「天下創世~戦国美希伝~」とは芳賀高定P製作の「信長の野望 天下創世」のプレイ動画及び紙芝居を利用したiM@S架空戦記シリーズ。
戦乱の世の下野国を舞台とする星井美希とその家臣たちを描いた大河ドラマ風架空戦記。
この説明文どっかで見たことあるって? それは多分気のせいだゲフンゲフン。
全体の概要
「信長の野望天下創世」を使用したiM@S架空戦記シリーズの一つ。
とある播磨の軍神様のことを尊敬していた作者が「うちの美希だって」と一念発起して作った作品である。
見た目の演出としてグラカットを使用しており、演出には凝っている模様。
連載開始は2013年の3月24日からと比較的最近だが同年7月初旬時点で第十八話まで完成している。(本数は番外含め23本)
現在は概ね週一回の投稿ペースであるようだ。
なお、下野国を舞台とした理由は 美希の髪の色から「日輪の子」というアイディアが生まれ、そこから日光の街と脳内変換 されたからとのこと。
日光は当時、寺社街だったとか女が戦場に出れるわけがないとか家臣がこんなに忠義なはずがないとか言ったら負けである。
(以下の項目はネタばれの恐れがあります。本編を見ていない人はまず本編を見ましょう。)
星井家
星井家の概要
宇都宮城を本拠地とする新参の戦国大名。
家紋は胡蝶蘭をかたどっている。(第5話以降のOPの冒頭部を参考)
元々は日光の一諸侯であり、泥沼の内乱に揺れていた下野の地において地の利もあったものの戦とは無縁で 安定した統治をしていた。
後に美希が勢力の拡大が出来たのもそのような背景があったのであろう。
第十六話現在、支城として古河城(城主は 菊地真)、烏山城、日光の星井城(ゲームには登場せず)を持ち、
下野一国と下総の北西部の四郡、磐城国の一部を領国とする大大名である。
なお、星井家の基本理念は 成せば為る、出たとこ勝負、お米たべろ であるそう。450年早いゆとり教育だぁ…
星井家の歴史
1537年、後継者に恵まれなかった星井家に美希が生まれる。
1543年、安定の時代を築いた美希の父、星井幹治が逝去。その後は彼の娘 美希による統治が行われた。
1552年
ミキね、自分ものんびりするのが好きだけど… みんながのんびりしているのを見るのが一番好きなの。 みんなが笑って、楽しく毎日を過ごせたらいいなって。さだっちの国のみんなは笑ってた?
…ミキはりょーしゅだからこの国にいる人を守るのがミキのお仕事なの。
広ちゃんとさだっちも、もうミキの国の人でしょ? (両方とも第一話より)
春、那須家の策略により、亡命せざるを得なくなった宇都宮家当主 宇都宮広綱を保護した美希達は 宇都宮家の勢力回復を大義名分とし、完全な下野統一を狙って日光一帯に総軍で侵攻してきた那須家に対し、 応戦をした。
そして、初陣で勝利を挙げる。その後宇都宮城を奪還したが、初陣での戦いぶりを見た宇都宮家家老 芳賀高定の提案により、星井家が宇都宮家を吸収することとなった。
こうして星井家は宇都宮城を本拠地とする戦国大名となった。
大名となった美希は、かねてから美希の父 幹治と盟友であった長野業正が当主である上野国一帯を治める長野家と同盟を結んだ。
夏、大名として力をつける為、古河御所攻めを行い、これに辛勝し、領地、家臣団の確保に成功。
但し、古賀公方を追放することにより、関東の覇者として名乗りを上げたと周辺諸侯はみなし、特に岩代を治める蘆名、 常陸のほぼ全域と磐城の南部を治める佐竹両氏は星井家攻めを画策するようになってしまった。
秋、日光一帯に蘆名軍が侵攻。星井・蘆名前哨戦が始まった。数に劣る星井は苦しむものの長野家の援軍の支えもあり、これを撃退した。
1553年
新春、昨秋の戦いで騎馬の必要性を感じた星井家は騎馬技術を持つ那須領を攻めることを決定し、
那須家の拠城、烏山城をわずか5日で攻略。
かつての宇都宮家の悲願であった下野統一は美希により達成された。
春、星井家に激震が走った。
旧那須領の整備が終わらぬうちに、蘆名家の大軍が襲来。
星井家はこれを白河にて迎え撃った。
戦いの中盤、佐竹家の援軍が到着し、一時は砦を奪われるものの、最終的にこれらを撃退した。
夏、当主の美希が秘密のうちに上洛。時の将軍足利義輝に謁見。古河城攻めの理由を説明し、これを認めさせた。 更に将軍より、関東管領の長尾氏との同盟を勧められる。つまり、東国の平定を承認されたのである。 ここに美希の伝説は更に加速することになるのである…
星井家領地の変遷(あくまで目視、第二話までについては推定)
第二話まで 日光一帯(今日の日光市に相当か?)
