修羅の国(エロゲ業界) 単語


ニコニコ動画で修羅の国(エロゲ業界…の動画を見に行く

シュラノクニ

1.1千文字の記事
これはリビジョン 677596 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

修羅の国(エロゲ業界)とは、世紀末な状態のことである。

概要

エロゲー業界はコンシューマーゲーム業界に比べ市場が小さく、予算や人員などのリソースをかけることが難しいとされる。
そのため、誤字はおろか、CG間違えや音声間違えのバグやシナリオの破綻などが散見され、コンシューマーゲームの一部ユーザーから「修羅の国」と呼ばれている。

特にひどいバグや事例としては

  • 立ち絵の表情CGが本来の位置とずれて空中にある
  • パッケージや公式ウェブ、雑誌にいたはずのキャラクターがいない
  • 出ていないキャラが突然発生する、もしくは突然いなくなる
  • オープニングムービー入れ忘れ(デバッグ中にいちいち表示されるのがうざったいため外し、そのまま忘れた)
  • インストーラー不具合によりインストールに30時間以上かかる、あるいはそもそもインストーラー自体が存在しない
  • 麻雀で「912」や「白發中」で順子が成立(通称:宇宙麻雀)
  • アンインストールするとHDDがすべて消える(一部条件がある)
  • system32.dllを書き換えるとか、スパイウェアがインストールされる(ウィルス同然どころかウィルスそのものである)

などがある。

本来コンシューマーユーザーからは信じられない、商品として成立しないレベルのエロゲーが公然と売られているのは、開発体制が小さくデバッグ体制が十分でないこと、企業規模が小さく「とりあえず出さないとつぶれる」ソフトハウスが多いこと、ユーザーのPCがネットにつながっていることがほとんどのため製造用のデータを工場に送った後もデバッグが続けられること、発売日から4日以上経つとほとんど売れなくなるため売り逃げに走るソフトハウスが存在する、などがある。

また、エロゲーユーザーもバグに慣れてしまっており、1GB以上のパッチを受け入れたり、ユーザーが積極的にバグを掲示板やソフトハウスに報告する「ユーザーデバッグ」、さらにパッチ提供が待てない有志がソフトを解析しパッチを提供する「ユーザーパッチ(非公式パッチ)」も日常的な光景である。

ただし、エロゲーは18歳以上向けの嗜好品であり、18歳以上でなければ受け入れられないようなシナリオや音楽、パロディといった表現に挑戦しているものもあり、これが楽しみでエロゲーユーザーを続けている人も多い。
他にも開発体制が小さいために一人の才能がゲームに色濃く反映され、ユーザーもその一人の才能を高く評価、ゲームを購入する土壌が強い。

この玉石混淆、バグをものともしないソフトハウス・ユーザー、1つ評価できればそれでよしとする姿勢をもって「修羅の国」と呼んでいる。

関連動画

関連項目

  • クソゲーオブザイヤー

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
山口剛央[単語]

提供: Pyun Pyun

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/14(日) 15:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/14(日) 15:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP