仮面ライダークウガ 単語


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カメンライダークウガ

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「仮面ライダークウガ」とは、2000年1月30日より2001年1月21日までテレビ朝日系列にて放送された、平成仮面ライダーシリーズの第一作目である。原作は故・石ノ森章太郎、制作は東映。 

いつも誰かの笑顔のために頑張れる・・・
それってすごく素敵なことじゃないか

神崎昭二 ~EPISODE 12 恩師~

A New Hero. A New Legend.

マイティフォーム仮面ライダークウガのメインコンセプトは、それまでの特撮ヒーロー番組における様式美的お約束事項に対して、可能な限り破綻の無い解釈でフォローしつつ、それらに縛られず新たな展開を生み出すというこだわりにある。

また、主人公・五代雄介は、とりわけたくましい外見をしているわけではないが、弱音を吐かず、自らに与えられた役割と使命を理解して行動する典型的なヒーロータイプ。「笑顔を守る為に戦う」と他人の為に自己犠牲を厭わぬその姿勢に、「完璧超人過ぎて真似できないが憧れる人物」として多くの視聴者からの共感を得た。

その独特の作風は、ファン層の拡大や玩具展開含めてクウガ以降のシリーズの指標のひとつになっている。

※詳しくは後述 

あらすじ

超古代。
邪悪な力で異形の怪人に変身する「グロンギ族」によって滅亡の危機に瀕していた古代民族「リント」は、人間を超変身させるベルトを創りだして戦士クウガを誕生させ、グロンギ族を撃退・封印した。

西暦2000年。
日本アルプスの九郎ヶ岳遺跡内に置かれた棺が暴かれた事から、封印されていたグロンギ族が復活した。次々に人々を襲い始めるグロンギ族。青年、五代雄介は、遺跡から別に発掘されていた謎のベルトからイメージを察知、戦士クウガに変身し、人々の笑顔を守る為に異形の怪人達と戦う!

「戦います、オレ!
 こんな奴等の為に、これ以上、誰かの涙は見たくない!
 みんなに笑顔でいて欲しいんです!
 だから見てて下さい!オレの、変身!!」

作品概要 

「仮面ライダークウガ」は、テレビ版としては「仮面ライダーBLACK RX」以来11年ぶり、シリーズ全体でも「仮面ライダーJ」以5年半ぶりに復活した仮面ライダーシリーズである。

ライダーのモチーフはクワガタ。遺跡から発見されたオーパーツ(変身ベルト)を装着した主人公の五代雄介が、一条薫・沢渡桜子らと協力し、同じ遺跡から復活したグロンギ族と呼ばれる古代の戦闘民族との戦いを描いた作品である。

新たに20世紀の最後から21世紀の始めまでを駆けるタイトルとしてスタートするということもあってか、

  • 巨大化せず等身大のヒーローを描く。
  • ベルトの力で変身する。
  • 必殺技でトドメを刺す。
  • トライアル競技の実力者にバイクスタントを依頼する。
  • 敵の怪奇性を強調する。

といったそれまでの仮面ライダーシリーズを踏襲している部分がある。
また、逆にそれまでと異なり、

  • 主人公は改造人間ではなく、人間が古代文明の秘宝に秘められた力で古代の戦士に変身する。
  • 敵が組織的な行動に制限をかけており、基本的に複数の敵とクウガが戦わない。
  • 主人公が警察と協力して敵に相対する。
  • 筋の通らぬ描写や設定を極力排除し、可能な限り全ての要素に理由づけする。
  • 時間にも嘘をつかないようにしている(ワープしない)。
  • 周囲にあるものから武器を作り出す。
  • 武器に名前をつけず、武器名や必殺技を叫ばない。
  • 変身シーンや必殺技でバンク映像を使用しない。
  • 敵が独自の言語を使用し、ルールを決めて人間を殺すゲームをする。
  • 戦闘パートがなくても番組としては成立するレベルで人間ドラマパートにも力をいれる。

といった本作の独自性を高める為のこだわりが随所に見られる。
本作の敵であるグロンギ族が使用する独自の言語「グロンギ語」へのこだわりも、敵を倒されるだけの存在にせず1体1体の個性を強化することにつながり、本作の盛り上げに一役買った。
人間ドラマパートでは親が子に説明を促す様な内容になっている部分もあり、親子二代での視聴に耐える作品となった。大人の階段を昇る事で一度は特撮ヒーローから離れた層をも取り込み、玩具や関連商品の売り上げは爆発的ヒットを記録した。

本作は特撮ヒーローのお約束である変身シーンを「戦う事を覚悟する為の行為」とすることで、「戦う」事を戦士としての高潔な行為ではなく、「あくまで暴力を振るっているにすぎない」ことという、ヒーローへのアンチテーゼ的な部分も含んでいる。

「昭和ライダー」と呼ばれる前シリーズとのあまりの違いに反発を覚える者も少なくはなかったが、本作には、原作者石ノ森章太郎が仮面ライダーにこめた「仮面=改造の傷を隠す」を「仮面=泣いている顔を隠す」と言うかたちでシンクロさせていたりする等リスペクト要素も盛り込まれている。

脚本の完成が遅れた事から、総集編が数回放送されている等、制作面において問題を残した部分もあったが、最終的には特撮ヒーローを代表する作品の一つとなった。

特に最終回は、「クウガが登場しない(アクションしない)」「最終回の為だけにキューバロケを敢行」「AパートとBパートの間にCMが放送されなかった」「Bパート後のCMで最終回のみの特別メッセージ入りCMが流れた」等、今後他の作品ではありえない仕上がりになっている。

超変身!仮面ライダークウガ! 

