子供部屋おじさんとは、実家の子供部屋で暮らす成人男性の事である。
成人後暫く経っても実家から離れず、実家の子供部屋で暮らすおじさんのこと。
若い世代はパラサイト・シングルと呼ばれており、この言葉が流行した頃(1990年代後半)の該当男性達がそのままスライドした人間も多いと思われる。
主に35歳以上の中年・中高年になっても親元から離れることなく精神的・社会的に自立できていない人というネガティヴな意味で使用されるケースが多い。
なお勘違いされることが多いが、子供部屋おじさん≠ニート・引きこもりであり、実家で暮らしてはいるが普通に働いて自立している人もちゃんと居る。
初出は2014年の2ちゃんねる(当時)格闘ゲーム板のウメハラ総合スレで、テレビ番組にて放送されたプロゲーマーのウメハラ氏の自室の様子を口さがない同スレ住民が「まるで子供部屋だ」と馬鹿にしていた際、別の住民が発した「実家暮らし子供部屋おじさんがプロゲーマーのライフスタイルに説教垂れるって歪んでない?w」というレスがすべての始まり。
何故か2019年の春頃から流行し、5ちゃんねるでは自分が子供部屋おじさんだと名乗り出て自室を晒すということも行われ、ねらーの高齢化を象徴する出来事となった。
しばしば「この言葉が流行ったのは不動産業者や賃貸業者の陰謀」などと言う言説も見られるものの、そのような可能性は低いと思われる。
実家の子供部屋で暮らすことそのものが悪というわけでもないし、成人が実家の子供部屋で暮らす正当な理由がある場合もある。
まず一つは経済的理由による一人暮らしの困難にある。
ここ数十年の景気悪化と非正規雇用の増加で若年層の所得は大きく減り、若年層の所得では賃貸物件での一人暮らしの維持が困難、もしくは維持出来ても経済的・肉体的に非常に負担が大きいので、それならば家賃のかからない実家に居た方がよいという判断も多かったからである。
二つ目に実家の環境的要因が大きく絡むことである。
実家が東京23区内や通勤鉄道沿線など比較的便利な土地の持ち家だったりすると、その利便性の良さゆえに成人・就職しても実家住まいを続ける判断をするケースが多い。逆に農家など、土地に根差した生活が基本の遠郊外や地方部では、成人後どころか結婚後も親元で暮らすのがまた普通だったりする。
そのほか、家族の介護などから実家の子供部屋に戻って住むことになった人や、実家の自営業や家族経営企業で働いている人などは子供部屋おじさんと言うことは難しい。
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最終更新:2025/12/21(日) 03:00
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