第三話から第五話 下野の西半分(塩谷郡、河内郡、都賀郡、安蘇郡、足利郡、寒川郡に相当)に勢力を構築。
第六話から第十話 古河御所攻略により、上記に加え、下総の北西四郡(結城郡、猿島郡、豊田郡、岡田郡)を新た - に獲得。
第十一話、十二話 烏山城攻略により、上記に加え、下野の東半分(芳賀郡、那須郡)を新たに獲得。
_「あふぅ、下野統一なの!」
第十三話~現在 白河稲荷山の戦いの勝利により磐城の白河郡の一部を占領。
星井家の登場人物
星井美希(星井家当主)
ミキね。難しいことはわからないけど・・・
農民さんや町人さんが笑ってお仕事できる世の中になればいいって思うな。 (第六話より)
- 星井家の当主。別名「日輪の子」、「あふぅ姫」。
- この作品でも評定中に寝るっと言ったゆとりぶりを発揮している。
- 作中の様子から余り政治能力は高くないと推測されるが合戦ではその才能を如何なく発揮している。
- 勢力拡大の目標が上記の言葉からわかるように 弱者のための世をつくることを理想としており、領民の皆から愛されている。
- 敵将に情けをかけることもあり、それ故か「関東の地に星井あり!」といわれる程、彼女の名が轟いているようだ。
菊地真(星井家)
しょうがないよ美希。これがきっと、乱世ってことなんだと思う。 (第五話より)
- 星井家家臣であり、支城の古河城城主。
- 星井家の中では最も戦に長けており(家中一の統率を誇る)、 槍隊、騎馬隊の指揮を執っている。
- 本作中では後述する上泉信綱の一番弟子である。
- なお、彼女の父親の真一はこの世界における三大剣豪の一人になっている。
- しばしば男性と間違われ、そのように扱った愚か者は彼女にフルボッコもとい、ふるまっこにされている。
萩原雪歩(星井家)
私も、この国の人が好きですから。少しでもお役に立てるように、死力を尽くしますぅ! (第一話より)
- 星井家家臣であり、足軽大将の役職をしている。
- 当時において高い教養を持ち、彼女の入れた茶が決め手で 星井家に入った者もいるほどである。
~星井家は最後の手段、雪歩のお茶をくりだした。~ ~こうかはばつぐんだ。~
ってか貴族と仲良くなるってどんだけなんですか!
- 普段は内気な性格だが、戦場に出ると黒雪歩が出ることもある。
- 評定ではたいていの場合、雪歩が司会を務めている。
- 安定の破壊持ちである。
音無小鳥(星井家)
安心してください。 私がばっちり支援しますから。 美希ちゃん達の敵は、女の敵です。 (第一話より)
- 星井家側近。斥候衆(忍部隊)の音無衆の頭領をしており、主に他国の情報収集を担当している。
- 相手の部隊の様子をほぼ正確に報告していることから、その能力はとても高いことが推測される。
- 作中で時々見られる百合描写ではやはり妄想をしている様子が見受けられ、それ故か知略の数値がとても高い。
- なお、年齢は1553年時点でまだ21歳である。21歳ですよ、21歳。(もちろん十進数でですよ。)
所属家臣(戦国武将)
芳賀高定(宇都宮家→星井家)
下野魂を見せつけるは今ぞ! 押し戻せ! (第十二話より)
- 星井家家老(実質的)。美希からのあだ名は「さだっち」。
- 元々は宇都宮家の重臣であったが美希達の初陣を見て、 宇都宮家の運命を星井家に委ねることを決定した。
- 戦においての存在は薄いが内政に非常に長けており、星井家の内政の要となっている。
- 性格は非常に冷徹である。これは史実の腹黒さ、もとい忠臣ぶりを反映したものと推測される。
- 実は元々は益子家の人間であったが先代の宇都宮家当主の尚綱の命で芳賀家を継ぐことになった。このことに本人は負い目を感じているとのこと。 [詳しくは 芳賀高定 の頁を参考。]
芳賀高継(宇都宮家→星井家)
ほんとは(戦に)出たくないんだよ? 高定が、どうせ暇だろうからって無理やり…酷いと思わないかい?
