境界線上のホライゾン・歴史再現(ネタバレ含む) 単語

キョウカイセンジョウノホライゾンホソクシリョウ

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境界線上のホライゾンという作品において、歴史再現というイベントは重要な要素であり、
かつその情報量が多いため、本記事を元記事(境界線上のホライゾン)の補足分として作成する。

歴史再現

はるか未来、人類は、戦争の繰り返しが主な原因となり、滅亡の危機に瀕していた。
そこで彼らが選んだ解決策は、前地球時代の人類の歴史の再現を行うことだった。
(これは、戦争を最小限に留めつつ、かつての繁栄を安全に取り戻すことが出来るとの考えに基づく)

この世界の流れを保持する為の行為を『歴史再現』と呼ぶ。

歴史再現は国家、人物、物品、出来事など多くの分野に渡って行われる。
その中でも、歴史上の人物を適任者にあてはめる歴史再現を『襲名』と呼んで区別する。

以下、歴史の流れを把握する為の一助として、年表を掲載する。
なお、年表は作中の都合に合わせ、
極東側(日本史・戦国時代)と世界各国側(世界史・三十年戦争近辺)に分割する。
加えて、再現済みの出来事にはマークを付けて区別する。

戦国時代簡易年表

1467 応仁の乱
 将軍家と斯波氏の跡継ぎ問題が原因。
 幕府が反乱を処理しきれなかったため、権威が失墜した。下剋上(実力主義)の時代の到来。

1540 郡山の合戦 (
 尼子が毛利を攻める。毛利は大内の援軍で助かる。翌年反撃。

1551 大内義隆の自害 (
 陶晴賢の反乱による。大内氏の滅亡。

1553~ 川中島の戦い
 第一回は上杉から武田に攻め入る。全五回。

1554 三国同盟成立
 今川、武田、北条。政略結婚による。

1555 厳島の戦い 
 陶晴賢は自害。これによって大内氏は滅亡し、毛利氏の中国支配の契機となる。

1560 桶狭間の戦い (
 織田、今川義元を破る。

1562 清州同盟 
 織田と松平が背中を守りあう形に。翌年、元康は家康と名乗る。(今川氏との決別か)

1564 三河一向一揆
 松平三大危機の一つ。一向宗の門徒側につく家臣が多く出たため、家康は窮地に陥った。

1565 甲尾同盟
 織田と武田が同盟。

1566 毛利、尼子氏を攻略 
 1556から十年がかり。この後、尼子氏は衰退の一途を辿る。

1567 稲葉山城の戦い
 織田、斎藤竜興を破る。

1568 織田信長の上洛
 織田、松永久秀を追放し、入京を果たす。

1570 姉川の戦い (
 織田と浅井・朝倉の戦い。

1571 比叡山焼き討ち 
 浅井・朝倉をかくまった為、織田の攻撃を受ける。

(同年) 北条氏康の死
 遺言により北条・武田が同盟する。

1572 三方ヶ原の戦い 
 松平三大危機の一つ。前年の同盟により、武田が西進を開始。徳川に猛攻をかける。
 徳川、駿河・近江の実権を奪われる。

1573 室町幕府滅亡
 織田と将軍家の確執に決着。武田信玄の病死で後ろ盾をなくした足利義昭を追放。
 織田、浅井・朝倉を滅亡させる。

1575 長篠の戦い 
 織田、武田騎馬軍団に対し、鉄砲を使った新戦術を用い勝利する。

1576 第一次木津川口の戦い (
 本願寺への兵糧搬入を巡る、毛利・村上水軍と織田水軍の戦い。

1576~1577 七尾城の戦い 
 畠山軍が上杉軍相手に籠城するが、内部で反乱が発生したことで落城する。

1577 信貴山城の戦い 
 松永久秀討伐作戦。

(同年) 手取川の戦い 
 上杉軍が柴田勝家率いる織田軍を撤退させたとされる戦い。

1578 御館の乱 
 上杉謙信の後継者の座を巡る、上杉景勝と上杉景虎の戦い。

(同年) 第二次木津川口の戦い 
 織田、鉄甲船を投入し勝利、大阪湾の制海権を得る。

1579 安土城完成 
 織田が全国の大名の頂点に立った証。(建設開始は1576)

(同年) 天正伊賀の乱 (其の一)
 信長の次男、信雄が独断で伊賀を攻める。しかし敗北

(同年) 松平信康、切腹 

1580 石山合戦終結
 一向宗の屈伏。1574辺りからこつこつ。

1581 天正伊賀の乱 (其の二)
 信長自ら軍を率いて伊賀に攻め込む。伊賀忍者は散り散りになる。

1581 国人衆の反乱 
 織田・徳川に押された武田勢は国人衆の造反でさらに追い打ちを受ける。

1582 天目山の戦い (
 武田勝頼の自害。武田家滅亡。

(同年) 魚津城の戦い 
 柴田勝家率いる織田軍と上杉軍の戦い。この戦いの最中『本能寺の変』が発生、織田軍は撤退する。

(同年) 本能寺の変
 信長、明智光秀によって暗殺される。

(同年) 伊賀越え
 松平三大危機の一つ。『本能寺の変』時、堺にいた家康はわずかな手勢で本国へ帰還しなければならなくなった。

(同年) 山崎の戦い
 毛利との戦いを中断して引き返して来た秀吉、光秀を倒す。

(同年) 清州会議
 信長の後継者を巡って、秀吉と勝家の対立が本格化する。

1583 賤ヶ岳の戦い
 秀吉、勝家と信孝(信長の三男)を下す。二人は自害し、御市も運命を共にする。
 秀吉が信長の後継者の地位を手に入れる。

(同年) 大阪城築城開始 (
 秀吉、石山本願寺跡に大阪城の築城を開始する。(関連→聚楽第、伏見城)

1584 小牧・長久手の戦い
 信長の次男である信雄、家康を味方につけて秀吉と戦う。戦術で後れをとった秀吉は、講和という道を選択した。
 森長可はこの戦いの最中、井伊直政の手勢に鉄砲で眉間を撃ち抜かれて死亡する。

1585 四国攻め
 秀吉、長宗我部元親を服属させ、四国を平定する。

1586 秀吉、豊臣姓を賜る
 重ねて、太政大臣の地位についたことで、公家社会の頂点に立つ。

1587 九州の役 (惣無事令発令)
 秀吉、惣無事令に従わなかった島津義久を降伏させ、九州を平定する。

(同年) 伴天連追放令 

1588 佐々成正、切腹
 肥後国人一揆の収拾に失敗した責任を取る。

(同年) 十五里ヶ原の戦い
 最上と伊達の争いが激化していることを好機と見て、上杉が最上から領地を取り返す。

1590 小田原の役
 北条氏が秀吉に降伏し、秀吉の天下統一が達成される。

(同年) 家康、関東への転封に応じる

1592 第一次朝鮮出兵 文禄の役 

1598 第二次朝鮮出兵 慶長の役

(同年) 豊臣秀吉、死去。

1600 関ヶ原の合戦

(同年) 慶長出羽合戦
 会津討伐。羽柴側として出陣しようとした上杉を、最上、伊達が止める。

1603 徳川家康、征夷大将軍に就任

1613 大久保長安事件

1614 大阪冬の陣
 大阪の役・其の一。

1614~ 禁教令 

1615 大阪夏の陣
 大阪の役・其の二。

1637~1638 島原の乱 

三十年戦争時代簡易年表

1492 レコンキスタ終結(スペイン) 