「だってやるしかないだろ?俺、クウガだもん」

五代雄介が両手を広げて変身ベルト「アークル」を出現させ、戦う覚悟を決める為に変身ポーズをとった後、左腰のあたりに力を集中させる事で「仮面ライダークウガ」に変身する。

クウガには、戦闘にあわせて能力の異なるフォームと、サポートメカが存在する。

グローイングフォーム(未確認生命体2号/白い4号)

戦う覚悟ができていない時や消耗した際になる不完全形態。
各部の装甲の色が白く、頭部の角が短い。必殺技は「グローイングキック」。

マイティフォーム(未確認生命体4号/赤のクウガ)
「邪悪なる者あらば 希望の霊石を身に付け 炎のごとく邪悪を打ち倒す戦士あり」

炎の力を司る「仮面ライダークウガ」の基本形態。装甲と目の色は赤。
攻守のバランスに優れ、素手での格闘戦において強さを発揮する。
必殺技は右足に封印エネルギーを集中させた蹴り技「マイティキック」、前方宙返りを加えて威力を向上させた「強化マイティキック」。

ドラゴンフォーム(青のクウガ)
「邪悪なる者あらば その技を無に帰し 流水の如く邪悪を薙ぎ払う戦士あり」

水の力を司る跳躍力や敏捷性に優れた形態。装甲と目の色は青。
スピード面に強化した反面防御力に劣るが、跳躍力をいかしてビルを越える等移動時にも重宝する。
棒状の「長きもの」を手にする事で専用武器ドラゴンロッドを作り出す。
ロッドには「来たれ!海原に眠れる水龍の棒よ!」と刻まれている。
必殺技はドラゴンロッドを突き立てる「スプラッシュドラゴン」。

ペガサスフォーム(緑のクウガ)
「邪悪なる者あらば その姿を彼方より知りて 疾風の如く邪悪を射抜く戦士あり」

風の力を司る視覚・聴覚等の感覚機能に特化した形態。装甲と目の色は緑。
研ぎ澄まされた感覚で遠く離れた敵や隠れた敵を察知するが、力の消耗が激しい為ほとんど動くことが出来ず、50秒間しかフォームが持続しない。
拳銃等の「射抜くもの」を手にする事で専用武器ペガサスボウガンを作り出す。
ボウガンには「来たれ!空高く翔ける天馬の弓よ!」と刻まれている。
必殺技はペガサスボウガンによる射撃「ブラストペガサス」。

タイタンフォーム(紫のクウガ)
「邪悪なる者あらば 鋼の鎧を身に付け 地割れの如く邪悪を切り裂く戦士あり」

大地の力を司る攻撃力と耐久力と優れた形態。目の色は紫。
運動性が極端に落ちる為、相手の攻撃を受け止めて反撃といった戦闘となる。
「切り裂くもの」を手にすることで専用武器タイタンソードを作り出す。
ソードには「来たれ!大地を支える巨人の剣よ!」と刻まれている。
必殺技はタイタンソードによる斬撃「カラミティタイタン」。

ライジングマイティフォーム(赤の金のクウガ)
「戦士のまぶたの下、大いなる瞳現れても、汝涙する事なかれ
戦士のまぶたの下、大いなる瞳になりし時、何人もその眠りを妨げるなかれ」

雷の力”ライジングパワー”を得たマイティフォームで、右足にマイティアンクレットと呼ばれる装甲をつけている。
必殺技は「ライジングマイティキック」。(敵に直撃すると半径3キロが壊滅する爆発を起こす)

ライジングドラゴンフォーム(青の金のクウガ)

雷の力”ライジングパワー”を得たドラゴンフォームで、瞬発力や跳躍力がさらに強化されている。
必殺技は、両端に槍のついたライジングドラゴンロッドによる「ライジングスプラッシュドラゴン」。

ライジングペガサスフォーム(緑の金のクウガ)

雷の力”ライジングパワー”を得たペガサスフォームで、超感覚がさらに強化されている。
クウガの基本フォーム中最も消耗の激しいフォームの強化版の為、タイムリミットを過ぎると変身解除してしまう。
必殺技は、ライジングペガサスボウガンによる射撃「ライジングブラストペガサス」。

ライジングタイタンフォーム(紫の金のクウガ)

雷の力”ライジングパワー”を得たタイタンフォームで、タイタンフォームの数倍の攻撃力と防御力を誇る。
必殺技は、ライジングタイタンソードによる斬撃「ライジングカラミティタイタン」やソードを2本使用する「ダブルライジングカラミティタイタン」。