高定は人使い荒い上に地獄耳だねぇ。 (第七話より)
- 星井家家臣で足軽組頭。美希からのあだ名は「つぐたん」。視聴者からは「ヤス」、「世話役殿」と呼ばれている。
- 第三話より登場。高定の義弟である。(但し連載当初は義兄と紹介されていた。)
- 義兄の高定とは対照的に温和で気楽な性格をしている。
- おそらく美希達に最も振り回されている人物である。 泣くなよ…
- 高定とは考えや性格の違いから衝突することもあるが同時に彼の才能を認めており、義兄弟としての絆が表れている。
- 上の台詞から、かつては怠け者のイメージがついていた。しかし、話術、交渉術に関しては後述する961爺と対等に渡り合うほどの実力があることが分かった。やればできるんです。 (双葉杏みたいっていうなwww)
壬生綱房(宇都宮家→那須家→星井家)
儂はな。あくまで利で動く俗物よ。その利がある限り、叛意が生まれることはない。誓おう。 (第三話より)
- 星井家家臣で侍大将。敵武将からの通称は「下野の黒狼」。美希からのあだ名は「ふさじい」
- 宇都宮城をクーデターで占拠し、那須家に内通していたが美希の宇都宮城攻略により捕えられる。 その後の評定で美希に家臣になることを志願し、これが認められる。
- 上のセリフから分かるようにはっきり言うと国人領主の考えそのものだ。(流石ギリハチ)
- 白河の戦いでは星井家が負けた場合、宇都宮城を明け渡す算段をしていた。やはり黒い。
- ただ、いざとなったら自分の息子をも敵に差し渡すあたり、この人物は流石であると言えよう。
宇都宮広綱(宇都宮家当主→星井家後継者)
みんな、餅(落ち)つくんだ。みき様が踊(戻)られるまでぼくたちがこのくにを守らなければならぬ。
われら一眼(一丸)となってこの嬉々(危機)を海苔(乗り)切るのだ! (第十五話より)
- 宇都宮家当主。
- まだ幼く、いろいろと能力が不足している為、現在は嫡子がいない美希の後継者として星井城で養育されている。
- 育てているのは綱房の息子 壬生綱雄(低性能)であり、その為か彼も誤字を連発しており、将来が案じらている。
結城政勝(古河足利家→星井家)
はっは。ここの評定は、肩が凝らぬゆえ良いのう。 (第十話より)
- 星井家家臣で足軽大将。
- かつては古河足利家の猛将であった。また、主君に対して忠誠が厚く、その姿はまさに侍と言えるだろう。
- 美希に関東の覇者としての覚悟があるかを試し、その様子を見て星井家に尽くすことを決めたことは記憶に新しい。
- 星井家に仕えてからは、戦闘以外にも家老と共に内政を執っており、星井家の重臣となっている。
小山高朝(古河足利家→星井家)
儂は思う。補修すべきはお前らの頭の中であると。 (第十四話より)
- 星井家家臣で足軽組頭。みんなのツッコミ役第一号。
- 古河公方家出身の者としては一番出番が少なく、影が薄い。(まぁ、あれだ。乙です。)
結城晴朝(古河足利家→星井家)
しかし弱りましたね。まさかこの状況で、殿が雪歩殿を連れて失踪するとは… (第十四話より)
- 星井家家臣で足軽番頭。
- 古河足利家滅亡後、星井家に仕えることを真っ先に決めた人物。その決め手は雪歩殿のお茶であったとか。
- 以降星井家に仕えるが完全に雪歩の虜になっている。 また、政勝の甥である。
水谷正村(古河足利家→星井家)
雪歩殿がおらねば、施設の建築や城の補修が滞ってしまう。 (第十四話より)
- 星井家家臣で足軽組頭。やはり雪歩のお茶で星井家に仕えることを決めた人物。
- 戦の様子から察するに独断で行動してしまう癖があるようだ。
- この人物も完全な雪歩の虜になっている