(同年) コロンブス、新大陸に到達(イタリア)

1494 トルデシリャス条約(スペインとポルトガル) 

1517 ルターの宗教改革 

1520 スレイマン大帝即位(オスマン・トルコ) 

1529 サラゴサ条約(スペインとポルトガル) 

1534 英国国教会成立 

1545 トリエント宗教会議 

1555 アウグスブルグの宗教和議 

1562 ユグノー戦争 

1571 レパント沖の海戦(スペインVSオスマン) 

1580 スペイン、ポルトガルを併合 

1588 アルマダの海戦 

1600 東インド会社設立(イギリス)

1602 東インド会社設立(オランダ)
 世界初の株式会社。

1618 ドイツ三十年戦争開始 

1631 マクデブルクの掠奪 

1648 ヴェストファーレン会議

各巻記載の歴史再現

()内はその事件が本来起きるはずであった年を表す。
歴史再現は必ずしも年表通りに進行するとは限らないため、大幅にずれる事がある。

※(例)信長の襲名は遅れに遅れて1640年。ちなみに本来なら本能寺の変は1582年に起きる。

Ⅰ巻に記載されていた出来事

南北朝戦争 (南北朝時代開始から後南朝の滅亡までとすると1336~1457)
 天皇家が皇位継承を巡って二つに分裂し、激しく争った。作中の重大事件である重奏統合争乱の原因。

比叡山焼き討ち (1571)
 信長が宗教勢力の拠点に逃げ込んだ敵を建物ごと焼きつくした。
 作中では先に述べた「ずれ」から、信長の襲名直後である1640年に再現されることになった。

島原の乱 (1637~1638)
禁教令 (1614~1873)
 双方ともキリスト教と幕府の争い。
 作中、酒井忠次は、これらの出来事を早期再現することで、カトリックの極東進出を防いだ。

聖ウァレンティヌスの殉教 (諸説あり。大体3世紀後半)
 当時のローマ皇帝は士気の低下を恐れて兵士の結婚を禁じた。
 しかし、ウァレンティヌスはそれに背き結婚式を執り行ったため処刑された。
 ・・・という話のはずなのだが、作中では恐ろしい形で歴史再現された。どちらかと言えば小ネタの部類。

トリエント公会議 (1545~1563)
 当時高まりつつあった宗教改革の運動に危機感を抱いたカトリック教会が、
 プロテスタントとの妥協点を見つけるために開かれたもの。
 結局は教義と教会の体制の再確認を経て、プロテスタントとはお別れすることになった。

三十年戦争 (1618~1648)
 プロテスタントの反乱が発端となって起きた、やたら複雑な争い。
 開戦当初は宗教戦争だったが、民族同士の対立や、国家間の権力争いが絡んだ結果、国際戦争に発展した。
 作中で扱われる歴史再現において、戦国の世の歴史再現と並んで重要度の高いイベント。
 現在はまだ序盤戦が始まったばかりであり、主人公達はこの三十年戦争の最後、
 ヴェストファーレン会議に向けて動いていくことになる。

Ⅱ巻に記載されていた出来事

アルマダの海戦 (1588)
 オランダの独立、アメリカの領有権、宗教問題など、様々な火種を抱えていたスペインとイギリスの戦い。
 境界線上のホライゾンⅡ巻のメインイベント。

アーサー王伝説 (6世紀ごろ)
 王にふさわしい者のみが抜けるとされた石に刺さった剣(エクスカリバー)を引き抜いたアーサーが王となり、
 聖杯探索を命じたり、海の向こうからやって来た侵略者と戦ったりするが、
 身内に裏切られて重傷を負い、妖精の国に消えていくという話。

レパントの海戦/厳島の合戦 (1571/1555)
 レパントの海戦・・・地中海に進出してきたオスマンをスペインが撃退。
 厳島の合戦・・・毛利が陶氏を策に嵌めて壊滅させた。

 二重再現。この戦いで陶氏は滅亡。その後、スペインはポルトガルを併合する。
 作中での再現は25年前(1623)

ノルマンコンクエスト (1066)
 英国の中心、南部イングランドをノルマン人が制圧。後の英仏関係に影を落とす。

英仏百年戦争 (1339~1453)
 フランスが自国からイギリスを締め出そうとしたら、イギリスがキレてフランスに攻め込んだ。
 ジャンヌ・ダルクの処刑は1431年。
 ちなみに、兵や物資の補給の関係もあり、百年間ずっと戦争していたわけではない。
 この百年の間に封建制の崩壊が進み、騎士は没落の一途を辿る。

薔薇戦争 (1455~1485)
 イギリス王朝の王位継承を巡ってランカスター家とヨーク家が争い、後に和解、チューダー朝が生まれる。

ジャン・グルニエ事件 (1603)
 孤児であったジャンは怪しい騎士から狼男に変身する術を与えられ、
 色々やったあげく捕まって修道院に監禁される。
 狼男はライカンスロープという精神病患者である、とされるようになる。

トルデシリャス条約、サラゴサ条約 (1491、1529)
 他の国に了解も取らずに、スペインとポルトガルが世界を山分けにした。

アキレスと亀のパラドックス
 小ネタ系。紀元前の哲学者、ゼノンが考えたパラドックス。川上稔氏の作品に引用されるのは初めてではない。

アウグスブルグの宗教和議 (1555)
 堕落したカトリック(旧派)に怒ったルターが頑張った結果、ルター派という派閥が生まれ、
 プロテスタント(新派)と呼ばれるようになった。
 当時ドイツでは新派と旧派の対立が原因で反乱が相次いだため、領内の宗教を領主が選択できるように決めた。

Ⅲ巻に記載されていた出来事

毛利の三本矢 (1557)
 毛利元就が、三人の子どもに対し、
 「一本の矢は折れやすいが、三本束ねれば折れづらい。だから兄弟三人で団結するように」
 と諭したという、「三矢の訓」伝説のこと。
 実際には既に長男は死去しており、元ネタとなった教訓話は別に存在する。