アメイジングマイティフォーム(黒の金のクウガ

ゴ・ガドル・バに敗れた五代雄介が、更なる雷の力を得た事で常にライジングフォームでいる事が出来る状態。
装甲の色は黒で各部に金の飾りがある。目の色は赤。 両足にマイティアンクレットを装備している。
アンクレットには「炎の技よ、雷の力を加えて邪悪を鎮めよ」と刻まれている。
両足から繰り出す必殺技「アメイジングマイティキック」は約75トンの威力を誇る。

アルティメットフォーム(凄まじき戦士)
「聖なる泉枯涸れ果てし時、凄まじき戦士雷のごとく出で、太陽は闇に葬られん」

戦士クウガが憎しみの力により変身を遂げると言われる最狂形態であり、破壊神的存在として碑文に警告が刻まれていた。
憎しみの力で変身した際の目の色は黒だが、五代雄介が変身した際は赤い目のままだった。
全身が黒く、角状の突起や血管を模した模様が特徴的な外観をしており、クウガの他のどの形態よりもマッシュアップされたボディをしている。
全ての武器・必殺技が使用可能で、発火能力も持つ。
パンチ力:80トン/キック力:100トンは、デフォルトスペックでは全ライダー中最高の値。

※五代雄介自身は、変身を繰り返す事でベルトの霊石「アマダム」によって筋肉や神経が強化されていき、人間でなくなる可能性も作中指摘されていた。全ての戦いを終わらせる為に伝説を塗り替える凄まじき戦士となった五代雄介の体がどうなったかについては不明である。

トライチェイサー2000/ビートチェイサー2000

新型白バイの試作機を五代雄介が譲り受けたもので、電気信号により表面の色を変化させることが出来る。
初代がトライチェイサー2000(TRCS2000)で、二台目がビートチェイサー2000(BTCS2000)。

ゴウラム

古代人リントがクウガの支援用につくりだした「馬の鎧」。
黒いクワガタの様な外観で自我を持ち、現代に復活後はトライチェイサーやビートチェイサーと合体する。
クウガが憎しみの力で凄まじき戦士となった際には広範囲移動を制限するため砂となって消滅する仕掛けだが、五代雄介がやさしさを忘れずに赤い目のアルティメットフォームに変身して伝説を塗り替えた為、ゴウラムが消滅する事は無かった。

トライゴウラム/ビートゴウラム/ライジングビートゴウラム

ゴウラムと、トライチェイサー・ビートチェイサーが合体した形態。
必殺技は、敵に体当たりする「トライゴウラムアタック」「ビートゴウラムアタック」と、ライジングフォームの力を加えた「ライジングビートゴウラムアタック」。
なお五代雄介の考案した「ライジングビートゴウラムアタック」の名前は「金のゴウラム合体ビートチェイサーボディアタック」だった。

主な登場人物

五代雄介(ごだい・ゆうすけ) 演:オダギリジョー

クウガに変身する冒険家。初変身時24歳。本人曰く「夢を追う男」「2000の技を持つ男」。
普段はカレーショップ「ポレポレ」で店の手伝いをしており、戦い以前は世界中を飛び回っていた。
一見頼りない優男風だが、芯の通った心の強さをもっている。
パーソナルアクションとして、小学生時の恩師「神崎昭二」から教えてもらった親指を立てる「サムズアップ」を使う。
神崎昭二と西暦2000年までに2000の技を覚える約束を交わし、1番目の技は「笑顔」、そしてクウガへの変身が2000番目の技となった。

一条薫(いちじょう・かおる) 演:葛山信吾

長野県警の刑事で、九郎ヶ岳周辺での調査中に五代雄介と知り合う。
その後、東京の警視庁に出向し、クウガと協力してグロンギを倒していく。
「五代雄介」とフルネームで呼び、単独で行動し危機に陥る事もあるが、携帯電話をマナーモードにすること以外なんでもこなす万能刑事である。

沢渡桜子(さわたり・さくらこ) 演:村田和美

城南大学で考古学の研究をしている五代雄介の友人。
当初は戦い五代が巻き込まれる事に恐れを抱いていたが、吹っ切れた後は、ベルトに刻まれた古代文字を解読して五代雄介を心身共に助ける。

五代みのり(ごだい・みのり) 演:葵若菜(現:千崎若菜)

五代雄介の妹。保育園で保育士をしているが、兄のかわりに「ポレポレ」で働く事もある。
クウガに変身する兄の身を案じて葛藤した事もあったが、吹っ切れた後は兄を信頼し続ける。

椿秀一(つばき・しゅういち) 演:大塚よしたか

関東医大病院に勤務する司法解剖専門医で一条の友人。
五代雄介に協力してクウガの体の謎を解く事や、グロンギによる犠牲者の解剖を担当して、撃退方法のヒントを導き出す事に尽力した。
五代雄介が敗れて心停止した際には、彼が行った電気ショックがライジングフォームの誕生につながった。

ジャン・ミッシェル・ソレル 演:セルジュ・ヴァシロフ

城南大学に在学するアメリカ人留学生で、ゴウラムの碑文の解読に尽力した。
榎田ひかりが息子とうまくいかなった際の縁でつき合うようになる。

朝日奈奈々(あさひな・なな) 演:水原詩生

京都から女優を目指して上京してきたおやっさんの姪っ子で、普段は「ポレポレ」で働いている。
五代雄介に一目惚れした為「ファンクラブ会員1号」を自称しているが、クウガの正体には気づいていない。
いつも明るい存在だが、演技の先生をグロンギに殺された時は夢を諦めんばかりに落ち込んだ。