那須資胤(那須家→星井家)
むぅ・・・しかし武士がたやすく寝返るなど・・・ (第十七話より)
- 星井家で足軽大将をしている那須義兄弟の弟。(まだましな方)
- 過去に一度星井家の捕虜となったことがある。
- 自身を星井家と内通しているとみなした義兄と袂を分かち、星井家に仕えることを決意した。
- 蘆名家との密談との際に内通することを躊躇ったあたり義理堅いかも知れない…
大関高増(那須家→星井家)
沈む船から逃げ出すことは恥に非ず。
いまさら星井に忠義立てすることもありますまい。 (第十七話より)
- 星井家で足軽組頭。なぜか那須義兄弟より人気があるお方である。
- 下野の国人らしい黒い考えを持っておりその様子は壬生綱房に通じるものがある。
- 星井家の雰囲気になじめてないようであやうく敵の蘆名家と内通しそうになった。
所属家臣(非戦闘要員)
水瀬宗徹(豪商→凋落→星井家)
- かつては堺の豪商であったが7年前の事件より凋落。その後は管領の細川家への支払いに追われる。
- ゆとり姫の上洛の際に寄った堺の街で真の提案により家臣にとりたてられ、宇都宮に移住した。
- 後述する水瀬伊織の父親であり、かつて伊織に常陸に行くのを諌めたことがある。
星井家と同盟関係にある大名
長野家
箕輪城を本拠地とし、上野国と武蔵の北西部を支配する大大名。星井家とは北条家攻略の共同作戦をとる最も重要な同盟相手である。 信濃北部を支配する村上家とも同盟を結んでいたが村上家が武田家に滅ぼされ、窮地に陥っていたが当主 業正の戦ぶりでその窮地を乗り越えた。 爺ちゃんすげぇよ!
長野家の登場人物
長野業正(長野家当主)
だがある時、自分が長くないのだと書かれた文が届いた。娘を頼むという言葉で括られた文がな。
美希殿がこうして大名になった話を聞いて、その時が来たのだと思った。 (第四話より)
- 長野家の当主。「義」に厚いお方。美希の父 星井幹治とは足利学校で学んだ親友であった。
- 美希にとっては祖父のような存在である。 人を見る目があり、孤児となった佐久郡出身の春香に天海姓を与え、採りたてた。
- 戦の腕はとてつもなく、おそらく憎き武田晴信や北条氏康とほぼ互角であると推定される。
詳しくは第18話を参考にすればよいだろう。
- 星井・蘆名前哨戦(第7話)では星井家に援軍を送った。
- 後の伝説の始まりとなるゆとり姫の上洛を促した人物でもある。
天海春香(長野家 愚民隊隊長)
業正様とこの国は私が絶対に守ってみせるから! (第九話より)
- 信濃の佐久郡出身。戦で孤児となったところを業正に保護された。
- あまたの数の戦闘傭兵組織愚民隊のアイドルにして隊長である。
- この世界でもどんがらの特性がおこっており、業正からはどんがら娘と呼ばれている。
- 旅の様子から美希たちとの相性は大変良いようである。
- まだ春閣下状態にはなっていないようだが… 果たしてこの作品では覚醒するのだろうか…
上泉信綱(長野家 剣聖)
古来より、人は華を愛でてきた。水を与え、語りかけ、まるでわが子を育むかのように。
そして今、荒れ果てた荒野に芽吹いた一輪の華を手折らんとする者よ。己が傲慢さを知るがいい。
人それを…無粋という。 (第七話より)
- 剣聖で有名なお方。初登場は第七回でロム兄さんのOPのパロディで登場。
- 星井・蘆名前哨戦で星井家援軍の大将を務めた。
- 真の師匠にして彼女の父真一の親友である。京都の道場に甥がいる。
星井家と敵対関係にある戦国大名
蘆名家
岩代一国を治める戦国大名。参謀は律孔明。