 歴史再現においては、長男と次男が三本折ってしまい、折れなかった三男がトラウマを得る。
 歴史再現に低触しかかったが、元就のアドリブによって回避された。

マクデブルクの掠奪 (1631)
 三十年戦争当時、カトリックである神聖ローマ帝国の軍勢が、
 プロテスタントの都市であるマクデブルクを陥落させた際に、
 略奪と虐殺によってマクデブルクの人口のほとんどを失わせた事件。

 カトリック側は『傭兵の暴走』、プロテスタント側は『カトリックへの協力を拒んだことに対する見せしめ』、
 と解釈し、世論操作の応酬が繰り広げられたが、最終的にはプロテスタント側の言い分が通った。

 結果、カトリックとプロテスタントの分裂は深刻化、
 三十年戦争における神聖ローマ帝国の敗北を招くことになる。

ユグノー戦争 (1562~1598)
 フランス国内のカトリックとプロテスタントの争いに端を発した内戦。
 貴族、王族の思惑も絡んで、虐殺事件が複数回発生する血生臭いものとなった。
 最終的には、プロテスタントに信仰の自由が認められ、戦争終結に至る。
 なお、「ユグノー」とはプロテスタントのこと。

足利義輝の暗殺 (1565)
 松永久秀らが謀反を起こし、二条御所を軍勢が襲撃。義輝は奮戦したが、畳で動きを封じられ殺害される。

東大寺大仏殿の戦い (1567)
 三好三人衆と松永久秀が仲たがいを起こし、軍勢を用いて半年もの間激しく戦った。
 この戦いの最中、陣地になりそうな場所(東大寺)を松永久秀が焼いたとされているが、真偽は不明。
 ただし、作中の『松永・久秀』は本当にやった。

壇ノ浦の戦い (1185)
 平氏と源氏の最終決戦。源義経の絶技、八艘跳びは、攻撃のためではなく間合いを開けるために使われた。

ハ―メルンの笛吹き男 (1284)
 神聖ローマ帝国領内ハーメルンで起きた児童大量行方不明事件。
 解釈が複数あり、ロリ・ショタコン説、死神説、少年兵の徴募説、植民説などが存在する。

第一次木津川口の戦い (1576)
第二次木津川口の戦い (1578)
 石山本願寺への物資搬入を目的とする毛利・村上水軍とそれを阻止せんとする織田水軍の戦い。
 第一次の際、織田は焙烙火矢によって大打撃を受け敗退。
 その反省を生かし第二次では鉄甲船を投入して勝利、補給路の寸断に成功する。

 本来は本願寺勢力との前哨戦となる歴史再現だが、
 村上水軍の戦力を惜しんだK.P.A.Italiaの思惑から先送りにされていた。

三方ヶ原の戦い (1572)
 足利義昭の発した織田信長討伐令に応えるため、武田信玄は西上を開始する。
 武田軍の領内通過を良しとしなかった徳川家康は果敢にも戦いを挑むが、大敗、多くの武将を失うこととなった。
 史実における松平元信の三大危機の一つ。
 作中では武田軍がM.H.R.Rの追撃第一陣を傭兵扱いで代行させ、江戸までの追激戦という形で再現する。

長篠の戦い (1575)
 武田家凋落の最大要因となった織田家と武田家の一大決戦。

第一次朝鮮出兵:文禄の役 (1592~1593)
 豊臣秀吉が海外進出を目論み、李氏朝鮮に攻め入った第一回目の出兵。
 作中では江戸に逃げ込む“武蔵”を阻止する為、
 羽柴・藤吉郎が朝鮮半島に対応する房総半島に前倒し再現で攻め入った。

Ⅳ巻記載の出来事

工事中。

 襲名について

工事中。

各国の状況と襲名者の一覧

物語の進行に応じて襲名者の解除、移籍などが発生するが、ここでは最新のものを記載する。
また、二重襲名者に関しては/でその名前を併記するものとする。(一部例外有り) 

M.H.R.R (羽柴家+神聖ローマ帝国)

  • ルドルフ二世 →(行方不明)
    前総長。ハプスブルク家の家訓遵守の果てに生まれた、容姿を自在に変質できる“変態野郎”
  • マティアス
    総長兼生徒会長。ボヘミア教導院生徒会長兼副長。旧派の代表でルドルフ二世の弟。
    後の五大老、宇喜田・秀家を襲名準備中。
  • ティリー将軍
    副長。“マクデブルクの掠奪”の実行者。P.A.Odaの柴田・勝家が二重襲名。詳しくは下記にて。
  • メルキオール司教/ハプスブルク家
    副会長。P.A.Odaの羽柴・藤吉郎が二重襲名。詳しくは下記にて。
  • 傭兵王ヴァレンシュタイン
    会計。独逸傭兵団の団長。P.A.Odaの前田・利家が二重襲名。詳しくは下記にて。
  • マルティン・ルター
    書記。宗教革命の立役者にして改派の代表。襲名者はかつての巴御前
  • オリンピア
    インノケンティウスの義理の妹(史実では義理の姉)
    夢を現実に映し出す“逆齢の民”の妖精族。兄の行方不明を受けインノケンティウス十世を暫定襲名。
  • オットー・フォン・ゲーリケ
    ザクセン教導院会計、兼、マクデブルク臨時市長。改派の代表格の一人。
     
  • 福島・正則
    羽柴麾下の若手集団、十本槍が一番。敵の攻撃を吸収して放つことができる防御系神格武装“一ノ谷”の使い手。
    落下型の加速術式“逆落とし”の使い手でもある。
  • 加藤・清正
    羽柴麾下の若手集団、十本槍が二番。砲撃可能な双槍剣“カレトヴルッフ”を操る金髪巨乳。
  • 石田・三成
    秀吉を補佐する制御情報術式。人格形成が追いつかず今だ暫定襲名。

K.P.A.Italia (安芸諸国連合+イタリア都市連合)

  • インノケンティウス →(行方不明)
    教皇総長。K.P.A.Italia代表で、旧派(カトリック)の首長。
  • ガリレオ →(行方不明)
    副長、後に第二特務。元・パドヴァ教導院学長。インノケンティウスのかつての師。
  • 立花・道雪
    副長。元三征西班牙所属の客分。四脚の武神を駆る元“西国無双”
  • 村上・元吉
    第一特務。六護式仏蘭西から派遣された、村上水軍の艦隊司令。

