勇者ヨシヒコシリーズとは (ユウシャヨシヒコシリーズとは) [単語記事]

『勇者ヨシヒコと魔王の城』とは、2011年7月8日から2011年9月23日まで毎週金曜日深夜にテレビ東京系列にて放送された低予算ファンタジーである。キャッチコピーは「非常識だから、冒険なんだよ。」。OP中でも「予算の少ない冒険活劇」と銘打ってる。

また、『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』とは、2012年10月12日から毎週金曜日深夜にテレビ東京系列にて放送される、『勇者ヨシヒコと魔王の城』の続編である。

低予算な概要・あらすじ

ファンタジーというにはあまりにもCGやセットがショボく、かといってコントといえばそうでもない作品。

撮影は映画村のセットで行い、後半は都内に移行していった。撮影場所の都合か、１話と最終話（主演の山田孝之の顔が後半になるにつれウシジマくんとの役作り向けにヒゲが生えていたが、最終話の最終シーンはそのヒゲが無い。）をまとめ撮りしたり、仏の出現シーンを同じ場所でそのまま撮影したりしているが予算が少ないのでしょうがない。

勇者ヨシヒコが頼りない仲間と共に魔王討伐を目指す壮大ではない勇者ギャグストーリー。
主人公の外見ががどう見てもドラクエ5の主人公だったり、
敵として出てくるモンスター（ただし安っぽい）やSEが「ドラゴンクエスト」の物がそのまま使われているなど
申し訳程度に所々でドラゴンクエストを彷彿とさせる表現が使われている。
エンディングクレジットには「協力:スクウェア･エニックス」と表記されているので、許可はちゃんととってあるだろう。
また低予算のわりに主演陣はもちろん、ゲストキャラクターも有名所が演じている事が多い。

そのようなキャスティングを行った為、予算の限界が露骨に現れるボス討伐の場面をアニメにしてそれで誤魔化そうとしようとする。アニメのキャラデザは出演者に似せる気がまるで感じられず、学生が作った様なアニメの様な少しクオリティが劣る作風である。

まぁ細かいことを考えるより素直にノリを楽しんだほうがいい作品。

あとムラサキは俺の嫁。

Wikipediaでは事細かく詳細が書かれているが、余りに色々とひどいこととなっている。そのため、wikipediaを参照することをお勧めする。

低予算な登場人物

ヨシヒコ/職業:勇者「オシナさんは確かにブスだ!」
演 - 山田孝之
本作の主人公。カボイ村の疫病をなんとかするために村を出た青年。
しかし疫病問題は1話で解決しており、以後は仏様の命により魔王討伐に励んでいる。
生真面目すぎる故に空気を読まない発言が多いが、正義感は人一倍。
彼の姿はドラクエ5の主人公を彷彿とさせる。
ダンジョー/職業:戦士「今のはヨシヒコが悪い」
演 - 島耕作宅麻伸
ヨシヒコの最初の仲間。元はヨシヒコに長話をきかせてその隙に倒すために近づいたが
いつのまにか彼の空気に飲まれ仲間になっていた。
メンバーの中では一番の常識人であり、基本的に彼がまとめ役をする。
戦闘力は高いが、雑魚をけちらせる程度。
かなりの口説き上手だが、口説いた女性には必ず手を出す悪癖がある。
ムラサキ/職業:素人の女「父の仇!」
演 - 木南晴夏
父親を殺された女。とても下手な似顔絵と、目元が割りとパッチリと言う手ががりを元に父親の仇を探している。
ヨシヒコと似顔絵は似ても似つかないが、彼女はヨシヒコを父親の仇だと思っている。
現在はヨシヒコの計らいで仲間になっている。
口が悪く、天然ボケをしているヨシヒコに対して痛烈な突っ込みをする事がよくある。
メレブ/職業:魔法使い「ハハハッ!馬鹿かムラサキ。ムラサキバカカ」
演 - ムロツヨシ
ある村で詐欺を働いていたペテン師。しかしペテンがバレたらやめようと思っていたところを、
ヨシヒコにトリックを見破られたのをきっかけに仲間になる。
基本ムラサキのツッコミに上記の台詞を言うのが毎回のお約束。
口は軽いが意外と常識人。
ビミョーな効果の呪文しか使えないが、ちょいちょい役に立ってるから侮れない。
仏/「仏だけにほっとけ！」
演 - 佐藤二朗
旅のお告げを伝える仏。何故かヨシヒコだけはアナグリフ式３Dメガネをかけないと見られない。
やたらテンションが高く、ひとり空回りしている。
勇者一行に魔王討伐を命ずるが、その行き先はいつも大雑把。
ヒサ/「兄様・・・」
演 - 岡本あずさ
心優しい、ヨシヒコの妹。兄の心配をして気付かれないようにわりと近くからそっと見守っている。
視聴者に姿を見せる度に容姿・環境の変化がうかがえ、その行く末は怪しい。