潜在的敵国であるはずの陸前の伊達家、常陸、磐城南部を支配する佐竹家と同盟し、 史実よりも強化されているようだ。しかし、白河の戦いの後、領内で飢饉が発生し、現在はその対処に追われている模様。
星井家攻略にあたり、佐竹家と共同戦線を組んでいる。
蘆名家の登場人物
蘆名盛舜
秋月律子
川をせき止める堅固な堤も蟻の一穴から崩れるものですよ。ふふふ… (第十四話より)
- 星井家を苦しめている元凶であり、史実では対立していた伊達家と同盟を結んでいることから知略や教養がとても高いと推測される。
- 戦いでは弓隊を引き連れており、白河の戦いでは当主 盛舜の部隊以外では唯一壊滅しなかったことから戦上手でもあるといえるだろう。
- 敵を倒す算略は相手が星井家でなければ相当なものだが、日輪の子の前に苦戦している。
- 佐竹の武将 水瀬伊織とは腐れ縁である。
蘆名盛氏
- 蘆名家次期当主。
- 戦における極意を知っているようだが、戦いの様子を見るにまったく生かされていない。
佐竹家
1552年に相馬家を滅ぼし、常陸の大半、磐城南部を支配する大大名。星井家の大きな脅威の一つである。
美希の親友の水瀬伊織が所属している。 星井家攻略にあたり、蘆名家と同盟を組んでいる。
那須家とも同盟を結んでいたがこれを見捨てたことは記憶に新しい。
佐竹家の登場人物
佐竹義昭
- 佐竹家当主である。
- 作中の様子からやはり抜け目のない人物である。
水瀬伊織
アンタがお祖母様の仇だって言うなら… 私は今度こそアンタを討つわ。 …覚悟していなさいよね。
(第十二話より)
- 佐竹家の家臣。星井家家臣の水瀬宗徹は彼女の父である。
- 初登場は第八回。隠密として宇都宮に潜伏していた所、城下で美希と仲良くなる。
- 幼少期はおばあちゃんっ子であった。あの事件が起こるまでは…
- 戦では騎馬隊を率いる。 戦闘の様子から律子とは対照的に感情的になりやすく兵の扱いはそれほど上手でないと推測される。
- 元々は堺の街の豪商の娘であったが「日光の…」と名乗る何者かにより実家にあった勘合符が強奪され、 そのショックにより彼女の祖母の容体が悪化し死亡してしまった。
- 上記より星井家を恨んでいたが、美希がその星井の当主であったことを知り、打ちひしがれる。
星井家に対し立場を不明瞭にしている戦国大名
千葉家
佐倉城を本拠地とする上総の東部と下総の東部を支配する小大名。
那須高資の烏山城奪還の後ろ盾となる要求を退けた。代わりに農民のやよいの才能を見込んで、 高槻姓を与え、採りたてた。星井家の潜在的敵国だが星井家攻略の意は乏しい模様。
千葉家の登場人物
千葉胤富
高槻やよい
長介たちなら大丈夫ですー。でも、育ち盛りだから、もっと栄養のある物食べさせてあげたいです。
(第六話より)
- 農民の出。かつては下野へ出稼ぎをしていた。弟の長介の心配をしている。
- 那須の兄を千葉家の下に案内した時に千葉家家臣にとりたてられた。
- 意外に知略が高い。
星井家により滅亡した大名
古河足利家
- 将軍家の分家筋で関東一帯を治めるべき家であったが様々な経緯を経た結果、最終的には下総の北西四郡しか所有していなかった。
- 1552年夏、国力増強の為に進軍した星井家に対し、抵抗するものの、晴氏の粗暴な政治に民心は離れた結果、わずかな兵しか徴兵出来ず、 虚しくも本拠の古河御所が落城した。
ここに形式的には古河足利家は滅亡したのである。
足利晴氏(古河公方→小田家)
よ、余はどうなるのじゃ。余は古河公方なるぞ。浪人なぞにはなれぬ! (第六話より)
- 古河公方であり、貴族のような振る舞いをしている。領民のセリフから、彼らからするとかなりの暴君であった模様。
だから、てめぇの子が強盗に会うんだよ!