英国 ※割り当てが対馬だったため対応する支配国なし。

  • エリザベス
    総長兼生徒会長。妖精女王。
  • ロバート・ダッドリー
    副長。打ち払いの聖術を使う。
  • ウィリアム・セシル
    副会長。重さを他者に分け与える荷重術式を使用する。
  • ベン・ジョンソン
    書記。詩人・劇作家。有名な短距離走者とは別人。
  • ニコラス・ベーコン
    書記補佐。人造精霊。英国の国璽の化身。
  • チャールズ・ハワード
    会計。海戦長だが戦闘能力なし。
  • トマス・シェイクスピア
    俳優兼劇作家。宮内大臣一座という劇場術式を使う。
  • フランシス・ドレイク
    海戦副長。半狼(ハードウルフ)
  • ジョン・ホーキンス
    ドレイクの同僚。
  • トマス・キャベンディッシュ
    人魚。船舶部前漢の統括指揮を行う。
  • グレイス・オマリ
    アイルランド代表。木精。
  • クリストファー・ハットン
    大法官。動白骨(リビングボーン)
  • F・ウォルシンガム
    風紀委員長。自動人形。
  • ウォルター・ローリー/山中・幸盛
    尼子家残党の一人。
     
  • メアリ
     メアリ・スチュアート/メアリ・チューダー。字名を“重双血塗れメアリ”
  • ミルトン/横道・正光
     尼子家残党の一人、横道・兵庫助。ヤタガラス(霊獣型走狗の一種)

三征西班牙 (大内、大友家+スペイン)

  • フェリペ・セグンド/大内・義長
    総長兼生徒会長。フェリペ二世。
  • フアナ
    副会長兼会計。フアナ二世。
  • ディエゴ・ベラスケス
    書記。山岳系の長寿族。画家。
  • 弘中・隆包/アロンソ・ペレス・デグマン
    副長。
  • 立花・宗茂/ガルシア・デ・セヴァリョス
    元第一特務。“西国無双”。極東相手に敗北した責任を取り、「立花・宗茂」の襲名を解除。
  • 立花・誾
    元第三特務。立花・宗茂の師匠である立花・道雪の一人娘。史実どおり立花・宗茂の妻。
  • 江良・房栄/アルバロ・デ・バサーン
    第二特務。神格級武神、道征き白虎の使い手。「ふさひで」ではなく「ふさえ」
  • ペデロ・バルデス
    第四特務。豊後水軍渡辺家を纏める。
  • フローレス・バルデス
    第五特務。豊後水軍渡辺家を纏める。

上越露西亜 (上杉家+ロシア)

  • イヴァン四世/上杉・謙信 →上杉・景勝
    総長兼生徒会長。魔神族。庭造りを趣味とする。
  • 直江・兼続
    副長兼副会長。打撃エネルギーを動力転換する、“愛の体罰”術式を使用する。
  • 斎藤・朝信
    第一特務。年季と経験で戦場の先を読む“越後の鍾馗”。
  • 本庄・繁長
    第二特務。魔神族。神格術式“本庄盾”の使い手。
  • マルファ・ボレツカヤ/長尾・景虎
    浮遊都市ノウゴロド市長。新発田・重家を襲名し中立の立場に移行する。

伊達家 (奥州シビル・仙台伊達教導院)

  • 伊達・政宗
    総長兼生徒会長。竜神と人の混血である病弱年下枠少女。二年生。
  • 伊達・成実
    副長。機動殻“不転百足”を操る四肢義体の隠れ姉系。
    女性なので名を「しげざね」ではなく「なるみ」と読ませている。
  • 片倉・景綱
    副会長。会計・書記を兼任し政務を一手に率いる。テンション選択式で上下が激しい。
  • 留守・政景
    第一特務。仙台城の管理制御を行う人工人格。
  • 鬼庭・綱元
    第二特務。武神“左月”を用いる鬼型長寿族。
  • 伊達・義姫
    学長。鬼型長寿族と人間のハーフで政宗と小次郎の実母。
  • 伊達・小次郎 → (昇天)
    伊達・正宗の実弟。『自害』後、前田・利家によって霊体化され、羽柴・秀次を襲名する。

最上家

  • 最上・義光
    生徒会長兼総長。人狐で、駒姫の実の母。
  • 鮭延
    会計兼書記のシャケ型走狗。鮭延・秀綱。

六護式仏蘭西 (毛利家+フランス)

  • ルイ・エクシヴ
    総長。“太陽王”ルイ十四世。神の血を引く青年。
    全身から陽光を放つような存在であれ、という条件を満たすために常に全裸。
  • 毛利・輝元/ダルタニヤン
    生徒会長。極東側の代表にしてエクシヴの妻。
    「ルイ・エクシヴの愛人全員」を襲名するため、猛勉強している。
  • (人狼女王)/テュレンヌ子爵/益田・元祥
    副長。突然襲名した一年生。極東側の武将を襲名したことで、極東側の歴史再現に介入できるようになった。
  • 毛利・元清
    書記兼第四特務。輝元の補佐を努める自動人形Mouri01。リュイヌ婦人の離脱を受け副会長に昇格。
  • アンリ
    特務。戦闘系自動人形。四刀流の使い手。
  • アルマン
    特務。戦闘系自動人形。強化された広範囲重力制御の使い手。
  • イザック
    特務。戦闘系自動人形。砲撃担当。
  • 毛利・元春
    自動人形、Mouri02
  • 毛利・隆景
    自動人形、Mouri03
     
  • リシュリュー →(公主隠し)
    前会計。
  • アンヌ・ドートリッシュ →(死亡)
    前暫定総長兼生徒会長。エクシヴの妹で、兄の就任まで仏蘭西を支え続けた。
  • リュイヌ夫人/マザラン →(死亡)
    元副会長兼会計。アンヌの忠実な従者である自動人形。
  • 聖なる小娘(ジャンヌ・デ・アーク) →(死亡)
    百年戦争の英雄。彼女の火刑の直後、重奏統合争乱が起きた。
  • 青髭(ジルドレ) →(不明)
    食人鬼。

アフリカ諸国 九州 (島津家+アフリカ諸国)

 工事中。

P.A.Oda(織田家+オスマン)

  • 織田・信長
    歴史再現による暗殺を回避するため、姿を現さない。
  • 柴田・勝家
    五大頂の1。新婚ほやほやで結構ウザイ鬼型長寿族。M.H.R.Rに出向中。
  • 丹羽・長秀
    五大頂の2。P.A.Oda書記兼第三特務。安土城の築城役だった。精霊や走狗の力を借りて戦う近接依代士。
  • 佐々・成政
    五大頂の4。ヤンキー系で突撃派。でも几帳面で苦労性。かつてはスレイマンの元にいた。
  • 前田・利家
    五大頂の4。加賀百万Gを行使するネクロマンサー。M.H.R.Rに出向中。霊体。会計補佐のまつは走狗。
  • 羽柴・藤吉郎
    五大頂の6。十本槍という私軍を持つ。M.H.R.Rに出向中。
  • 佐久間・信盛/佐久間・盛政
    艦隊司令。特に防御戦における艦隊運用に定評がある。飴好きで、人にもよく勧める。
  • 森・長可
    暗黒大陸出身の触手系種族。邪神教に囚われ爛れた日々を過ごしていた反動で純愛派。
    専用の武神部隊“人間無骨”を駆使する。戦場で直政と出会い、ハートを撃ち抜かれる。
  • 松永・久秀
    紀伊半島統括、諸派連合総長。稀代のトリックスター。
  • 滝川・一益
    築城や艦船操作に秀でた忍者武将。女性。
  • 九鬼・嘉隆
    鉄鋼船団の長。
  • 鈴木・孫一
    雑賀衆を裏切る形でP.A.Odaに付いたガンナー。
  • 不破・光治
    北陸方面軍、現地会計。利家や成政と共に“三人衆”と呼ばれる。
  • 御市
    柴田・勝家の妻。戦闘時は狂乱し、敵味方区別なく攻撃する。狂乱時でも戦術を使える脅威のバーサーカー。
  • 羽柴・秀次 → (昇天)
    史実では羽柴・秀吉の甥。伊達・小次郎のこと。
  • 駒姫 → (昇天)
    羽柴・秀次の側室として、最上家から輿入れした姫。最上・義光の実の娘。霊体となっている。