杉田守道 演:松山鷹志/桜井剛 演:米山信之/笹山望見 演:田中恵理

五代や一条と協力してグロンギに対抗する警視庁の刑事達。

  • 杉田は、クウガがまだ怪人扱いされていた頃に助けられた縁と、実娘の言葉から五代雄介を信用し、ペガサスボウガン用に自分の銃を預けた事もある。
  • 桜井は、登場当初は完全に地味キャラだったが、演じる米山信之のアドリブから食いしん坊キャラと、警察きってのスナイパーという設定が追加された。
  • 警視庁で通信員を担当する笹山は、一条薫に惚れている。

榎田ひかり(えのきだ・ひかり) 演:水島かおり

科学警察研究所所長。ゴウラムとの合体に耐えるバイクを開発したり、対グロンギ用の装備(銃・弾丸)を作り出した。
バツイチで一児の母だが、仕事に没頭するあまりに息子と疎遠になった。

蝶野潤一(ちょうの・じゅんいち) 演:内田大介

グロンギにあこがれる青年として登場。
大病を抱えて自暴自棄になっていたが雄介の前向きさに救われる。

神崎昭二(かんざき・しょうじ) 演:井上高志

五代雄介にサムズアップをその由来と共に教え、2000年までに2000の技を会得する約束をした恩師。
五代が「大事な人」と呼ぶ人物で、ある決意を伝える際にも訪れている。

おやっさん(飾玉三郎) 演:きたろう

カレーショップ「ポレポレ」の店主で五代兄妹の父親代わりの人物。
五代の父の友人で、つまらないギャグを飛ばしては場を凍りつかせたり、和ませたり、戦いのヒントを与えたりしている。
最終回まで「飾玉三郎(かざり・たまさぶろう)」と言う本名が不明だった。

グロンギ 

どうしたの?もっと強くなってもっと僕を笑顔にしてよ?
ン・ダグバ・ゼバ

九郎ヶ岳の遺跡に封印されていた古代の戦闘民族。人間体の基本構造は近代人類とほぼ同じで、クウガのベルトの霊石アマダムと同じ性質のオーパーツを腹部に埋め込んでおり、それを使って怪人に変身する。独自のルールに従って殺人を行う。

作中では「未確認生命体」と呼ばれている。

名前の最初の1文字が集団の階級(ン>ゴ>メ>ズ)を現しており、ゲーム進行管理役は「ラ」、武器等の製造担当は「ヌ」である。名前の真ん中は個人名を現し、名前の最後の文字は変身するモチーフになっている動植物の分類を表している(バ→昆虫、ダ→哺乳類、グ→飛行生物、レ→爬虫類、ギ→海洋生物、デ→植物)。

数字のカウントには9進法を使用し、独自の言語「グロンギ」語を使用する。

「ゲゲル」と呼ばれる殺人ゲームを行う。基本的に誰かがゲゲルを行っている間は、他のグロンギはゲゲルを行ってはいけない事になっており、それを違えたズ・ザイン・ダがゲゲルから外された事もあった。

なお、彼らが行うゲゲル中の殺人表現については、TV朝日側からの

絶対人間には出来ない殺人方法にしてください。
そうしないとただの殺人番組とうけとられてしまう。

と言う提案をうけて、超人的な能力をもっていないと不可能な様に表現するか、モニタに映るテロップやアナウンス、新聞などでその様子を伝える形になっている。

ゲゲルの意図については、一般視聴者等からは、中南米の文明が行っていた「神のいけにえになる為に体を鍛えて闘いを勝ち抜く戦士」的な意味合いなどが提唱されているが真実は不明である。

「ラ・バルバ・デ」演:七森美江

通称「バラのタトゥの女」。ゲゲルの管理を担当しており、基本的に人間体である。
一条の前に度々現れ、最後も彼の手によって引導を渡された。

「ズ・ゴオマ・グ」演:藤王みつる

コウモリタイプの怪人に変身する。ゲゲルに失敗してからはパシリとしてコキ使われた。
ダグバのベルトの破片を体内に取り込み、一時はクウガを圧倒するほど強くなったが、結局はダグバに瞬殺されてしまった。
藤王みつる氏のグロンギ語での絶妙な演技は、グロンギ語の普及とイメージ戦略に大きく貢献したと言われている。

「ズ・ザイン・ダ」演:野上彰

サイタイプの怪人に変身する脳筋キャラ。
他者のゲゲル中にクウガと戦ってしまい、ルールを破ったとしてゲゲルから外される。結局、独自にゲゲルを開始したもののクウガによって倒される。
人間体はプロレスラー、怪人体は総合格闘家的なボディバランスになる。

「メ・ガリマ・バ」演:飯島美穂(現:木戸美歩)

