『仮面ライダー龍騎』とは、2002年2月3日から2003年1月19日までテレビ朝日系列で放送された
平成仮面ライダーシリーズ第3作目の特撮ドラマである。
街では人々が相次いで失踪するという事件が起きていた。
この事件を取材していた「OREジャーナル」の見習い記者・「城戸真司」はある失踪者の部屋を調べていた所、カードデッキを手にする。これが切欠で、真司は鏡の中の世界「ミラーワールド」に吸い込まれてしまう。
そんな最中、「仮面ライダーナイト」こと「秋山蓮」と「神崎優衣」に出会う。
真司はミラーワールドから密かに人々を襲う「ミラーモンスター」、ミラーモンスターと戦う「仮面ライダー」の存在を知る。
龍型モンスター「ドラグレッダー」と契約し「仮面ライダー龍騎」に変身する真司。
苦戦しながらもミラーモンスターを撃破。人々をミラーモンスターから守る事を決意するのだが・・・・。
ナイトは龍騎を潰さんと戦いを挑み、ナイト以外にも続々と「仮面ライダー」が現れる。
最後に1人生き残るまでお互いに戦い合うのが「仮面ライダー」の掟である。
ここに果てしない戦い「ライダーバトル」の火蓋が切って落とされた。
本作の特徴として挙げられる点は・・・・
まず能力の使用、必殺技の発動等でカードバトルを取り入れている点である。
冒頭で述べた通り、モンスターやライダーとの戦いは鏡の中の世界、「ミラーワールド」で展開される。
(看板等の文字が反転するという演出がなされる事で鏡の中の世界である事が表現されている。)
キャスティングとしては前作『仮面ライダーアギト』からブームを引き継いだイケメン俳優を始めとして、
萩野崇、高野八誠等、別の特撮ドラマでヒーローを演じていた俳優が多く起用されている。
この頃から玩具の変身ベルトに、電子音声のギミックが搭載される様になった。
また、前述の通り当時流行していたトレーディングカードの要素をライダーシリーズに始めて導入した作品でもある。
総勢13名もの仮面ライダーが登場し、戦い合う描写は「バトル・ロワイアル」を思い起こさせる。
それまで「正義の味方」だった仮面ライダーは今作では「願いの為に戦い、殺しあう者」という概念であり、
特に劇場版とTVスペシャル版、そして最終回前の第49話の展開は多くの視聴者に衝撃を与えた。
※その他諸々についてはwikipedia等のウェブサイトや関連書籍等を参照されたし。
・・・以上が、原因不明の失踪事件の真相であり、”仮面ライダー”と名乗る人間たちの戦いの真実である。この戦いに正義はない。そこにあるのは、純粋な願いだけである。
大久保 大介 ~EPISODE 50 新しい命~
「最終回先行公開」という宣伝文句で話題を呼んだ。(実際はTV版の最終回は異なった物だが・・・。)
TVスペシャル版は結末について「戦いを続ける」 、「戦いを止める」といった選択肢を
テレゴング、ネット投票により得票が多かった方が放送されるといった極めて異例な展開がなされた。
※ちなみに、投票結果は「戦いを続ける」に。DVDソフトには両方の結末が収録されている。
またTVスペシャル版限定のライダー「仮面ライダーベルデ」が登場するのも見所の一つ。
尚、タイガ、インペラー、ファム、リュウガ、オーディンは変身後のみの姿で登場する。
アメリカでは「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」としてリメイクされ2009年1月3日より放送されている。
2009年10月6日より「仮面ライダードラゴンナイト」のタイトルで
日本・CS東映チャンネルで吹き替え版が放送中。(2010年から地上波でも放送予定。)
吹き替え版のキャストは平成ライダーに出演経験がある俳優や声優が多くキャスティングされており、
松田悟志(龍騎)、松田賢二(響鬼、キバ)、遊佐浩二(電王)、芳賀優里亜(555、キバ)
・・・等といった豪華な顔触れである。(※括弧内は過去の出演作。)
※詳細はニコニコ大百科内の該当記事及びwikipedia等を参照されたし。
神崎士郎によって選ばれ、カードデッキにより変身する13人の仮面ライダー。
望みを叶えるべく、最後の一人になるまで、果てしない戦い”ライダーバトル”を続ける・・・・。
| ライダー名称 | 戦いの目的 | 変身者 | 契約モンスター |