印度諸国連合 (北条家+印度諸国連合)

  • 北条・氏直
    総長。病弱ゆえに自動人形に身体換装した褐色美人。

清 (武田家+中国)

  • 義経/武田・信玄/フビライ→ヌルハチ →(行方不明)
    総長兼生徒会長。元→明→清の支配者。純系長寿族であり、数千年単位の寿命を持つ。
    源・義経の襲名者で、百メートルを跳躍する絶技、八艘跳びの使い手。
  • 佐藤兄弟 →武田・勝頼
    副会長。二人一組で事を運ぶ長寿族の老人達。
  • 弁慶
    副長。躑躅ヶ崎城を襲名した打撃型対空武装移動都市“弁慶”を制御する僧兵型走狗。

真田家 (真田教導院)

  • 猿飛・佐助
    “要らずの一番”。体術と忍術を駆使する部隊長。
  • 霧隠・才蔵
    “要らずの二番”。風の移動術を使いこなす風精の女性。
  • 三好・晴海
    “要らずの三番”。高二病な鬼型長寿族の僧侶。元三好三人衆『三好政康』
  • 三好・伊佐 → (死亡)
    “要らずの四番”。制御式の武神操者。外見ロリだが二番目の年長者。武蔵改射出時の戦闘で死亡する。
  • 穴山・小助
    “要らずの五番”。人の良さそうな顔と口調を持つ男。演劇好き。
  • 由利・鎌之介
    “要らずの六番”。剣技が得意で少々ブレードジャンキー気味。
  • 海野・六郎
    “要らずの七番”。鉄扇剣を駆使する傾奇者の踊り子。
  • 根津・陣八
    “要らずの八番”。筧の部下で狙撃手。ミスを恐れ、真面目過ぎるほどに真面目。
  • 筧・十蔵
    “要らずの十番”。空間射出で零距離砲撃を行う長身痩躯の男。

極東 (松平家+日本)

  • (ホライゾン・アリアダスト)/(松平・元信の嫡女)
    正式な名前は未確定。(松平・元信や徳川・家康を襲名しているわけではない)
    松平・元信からの略式相続により、極東代表、三河君主、『武蔵』所有の権限を引き継ぐ。
  • (ネイト・ミトツダイラ)/水戸松平家
    個人ではなく家系のみの襲名。のちに水戸・光圀を襲名することになる。
  • 大久保・忠隣/大久保・長安
    武蔵アリアダスト教導院、代表委員長。穏健派の意見を伝えるため臨時生徒総会を開く。
  • 加納
    武蔵アリアダスト教導院、風紀委員長。三河で襲名した自動人形。加納御前。
  • 柳生・宗矩
    暫定襲名者の風紀委員。神格武装“金槌”を使用する。
  • 酒井・忠次
    主人公たちの通う教導院の学長。松平四天王のリーダー。
  • 小野・忠明
    葵姉弟の父。現在神州各地で何らかの調査中。
  • 善鬼 →(引退)
    “青雷亭”の店主で葵・トーリ、喜美の母。ホライゾンの母の警護役でもあった。(葵の名字はその時貰う)
    伊藤一刀斎の後継争いを再現した後、襲名解除して葵・善鬼(あおい・よしき)と名乗る。
     
  • 松平・元信 →(死亡)
    三河の領主だった人物。地脈炉の暴走を引き起こし、この世を去る。
  • 本多・忠勝 →(死亡)
    東国無双。地脈炉の暴走に巻き込まれ、この世を去る。
  • 榊原・康政 →(公主隠し)
    公主隠しと呼ばれる怪異により失踪。
  • 井伊・直政 →(公主隠し)
    物語開始以前に、公主隠しによって失踪。
  • 松平・信康 →(死亡)
    史実においては松平・元信の嫡子だが、作中では元信の弟が襲名。
    P.A.Odaへの恭順の証として自害を強要された。

里見家

  • 里見・義康
    生徒会長。前総長の妹で、義頼とは少々確執有り。ペタ子。後に武蔵に留学生としてやってくる。
    いずれ、最上・義康を襲名したいと最上・義光に申し出る。
  • 正木・憲時 →里見・義頼/成瀬・正義 →(死亡)
    総長。温厚派の重武神騎乗師。過去にあったある出来事により、トーリに一目置いている。
  • (初代)里見・義頼→(死亡)
    前総長。里見・義康の姉。

その他の勢力

  • 本願寺・顕如
    かつてのオスマントルコ大総長スレイマン一世。今は信長に敗れて隠居の身。
  • 藤原・泰衡
    奥州藤原家の長老。代表。
  • オラニエ公ウィレム → (公主隠し)
    独立阿蘭陀教導院、総長兼生徒会長。公主隠しに遭い姿を消す。

武蔵住人のあやかり元

ここでは人物襲名の補足として、武蔵住人のあやかり元を記載する。
また、作中でこそ明言はされてないが、情報誌等で公開されたり作中で暗示されている面々も特別に記載する。

作中及び情報誌で明言された人物

  • 本多・正純→本多正純
    襲名の為に生まれた時から名前を揃えるも襲名失敗。だが、あやかりとして名前はそのままに。
  • トゥーサン・ネシンバラ→榊原康政
    榊原→木ネ申原→木を取ってネシンバラ。酒井からは『次代の榊原』と言われているが本人は固辞。
  • キヨナリ・ウルキアガ→内藤清成
    異端審問官の家系として、関東総奉行や江戸町奉行等を歴任する人物をあやかり元に。
  • マルガ・ナルゼ→成瀬正義
    三方ヶ原の戦いで家康の身代わりとして戦死した武将。マルガ本人は甥の成瀬正成の方だと主張。
  • マルゴット・ナイト→内藤新宿
    本来は内藤清成だがそちらはウルキアガに譲り、鉄砲隊の訓練所を構えていた地名にあやかる。
  • ノリキ→督姫
    北条家内の政争の末襲名失敗。船(武蔵)に乗って去る姫→『乗去』もしくは『乗姫』をあやかりに。

