怒首領蜂大往生 単語


ニコニコ動画で怒首領蜂大往生の動画を見に行く

ドドンパチダイオウジョウ

3.7千文字の記事
これはリビジョン 1290346 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

『怒首領蜂大往生』とは、CAVEが開発した縦スクロール弾幕シューティングである。

概要

全5面構成。
5面の最深部にいるラスボス、『最終鬼畜兵器・黄流』第一形態を撃破すると、一周目クリアとなる。
一周目には第二形態は存在しない。

本作の特徴として他の弾幕系シューティングに比べて弾速が早いことが挙げられるが、これは基板性能が良くないために多数の弾を描画できないという制約を打破するための策である。それと同時に、この作品の難易度が高い一因になっている。

ストーリー

 1000年前、無人の機械兵器同士による世界大戦があった。人類の代理戦争であったはずの戦いは、やがて人の手でコントロール出来なくなるまでに拡大。全てを失った人類は、過ちを二度と繰り返すまいと、月にその兵器たちを封印したのだった。

 そして現在は、人類に行えないことは全てロボットに任せられるほどに技術が再発展した時代。人々は平和を謳歌していたが、月において封印されていた機械兵団が復活、地球侵攻の動きを見せていることが確認され、国連軍は月の首都・月華僑(ルナポリス)へ向けて先制攻撃を仕掛けていった。

 プレイヤーは国連軍の戦闘員の一人となり、知性や感情を持つ兵器強化用人型機械「エレメントドール」らと協力して、再び行われる機械対機械の戦いへ身を投じることとなる。

ステージ構成

緋蜂を除くボス名は中国の伝説上の神獣が、ステージの曲名はSTGを製作している会社名が元ネタとなっている。BGM製作は、有限会社ベイシスケイプの並木学。

舞台 ボス ステージ曲名 曲名元ネタ
1面 月・首都 月華僑(ルナポリス) 大型制空戦闘機 凄駆(スザク) 東亞(とうあ) 東亜プラン
2面 湿地帯 局地用浮揚戦車 百虎(ビャッコ) 彩虹(さいこう) 彩京
3面 月上空(衛星軌道上) 軌道衛星防衛艦 厳武(ゲンブ) 凄舞(せいぶ) セイブ開発
4面 坑道 局地用浮揚戦艦 逝流(セイリュウ) 錯節(さくせつ) サクセス
5面 蜂の巣 【一周目】
最終鬼畜兵器 黄流(コウリュウ)
【二周目】
黄流 第一形態・第二形態
極殺兵器 緋蜂(ヒバチ)
胎慟(たいどう) タイトー

他のBGMは以下の通り。

場面 曲名 元ネタ
機体選択 霧警 NMK
ボス戦 焚身
面クリア 獲者 トレジャー
ゲームオーバー 頼尽 ライジング
ネームエントリー 哀夢 アイレム

エレメントドール

ゲーム開始時、プレイヤーは自機のほかに、「エレメントドール」と呼ばれる女性型アンドロイドを選択する。エレメントドールによってショット・レーザーの得手不得手があったり、ボムの所持数が変わる。エンディングは、各エレメントドールのものが用意されている。

ショーティア
無口&無表情な中期に作られたエレメントドール。かつ今作のヒロイン的存在。外見がお人形さん。
ショット強化・所持ボム初期3最大6、という本作に慣れる為の初心者向け&導入向け仕様。雑魚掃除が楽で序盤道中が楽な反面、1周後半~2周目以降は威力不足から苦戦を強いられる。
初心者向けでもあり、違う意味(2周ALL的な意味で)での上級者向けでもある。一応ABどちらとも2周ALLは達成されている。
レイニャン
最新型のエレメントドールでいつも陽気。良くも悪くも兵器とは思えない性格。中国娘っぽい外見。
レーザー強化・所持ボム初期2最大4。レーザー中心のボス戦はともかく、ショットの範囲が前方のみのため道中難度は高く、完璧な立ち回りが要求される。
難度は高いが(とはいってもどちらにしても超高難度だが)緋蜂戦でもボムが多く使えることから(=ボムを残機代わりにつぎ込める)使用する猛者(しかも2周ALLする者もいたりする)もいる。
後にXbox360版『怒首領蜂大復活 ver.1.5』にてアレンジAモード(ver.L)として、タイプA機体&レイニャンをモデルとした自機を使えるモードが搭載された。
エクスィ
他とは違い、数世代前の大戦時代のエレメントドール。冷静に戦局を分析・指示する高性能の物と知られるが…。ショートカットの女性軍人風味。
ショット・レーザー両方共強化でき道中・ボス戦ともに効率よく戦える。ただし所持ボムは初期1最大2と少なく、ボムに頼ったごり押し戦略は出来ない。典型的な上級者向け仕様であり、2周ALLに最も近いスタイル。

二周目

前作「怒首領蜂」と同様、本作品にも、非常に難易度の高い「二周目」が存在する。
二周目に突入するためには、一周目をノーコンティニュークリアし、かつ

  • ミス回数が2ミス以内
  • ボム使用回数が3回以下
  • 蜂アイテムパーフェクト(各ステージに存在する10個の蜂を全てノーミスで回収)が3ステージ以上

のうちいずれかを達成しなくてはならない。
条件を満たしてクリアすると、次のような文章が画面に表示される。

このさきには
暴力的で
鬼のような
極殺兵器どもが
あなたをまっています。

そ れ で も プレイしますか?

⊂はい⊃   いいえ

「はい」を選択すると、二周目に突入する。

二周目に突入すると、一周目クリア時に所持していた残機がすべて没収されてしまい、被弾即ゲームオーバー、という状態からスタートすることになる。敵の弾幕も一周目に比べて凶悪化しており、5面のラスボスである黄流には第二形態が存在する。
黄流第二形態を撃破すると、真ボスである『極殺兵器・緋蜂』が登場し、これを倒してようやく二周目クリアとなる。

バージョン・モード

本作にはそれぞれ「白」、「黒」と呼ばれるバージョンがあり、さらに家庭用ハードへの移植版にはアレンジを加えた別モードが用意されている。以下にその概要を述べる。

通常版(白)

いわゆる通常版。現在ゲームセンターで見かけることができるものは大抵がこれであり、普通『怒首領蜂大往生』と言えばこのバージョンを指す。PS2、XBOX360のどちらでもプレイすることが出来る。

後述するブラックレーベルに対して、「白版」または「白往生」と呼ばれることもある。

2週目は一機落としたら即ゲームオーバーという厳しい制限があるため難易度が跳ね上がったといわれる。

ブラックレーベル(黒)

通常版にいくつかのマイナーチェンジを施したもの。通称は「黒版」もしくは「黒往生」。

ブラックレーベルの基板では通常版、ブラックレーベル版の両方が収録されており、起動時にどちらをプレイするか選択できる。

具体的には、

  • 難易度が若干下げられて初心者にも遊びやすくなっている。ただしノーミスノーボムで進んだときのランク上昇度は通常版を上回る。
  • ゲームスタート時に2周エンドか1周エンドか選択できるようになった。1周エンドでは1週目でも黄流第二形態と緋蜂が出現する。

バージョンアップではなく限定生産による販売であったため、現在ではゲームセンターで見ることは稀になっている。こちらはXBOX360版にのみ収録されている

デスレーベル

2003年に移植されたPS2版に搭載されたモード。
いわゆるボスラッシュモードで、道中が存在しない代わりに、一周目から、通常モード二周目と同程度の弾幕、その上常に最高ランクに近い状態で戦うことになる。(ランクは固定)
一周目のラストには『緋蜂・改』が登場する。これは、弱体化した緋蜂が二匹同時に登場するというものであり、これを倒すと二周目に突入する。

二周目は一周目よりもさらに難しくなっており、敵の攻撃自体は基本的に一周目と変わらないものの、

  • 残機没収、エクステンド無し、コンティニュー不可の一撃死
  • ステージ開始時のハイパー供給停止
  • ボム使用で敵耐久力回復(レーザーボムだとライフバーの半分近く回復)

という厳しい条件で戦っていくことになる。
そしてラストには上記緋蜂改の強化版である『真・緋蜂・改』が登場。これを倒すことでようやくクリアとなるが、いまだにクリア者が存在していない。この事実から、史上最凶の難易度として有名。

2010年9月18日 17時50分…。
デスレーベル、陥落。

(追記)2011年09月14日17:03に公認動画が公開された。

X MODE

XBOX360版に搭載された専用モード。一周目のみだが、ラストに緋蜂も登場する。システムに「オートボム」や「ハイパー時の弾消し」など、『怒首領蜂大復活』で見られたものを採用し、さらに初心者にとって遊びやすくなっている。また、新エレメントドール・パイパーが追加された。

パイパー
開発段階のプロトタイプエレメントドール。性能が優秀として量産化が見込まれているが、現時点では感情面のプログラムが未完成で、引きつった笑顔しかできない。デザインのコンセプトは「未来派ロリータ」。
ハイパー強化型のエレメントドールで、常時ハイパーだがボムを撃つことができない。ハイパーアイテムを使用するとショットとレーザーに弾消し効果が付加されるが、その効果時間は全エレメントドール中で最も短い。

関連動画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • CAVE
  • 怒首領蜂
  • 怒首領蜂大復活
  • 緋蜂
  • シュバルリッツ・ロンゲーナ大佐
  • 死ぬがよい
  • エクスィ
  • ショーティア
  • MON(シューター)(7年5ヶ月もの間誰にも成し遂げられなかった『真・緋蜂・改』陥落を成し遂げた伝説の人)
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/07(日) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/07(日) 08:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP