地方公共団体金融機構とは全地方公共団体が共同で設立した地方債管理のための組織である。
略称は地方金融機構、もしくはJFM(Japan Finance Organization for Municipalities)。全地方公共団体が出資した組織で特殊法人公営企業金融公庫の権利、および義務を継承して成立した組織である。単独で借りるより有利な条件にて資金を調達し低い金利にて貸し出すことで地方公共団体の財務の改善を推進することを目的に設立・運用されている。2016年時点において地方債のうち16.1%がここを経由して借入られている。
1957年6月、特殊法人公営企業金融公庫 設立
2008年10月、地方公営企業等金融機構が上記組織のすべてを継承して業務開始。
2009年6月、貸付対象を一般会計事業に拡大し地方公共団体金融機構に改組。
地方公共団体にのみ融資する特徴もあり、2017年時点において貸し倒れは一件もない。また公営競技(競馬、競輪、オートレース、競艇) のの売り上げの一部などが納付金としてこの組織に地方公共団体健全化基金(2016年時点での残高は9202億円)として蓄えられており、その運用利益を補てんする形で地方債への貸出利率を下げ原資としている。
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最終更新:2025/12/11(木) 12:00
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