ファンサイドでの推測の域にある人物

  • 点蔵・クロスユナイト→尼子十勇士+服部半蔵?
     クロス(十)+ユ(勇)+ナイト(士)
     明言はされてないが、作中で父親が尼子十勇士の秋上・久家である可能性を匂わせている。
  • シロジロ・ベルトーニ→茶屋四郎次郎
     あやかり自体は情報誌で明言されているが四郎次郎は屋号であり、おそらくは初代・中島清延。
  • ハイディ・オーゲザヴァラー→小笠原貞頼の姉
     初代茶屋四郎次郎に嫁いだとの一説が有る。小笠原を読み崩してオーゲザヴァラーに。
  • 直政→井伊直政
     作中での明言無し。ただし、出身地が武田との国境地帯で地摺朱雀が赤備えに通じている、等の符号がある。

その他の歴史再現

工事中。

小ネタ

元ネタを()内に記載。

Ⅰ(上)
  • エロゲ“ぬるはちっ!!”(ヌルハチ。清の初代皇帝)
  • カエサル「ブルータス、またお前か!」
    (カエサルは紀元前のローマの政治家兼将軍。台詞はシェイクスピアの戯曲から。「ブルータス、お前もか」)
  • 記録歌劇“ソドムとゴモラがきえちゃった!”(旧約聖書に記載されている悪徳の都。神の怒りによって焼かれた)
  • エロゲ“絶頂ヴァージンクィーン・エリザベス”(エリザベス一世。生涯独身を貫いたため、処女王と呼ばれる)
  • 出雲通信の教育番組“働く階級のおじさん”(NHK教育の番組、はたらくおじさん)
  • エロゲ“とっかえひっかえヘンリー八世!”(エリザベス一世の父。娘とは逆に、死ぬまでに六人と結婚した)
  • アニメ魔法(ケルト)少女バンゾック(ケルト・ゲルマン民族はローマ人から見れば蛮族だった)
  • 干物料亭“干るす”(ミイラ=干物=干す、の連想ゲーム。ホルスはエジプト神話の神)
  • 出雲通信のアニメ“割断世界ホンダリア”
Ⅰ(下)
  • ゲーム“真性ローマ帝国”(神聖ローマ帝国)
  • ゲーム“逆転魔女裁判”(逆転裁判+魔女裁判)
  • ゲーム“いいんか皇帝”(インカ皇帝。蛇足だが、初代皇帝の名はマンコ・カパック)
  • 神奏術湯沸かし器“湯ATARISHOCK”(湯当たり+アメリカのゲーム市場の冷え込み、アタリショック)
  • ヒーロー特撮“南朝崇拝マサシゲ”(南北朝時代の武将、楠木正成)
  • ヒーロー特撮“怒張解決ドウキョウ”(奈良時代の僧侶、道鏡。巨根とか)
  • ホラー“十三日の禁欲日8・バレンタイン”(ホラー映画、十三日の金曜日とバレンタインの混合)
  • お菓子“プロ野球(クリケット)干し飯チップス、五円ショコラ”(プロ野球チップスと五円チョコ)
  • 滅多流和歌集MAN-YOU入門(万葉集。日本に現存する最古の歌集)
  • 書籍“三国士無双演義”(三国志演義+三国無双+麻雀の役、国士無双)
Ⅱ(上)
  • 洗浄式便座“釣瓶撃ち”(次の“ネタがしま”のタイアップ商品という位置づけ。)
  • 三国士無双演義神肖戯画(テレビアニメ)“ネタがしま”
    (上の“釣瓶撃ち”と合わせると、『火縄銃の釣瓶打ち』といった意味合いになる)
  • 粉末系スポーツドリンク“ドクターカッパー”(ドクターペッパー+河童。きゅうり味らしい)
  • 中華系エロゲ“ハーレム大好き!Chu王様!”(殷の紂王。暴君であったとされ、彼の代で殷は滅亡した)
  • 嫉妬系文学“源氏名物語”(源氏物語と風俗の源氏名をかけている)
  • 昔話“はなさかじじい”(昔話、はなさかじいさん。地味に『蓑踊り』、『五人組制度』などの用語が盛り込まれている)
  • 同人誌“帰ってネロ皇帝”(帰って寝ろ、とローマ皇帝のネロをかけている)
  • エロゲ?“離婚妻アン・ブーリン”
  • 正純の発言「16XX年、世界は~」北斗の拳冒頭部の文章。「どうも、歌丸です」“笑天”出演の桂歌丸の台詞。
  • エロゲ“ブレダの開城”
    (画家ベラスケスの名画の題名。スペイン軍にブレダの都市守備隊が降伏した際の様子を描いたもの)
  • ミリアムの台詞「コレが本当のトラップ一家~」
    (原作は“トラップ・ファミリー合唱団物語”トラップはファミリーネームであり、罠的意味合いは本来はない)
  • エロゲ“マゼラン船長の南国ドッキリ昇天!”
    (マゼランの艦隊は世界一周を成し遂げた、とされるが、本人はフィリピン諸島のセブ島で戦死している)
  • ボディビル研究会“ごり☆あて”(旧約聖書に登場するペリシテ人の兵士ゴリアテ。巨漢であったという)
  • ギリシャ太陽神研究部“ヘリ夫がバルス”(ローマ皇帝ヘリオガバルスは太陽神の神官だった)
  • 仏道研究会の僧兵部隊“仏道戦隊ミッキョート”(戦隊もの+密教徒)
  • マルガ・ナルゼの同人誌“浅間様が射てる”
    (浅間・智+マリア様がみてる。『マリア様がみてる』は同人界に百合ブームを巻き起こした作品で、作者のナルゼは同人作家で百合。)
  • 携帯ゲーム“大蛸”、“火災”、“狂気猿人”(任天堂のゲーム&ウォッチ。オクトパス、ファイア、ドンキーコングが元ネタ)
  • シェイクスピアの読み上げ「この触手を作ったのは誰だあ!」
    (美味しんぼの登場人物、海原雄山の台詞「このあらいを作ったのは~」他、触通→食通)
  • 豚骨系ラーメン屋“ラーメン太祖”、チェーン店“パエリア皇帝”(太祖は東アジアにおける国王、皇帝の死後の呼び名)
  • ??“よく解る! マーリンの円卓崩壊!”初版だとマリーン。誤植か。
  • トランス文学“とりかへばや物語・帝様が道鏡様で道鏡様が帝様で”
    (『とりかへばや物語』+『おれがあいつであいつがおれで』+道鏡は帝位に就く野望を持っていたとされる)
  • 書物?“仮面の忍者・露西亜赤影”(仮面の忍者赤影。赤旗は共産主義や社会主義を象徴する)
  • エロゲ“鈍器法廷”(小説、ドンキホーテ。当時最も盛んであった騎士道物語を皮肉ったもの)
  • カエサル「賽は投げられてしまった!!」(ルビコン川渡河の際の台詞「賽は投げられた」)
