佐々岡真司(ささおか しんじ、1967年8月26日-)とは、島根県出身の元プロ野球選手(投手)である。現在は広島東洋カープの監督を務める。
中学時代は内野手で、高校時代に投手に転向。高校卒業後にNTT中国に入社し、1989年ドラフト1位で広島東洋カープに入団した。
現役時代の武器として、スライダーやシュートがあるが、縦に落ちるカーブも持っていた。
1年目から先発候補として名を連ね、リリーフが多かったがいきなり13勝をマーク。広島が優勝した1991年、先発ローテーションとして活躍し、17勝9敗 防御率2.44 213奪三振をマーク。
2年目で最多勝投手と最優秀防御率のタイトルを獲得、更に沢村賞とセリーグMVPにも選ばれた。1992年も12勝を挙げ、3年連続で二桁勝利をマークした。
1993年、5勝17敗と最多敗戦投手という不名誉な記録を作り、被安打が206本と、200本以上打たれていた。
1994年以降は抑え投手に回され、守護神として1996年、1997年と連続で20セーブをマーク。特に1996年は防御率1.70というハイスコアを残していた。1998年に再び先発投手に転向。
1999年シーズンは13完投を達成し、15勝8敗 防御率3.27(ちなみにこの年広島の投手陣で規定投球回数に達しているのは佐々岡だけである。当然10勝以上も彼だけである。)この年の5月28日対中日ドラゴンズ戦でノーヒットノーランを達成。2000年に通算100勝を達成した。
その後も広島の18番を背負う者として先発の座を渡さずに登板していたが、年齢と共に衰え始め、中継ぎへ回る事も多くなった。2003年に100勝100セーブを達成し、2006年には先発で100勝を挙げ、史上2人目の先発100勝100セーブという快挙を達成した。
2007年に現役を引退。引退試合では村田修一からホームランを打たれた。また、引退試合後の東京ヤクルトスワローズ戦で、古田敦也の引退試合にて、サプライズで登板した。
2015年からは広島の二軍投手コーチに就任。2019年は一軍投手コーチを務め、緒方孝市監督の退任に伴い2020年から監督を務める。
| 通算:18年 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 | WHIP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 570 | 66 | 17 | 138 | 153 | 106 | 5 | .474 | 2344.1 | 595 | 1806 | 1027 | 933 | 3.58 | 1.25 |
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最終更新:2025/12/11(木) 09:00
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