9/19 51 ネオショッカー 紅白死の大決戦 リングベア(声:池水通洋) 脚本:鷲山京子
監督:山田稔
1980/9/26 52 洋の父が生きていた!改造人間FX777とは? 隊長蛇塚(演:秋山敏) 脚本:江連卓
監督:奥中惇夫
1980/10/3 53 魔神提督の最期!そして大首領の正体は? ネオショッカー大首領(声:納谷悟朗)
1980/10/10 54 さらば筑波洋!8人の勇士よ永遠に・・・・



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