カマキリタイプの怪人に変身する、通称「ガリマ姉さん」。
大型の鎌ですれ違いざまにターゲットの首を斬り、「振り向くな」と言ってターゲットを振り向かせ、首をねじ落とすいう残虐なゲゲルを行う。
トライゴウラムアタックに耐えたもののライジングカラミティタイタンに敗れた。

「ゴ・バダー・バ」演:小川信行

首に赤いマフラーを巻き、怪人体になる際に変身ポーズをとる。バギブソンと言う名のバイクを駆る所謂「偽ライダー」なキャラ。
ズ・バヅー・バと言う弟がいたが(演じるは同じ小川信行)、先にクウガと戦って敗れている。
クウガとのバイクバトルの末、ライジングマイティキックを受け大爆発を起こした。

「ラ・ドルド・グ」演:婆娑羅天明

ゴ集団のゲゲル時のルール確認と人数管理を行っているコンドルタイプの怪人で、人間体では鼻から下をマフラーで隠し、マントに身を包んでいる。
一条にバグンダダと呼ばれる人数カウンターを破壊された失態により、ゴ・ガドル・バと決闘を行い引き分けた程の実力を見せた。
最期は杉田と桜井に強化型神経断裂弾を撃ち込まれ射殺された。

「ゴ・ガドル・バ」演:軍司眞人 

カブトムシタイプの怪人に変身する、通称「ガドル閣下」。
ゴ集団のボス的存在で、4種類のフォームを使い分ける他、電撃体と言う強化形態も得て必殺キック「ゼンゲビ・ビブブ」でライジングフォームのクウガを一度破っている。
強い者と戦うことに誇りを感じる性格で、ゲゲルの内容も「リントの戦士(男性警察官)のみを殺す」というものだった。
一条の強化型神経断裂弾にすら耐えきったが、クウガのアメイジングマイティキックに敗れた。

「ヌ・サジオ・レ」演:高月忠

グロンギの武器担当のサンショウウオタイプ怪人。
怪人体を披露することなく、ダグバのベルトの復元完了と共にダグバに殺害された。

「ン・ダグバ・ゼバ」演:浦井健治

「究極の闇をもたらす者」で、すべてのグロンギの首領である。
名前の「ゼバ」は特別な/神聖な「バ」という意味。
ガドルが倒され最後の一人となった後、「究極の闇」と呼ばれる殺戮を開始し、3万人以上を殺害。アメイジングマイティフォームのクウガすら寄せつけなかった。
赤い目のアルティメットフォームのクウガと壮絶な肉弾戦を繰り広げた末、腹部の霊石を破壊されたことによる神経断裂によって死亡した。

※グロンギ怪人には、警察によって番号が割り振られている。また作中の時間経過の表現の都合で、設定のみで本編に登場していない怪人や、ダグバにより処分された大量のグロンギ族が存在する。

以下、グロンギ怪人の番号付き一覧。

「ズ」集団 「メ」集団
No. 名前 No. 名前
第1号 クモ種怪人 ズ・グムン・バ 第14号 ハチ種怪人 メ・バチス・バ
第3号 コウモリ種怪人 ズ・ゴオマ・グ 第15号 アンコウ種怪人 メ・アゴン・ギ(※)
第5号 ヒョウ種怪人 ズ・メビオ・ダ 第16号 アリクイ種怪人 メ・アグリ・ダ(※)
第6号 バッタ種怪人 ズ・バヅー・バ 第17号 ハエ種怪人 メ・イバエ・バ(※)
第7号 クジラ種怪人 ズ・グジル・ギ(※) 第18号 トカゲ種怪人 メ・ガーゲ・レ(※)
第8号 カンガルー種怪人 ズ・ガルガ・ダ(※) 第19号 ムカデ種怪人 メ・ムガド・バ(※)
第9号 ウミウシ種怪人 ズ・ミウジ・ギ(※) 第20号 ゴキブリ種怪人 メ・ゴリギ・バ(※)
第10号 ウツボカズラ種怪人 ズ・ガズボ・デ(※) 第21号 イカ種怪人 メ・ギイガ・ギ
第11号 タコ種怪人 ズ・ダーゴ・ギ(※) 第23号 ピラニア種怪人 メ・ビラン・ギ
第12号A ネズミ種怪人 ズ・ネズマ・ダ(※) 第24号 ヤドカリ種怪人 メ・ギャリド・ギ
第12号B ネズミ種怪人 ズ・ネズモ・ダ(※) 第25号 トラ種怪人 メ・ガドラ・ダ
第13号 ヤモリ種怪人 ズ・ジャモル・レ(※) 第26号 キノコ種怪人 メ・ギノガ・デ
第22号 サイ種怪人 ズ・ザイン・ダ 第27号 カエル種怪人 メ・ガエラ・レ(※)
「ゴ」集団 第28号 エビ種怪人 メ・ゾエビ・ギ(※)
No. 名前 第29号 ウサギ種怪人 メ・ウザー・ダ(※)
第37号 フクロウ種怪人 ゴ・ブウロ・グ 第30号 テントウムシ種怪人 メ・デムド・バ(※)
第38号 ウミヘビ種怪人 ゴ・ベミウ・ギ 第31号 カメレオン種怪人 メ・ガルメ・レ
第39号 カメ種怪人 ゴ・ガメゴ・レ 第32号 キツネ種怪人 メ・ギネー・ダ(※)
第40号 イノシシ種怪人 ゴ・ジイノ・ダ 第33号 クラゲ種怪人 メ・ゲグラ・ギ(※)
第41号 バッタ種怪人 ゴ・バダー・バ 第34号 ペリカン種怪人 メ・ガベリ・グ(※)
第42号 ヤマアラシ種怪人 ゴ・ジャラジ・ダ 第35号 シマウマ種怪人 メ・ジュウマ・ダ(※)
第43号 サソリ種怪人 ゴ・ザザル・バ 第36号 カマキリ種怪人 メ・ガリマ・バ
第44号 サメ種怪人 ゴ・ジャーザ・ギ 「ラ」・「ヌ」・「ベ」集団
第45号 バッファロー種怪人 ゴ・バベル・ダ No. 名前
第46号 カブトムシ種怪人 ゴ・ガドル・バ バラ種怪人 ラ・バルバ・デ
究極の闇をもたらす者 第47号 コンドル種怪人 ラ・ドルド・グ
No. 名前 サンショウウオ種怪人 ヌ・ザジオ・レ
第0号 クワガタ種怪人 ン・ダグバ・ゼバ ミジンコ種怪人 ベ・ジミン・バ(※)
未確認生命体B群
B群1号 バラのタトゥの女 ラ・バルバ・デ B群2号 ゴオマ人間体 ズ・ゴオマ・グ
B群3号 ザイン人間体 ズ・ザイン・ダ B群4号 ガルメ人間体サイカヨウ メ・ガルメ・レ
B群5号 バヅー人間体 ズ・バヅー・バ B群6号 ガリマ人間体 メ・ガリマ・バ
B群7号 ビラン人間体 メ・ビラン・ギ B群8号 バダー人間体 ゴ・バダー・バ
B群9号 ドルド人間体 ラ・ドルド・グ B群10号 ジャーザ人間体 ゴ・ジャーザ・ギ
B群11号 ガドル人間体 ゴ・ガドル・バ B群12号 バベル人間体 ゴ・バベル・ダ
B群13号 ダグバ人間体 ン・ダグバ・ゼバ B群14号 ザジオ人間体 ヌ・ザジオ・レ

