富士スピードウェイは、静岡県駿東郡小山町にある国際レーシングコース。
コースの全長は4,563m。
略称・通称:FISCO、FSW。
本コースは1.5kmの国内最長のホームストレートを有する高速サーキット。
運営・管理をしている富士スピードウェイ株式会社は現在はトヨタ自動車傘下の企業。
F1日本グランプリ、SUPER GT、スーパー耐久、フォーミュラニッポンなどが開催されている(2009年のF1日本グランプリは鈴鹿サーキットで開催)。
1966年にオープン。初期はホームストレート先に30度のバンクコーナーを擁する全長6kmのコースだった。
オープン当時、富士スピードウェイ株式会社は地権者である三菱地所の傘下企業だった。
名物でもあった30度バンクにてオープン当初から重大事故が相次ぎ、1974年の富士GC第二戦での死亡事故を契機に30度バンクを閉鎖。全長4kmのコースとしてリニューアルされた。(30度バンクは現在、一部がメモリアルパークとして残されている)
1976年・77年には日本で最初のF1レースが開催されているが、77年の大会の際、第一コーナーでクラッシュして吹き飛んだマシンにより進入禁止エリアにいた観客2名が死亡する事故が発生した。以降1987年に鈴鹿サーキットで日本グランプリが開催されるまで、日本でF1興行が行われることは無かった。
2000年にトヨタが買収し、2003年に一時閉鎖。コースの改良・改修工事を経て2005年にリニューアルオープン。施設の充実はもちろん、コースはF1開催を視野に入れたランオフエリアの拡大や最終コーナー付近のレイアウトが大きく変更されたのが特徴。
2007年には同コースでは30年ぶりとなるF1グランプリが開催されたが、この際、主に観客に向けての様々な問題が発生し、当時の観客らによる富士スピードウェイへの集団訴訟へと発展している(現在係争中)。
このときの反省を元に様々な改善を行い、開催された2008年のF1グランプリ日本ラウンドでは同様の問題や大きな混乱はなかった模様。
本コースのほかにショートコース、ドリフトコース、ジムカーナコース、カートコースがある。また、敷地内にはトヨタの交通安全センター「モビリタ」と、レクサス販売のための研修施設であるレクサスカレッジがある。
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最終更新:2025/12/13(土) 11:00
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