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2010/03/18 うp主。
以下はうp主の書き込みではありません
大ゆっくり村とは忌むべき記憶であり、存在であると同時に忘れてはならない・・・である。
その存在は大きく、その終焉は視聴者に失望と怒りを、そして大ゆっくり村が消える原因となる動画の本当の権利者に少なからざる誤解とそれに伴う迷惑をかけることとなった。
2010/03/18を持って廃村
ある日実況動画界に超新星が生まれた。
『ゆっくり村』
いわゆるゆっくり実況動画の走りである。
ゆっくり実況は瞬く間に数を増やしていき、今では数え切れないほどのゆっくりボイスの実況動画がニコニコ動画に溢れることとなった。
実況動画の新たな可能性を示したという点で、間違いなく記念すべき動画である。
そして『ゆっくり村』をリスペクトし、インスパイアされ投稿されたのが『大ゆっくり村』である。
大ゆっくり村は急速に再生数、マイリスト数、共に急速に伸びていくこととなった。『ゆっくり村』とは異なった面白さ、聖剣縛りというプレイ、よく機種が変わるというツッコミどころ、ときどき出されるネタはらんま1/2という往年の名作からヘタリア等近年の作品まで多岐にわたり、ブラックホークダウン・『週刊使えない武器ランキング』などMADも多用された。
多くのネタが含まれる動画は少なくない人から賞賛をあび「ゆっくり村をこえた」「ゆっくり村の後継者」などの呼び声があがった。そう、『大ゆっくり村』はゆっくり実況界に確かな地位を獲得したのだ。
パート1・パート2と投稿された動画は賞賛され、「失踪宣言」ともとれる開き直った発言などと共に注目される実況動画の一つとなった。
そして満を持して投稿されたパート3の動画もまた賞賛され、評価さることとなった。
ところがである、突然ディレクターズカットと題された新しいパート3の動画が投稿されそれまであったパート3の動画が削除されたのである。多くのものが疑問に思い、一抹の不安を感じた。しかし、機種変を良くするなど元から気分屋だという印象のため、これもまた一つのネタ程度で済むこととなった。
しかしこのような行動が、その後起こす行動の前触れだったのかもしれない。
「パート死」と題された動画が投稿された、この回は動画の初めに「週刊使えない武器ランキング」というMAD動画が入っていたため、アンケート後にその結果に準じたランキングを入れるため、また最初の動画は消され新しい「パート死」が投稿されることとなった。内容では聖剣では絶対に倒せないボスとの闘いとなり、実質詰みの状態となったのである。しかし動画の終わりには何らかの(聖剣縛りを止める、ボス戦を飛ばす?等)方法で続編が作られるのではという伏線ともとれる演出が行われており、視聴者はまだかまだかと続編を期待することとなった。
平成22年3月18日『大ゆっくり村』は突如終焉を迎えることとなる。
うp主が動画を全削除し、「[とある動画]を見て笑っているキチガイ共がいるニコニコ動画に配信する動画は無い。」というコメントを残し失踪したのである。
こうして『大ゆっくり村』は終焉の時を迎えた。
ご自身の体験と相まってひどくご立腹したと思います、それは多くのユーザーも同じく思っていると思います。(少し形が異なるかもしれませんが)。書いている自分も決して笑ってなどいません。
でもこれだけは覚えておいてください、今回の行動によって一番被害を受けたのはあの動画の中の彼(仮)です。
自分の動画と視聴者を大事にしてください。そして、動画を編集することによる影響を考えてください。
少し私的文章になってすみません、ですが今回の大ゆっくり村騒動はこれからニコニコ動画をする人に忘れてほしくないのでこのような文を書きました。
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最終更新:2025/12/12(金) 21:00
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