御坂美琴(みさか みこと)とは、鎌池和馬氏のライトノベル『とある魔術の禁書目録』および、スピアンアウト作品である『とある科学の超電磁砲』の登場人物である。前者ではヒロインの一人で後者では主人公である。
アニメのCVは佐藤利奈。
「このライトノベルがすごい!」のライトノベルランキング女性キャラクター部門において、2010年度以降4連覇中(このラノ史上初の快挙)。
しかしながら、運営の不正だの組織票だのと難癖をつける輩が一部にいるためファンは辟易させらている。
(とはいえ組織票と言うのはラノベのみならず古今東西の人気投票システムには大なり小なり現れる現象なので一概に否定しきれるものではない。もちろん、美琴に限ったことではなく、全てのキャラクターに対して言えることである。)
「電撃文庫のヒロイン」(電撃文庫・三木一馬氏)
学園都市のお嬢様学校である「常盤台中学」に通う14歳。
つまり彼女は中学生なのである(主人公の上条当麻は高校生なので年上好きということにry)
また、学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)のうちの1人でもある。
学園都市230万人中の序列は第3位で能力は電撃使い(エレクトロマスター)。
能力名は「超電磁砲(レールガン)」。
これは彼女の得意とする攻撃方法でもあり、彼女の通り名でもある。
常盤台中学の二年生にしてエースであり、後輩の白井黒子からは「お姉様」と呼ばれ慕われている…というより完全に惚れられている。
お嬢様学校に通っているが、決してお嬢様然とした性格ではなく、男勝りで勝ち気な性格をしている。さばさばとした性格で面倒見が良く、根はお人好し。
その性格に反して趣味はファンシー系。ぬいぐるみやらストラップやら、果ては水着やパジャマに至るまで、可愛い物や子供っぽいものが好き。少々度を超していてる節があり、趣味を知っているルームメイトの白井黒子からは、わりと本気で呆れられている。
その中でも特に『ゲコ太』というカエルのマスコットにご執心で、ゲコ太グッズを収集する為に、商店街のガチャガチャが空になるまで回し続ける程である。
アニメで使用している携帯もゲコ太モデル。この携帯のモデルはキッズケータイ「SA800i」あるいはジュニアケータイ「A5525SA」だろうか。
白井黒子曰く「つつましい胸」。しかし、母親の容姿から察するに非常に将来有望である。
が、現在のつつましやかな胸でも需要はあるので問題ない。
自分の能力を打ち消し、勝敗をうやむやにして逃げる上条当麻を見ると勝負を挑まずにはいられずいつも追い掛けている。
そんな目の敵にしていた上条が、絶対能力進化実験の一件(原作3巻)などを経て、いつしか心の支えとなっていく。
最初はツンツン、次第にデレデレという昔ながらのツンデレであり、罰ゲームと称して上条当麻との間で携帯電話の恋人定額の契約をしたりと、行動にもデレが表れ始め、原作16巻にてついに自身の内にある莫大な(恋愛)感情を自覚するに至った。
原作17巻では理性が吹っ飛ぶほど上条のことが好きになってしまっている。
新約3巻ではまだ上条当麻とは付き合っていないのに浮気防止のおまじないがあるとされるペアの指輪を渡そうとしていた。
『超電磁砲』では主役を張り、『禁書目録』では見る機会の少ない彼女のヒーロー的な側面を思う存分発揮している。
主要な女性キャラは可能な限りほぼ全員が上条に裸や下着を見られる等、お風呂バッタリ的なハプニングに遭っているが、何故か美琴だけは遭っていない。
その代わりか、美琴は彼女の恋心に基づく上条との絡みが多く、事ある毎に彼との接点を作ろうとしているが、相手の鈍さ、不運も重なり、中々距離を縮める事は出来ていない。
が、担当絵師、灰村キヨタカ氏のとある魔術の禁書目録の同人誌においてサブタイトルに『こうして外堀は埋められる』とあるように、外堀は埋まりつつある・・・?
超電磁砲(レールガン)は御坂美琴の能力名であり、異名でもある。能力の種類は電撃使い(エレクトロマスター)。
レールガンとはどういう物か簡単に説明すると、電流が流れる二本のレールの間に伝導体を設置、そこに生まれる磁場と、伝導体を含むレール全体を流れる電流による相互作用(ローレンツ力)により伝導体を高速で射出する兵器のこと。
厳密な理論を並べ立てると分かりづらくなってしまうので割愛する。
どういう原理かイマイチ分からない人は、中学で習ったフレミングの法則や右ねじの法則を思い出してみよう。
これを機会に勉強に目覚めるのもいいかもしれない。
(余談ではあるが、禁書目録のキャラクターが解説する参考書が出版されている。教科は数学)
美琴は自身の能力を応用し、物理的なレールを使用することなく、コインを弾丸として音速の3倍の速さで毎分8発程度の連射速度で発射することが出来る。コインが空気抵抗で燃え尽きてしまうため射程は50メートルだが、自動車を空中に吹っ飛ばす威力を持っている。(PSPのゲーム版ではマッハ13を出している)
実世界のレールガンは、電源の確保やレールの破損などがあるが、美琴は能力者であるのでそれがない。
学園都市最強の電撃姫の名は伊達ではない。
見た目が派手でズバ抜けた威力を持つレールガンに注目が集まりがちだが、美琴の能力の真骨頂は、作者も言及するように能力の応用の幅広さである。
能力で発生させた電撃を槍状にして射出する「電撃の槍」は、最大10億ボルトの電圧を誇る。
単純ではあるが非常に強力である。もはや落雷と変わらない規模と破壊力を持つ。
(原作1巻において電撃の速度が光速と同等であると説明されたがこれは完全な誤りなので注意されたし。詳しくは豆知識を参照)
磁力を操作して砂鉄の剣を構成したり、転がっていた鉄屑で即席の盾を形成したり、磁力圏内で自分自身を空中浮遊させることも可能。先述の通り応用の幅は非常に広い。
携帯電話から機密性の高いデータベースに侵入する等のハッキング・クラッキングも行える。
弱点と言うか、体質的なネックとして、身体からは常時電磁波が出ており、猫や小動物に逃げられることも。
その反射波がレーダーとして機能しており、目を閉じていても空間把握が出来るなど便利な側面もあるのだが……
「電磁バリア」と呼ばれる何かしらのバリアを張っている模様で、同じレベル5の第5位の食蜂操祈からの洗脳攻撃をこのバリアによって防いでいる描写がある。
『とある科学の超電磁砲SS』では、極めて限定的な状況下ではあったものの、水分子を利用し「空を飛ぶ」ことすらやってのけた。
木山先生との戦闘ではどういう訳か相手の記憶を読むというスゴ技まで成し遂げたが、美琴の能力によるものなのかは不明。
バリエーションが多彩で強力な能力ではあるが、弱点も存在し、美琴が一定の能力を使い続けるとほとんど能力が使用できなくなる場合がある。本人は「電池切れ」と呼んでいる。
これらの要素から学園都市第3位のレベル5として位置づけられている。
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最終更新:2025/12/12(金) 08:00
最終更新:2025/12/12(金) 07:00
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