(しかし、これは星井家の治世が余りにも良すぎるだけであり、史実のこの時代では名君であったようだ…)
- 現在は下総中部を支配する小田家に保護されている。
よかったな、村雨の人、これで辻斬りされないよ!(下種な目で)
茄子家(笑) 那須家
下野の東部にある烏山城に勢力をもっていた家であった。
一時は下野の大半を手中に収めていたものの、日光の星井領まで欲を出した結果、 逆に殲滅され、兵の大半を失い、同盟相手の佐竹家から見捨てられた挙句、最終的には騎馬技術が欲しいが為に侵攻してきた星井家に 居城をわずか5日で攻略されるというあっけない最期を遂げ、1553年の新春に滅亡。
星井家の最大の被害者である。(正に「奢れる者は久しからず」という言葉がぴったりだ。)
那須高資(那須家当主→浪人)
あ、あるいは貴様、星井と、つ、通じているのではあるまいな! (第十話より)
- 元烏山城城主。
- 劇中の様子から人を疑いやすく、家臣や義弟が彼から離れるのも頷ける。
- 降伏後、美希の仕官の要求を断り、義弟 資胤と袂を分かち、居城奪還に意欲を燃やしている。
- …が、武田家からも、今川家にも、北条家からも相手にされず、 更に酷いことに千葉家では農民の出のやよいを雇うためにハブられた…
ドンマイ!困ったら宇都宮奉行所に来いよ!獄に入ってもらうがな!(やはり下種な目で)
その他の人物、組織
随風[後の天海]
この方(美希)の天下のためにもここは何としても勝ってもらわねばな。 (第六話より)
- 星井美希の誕生を見届けた僧侶。彼女の日輪の子の異名を作った人ともいえる。
- 星井家の危機に現れてはそれを告げ、消える人物である。
- 将軍に星井家の事を話していることから、陰ながら星井家の為に尽くしている人物といえよう。
我那覇響
うん、自分、琉球の隠密だからな。
日の本の情勢を調べて来いって言われたんだよなー (第十六話より)
- 琉球国の(残念な)隠密であり、日本を調査するためにやってきた。
- 自身が乗った舟が難破し、三河国の渥美湾に漂流されたところを美希たちに助けられる。
- 星井家志願はせず、お礼として、明国の媚薬として用いられていた龍涎香を渡し、日本の調査を始めたようだ。
- なお、本人としては九州に行きたかったようだ。
- 余談だがハム蔵も連れてきている…おそらく遠きヒスパニアの国からきたものだということにしておこう。うん。
黒井崇伝
- 赤松家家老。7年前に突如としてただの商人から赤松家家老にとりたてられた。
- こちらの961さんは原作の961さん準拠であり、とても黒い、うん。
- 16話の後編の会話から星井家に何やら因縁がありそうなのだが…果たして何であろう…
- かなりのやり手であり、この者のおかげで赤松家は近畿で有力の大名となった。
- なお、宇都宮奉行所では目下で最大の脅威とみなしている。(ちなみに第二の脅威は晴信。)
伊織の祖母
- 堺の商家水瀬家を切り盛りしていた人物。1546年に心労による持病の悪化のため逝去した。
- 詳細は つかめてはいないがおそらく水瀬家の繁栄を築いた人物の一人であると推測される。
- 伊織にある重要なことを告げたのだが…果たして伊織は気付いているのだろうか…
足利将軍家
足利義輝
- 室町幕府第13代将軍である。初登場は第十六話。
- 男版雪歩ともいえ、女性をまともに見ることが出来ない。
- その一方で剣の腕は凄いようであり、刀の話に目が無い。
- 随風から美希の事を聞いていたためか、美希に好感を持っている。
- 星井家に古河公方攻めと東国平定の大義をを与えた。
今川家
史実通り、武田家、北条家と甲駿相三国同盟を結んでいる模様。星井家の潜在的敵国である。詳細はまだ不明。
四条貴音
再び会うのが、今日のように穏やかな日和であることを祈ってますよ。 (第十五話より)
- 京都の名門貴族 四条家の出。なぜ、駿河に来たのかは未だ不明。
- 初登場は第十五話。雪歩、高継たちと話をする。
- 誰にも告げていないはずなのに、彼らが星井の者だと分かっていた。不気味である。
- 一部視聴者からは「随風と組んでいるのでは…」とか、「未来視の旦那がいるのでは…」とささやかれている。
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