「俺は俺の事を好きな人が好きだ」とは、真理である。
漫画『チェンソーマン』の40話「恋・花・チェンソー」で主人公のデンジが心の中で呟いた台詞。
マキマとのデートを堪能したデンジは、自分にもちゃんと心があることが分かり、晴れやかな気分になっていた。これからはマキマ一筋でいくと決めたデンジは「絶対に他の人を好きになったりしねえ!!」と心に誓う。
ところがその後、雨宿りのために立ち寄った公衆電話でレゼという女の子と出会う。デンジは募金で貰った花を吐き出して彼女にプレゼントするのだが、彼女がデンジに向ける目線がとても好意的であることに気づく。レゼがバイトをしているカフェに向かうと、やたら触ってくるし笑ってくれるため、「もしかしてこの娘俺のコト好きなんじゃねえ…?」とデンジは疑い始める。
極めつけに、
「デンジ君みたいな面白い人 はじめて」
と言われ、相槌を返しつつ
確定で俺のコト好きじゃん
と確信する。既にデンジの心はぐらぐらと揺れており、その心境を心の中で独白した。
どうしよう
俺は俺の事を好きな人が好きだ
マキマさん助けて
俺この娘好きになっちまう
ついさっきマキマ以外の女性を好きにならないと決意したばかりなのに、もう揺らいでしまっているデンジが面白いのは言うまでもないが、それと同時に多くの男性読者の共感を得たのも事実である。男なんてこんなもんだよ!
とはいえ、デンジは最近まで女性とは無縁の生活を送っていたため、詰め寄られると弱いのはある意味当然なのかもしれない。
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最終更新:2025/12/07(日) 07:00
最終更新:2025/12/07(日) 06:00
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