夕暮とは、”「艦これ」いつかあの海で”に登場したモブキャラの1つである。記事作成時点ではブラウザゲームの艦これには未実装の艦娘である。上記静画の中央のキャラクターが「夕暮」と目されている。
以下、上記モブキャラが「夕暮(艦これ)」であるとして、その概要を述べる。
夕暮は史実では第四代第9駆逐隊、第三代第27駆逐隊に所属した有明型駆逐艦2番艦→初春型駆逐艦最終6番艦として舞鶴海軍工廠(当時舞鶴要港部工作部)で1933年4月9日起工、1934年5月6日進水、1935年3月30日竣工した。
命名は1932年12月10日に姉の初霜(浦賀船渠で建造)有明(神戸川崎造船所で建造)と同時の発令。先に完成した初春・子日の復原性能不良や1934年に発生した友鶴事件が発生したため、一時「有明型駆逐艦」2番艦として扱われたりもしている(詳しくは「有明(艦これ)」記事等を参照)。
ということで、有明同様、初春型? 有明型? 白露型? な子である。有明と異なり艦娘としてのボイスがないため性格等は今の時点ではよくわからない。ただ、有明が艦隊情報を見るシーンで「あ、夕暮、情報を取ってきてくれ…ああ、今はまだいなかったな」と言及していることから、有明にいいように頼られる白露のような扱いを27駆では受けているものと推察できる。
制服は有明のものをベースに、スカートにフリルがついていること、若葉に似て黒ストッキングをはいているのがその違い。ぴっちり着ているので初春型一番の胸部装甲持ちと言える。栗色をベースに紫色へグラデーションとなっている髪は「夕暮」の名前に由来する夕暮の茜色から夜への変化を投射したものか。白色のカチューシャを装備しているが、白露がこれに対し赤色のカチューシャを装備していることも一応指摘しておきたい。
上記の通り、駆逐艦「夕暮」は舞鶴要港部工作部で1933年4月9日起工、1934年5月6日進水、1935年3月30日竣工した。竣工後は5日前の1935年3月25日に神戸川崎造船所で竣工した「有明」と横須賀鎮守府に配属、4月1日に第9駆逐隊を編成、空母赤城(第2航空戦隊)のとんぼ釣り部隊が最初の所属となる。
1935年11月1日、第2航空戦隊は空母加賀と第29駆逐隊に交代となり、第9駆逐隊は第1水雷戦隊(旗艦「阿武隈」司令官:南雲忠一少将)に編入[1]。1936年11月1日付で白露・時雨を9駆に編入、定数の4隻編成が完成した。
1938年12月15日、第9駆逐隊所属4隻は佐世保鎮守府に移管され隊名も第27駆逐隊と改められた。以降、姉の有明とともに緒戦を戦い抜いた。
1943年7月11日、コロンバンガラ島への緊急輸送作戦に第2水雷戦隊司令部(旗艦「神通」司令官:伊崎俊二少将)が2水戦31駆「清波」、10戦隊16駆「雪風」17駆「浜風」、4水戦27駆「夕暮」3水戦30駆「三日月」が向かったが、米第66.7任務群と遭遇しコロンバンガラ島沖海戦が発生し、旗艦の神通が戦没した。当該戦闘において夕暮も神通から指揮を継いだ雪風の指示で魚雷再充填を行い追撃の雷撃を行った。
7月20日、クラ湾方面への輸送任務についていた夕暮は、米軍のPBYカタリナに補足されており、TBFアヴェンジャーの攻撃により夕暮は戦没した。救援に赴いた清波も攻撃を受け戦没。救援に赴きともに戦没し、孤島に漂着した清波の西川水兵長以外の両艦乗組員全員が戦死した。
わずか約1週間後姉の有明もコロンバンガラ島沖海戦での夕暮の僚艦であった三日月とニューブリテン島ツルブへの輸送作戦に散り、27駆はわずか10日で定数の半数を失う大損害を負ってしまった。その後、第27駆は第2駆逐隊の解隊及び当該所属「春雨」の修理完了を待ち11月30日に春雨・五月雨が27駆に編入した。
夕暮(艦これ)に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
| 初春型姉妹 / 初春型駆逐艦 |
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| 1.初春 - 2.子日 - 3.若葉 - 4.初霜 - 5.有明 - 6.夕暮 |
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最終更新:2025/12/12(金) 05:00
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