宮武外骨(みやたけ がいこつ)とは、ジャーナリストであり、新聞史家とも言われ、また江戸明治期の風俗研究家である。
香川県綾川町出身。
明治時代に名を馳せたジャーナリスト。雑誌、著書などを多数発行した活動的な人物である。
反骨漢として知られ、政府への批判は弾圧されるようなことのある時代にあって、自分の言いたいことを言いまくったジャーナリストの鑑のような人物である。
生涯に関わった雑誌・新聞は数多いが、短命に終わった物も数多い。中には1号限りで廃刊したものも多数見受けられる。
コンピュータもない時代に絵文字のようなものを考案して使ったり、記事に縦読みを取り入れてみたりと、世が世なら2ちゃんねらーになっていたのではないかと言いたくなるようなことをしている。
同時代の奇人、南方熊楠と組んで「此花」という雑誌を出したこともあったが、趣味に走り過ぎて読者がついてこれずあっさり廃刊となっている。
プライベートでは、大の女性好きでしられ、三度妻と死別して四度結婚している。四人目の奥さんをもらった時はもう70を過ぎていた。凄い。
一方子供には恵まれず、唯一の実子は1歳で夭折、その後、子沢山だった弁護士の友人の娘を養子にしたが、この子も若くして亡くなった。その時の電報は捨てずに亡くなるまでずっと持っていたという。
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最終更新:2025/12/15(月) 15:00
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