→(※)付の怪人は作中に登場しない

キャスト

キャスト スーツアクター
  • 五代雄介:オダギリジョー
  • 一条薫:葛山信吾
  • 沢渡桜子:村田和美
  • 五代みのり:葵若菜
  • 椿 秀一:大塚よしたか
  • ジャン・ミッシェル・ソレル:セルジュ・ヴァシロフ
  • 朝日奈奈々:水原詩生
  • 杉田守道:松山鷹志
  • 桜井 剛:米山信之
  • 笹山望見:田中恵理
  • 松倉本部長:石山雄大
  • 榎田ひかり:水島かおり
  • 蝶野潤一 :内田大介
  • 神崎昭二:井上高志
  • おやっさん(飾玉三郎):きたろう
  • ラ・バルバ・デ:七森美江
  • ズ・ゴオマ・グ:藤王みつる
  • ズ・メビオ・ダ:白鳥智香子
  • ズ・ザイン・ダ:野上彰
  • ズ・バヅー・バ:小川信行
  • メ・ガルメ・レ:森雅晴
  • メ・ガリマ・バ:飯島美穂
  • ゴ・バダー・バ:小川信行
  • ゴ・ガメゴ・レ:酒井一圭
  • ゴ・ガドル・バ:軍司眞人
  • ラ・ドルド・グ:婆娑羅天明
  • ヌ・サジオ・レ:高月忠
  • ン・ダグバ・ゼバ:浦井健治
  • クウガ
    • 富永研司
  • グロンギ
    • 福沢博文
    • 伊藤慎
    • 蜂須賀昭二
    • 小倉敏博

スタッフ

原作 石ノ森章太郎
スーパーバイザー 小野寺 章(石森プロ)
プロデュース 清水祐美(テレビ朝日)鈴木武幸(東映)高寺成紀(東映)
脚本・シリーズ構成: 荒川稔久(井上敏樹、きだつよし、村山桂、竹中清)
文芸 大石真司、村山桂
監督 石田秀範、渡辺勝也、長石多可男、金田治、鈴村展弘
アクション監督 金田治、山田一善(ジャパンアクションクラブ)
音楽 佐橋俊彦
撮影 いのくままさお、尾方賢一
トライアルアクション 成田匠、成田亮
カースタント 高橋輝男(タケシレーシング)
キャラクターデザイン 飯田浩司、阿部卓也、青木哲也、鈴木和也、竹内一恵
造型 レインボー造型企画、前澤範、蟻川昌宏、山本誠一、浅野桂

