夢の東方タッグ編とは、イラスト投稿SNSのpixivで連載されている、オレンジゼリー氏による東方Projectの二次創作4コマ漫画である。
概要
pixiv上で4コマ漫画の連作として連載されている。
ジャンプの名作コミック『キン肉マン』にはまった八雲紫が、それを紅魔館や永遠亭などに貸し出し、幻想郷全体が『キン肉マン』ブームに染まった末、『キン肉マン』中の「夢のタッグトーナメント」を模したプロレス大会が幻想郷で開かれるというストーリーである。
媒体による表現の違いについて
現在、「夢の東方タッグ編」は、pixivで公開→ニコニコ動画に掲載→同人誌として発売と言うサイクルを取っている。
媒体によって、技術的制約・視聴対象の相違・表現に関するガイドラインが大きく異なる為、下記のような違いがある。
- pixivで公開(原作・pixiv版)
基本的には毎日1本(話が佳境に入った場合・動画製作のタイミングに合わせる等の事情がある場合には一日2~3本)製作され、掲載している。記念すべき第1話は2008年8月14日に投稿された。
基本的にpixivの一般閲覧者向けの表現ガイドラインに則って製作されている為、軽いお色気程度のエロスやグロにならない程度の流血に留めている。(一部、「R-18対象になるのではないか」と言う絵はあったものの、実際のpixivのガイドラインではR-18には該当していない)
又、衣装の配色や手の組み方等、絵的に間違っている部分については(すぐに直して再うpした物を除いて)、全てニコニコ動画版以降で修正する形を取っている。
- ニコニコ動画で公開(ニコニコ動画版)
話の流れとして切りが良い部分までまとまった時点で、ヒサハット氏(動画上では俺(ニコ厨)と表記)により動画化され、ニコニコ動画にBGM付き動画マンガとして投稿されている。
無論、オレンジゼリー氏公認であり、5よりオレンジゼリー氏自らも編集に参加する共同制作の形式が取られている。
表現については基本的に手を加えていないものの、動画的な説明の必要な部分を追記したり、pixiv版で絵的に間違っていた部分について、オレンジゼリー氏自身が修正を加えている。
- 同人誌として発売(同人誌版)
基本として「ネット上での展開を優先している」(オレンジゼリー氏曰く)「夢の東方タッグ編」においては、同人誌は単行本に近い位置づけとして扱われており、「購入は、入場料かおひねり感覚で」(オレンジゼリー氏曰く)としている。
尚、とらのあな専売品であり、他の同人誌販売店では手に入らないので注意。
基本的に、ネットで公開した絵がそのまま使用されているが、同人誌購入者向けにネット上では諸事情で公開できなかった部分(主に不自然に隠されているバスタオル等)に手を加えた決定版となっている。
- 尚、「夢の東方タッグ編4」の一部の冊子について、263話「あれは返せない」の1コマ目の絵にタイトルの文字がかぶって印刷されているという印刷ミスが報告されている。(編集者が入手した冊子で確認済)
- オレンジゼリー氏によると、イベントの際に良品と交換を行うそうなので、サンクリ・冬コミ等の今後開催されるイベントの際に印刷ミスのあった本を持参して申し出て欲しいとの事。(参考記事:pixiv)
- その他
オレンジゼリー氏書き下ろしのオリジナルドラマ3話+セリフ音声入りのCD(これも、とらのあな専売品だったが先日終売となった)も製作されている。
視聴上のお約束
- あくまでも「キン肉マンごっこ」なので、リアリティは追求しないように。
- 展開は基本的にpixivに掲載→ある程度数がまとまったらニコニコ動画に動画マンガとして投稿なので、動画でpixivの事を話したり、動画上で試合結果に言及すると「ネタバレ」になる。要注意。
- 音声の入っている作品に関しては、作者のオレンジゼリー氏曰く、「あくまで制作側のイメージであり、視聴者側との認識のズレが予想されるので注意して欲しい」との注意があるので、その点を踏まえて視聴する事。
- 贔屓のチームが不利になっても、罵声を浴びせたりしない事。マナーを守って楽しく観戦。
- 妹様を筆頭として、格好がどうみてもアレですが、よい子が見ても大丈夫な作品を目指しているそうなので、ポロリ展開はほぼ無いと思われます。(念の為)
- このまんがでみたわざをおともだちにつかうのはやめよう!Please, Don't Try This At Home.