  • 戯画(マンガ)「ペンドラゴンボール・超円卓騎士編」(アーサー・ペンドラゴン+ドラゴンボール。妖精王拳→界王拳など)
  • 喜美の台詞「付け替えろ君のオーバーブラジャー!!」
    (キングゲイナ―のキャッチコピー、『信じろ、君のオーバースキル!』)
  • 失地王体験ツアー、テムズ川汚水エコツアー、ロンドン処刑ツアー
    (イングランドの王、ジョン失地王。テムズ川が本格的に汚染されるのは19世紀の頃。ロンドンの観光名所には元処刑場がいくつかあり、ツアーが組める)
  • 忍者雑誌“月刊麻ジャンプ”(コミック雑誌ジャンプ+忍者の麻をジャンプで飛び越える訓練から)
  • 妖物の発言「モンキーマジック!」
    (同名のゴダイゴの楽曲が元ネタと思われるが、作品の傾向からプロレスラーのリングネームの可能性もある)
  • 巨大ヒーローもの“変身奏者・ペテロマン”(石化ビーム→聖ペテロは石を意味するあだ名で呼ばれていた)
  • 劇場戯画“インディオの守護者ラスカサス”
    (スペインのカトリック司祭、ラス・カサス。インディアン虐待の実態を訴え続けた。作中では同名の襲名者がいる)
  • 同人作品“平太記・巻之二十”(南北朝時代を描いた軍記物語、太平記。)
  • 同上“難平太記”(難太平記。太平記が今川家を軽視した内容だと考えた今川貞世が子孫向けに編纂した歴史書)
  • 同上“ばさらでさらば!”
    (派手な格好や行動を好む風潮『ばさら』。既存の権威を否定するこの風潮は後の『下克上』の下地となった)
  • 同上“カンタベリー物語”
    (ジェフリー・チョーサーの物語集。色々な身分・職業の人間が自分の知っている面白い話をしていく、という形式で書かれている)
  • 同上“ファイナルカンタベリークエスト”
  • 毒ありジャガイモ“ポテトスマッシャー”(独逸の手榴弾、ポテトマッシャー)
Ⅱ(下)
  • ぬいぐるみ/神肖劇“邪妖精テレタビども・赤男”(『テレタビーズ』。イギリスの番組)
  • 神肖番組“パープル☆式部”(紫式部)
  • 馬鹿には見えない服(童話、『裸の王様』)
  • 小冊子“ノルマンコンクエスト3” ネシンバラの若気の至り。
  • アントニー「ローマですかぁーー!!」
  • 葛の葉弁当“葛野郎”
Ⅲ(上)
  • カエサル「また来た、また見た、また勝った」(ガリア戦記の一説「来た、見た、勝った」)
  • エロゲ“テーバイ真性隊vsスパルタホモ軍団・300人切り”(スパルタクスの乱)
  • エロゲ“とりかへばや物語・どきどき宮廷編”
    (平安後期の作品、とりかへばや物語。女性的な若君と男性的な姫君が、立場を入れ替えて出世していく話)
  • ヒーロー特撮?“宇宙奉行エチゼン”
    (江戸時代の奉行、大岡越前守忠相+『宇宙刑事シャリバン』。トーリの台詞、「~空間」が登場する)
  • 飲食店“猛者バーガー”(モスバーガー。終わりのクロニクルの時代から存在したネタ)
  • 飲料品“聖人・マックスゲオルギウスコーヒー”(『ジョージア・マックスコーヒー』。ゲオルギウスは英語読みでジョージ)
  • 飲食店“しゅー道”(シュークリーム+衆道)
  • 番組“白黒つけるぜ! 魔法少女デスデモーナ”
    (戯曲『オセロ』の登場人物の『デスデモーナ』。“白黒~”は卓上遊戯『オセロ』の名の由来になったことから)
  • 小説系草紙“平家物語・覚醒編”(平家物語。文中ネタは邪気眼と、以下に記載したもの)
  • “とく飲み干されよ我が草薙の剣”
    (角川ルビー文庫『ナイトは妖しいのがお好き♡』の帯“そう…。そのまま飲み込んで。僕のエクスカリバー…”)
  • 神肖戯画(テレビアニメ)“過疎忍者トットリ君”(『忍者ハットリくん』+過疎に悩む鳥取県)
  • 印刷所“はんQ印刷”(マクデブルクの半球+阪急印刷)
  • 格闘ゲーム“風雲目録史”(SNKの格闘ゲーム、『風雲黙示録』)
  • 千利休“これは茶道に実践権力を組み合わせたまったく新しい行儀作法……”
    (風雲拳。“それは、実戦空手道にブーメランを組み合わせた、まったく新しい格闘技……”)
  • 同人誌“清交渉”または“清☆交Show”清との交渉+性交渉。
  • エロ本(エロ指南書)“せいぎしなんしょ?”&エロゲ“せいしょ?”(松永久秀が記した閨房術書『性技指南書』)
  • “将軍様を閉じ込めて後ろから前から”&足利義照「暗殺らめえええ!」
    (剣豪将軍足利義輝の無双振りを止めるため、畳で身動きを封じ四方から槍で突き殺した逸話)
  • 起床サービス“早朝ファラオの目覚め”(『天才・たけしの元気が出るテレビ』のコーナー、『早朝シリーズ』)
  • 変形唯一神動画“トランスファーザー”(唯一神=父なる神+トランスフォーマー)
  • 赤ワイン“赤玉出たよ!”
  • 女装巫女軍団“山と猛る”(ヤマトタケルは女装してクマソタケルを討った)
  • 正統派同人巫女楽団“白表紙”(白拍子)
  • イデア派音楽部“いでおん!”(イデア派+『けいおん!』)
  • エロゲ“はたらく巫女さん”
  • エロゲ“トシーとマツ”前田利家とお松+TBSのドラマ、『噂の刑事トミーとマツ』)
  • ルイ・エクシヴ「朕は国家なり」(史実のルイ十四世の発言)
  • トーリの台詞「――そして、わったたけのなかから~」(『竹取物語』)
Ⅲ(中)
  • 魔女裁判動画番組の台詞『月の代理人として制裁を加える……!』
    (セーラームーンの決め台詞「月に代わって、お仕置きよ!」)
  • 純文学“麻呂の坂道”
  • “浅間様が射てる7”
  • 漫画草紙“頬上気”(『方丈記』。鎌倉時代の文学作品)
  • 中年向け性教育番組“ひとりでできるで候”(NHK教育の番組、『ひとりでできるもん!』)
  • クロスワード“九十五ヶ条の論題”(マルティン・ルターが書いた、贖宥状を非難する内容の文章)
