富小路敬直とは幕末の公卿である。
天保6年(1835年)4月24日、天保13年(1842年)5月12日、富小路永忠の子に生まれる。富小路家は藤原氏を祖とする藤原北家二条庶流とされる。家格は半家に属す。
文久元年(1861年)頃から岩倉具視らと共に皇女和宮の降嫁に関わり、和宮の江戸東下にも随従した。この件で尊攘激派から「四奸」の1人とされ、いわゆる天誅による威嚇を受ける。文久2年(1862年)8月に蟄居・落飾を命じられ洛外に退去、失脚する。
慶応3年(1867年)、孝明天皇崩御の大赦に伴い洛中居住を許される。12月に罪を免じられ、新政府に出仕。明治天皇の侍従を務めた。
明治25年(1892年)10月28日死去。享年51。
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最終更新:2025/12/07(日) 06:00
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