現時点で分かっているこの作品世界観の情報
※pixivや同人誌での作者コメント、作品内での描写から、分かっている情報です。
(ニコニコ動画版「夢の東方タッグ編19」まで・ネタバレ要素一応無し)
- 金銭や物の価値は、比較的戦前に近い。
物資は豊富だがお金に関してはそれほど…と言う状況の模様。
- 試合は満月の夜ごとに、幻想郷アリーナにて行われる予定。
- 大会の光熱費は、核エネルギーを使用しているお陰でほぼタダである。
その為、かなりの利益を上げている。(会場の一部が破壊されても、利益の4割が飛ぶ程度で済んでいる)
- カッパさん達が運営する治療施設(外科と歯科がある、有料・無料は不明)が整っている。
その為、試合中の怪我はほぼ完璧に治される模様。
- 神奈子様の力により、疲労回復の効果がある薬湯が会場内の浴場に導入されている。
- 料理に関しては和洋中いろいろとあり、選手は1人1品だけ無料で食べられる。
ちなみに、生ビール・缶ビール(と思われるアルコール飲料)も幻想入り済みである。
- 幻想郷アリーナの売店は、縞パンがあるくらい品揃えが豊富。
また、グッズ売り場にはぬいぐるみ・ポスター等もある。
- 参加選手に関しては、一部の選手を除いて作品上のお約束が分かってる模様。
- 試合はテレビ放映されている(紫がテレビの放映権の話をしていた事が根拠)為、幻想郷にはテレビがある模様。(6での描写を見る限り、カラー放送と思われる)
- 「週刊プレイボーイ」並びにキン肉マンⅡ世の単行本は、幻想入りしている模様。
- 吸血鬼については、直射日光にさえ当たらなければ昼間でも行動可能な様に設定されている。
その為、日傘を使用したり、木陰を選んで移動すれば、致命的なダメージを受けないが、衣服は直射日光を防ぐ物とは見なされない模様。
- 基本的に弾幕を除く妖怪の能力(さとりの読心・こいしの無意識等が代表例)は、高位の存在(神等)には効き難くなっている。
- 「普通はあり得ない」と思われる事は、基本的に「カッパの超技術の成果」として解釈する。(作者コメントより)
トーナメント表
<1回戦当時のトーナメント表>
┌――彼岸ジャッジメンツ (映姫&小町組)
┌┴┬―妖獣弐式 (藍&橙組)
┌┤ └―ヘル・レジテンツ (勇儀&燐組)
││ ┌―レッド75% (霊夢&レミリア組)
│└┬┴―兎魄同盟 (うどんげ&妖夢組)
│ └――スカーレット200% (フランドール&美鈴組)
│ ┌――はぐれ従者コンビ (咲夜&小悪魔(?)組)
│┌┴┬―チーム守矢 (諏訪子&早苗組)
││ └―氷結向日葵 (幽香&チルノ組)
└┤ ┌―ピラミッドヴォルケイノ (慧音&妹紅組)
└┬┴―蓬莱主従コンビ (輝夜&永琳組)
└――霧雨ファミリア (にとり&魔理沙組)
※2回戦以降については、それぞれの全カード終了後に更新
<2回戦のトーナメント表>(※1回戦で敗退したチームを除外したため反転)
┌―チーム守矢 (諏訪子&早苗組)
└―スカーレット200% (フランドール&美鈴組)
┌―ヘル・レジテンツ (勇儀&燐組)
└―はぐれ従者コンビ (咲夜&小悪魔萃香組)
┌―???(空&天子組)
└―???(白蓮&???組)
┌―蓬莱主従コンビ (輝夜&永琳妹紅組)
└―彼岸ジャッジメンツ (映姫&小町組)
┌―レッド75% (霊夢&レミリア組)
└―霧雨ファミリア (にとり&魔理沙組)
関連動画
関連コミュニティ

関連リンク
関連項目
- 東方Project
- 東方4コマ
- オレンジゼリー
- キン肉マン
- 島本さん
- 常識・おぼえていますか