  • オシャレドラマ“とぱーずがたり”(『とはずがたり』。鎌倉時代に書かれた自伝本)
Ⅲ(下)
  • はんQ印刷、新作入荷の告知“浅間様が射てる8”
  • 同上“闇十字平家レジェンド”
  • 同上“麻呂の坂道”
  • 同上“Loup de Debut”
  • “それにつけてもオヤジはカール”(スナック菓子『カール』のCMより「それにつけてもオヤツはカール」)
  • M.H.R.R.の人気神肖番組“世界の火刑ショー”(カナダのテレビ番組『世界の料理ショー』)
  • エロゲ“中性最後の騎士”(神聖ローマ皇帝マクシミリアン一世は、“中世最後の騎士”と呼ばれた)
  • ルドルフ二世の台詞「~何故選挙(エレクチオン)しないのよォー!?」
    (小池一夫さん原作の漫画に良く出てくる単語、エレクチオン。選挙のエレクチオンとは一字違いで、勃起を意味する)
  • 式旧派起床団“おはよう部隊”
  • “石鹸大陸・るいす風呂椅子”(ルイス・フロイス。宣教師の一人で、信長、秀吉とも会見したことがある)
Ⅳ(上)
  • 壁に耳あり障子に→目あり→メアリ→点蔵→あの野郎許さねえ……!
  • 槍を揉んだら→shake spear→シェイクスピア→ネシンバラ→あの野郎許さねえ……!
  • “MASS鏡”
    (『増鏡』。南北朝時代に書かれたとされる歴史物語。MASSは英語で、集合体の意。直後の台詞にかかってくる)
  • 解説●有明内部●文中のネタ「いきなり村に~」「土地のど真ん中に~」(ゲーム『シムシティ』)
  • ダイヤモンドケンキンエクスプロージョン
    (聖闘士星矢に出てくる必殺技、ダイヤモンドダスト+ギャラクシアンエクスプロージョン)
  • 台詞「三人一体となって奇跡を~」(聖闘士星矢における禁じ手、アテナエクスクラメーション)
  • ビックリ菩薩シール(ロッテの菓子のおまけ、ビックリマンシール)
  • “平和戦隊アウグストゥス”(ローマ帝国初代皇帝”国家の父“アウグストゥス。聖人合体バレンタイン”の前設定モノ)
  • ジャガイモ“カパックゴールド”
    (インカ帝国初代皇帝、マンコ・カパック。インカ帝国は金が豊富な国だった。片倉の台詞にあるクスコはかつてインカ帝国の首都だった地域。)
  • “パックス戦隊ゴケンテイ”
    (パックス・ロマーナ。ローマ帝国が覇権を握ったことで生まれた平和な時代。五賢帝はその時代に在位した皇帝を指す。五人揃って~は『秘密戦隊ゴレンジャー』)
  • “風雲目録史スーパー二人羽織”(格闘ゲーム風雲黙示録の続編、『風雲スーパータッグバトル』)
  • “機動関所カンジン”(『勧進帳』)
  • 地元情報草子“こうもんウォーカー”(角川書店刊のタウン情報誌、~ウォーカー)
Ⅳ(中)
  • 前田利家の台詞「対松平を今から考えて、縁起担ぎにキス天揚げまくる~」
    (徳川家康の死因は、茶屋四郎次郎の勧めた天ぷらにあたったからだ、とする俗説がある)
  • “ファイナル下剋上Ⅲ”(『ファイナルファンタジーⅢ』。サンダー、サンダラ、サンダガ、サンダル)
  • 蒙古相撲コンバット部“もーこん”
  • 本音貫通型トーク番組“徹甲の部屋”(テレビ朝日系列のトーク番組、『徹子の部屋』)
  • “家族婚通神”(ゲーム情報誌、『ファミコン通信』。現在は略称のファミ通が正式名称)
  • “極東書記・原初編”(『日本書紀』。日本最古の歴史書)
  • エロゲ“ごかんしよ?”
    (『後漢書』。中国の後漢の時代について書かれた歴史書。なお、本来読みは『ごかんじょ』だが、作中ではエロゲのタイトルらしくするために「~しよ?」というような誘い文句の形になっている)
  • 書籍“太鼓記”(『太閤記』。豊臣秀吉の生涯について書かれた伝記。HIDEとNOBはミュージシャンに元ネタが)
  • PGきりたんぽ
  • ト―リの台詞「~堀端で“置いてけ”~」(怪談、『置行掘』)
  • 同上「~沼地で黒マナ出ちゃう~」(カードゲーム、『マジック・ザ・ギャザリング』)
  • 午後のゴシップ番組“惨事の貴殿”(ワイドショー、『三時のあなた』)
  • ウルキアガの発言「~リアルモンク~」(ブロントさんの発言、「リアルではモンクタイプ」)
  • 動画“列島造成イザナギ”(日本神話におけるイザナギの国生み)
  • “太陽の子・アレキTHUNDER-Rx”(アレキサンダー大王+『仮面ライダーBLACK RX』)
  • “驚嘆饅頭チョコ”(ロッテの菓子、ビックリマンチョコ)
Ⅳ(下)
  • 柳生の掛け声「ハンタァーー……、チャンス!!」
    (テレビ朝日系列のクイズ番組『100万円クイズハンター』内の掛け声「ハンターチャンス!」司会は柳生博)
  • “早朝アサヅゲール”(ゲール人+浅漬け)
  • “三分アサヅケルト”(ケルト人+浅漬け)
  • 神道クイズ番組“ぴったし神神”(TBS系列のクイズ番組『ぴったし カン・カン』)
  • “クイズ・エグザゴン”(フジテレビ系列のクイズ番組『クイズ!ヘキサゴン』)
  • “オパイの料理ショー”(日本の番組の流れで言えば、『どっちの料理ショー』)
  • “厨房deathぞ”(TBS系列の料理系バラエティ番組『チューボーですよ!』)
  • ウルキアガの台詞「我らフライングする時はあっても~」
    (三国志の“桃園の誓い”の台詞。僕たちは同じ日に生まれなかったけど、死ぬ時は一緒だよ、的な内容)
  • 森の台詞「インパクトの瞬間、ヘッドが~」(かなり古いゴルフクラブのCMが元ネタ)
  • 片倉の台詞「やったね政ちゃん~」(やったねたえちゃん!)
  • 片倉の台詞「ハァイ!小次郎と小十郎の紛らわしい方~」(テレビアニメ『TIGER & BUNNY』の次回予告のテンプレ)
  • “劇場版・いいゴリ戦記”(『イーゴリ遠征物語』又は、『イーゴリ軍記』)

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