平安神宮とは、京都市左京区岡崎西天王町にある神社である。
平安神宮は、明治28年(1895年、皇紀2555年)3月1日に平安遷都1100年を記念し、平安遷都を行った第50代桓武天皇を祭神にして創建されたものである。
その後、皇紀2600年にあたる昭和15年(1940年)に平安京有終の天皇であった第121代孝明天皇の神霊が合わせ祀られるようになった。
創建当時の京都は、幕末の戦乱による傷跡と首都が東京に遷ったことによる失望で、目に余るほどの衰退ぶりであった。
しかし、市民たちの新しい京都を模索する情熱に始まり、千年以上も栄え続けた雅やかな京都を後世に伝えるため、京都復興にかけた多くの人々の遺志を後世に伝えるため、四海平安の祈りを込めて平安神宮が創建された。
現在も京都旅行者や修学旅行生などに人気が高い観光名所となっている。
平安神宮の社殿は、桓武天皇が開かれた当時の平安京の正庁、朝堂院が8分の5の規模で再現されている。
このため、ここを訪れた人は1200年前の京都の風景を体感できるようになっている。
境内は、正面に応天門を構え、最奥から本殿、再拝殿、大極殿と並び、白虎楼と蒼龍楼に挟まれる位置に有名な右近の橘と左近の桜がある。
大極殿と応天門の間は龍尾壇を挟み白砂の広大な空間になっており、両脇に神楽殿、額殿(額堂)が存在する。
平安神宮の設計には、明治神宮、靖国神社神門、築地本願寺など明治・昭和期の数々の著名建築作品を手掛けた伊東忠太らが携わった。
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最終更新:2025/12/15(月) 18:00
最終更新:2025/12/15(月) 17:00
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