主題歌

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。 OP 田中昌之

『仮面ライダークウガ!』

作詞 藤林聖子
作曲 佐橋俊彦
編曲 佐橋俊彦
ED 橋本仁

『青空になる』

作詞 藤林聖子
作曲 佐橋俊彦
編曲 佐橋俊彦

放映リスト

放送日 サブタイトル 脚本 監督 提供ナレーション 登場怪人体 作中日付
2000年1月30日 EPISODE 1 復活 荒川稔久 石田秀範 オダギリジョー ズ・グムン・バ 00/01/29-00/01/30
2000年2月6日 EPISODE 2 変身 荒川稔久 石田秀範 オダギリジョー ズ・ゴオマ・グ
ズ・グムン・バ
00/01/31-00/02/01
2000年2月13日 EPISODE 3 東京 荒川稔久 渡辺勝也 オダギリジョー ズ・メビオ・ダ 00/02/01
2000年2月20日 EPISODE 4 疾走 荒川稔久 渡辺勝也 オダギリジョー ズ・メビオ・ダ 00/02/01-00/02/02
2000年2月27日 EPISODE 5 距離 荒川稔久 長石多可男 オダギリジョー ズ・バヅー・バ 00/02/03
2000年3月5日 EPISODE 6 青龍 荒川稔久 長石多可男 葛山信吾 ズ・バヅー・バ 00/02/04
2000年3月12日 EPISODE 7 傷心 荒川稔久 石田秀範 葛山信吾 メ・バチス・バ
メ・ガルメ・レ
メ・ガリマ・バ
00/02/24
2000年3月19日 EPISODE 8 射手 荒川稔久 石田秀範 葛山信吾 メ・バチス・バ 00/02/24
2000年3月26日 EPISODE 9 兄妹 荒川稔久 渡辺勝也 葛山信吾 メ・ギイガ・ギ 00/03/18
2000年4月2日 EPISODE 10 熾烈 荒川稔久 渡辺勝也 村田和美 メ・ギイガ・ギ 00/03/18
2000年4月9日 EPISODE 11 約束 荒川稔久 長石多可男 村田和美 ズ・ザイン・ダ 00/03/24-00/03/25
2000年4月16日 EPISODE 12 恩師 荒川稔久 長石多可男 村田和美 ズ・ザイン・ダ
メ・ビラン・ギ
00/03/25
2000年4月23日 EPISODE 13 不審 井上敏樹 石田秀範 村田和美 メ・ビラン・ギ 00/04/17
2000年4月30日 EPISODE 14 前兆 井上敏樹 石田秀範 村田和美 メ・ビラン・ギ 00/04/17
2000年5月7日 EPISODE 15 装甲 荒川稔久 渡辺勝也 オダギリジョー メ・ギャリド・ギ 00/04/17-00/04/18
2000年5月14日 EPISODE 16 信条 荒川稔久 渡辺勝也 オダギリジョー メ・ギャリド・ギ 00/04/18
2000年5月21日 EPISODE 17 臨戦 きだつよし
村山桂
鈴村展弘 オダギリジョー メ・ガドラ・ダ 00/04/19
2000年5月28日 EPISODE 18 喪失 井上敏樹 長石多可男 オダギリジョー メ・ギノガ・デ 00/04/20
2000年6月4日 EPISODE 19 霊石 荒川稔久 石田秀範 葵若菜 メ・ギノガ・デ 00/04/20-00/04/21
2000年6月11日 EPISODE 20 笑顔 荒川稔久 石田秀範 葵若菜 ギノガ変異体 00/04/21
2000年6月25日 EPISODE 21 暗躍 荒川稔久 渡辺勝也 葵若菜 メ・ガルメ・レ 00/05/23
2000年7月2日 EPISODE 22 遊戯 荒川稔久 渡辺勝也 大塚よしたか メ・ガルメ・レ 00/05/23-00/05/24
2000年7月9日 EPISODE 23 不安 井上敏樹 長石多可男 大塚よしたか メ・ガリマ・バ 00/06/22
2000年7月16日 EPISODE 24 強化 井上敏樹 長石多可男 大塚よしたか メ・ガリマ・バ 00/06/22
2000年7月23日 EPISODE 25 彷徨 荒川稔久 石田秀範 大塚よしたか ゴ・ブウロ・グ 00/07/19
2000年7月30日 EPISODE 26 自分 荒川稔久 石田秀範 大塚よしたか ゴ・ブウロ・グ 00/07/19
2000年8月6日 EPISODE 27 波紋 井上敏樹 渡辺勝也 水原詩生 ゴ・ベミウ・ギ
ゴ・バダー・バ
00/07/27
2000年8月13日 EPISODE 28 解明 井上敏樹 渡辺勝也 水原詩生 ゴ・ベミウ・ギ
ゴ・バダー・バ
00/07/27
2000年8月20日 EPISODE 29 岐路 荒川稔久 長石多可男 水原詩生 ゴ・ガメゴ・レ 00/08/21
2000年8月27日 EPISODE 30 運命 荒川稔久 長石多可男 水原詩生 ゴ・ガメゴ・レ 00/08/21
2000年9月3日 EPISODE 31 応戦 竹中清 鈴村展弘 オダギリジョー ゴ・バダー・バ 00/09/01
2000年9月10日 EPISODE 32 障害 井上敏樹 金田治 オダギリジョー ゴ・バダー・バ 00/09/01
2000年9月17日 EPISODE 33 連携 井上敏樹
荒川稔久
金田治 オダギリジョー ゴ・バダー・バ 00/09/01
2000年10月1日 EPISODE 34 戦慄 荒川稔久 石田秀範 セルジュ・ヴァシロフ ゴ・ジャラジ・ダ
ゴ・ガドル・バ
00/09/15
2000年10月8日 EPISODE 35 愛憎 荒川稔久 石田秀範 セルジュ・ヴァシロフ ゴ・ジャラジ・ダ 00/09/15
2000年10月15日 EPISODE 36 錯綜 荒川稔久 渡辺勝也 セルジュ・ヴァシロフ ゴ・ザザル・バ
ゴオマ強化体
00/09/27
2000年10月22日 EPISODE 37 接近 荒川稔久 渡辺勝也 セルジュ・ヴァシロフ ゴ・ザザル・バ
ゴオマ強化体
ゴ・ガドル・バ
00/09/27
2000年10月29日 EPISODE 38 変転 荒川稔久 長石多可男 セルジュ・ヴァシロフ ゴ・ザザル・バ
ゴオマ強化体
ゴオマ究極体
ゴ・ガドル・バ
00/09/27
2000年11月12日 EPISODE 39 強魔 荒川稔久 長石多可男 七森美江 ゴ・ザザル・バ
ゴオマ究極体
00/09/27
2000年11月19日 EPISODE 40 衝動 荒川稔久 石田秀範 七森美江 ゴ・ジャーザ・ギ 00/10/08
2000年11月26日 EPISODE 41 抑制 荒川稔久 石田秀範 七森美江 ゴ・ジャーザ・ギ 00/10/08
2000年12月3日 EPISODE 42 戦場 荒川稔久 金田治 きたろう ゴ・バベル・ダ 00/11/04
2000年12月10日 EPISODE 43 現実 荒川稔久 金田治 きたろう ゴ・ガドル・バ 00/11/04
2000年12月17日 EPISODE 44 危機 荒川稔久 渡辺勝也 きたろう ゴ・ガドル・バ 00/12/16
2000年12月24日 EPISODE 45 強敵 荒川稔久 渡辺勝也 きたろう ゴ・ガドル・バ
ラ・ドルド・グ
00/12/16
2000年12月31日 EPISODE 46 不屈 荒川稔久 渡辺勝也 きたろう ゴ・ガドル・バ
ラ・ドルド・グ
00/12/16
2001年1月7日 EPISODE 47 決意 荒川稔久 石田秀範 オダギリジョー ン・ダグバ・ゼバ 01/01/20-01/01/29
2001年1月14日 EPISODE 48 空我 荒川稔久 石田秀範 オダギリジョー ン・ダグバ・ゼバ 01/01/29
2001年1月21日 EPISODE 49 雄介 荒川稔久 石田秀範 オダギリジョー 01/04/27

