仮面ライダーダークキバとは (カメンライダーダークキバとは) [単語記事]

仮面ライダーダークキバとは、特撮作品「仮面ライダーキバ」などに登場する仮面ライダーである。劇中では「闇のキバ」と呼ばれる。

ありがたく思え、概要タイムだーッ！！

数百年の昔、ファンガイア族がレジェンドルガ族と争った際、ファンガイアの王が着るべく作られた「闇のキバの鎧」。これを先代のキバット「キバットバットII世」の力により纏った姿がダークキバである。変身者にキバットII世が噛み付き、「アクティブフォース」を注入することで変身する。
変身者の魔皇力は数十倍にも増幅されるが、それに耐え切れぬものは瞬く間に死亡してしまうというリスクを持つ。
作中では先代のキングであるバットファンガイア、当代のキングである登太牙、そして人間である紅音也が変身した。
なお、音也は三度に渡る変身の末、肉体が限界に達し死亡してしまった。

100mを1.2秒で駆け抜け、一回のジャンプで最大250mまで跳ぶことが出来る驚異的な能力を持つ。
戦闘能力もきわめて高く、パンチ力とキック力はそれぞれ20tと35tで、防御力はキバの三倍。装備されている魔皇石の純度も「キバの鎧」を上回る。これにさらにキバットII世の息子よりも優れた魔皇力の扱い方が加わり、ほぼ全ての面でキバの鎧を凌駕しており、ファンガイアの所有する鎧の中では最強とされる。
その姿は頭部と色以外は仮面ライダーキバ　エンペラーフォームに酷似している。キバが通常はカテナによりその力を封印しキバフォームになっているのに対し、ダークキバはそういった封印が施されていない（ただし、魔皇力を固定している胸部「ダークネスブレスト」を「ダークネスタール」と呼ばれる塗料で塗装し、その魔皇力が抑制されてはいる）。

所持フエッスル

シールフエッスル
- ダークキバのみが所有する特殊なフエッスル。異種族を封印することが出来、作中ではガルルシール・バッシャーシール・ドッガシール・対レジェンドルガ用（複数）が登場した。
ウエイクアップフエッスル/ドランフエッスル/ブロンフエッスル
- キバ同様に装備されているフエッスル。効果もほぼ同じだが、ウェイクアップフエッスルは複数回吹くことで発動する技が変化する。

必殺技

ダークネスヘルクラッシュ
- ウエイクアップフエッスルを一回吹かせた際の技。キバットII世の「ウエイクアップ・ワン！」の掛け声と共に腕に魔皇力を集め、敵を殴り倒す。破壊力は65t。
キングスバーストエンド
- ウエイクアップフエッスル二回目で発動する技。「ウエイクアップ・ツー！」の掛け声と共に繰り出される。仮面ライダーキバの「ダークネスムーンブレイク」にあたる技（つまりライダーキック）だが、破壊力が180tとかなり高い。
キングスワールドエンド
- ウエイクアップフエッスルを三回吹かせることで発動する、仮面ライダーダークキバ最凶の技。「ウエイクアップ・スリー！」の声で全身にみなぎる魔皇力を爆発させる捨て身の技で、レジェンドルガ族を壊滅状態に追い込んだ恐るべき威力を誇る。ただし、実は効果がランダムで、ひとつ間違えば世界が滅ぶとされる。
スネーキングデスブレイク
- 登太牙が装着した際に使用した技。本来は仮面ライダーサガの技で、ジャコーダービュートで敵を吊り上げて敵に魔皇力を注ぎ込む。再生バットファンガイアを倒した。