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修羅の国(エロゲ業界) 単語


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シュラノクニ

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修羅の国(エロゲ業界)とは、世紀末な状態のことである。

概要

エロゲー業界はコンシューマーゲーム業界に市場が小さく、予算や人員などのリソースをかけることが難しいとされる。
そのため、誤字はおろか、CG間違えや音間違えのバグシナリオの破綻などが散見され、コンシューマーゲームの一部ユーザーから「修羅の国」と呼ばれている。

(元ネタは『北斗の拳』後半(原作18巻~)にて、主人公ケンシロウで乗り込んだクライマックス舞台となる
この男子は全て、幼い頃から苛修行や殺し合いを経て修羅と呼ばれる一人前の男をすという、
要するに雑魚キャラでも、これまでのボスが弱く見えるほど全員メチャクチャに強いという設定の世界。)

特にひどいバグや事例としては

などがある。

本来コンシューマーユーザーからは信じられない、商品として成立しないレベルエロゲー然と売られているのは、開発体制が小さくデバッグ体制が十分でないこと、企業規模が小さく「とりあえず出さないとつぶれる」ソフトハウスが多いこと、ユーザーPCネットにつながっていることがほとんどのため製造用のデータ工場に送った後もデバッグが続けられること、発売日から4日以上経つとほとんど売れなくなるため売り逃げに走るソフトハウスが存在する、などがある。

また、エロゲーユーザーバグに慣れてしまっており、1GB以上のパッチを受け入れたり、ユーザーが積極的にバグ掲示板ソフトハウスに報告する「ユーザーデバッグ」、さらにパッチ提供が待てない有志がソフトを解析しパッチ提供する「ユーザーパッチ非公式パッチ)」も日常的な光景である。

挙句ブランドロンダリング然と行われ、余りにも延期が多い事から、流通から定期的進捗開を義務付けられるといった特級の者もいる。

ただし、エロゲー18歳以上向けの嗜好品であり、18歳以上でなければ受け入れられないようなシナリオ音楽パロディといった表現に挑戦しているものもあり、これが楽しみでエロゲーユーザーを続けている人も多い。
他にも開発体制が小さいために一人の才ゲームに色濃く反映され、ユーザーもその一人の才を高く評価、ゲームを購入する土壌が強い。

この玉石混淆、バグをものともしないソフトハウスユーザー、1つ評価できればそれでよしとする姿勢をもって「修羅の国」と呼んでいる。

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最終更新:2025/12/05(金) 03:00

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