その他詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事

仮面ライダーディケイドに登場したクウガ

2009年放映の平成仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーディケイド」にて仮面ライダークウガが登場する。

なお外見は(マジョーラカラーになっている以外は)同じだが以下の世界観的な違いがある。 

クウガ ディケイド・クウガ
変身する人物 五代雄介
(演:オダギリジョー)
小野寺ユウスケ
(演:村井良大)
作中の年代 2000年 2009年
戦う目的 みんなの笑顔のため 誰かのためじゃなく自分のため(2話)
みんなの笑顔のため(3話)
ペガサスフォーム 基本的に動かない。
肉弾戦は行わない。
アクションしまくり。
肉弾戦しまくり。
協力者 一条薫
(演:葛山信吾)
八代藍
(演:佐藤寛子)
協力者の携帯電話 マナーモードにしない マナーモードにする(iphone)
クウガの住処 カレーハウス「ポレポレ」 不明。クウガの「ポレポレ」の場所は、
光写真館になっている。
グロンギ人間体 人間体がある 人間体が無い(明示されない)
※作中現代人から変化する描写はある
ゲゲルのルール 基本的に個人戦 タッグ有り
武器使用 制限有り 制限無し
ゲゲルの管理人 ゲゲルに参加しない「ラ」族が担当 「ラ」族もゲゲルに参加するのでいない模様
グロンギのリーダー ン・ダグバ・ゼバ ン・ガミオ・ゼダ
BGM コロムビア提供 エイベックス提供

変身する人物や運用、周囲の違い等により、いろいろな意味で第一話から人間として完成していた五代雄介に対して、未完成な部分が多い小野寺ユウスケは、伝説通りの究極の破壊者になるかもしれないパラレルワールドのクウガとして描かれているものと考えられる。

※ディケイドの作中にイメージ映像(1~3話段階)として「黒い目」のアルティメットフォームが登場している。

なので、オリジナルとの細かい設定の差異やメッセージ性、コンセプトなどを気にしても意味が無い。

十周年のお祭り企画の側面もあるので、あくまでディケイドの世界の中のクウガとして楽しむのをお薦めする。

ニコニコ動画での仮面ライダークウガ

本編映像を使用した動画は全てゲゲルの対象として殺される(削除される)。

音楽や玩具関連が基本。


MAD




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五代雄介、一条薫をいつまでも忘れないでね。
一年間応援ありがとうございました。
※最終回CM専用メッセージ

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