僕だけがいない街

僕だけがいない街とは、三部けいが2012年7月号よりヤングエース（角川書店）で連載しているサスペンス漫画作品である。2013年6月現在既刊2巻。

概要

舞台は2006年、売れない漫画家の藤沼悟は持ち込み原稿を某社の編集部に「作者の顔が見れない」と却下され、考えつつ、いつものピザ屋のバイトに向かう。ピザ屋のバイトの最中に違和感が生じ・・・

登場人物

藤沼悟（ふじぬま さとる）

28歳。すでにデビューしており、ゲームのコミカライズも手がけているが、ぱっとしないため漫画家として生計を立てる事ができず、ピザ屋のバイトをして生計を立てている。『再上映』という、不思議な能力をもっており、自身の関係する出来事についてのみ時が巻き戻り、人助けを含めいくつか周囲の事故を回避してきたことがある。

藤沼佐知子（ふじぬま さちこ）

52歳だが、若々しい。シングルマザーで息子を育てており、北海道に住んでいたが息子の事故を聴き上京して悟のアパートに同居することになる。元アナウンサー。どこかまわず熟慮してしまう癖があり、その直後に、『あ、考え事してた』と口添えする。また冗談というときは実は本当のことである。

片桐愛梨（かたぎりあいり）

悟のバイト先の同僚の女子高校生。距離感で一人称が代わる。悟の遭遇した事故をきっかけに仲が親密になる。

高橋

ピザ屋の店長で、事故についても便宜を図るほか、悟を社員にしようと掛け合うなど人情が厚い人物。正義感が強い。

白鳥潤（しらとり じゅん）

1988年当時23歳。通称ユウキさんと呼ばれていた。連続誘拐殺人事件で小学生男女3名を殺害したとされる確定死刑囚。悟の小学校時代に悟が遊んでいた遊び仲間に入ってきた年上の男性。悟はもともと事件前から心を許していたが遊び仲間は警戒心を持っていた。

雛月加代（ひなづき かよ）

目つきの鋭い悟の小学校時代の同級生、1988年の連続誘拐殺人事件で殺害される。悟は加代が行方不明になった後、母親が加代の服を笑顔で捨てている場面を目撃し、それ以後トラウマになっている。

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関連項目

• ヤングエース