城所龍磨(きどころ りゅうま)とは、福岡ソフトバンクホークスに所属する代走の切り札、抑えのセンターである。
右投左打、背番号23。
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愛称は「JOJO」「kdkr」。典型的な「身体能力はピカイチなんだけど…」というタイプの選手。
走攻守3拍子揃った外野手として、2003年ドラフト2巡目で中京高校からホークスに入団。同期入団に馬原孝浩、明石健志、金子圭輔らがいる。
2005年、大道典嘉の代走で登場し、いきなり打球を足に当ててしまい守備妨害でアウトになるという嫌な予感を孕む一軍デビューを果たすと、その後も代走で登場→牽制死、のようなボーンヘッドをよくやらかし、期待しているファンに頭を抱えさせる。一時期たかせん住民の間では「KIDOKORO」が牽制死の意味になっていた。
打撃も練習ではその才能の片鱗を見せつけるが、試合になると「バットにボールが当たってくれない程度の能力」を発揮して打率0割台の超低空飛行がデフォルト。2009年までの一軍通算打率は.154で的場よりも低かった(2012年終了時点では.167で、的場の.161を上回っている)。
一方守備では、俊足を活かした広い守備範囲とチーム随一の強肩を誇り、外野守備のスペシャリストとして秋山幸二監督ら首脳陣から非常に高い信頼を得ている。
2009年から、代走とセンターの守備固め要員としての立場を確立し一軍に定着。試合終盤にレフトの選手(オーティズ、松中、内川など)の代走として出場し、そのままセンターを守るのがパターンになっている。試合を締めくくるセットアッパーや抑えとセットで守備につくことが多いため、「抑えのセンター」とか言われることも。2012年に柳田悠岐が台頭してからは、首脳陣が柳田センターを固定する方針のため、ライトやレフトに入ることも多い。
その立場上打席に入る機会は少ないが、打率もようやく2割を超えるようになり、あとは打撃さえ上向けばレギュラーも狙える位置につけつつある。……はずなのだが、代走兼守備要員としての評価が高すぎるうえ、同じ左打者の俊足外野手は長谷川勇也、福田秀平、中村晃らライバルも多いため、滅多にスタメンで使ってもらえない。2011年は自己最多の108試合に出場したが、スタメン出場は1試合だけ。2012年は73試合に出場して僅か13打席と、年々打席数が減っている。
何だかんだ言ってその身体能力に期待しているファンは多い。色んな意味でたかせん・鷹ファンのアイドル的存在。
ニコニコミュニティでもkdkrはみんなのアイドルである。
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最終更新:2025/12/07(日) 02:00
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