地名由来の和文フォント一覧

この記事では、地名を命名の由来とする和文フォントを一覧にまとめる。

凡例

• 本記事においては、和文書体を基本とする。
• 記事名は「フォント」としているが、写植書体・活字書体についても包括する。
• 順序は五十音順とする。

一覧

この項目は、編集者が時間を見つけて情報収集につとめています。
まだまだ不完全なリストなので情報を募集しています。

書体名	ファウンドリー	由来	経緯など
Osaka	Apple	大阪	MacOS搭載フォント。欧文のシステムフォント「Chicago」に対し、シカゴの姉妹都市である大阪をあてた。なお、平成角ゴシックとMonacoという書体の混植によるカスタムフォントである。
セイビイサラゴ	日本リテラル	伊皿子坂	日本リテラルの書体シリーズ、セイビフォントは、同社の所在する港区周辺の地名を由来とするものが多い。
セイビオオキド		高輪大木戸
セイビシバ		港区芝
セイビシオミ		潮見坂（汐見坂）	伊皿子坂の別名。
セイビシロガネ		白金・白金台
セイビタカナワ		港区高輪	旧本社所在地（現在は三田に移転）
セイビミタ		港区三田	現本社所在地。
セイビミナト		港区
築地体	東京築地活版製造所	築地	日本におけるタイプファウンドリー草創期を支えた活字メーカーによる活字書体の総称。製造所解散後も和文書体の造形に大きな影響を与え、名を残した。
筑紫書体	フォントワークス	筑紫
濱明朝	タイププロジェクト	横浜	タイププロジェクトによる、都市をテーマにフォントを作るという「都市フォント」において、横浜をテーマとした書体。港などの特徴を書体の造形に落とし込んだ。
ヒラギノフォント	SCREEN	柊野	京都市北区の鴨川付近をさす地名。角ゴシック、明朝体などの造形のイメージと、地名の雰囲気のフィーリングで決定している。
武蔵野	モリサワ	武蔵野（武蔵野台地）	造形のイメージと、風景の印象で決定している。
武蔵野書体	トライオクス	同上	トライオクス社により1995年までに集成した書体ブランド。ゴシック体、明朝体、POP体など。同社は現存しない。

関連項目

• フォント
• 書体