何のための前進守備だ! 単語


ニコニコ動画で何のための前進守備だ…の動画を見に行く

ナンノタメノゼンシンシュビダ

1.1千文字の記事
これはリビジョン 2515544 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

何のための前進守備だ!とは、2006年8月23日の「横浜ベイスターズVS読売ジャイアンツ」戦で起こったベイス・ボール(横浜ビックリ野球)のことである。主犯者は佐伯貴弘、この言葉を生んだのは「世界の松下」こと松下賢次アナウンサーである。

概要

この日の9回表、読売巨人の攻撃。得点は1-1で同点、しかしランナーは満塁。アウトは1カウント。

この状況で、横浜の投手は吉見祐治、一塁手に佐伯貴弘。三塁ランナー鈴木尚広。そして迎えた巨人の打者は阿部慎之助。

無論、9回1アウトという状況もあり、横浜の選手は致命的な決勝点を与えてしまわないよう、前進守備で臨んでいた。

阿部の打球は、横浜にとっては理想的なファーストゴロ。一塁手の佐伯がキャッチして本塁に送球した後、一塁へ送ってフォースによる併殺完成、チェンジかと思われた。

しかし佐伯はなぜか、前進守備を行なっていたはずのこの状況で一塁へわざわざ戻って打者をアウトにし、そのあと本塁に打球を送った。しかし間に合わず、三塁ランナー鈴木は生還。1失点を喫し、これが決勝点となって横浜は負けてしまった。

そしてこの時、TBSの試合中継を行なっていた松下アナは、事態に驚き次のように叫んだ。

松下「詰まったファーストゴロ!ファーストを踏んでバックホームあーっとどうだ!?これはダメだ!すぐ、バックホームしなくてはいけない!!」

松下「どうしたんだ佐伯!何のための前進守備だ!!これはいけませ~ん!!!!」

(やったやったと言わんばかりに喜ぶ原辰徳監督、気まずそうな佐伯のカット)

松下「ジャイアンツ1点を取りました9回の表!2-1となりなお2アウト二塁三塁!」
松下「一瞬の迷いがあったか佐伯!取ってすぐバックホームすればフォースプレーです!!その後の一塁転送でのゲッツーも十分にありました!今のプレー見て下さいっ!」

(一塁側からのリプレー映像)

松下「どうして戻りましたかね佐伯は…。」
槙原「えぇもう状況をちょっとね、しっかり把握しとけばね。今のもいい球行っても全然タッチプレーになっちゃいますからね。」
松下「これサードランナー鈴木ですからねぇ…。これもバックホームしてればフォースプレーですから、鈴木と言えどもアウトになったと思うんですが…。」

以後、この珍プレーは松下アナのセリフをとって「どうしたんだ佐伯」「何のための前進守備だ」と呼ばれるようになった。

なおこのプレーは、悪送球や捕球ミスではなかったため失策としては記録されなかった。吉見は無駄に自責点を増やされたことになる。

関連動画

関連項目

  • 珍プレー
  • びっくりするほどベイスターズ
  • 横浜DeNAベイスターズ

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/12(金) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/12(金) 09:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP