意識の高いドM提督シリーズとは (イケメンヘンタイシンシとは) [単語記事]

意識の高いドM提督シリーズとは、Pixiv、Twitter、ニコニコ静画などで山本アリフレッド氏が投稿している、「艦隊これくしょん～艦これ～」の艦娘とドMの提督が繰り広げる1ページ日常漫画につけられるシリーズタグである。

ちなみにニコニコ静画 (マンガ)の方では「深海棲艦これくしょん」という本シリーズとは別の艦これ漫画シリーズも投稿している。また、同氏は過去に別冊少年マガジンに連載を持っていた漫画家だったりする。（これらについては下記の「関連作」の項参照）

概要

まず、このシリーズに登場する提督はタイトルの通りなかなかのイケメンである。

艦娘たちの上に立つ提督という仕事ぶりから見た場合、風邪気味の不知火に対し早退許可をすぐに出す、陰口は許さず提督への非難は直に言うようにさせる、装備の試験に自ら進んで協力するなど、艦娘一人ひとりを非常に大事にしており、かつ彼女たちが十全にその任務を果たせるようメンタル、体調、装備それぞれの面から配慮している。このためか全体として艦娘との関係は非常に良好である。いろいろな意味で。
事務仕事について言えば、クリスマスにも休まずこなしており、それ以外にもたびたびきちんと仕事をしている描写がある。

総合してこの提督を評価すると「艦娘を第一に考え、きちんと提督としての仕事をこなす非常に有能なイケメン提督」であるといえる。
昨今話題になるブラック鎮守府からほど遠い、真っ白なホワイト鎮守府といえよう。

だがしかしこの提督、基本的にある一点に基づき常に行動している。
何を隠そう、この提督はタイトルの通り……

常軌を逸脱するほどのドMなのである。

彼の行動はその性癖に非常に忠実である。そしてその性癖をより高いレベルで満たすべく行動して結果があのホワイト鎮守府っぷりなのである。
徹底してその性癖を満たそうとする意識の高さは筆舌に尽くしがたく、その意識の高さからくるギャップ溢れる発言がシュールな笑いを誘う。

例を挙げると、

提督にお触りされ「調子に乗ってると、ぶっ飛ばしますよ♪」という漣に対して「俺をぶっ飛ばして少しでもスッキリするなら俺はいつだってこうするさ」と発言、文字通りぶっ飛ばされた
愛宕を自身の背中に乗せて人間椅子（別の意味で）。「これ位できなきゃいざって時君達の命を背負うことも出来ない」とのこと。
提督は踏まれると喜ぶことを聞いた利根が提督に踏んでやろうかと提案。しかし提督は「君が心から踏みたいと思った時に踏んで欲しい」とのことで拒否。
改二になった扶桑を背負いながら業務。扶桑改二の回想らしきものの中でも残念なイケメンぶりを発揮。
ただし残念ではあるが、妙にカッコイイため扶桑フィルターごしである可能性は否定できない。

と、ここまで挙げたのはほんのわずかしかない。他の作品が気になる人は山本アリフレッド氏の投稿イラストから。

ちなみに同シリーズのイラストは基本的に「ワンドロ」で描かれている（ニコニコ静画に投稿する際に加筆修正されている場合もある）。