過去に終止符を打つ戦いが始まる-
The Final Chapter Begins
最強の敵と 最後の戦いへ-
劇場版シティーハンター 天使の涙とは、2023年9月8日公開予定のアニメ映画である。
概要
2019年に大ヒットを記録した劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>の続編となる4年半ぶりのシティーハンター映画作品。
2022年4月8日に新作映画の制作が発表され、19年版と同じくオリジナルキャストが再集結することが公表され、ティザー映像が公開、その後は翌年2月22日に映像作品としては初めてC.H.のロゴを用いた原作者描き下ろしの傷付いた獠のポスターイラストとキャッチコピーが公開、そして6月13日に本予告とおおまかなあらすじが公開され、これまで映像化されていなかった海原神との死闘を描くアニメ版シティーハンターの最終章となると発表された。
前作同様にキャッツ・アイの客演も予定されており、キャストはオリジナルキャストのほか、ルパン三世vsキャッツ・アイで泪を演じた深見梨加が正式に後任としてシティーハンターに初登場となる。
宿敵海原はブラッド・ピットの吹き替えなどでお馴染みの堀内賢雄が務める。過去に堀内はシティーハンターに複数回登場しているが、シリーズへの復帰は91年以来32年ぶりで、シティーハンターの映画作品には初出演となる。
エンディングテーマは前作と同じくTM NETWORKの『Get Wild』だが、本作ではさらにオープニングテーマも手がけることが発表され、そちらは本作のための書き下ろしの新曲である『Whatever Comes』となる。CDのジャケットは本作のポスター風のビジュアルでメンバー3人が描かれたもの。
総監督にはこだま兼嗣が続投し、脚本はむとうやすゆきに交代となった。
アニメーション制作はサンライズと同年公開の『すずめの戸締まり』にも参加していたアンサー・スタジオが担当する。
この公開に合わせて、7月7日からは毎週金曜日に地上波ではTOKYO MX,とちぎテレビ,群馬テレビでシティーハンターテレビアニメシリーズからの厳選セレクション放送が行われる予定。関東圏以外でも、BS11にて全国放送されることも決定している。そのラインナップには記念すべき第1話「粋なスイーパー XYZは危険なカクテル」のほか、本作に繋がる重要エピソードの第5話「グッバイ槇村 雨の夜に涙のバースデー」や、テレビアニメ版で最も人気が高く、主演の神谷明も「今風に言うところの神回」と絶賛するアニメオリジナルエピソード第49話、第50話の「さらばハードボイルド・シティー」も8月4日、11日の2週に亘って放送される。なお、本作公開当日の9月8日は特番となる模様。
登場人物
- 冴羽獠 - 声:神谷明
ご存知我らが主人公。裏社会ナンバーワンの始末屋(スイーパー)で人呼んでシティーハンター。
ボディーガードからデートのエスコートまでXYZのメッセージで受けた依頼は100%達成する(美女限定)。
普段はもっこり目当てのものすごいスケベな男だが、正確無比な銃の腕、パワフルな格闘術、鋭い洞察力で法で裁けぬ悪を討つ。
動画配信者のアンジーからネコ探しの依頼を受けるが、その背後にはかつて自分が父と呼んだ海原の影があり、元相棒の槇村や自身の過去との清算を付けるために戦いに挑む。
- 槇村香 - 声:伊倉一恵
獠のパートナーにしてもう一人のシティーハンター。かつて獠の相棒であった槇村秀幸の義理の妹。獠のことは深い信頼感を抱く一方で長くそれ以上の感情も持ち合わせている。
ボーイッシュな外見ながらも女性らしい優しさを兼ね備える。獠が依頼人の女性に手を出そうとすると毎度の如くハンマーでお仕置きをするほか、事務所兼自宅には海坊主直伝のもっこり防止トラップが多数仕掛けられている。
- 槇村秀幸 - 声:田中秀幸
獠の元相棒で香の兄。故人。元々は刑事であったが、獠とシティーハンターを組む頃には退職。かつては冴子とバディを組んでいた。正義感の強い性格だがそれ故に犯罪組織「赤いペガサス」に狙われ重傷を負い、香の秘密と後事を託して獠の腕の中で絶命した。「赤いペガサス」はその後獠がたった一人で壊滅させているが、海原の組織とどのような関係であったのかが今回の映画で明かされると思われる。
- 野上冴子 - 声:一龍斎春水
警視庁特捜課に所属する敏腕刑事にして獠が多数のもっこりの貸しと引き換えに様々な情報を提供したり、警察が表立って動けない事件に協力させたりする文字通りの女狐。槇村秀幸とは元同僚で獠か秀幸かのどちらかを選ぼうと思っていた矢先に秀幸が亡くなったため結果的に獠より秀幸に対する思いが強く残った。今回、前作にも登場した公安の下山田も再登場しており、エンジェルダストの情報を獠に提供している。
- 海坊主 - 声:玄田哲章
喫茶キャッツ・アイのマスターというのは表の顔で、その正体は獠と互角の腕を持つスイーパー。
裏社会では本名の伊集院隼人をもじって「ファルコン」の通称で知られている。
バズーカなどの重火器を操ることが得意で、トラップの腕前も一流。しかし猫が大の苦手という弱点もある。獠とは傭兵時代に敵同士で、その頃に受けた傷で視力が衰えている(この映画が失明する前か後かは不明)。獠の過去を知る数少ない人物で、海原とも浅からぬ因縁がある。現在では獠とはライバル兼悪友といった関係で、この店で依頼人とコンタクトを取る機会が多いためシティーハンター二人は喫茶店の常連客。
なお、喫茶キャッツ・アイの大家さんは来生三姉妹こと怪盗キャッツ・アイ。
- 美樹 - 声:小山茉美
海坊主のパートナーで喫茶キャッツ・アイを共に経営している。
元は内戦国の孤児だったところを海坊主に拾われ、傭兵としての訓練を受けるうちにやがて海坊主に恋心を抱くようになり、後を追って日本へやってきた。
海坊主のパートナーだけあって重火器の扱いには長けている。今回の映画に喫茶店のマスコットロボの海小坊主が登場するのかは不明。
- 来生瞳 - 声:戸田恵子
絵画や美術品を専門に狙う怪盗「キャッツ・アイ」三姉妹の次女。その目的は行方不明の父を探し出すこと。三姉妹の中では抜群の運動神経を持ち、快活で明るい美女で、盗みの際には最前線で戦うことも多い。現在は海外で活動しているが、ある情報を知ったことで一時的に日本に帰国。予告編でユニオン・テオーペの名を口にしていることから何かしらの情報を知っていると思われる。
内海俊夫という刑事の恋人がいるが、本作に登場するかは不明。
- 来生泪 - 声:深見梨加
キャッツ・アイの長女で作戦の司令塔。妖艶な美女で、妹たちを支える頼れる保護者のような存在。
前作では暫定的に瞳役の戸田恵子が兼任する形で藤田淑子の代役を担ったが、本作では正式に後任として深見梨加がキャスティングされシティーハンター映画では初登板となる。
- 来生愛 - 声:坂本千夏
キャッツ・アイの三女で香に少し似た雰囲気の活発でボーイッシュな女性。メカやコンピューターに強く、自作ギミックや監視カメラ、防犯装置のハッキングなどを得意とする。
- ピラルクー - 声:関智一
謎の組織でウェットワークスと呼ばれる暗殺組織に所属する大柄な男性。接近戦闘を得意とする。
思慮深い落ち着いた性格で暴走しがちなエスパーダをいつも気にかけている。
- エスパーダ - 声:木村昴
ウェットワークスに所属する暗殺者。ピラルクーとは同じチーム。好戦的で話が通じにくいタイプ。
長い四肢と一部が紅く染まった髪の毛が特徴的。刺殺機器などの刃物の取り扱いに長けている。
- アンジェリーナ=ドロティーア・オーシアノス - 声:沢城みゆき
海外で活動する動画制作者で通称アンジー。今回のシティーハンターの依頼者の美女。
愛猫が日本を旅する動画を撮影するために来日するが、猫が逃げてしまったことで、シティーハンターに依頼。裏社会に生きる獠と香に興味を抱き、依頼遂行中も隙あらば撮影する。
予告編では海原との何らかの関係を示唆されている。
本作でアンジーを担当した沢城は、仏実写版シティーハンターで香を演じており、満を持してのアニメ版登場となり、香同士の共演が実現している。
- 海原神 - 声:堀内賢雄
孤児だった獠を戦士として育て上げた獠の育ての父。傭兵団のリーダーとして数々の戦場を経験。参戦した国家の革命に貢献したこともあるという人物。獠との血のつながりはないものの、どことなく風貌は似ている。
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原作漫画版における該当のストーリーに相当する部分は以下の4冊分となる。
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関連項目
- 劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> - 前作