国民が知らない反日の実態とは (コクミンガシラナイハンニチノジッタイとは) [単語記事]

国民が知らない反日の実態とは、ネット右翼の立場から見た様々な物事のまとめサイトである。

概要

Wiki形式を利用し、ネット右翼の立場からあらゆる人物・主張・団体・国家等を「愛国（親日）」「売国（反日）」にカテゴライズし、「売国（反日）」と認定した勢力の駆逐を目指そうとする色々意欲的なサイト。「売国（反日）」にカテゴライズされた政治家・政党へのネガティブキャンペーンや政策への反対運動、企業への不買運動呼びかけなどに幅広く利用されており、ネット右翼の主義主張を網羅的にまとめているという点では資料的な価値も高いサイトである。

長い間ネット右翼系まとめサイトの代表格として君臨していたが、ネット右翼の間でもしばしば評価の分かれる人物（石破茂・亀井静香・石原慎太郎・橋下徹など）や政策（アニメ・ゲーム等の表現規制）・企業の取り扱いを巡る編集者間の争いが絶えず、情報の増加もあって管理コストが増大。管理人kolia ◆g0Q2MJp4FMの判断により、2011年4月25日をもってサイトは一時休止となり、情報も閲覧できない状態が続いた。

その後、管理人kolia ◆g0Q2MJp4FMの体調不良などにより当初の予定より遅れたものの、5月15日に閲覧機能が復活。少数精鋭の編集メンバーを再募集したうえで編集を再開すると発表した（参考）。現在は平常通りの運営がなされている。

ちなみに「初心者のための『国民が知らない反日の実態』」なる簡略版サイトを別の管理人が作成しているが、こちらは2009年頃からほとんど更新のない状態が続いている。また「選挙前.com」という議員評価に特化した同趣旨のネット右翼系まとめサイトが存在する。

分裂騒動

2012年2月22日、管理人により最大手のネット右翼系SNS「my日本」との絶縁が発表された（参考）。

よって当Wikiは、ｍｙ日本を以下のように認定します。
一つ、「保守系サイトの破壊工作集団」
一つ、「保守偽装の反日SNS団体」
一つ、「ネットスターもどき養成所」
今後ｍｙ日本と当Wikiが関わりを持つことは無いでしょう。

管理人によると絶縁の理由は、my日本関係者が無断で協賛リンクにmy日本を追加したこと、my日本が偽りの住所を表示するなどいかがわしい言動に出ていたこと、自分たちが作成した「ソースに基づく価値ある資料」がmy日本関係者によって「ソースに基づかないネトウヨ好みのゴミの山」にされてしまったことなどにあるという。また管理人がmy日本と対立しているネット右翼系SNS「SNS-FreeJapan」の関係者であることも影響していると囁かれている。

しかし7万人弱の会員数を誇る国内最大級のネット右翼系コミュニティであるmy日本と絶縁することに不満を覚える常連編集者も少なくなかった。さらに一時休止前から問題になっていた「売国企業」リストなどの正当性を巡る編集者間の紛争も続いており、多忙を理由にそれらへの介入を怠る管理人への不満も日増しに高まっていた。

そして「社員番号222」「patrijapan」の2編集者は「国民が知らない反日の実態」は機能不全に陥ったとして新たなまとめサイト「国民が知らない日本の危機」を設立。「～反日の実態」を「旧wiki」と呼びつつ、そこから「優良な記事」を移管し、さらに優良な記事に育てていくと主張し、「～反日の実態」を宣伝していた人に「～日本の危機」に移行してもらうよう宣伝するなど攻勢を強めつつある（参考）。

なお「～日本の危機」では「特定の団体を糾弾しない」ことが掲げられ、my日本との絶縁は否定された。