| 仮面ライダー龍騎 | 人を守る、戦いを止める | 城戸真司 | ドラグレッダー |
| 仮面ライダーナイト | 意識不明の恋人の意識を取り戻す | 秋山蓮 | ダークウィング |
| 仮面ライダーゾルダ | 永遠の命を得る | 北岡秀一 | マグナギガ |
| 仮面ライダー王蛇 | ライダーバトルそのものを楽しむ イライラを解消 |
浅倉威 | ベノスネーカー |
| 仮面ライダーシザース | ライダーバトルで勝ち残る 自分が犯した罪の隠蔽 |
須藤雅史 | ボルキャンサー |
| 仮面ライダーライア | 殺された親友の為に ライダー同士の戦いを止める |
手塚海之 | エビルダイバー |
| 仮面ライダーガイ | ゲーム感覚でライダーバトルを楽しむ | 芝浦淳 | メタルゲラス |
| 仮面ライダータイガ | 「英雄」になる | 東條悟 | デストワイルダー |
| 仮面ライダーインペラー | ライダーの力を利用して金儲け | 佐野満 | ギガゼールを筆頭に 多数のモンスターを従えている |
| 仮面ライダーベルデ | 超人的な力を得る | 高見沢逸郎 | バイオグリーザ |
| 仮面ライダーファム | 殺された姉の蘇生 | 霧島美穂 | ブランウィング |
| 仮面ライダーリュウガ | <※ネタバレ注意!読むにはD&D願います> MWでのもう一人の真司といえる存在。 完全な肉体を得る為真司との融合を図る |
ドラグブラッカー | |
| 仮面ライダーオーディン | ライダーバトルで最後まで生き残った ライダーと戦う所謂ラスボス的存在 |
不明 | ゴルトフェニックス |
| 以下2ライダーは正式な仮面ライダーではなく香川英行が開発した「擬似ライダー」である。 従来のライダーと違う点はミラーワールドでの活動時間とバイザーの音声。 |
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| ライダー名称 | 戦いの目的 | 変身者 | 契約モンスター |
| オルタナティブ | 神崎士郎への復讐 | 仲村創 | サイコローグ |
| オルタナティブ・ゼロ | ミラーワールドの脅威を止める為 神崎優衣の抹殺 |
香川英行 | サイコローグ |
| 仮面ライダーディケイドの『龍騎の世界』では本作オリジナルの敵ライダーとして 「仮面ライダーアビス」が登場している。変身者は、「ATASHIジャーナル」副編集長の鎌田。 |
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| ライダー名称 | 戦いの目的 | 契約モンスター |
| 仮面ライダーアビス | 桃井玲子を殺害した罪の隠蔽 | アビスハンマー アビスラッシャー |
仮面ライダーディケイドにおける「龍騎の世界」について原典との相違点。
| 原典 | ディケイド・龍騎の世界 | |
| 城戸真司 | 主人公(仮面ライダー龍騎) | 辰巳シンジ |
| 見習いジャーナリスト | 主人公の職業 | カメラマン |
| OREジャーナル | 主人公の勤務先 | ATASHIジャーナル |
| 桃井令子(記者) | 主人公の上司及び役職 | 桃井玲子(編集長) |
| 秋山蓮 | 仮面ライダーナイトに変身する者 | 羽黒レン |
| 神崎士郎 | ライダーバトルの首謀者 | 法曹界(?) |
『龍騎の世界』ではライダーバトルが刑事裁判に組み込まれており、ライダーバトル勝者の主張がそのまま判決となるといったシステムに代わっている。弁護士や検事等、事件関係者がライダーとして選ばれている。
故に原典におけるライダー同士の殺し合いという概念は薄れている。
その他にも、神崎兄妹の存在が無い、王蛇やリュウガが登場していない・・・・等の相違点がある。
本編及び本編を使用したMAD等はミラーモンスター(権利者)に捕食される。
うp主と権利者の戦いは永遠に続く。戦え・・・戦え・・・・
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最終更新:2025/12/14(日) 07:00
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