戦闘妖精・雪風

戦闘妖精・雪風（せんとうようせい ゆきかぜ）とは、神林長平のSF小説作品である。

OVAとしてヴィジュアル化され、こちらは「戦闘妖精雪風」となっている。又、更にこれを元にオマージュしたOVA「戦闘妖精少女 助けて！メイヴちゃん」がある。

概要

「戦闘妖精・雪風」、「グッドラック　戦闘妖精・雪風」の2作品がこれにあたる。

登場キャラクター

 

登場機種

FFR-31MR/D Super Sylph　“雪風”
ブーメラン戦隊こと特殊戦第5飛行戦隊の3番機として配備された戦術偵察機であり、FFR-31MR「スーパーシルフ」の改良型。識別型式はB-503、B-3とも。パイロットは深井零少尉。
元々D型は、多目的偵察機FFR-31MR「スーパーシルフ」（通常型）にラムジェットブースターを装着した機体（防衛偵察航空団に配備）であるが、数機がブースターを装着せずに生産され、その内の1機が「雪風」としてブーメラン戦隊に配備された。ブーメラン戦隊に配備されている他の12機は通常型である。
原作ではコクピット脇、ＯＶＡ版では機首先頭にブッカー少佐の手による「雪風」の文字がある。
高度な中枢制御体（電子頭脳）を持ち、自律した戦術判断や戦闘を可能にしており、時に零の操縦を離れて勝手に戦闘機動を行う。
後にＪＡＭに関心を持たれ鹵獲されそうになった際、雪風自身が試験飛行中のFRX-00「メイヴ」へ自我を転送。その後、「スーパーシルフ“雪風”」は生まれ変わった「メイヴ“雪風”」によって破壊される。

FFR-41MR Maeve　“雪風”
無人戦術偵察機FRX-99「レイフ」（Rafe）と同時期に試験的に開発された同型の有人戦術偵察機（ＯＶＡ版はレイフの改造機という設定）。雪風自身が自我転送後、特殊戦１番機（ＯＶＡ版は３番機のまま）として配備される。軍に制式採用される際に、FRX-00からFFR-41（OVA版ではFFR-44MR）へと型式が変わる。
エディス・フォス大尉の手によって心理分析ソフトを搭載。ある程度の人語によるコミュニケーションを可能にした。

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※「雪風」という愛称は、あくまでブーメラン戦隊における個々の機体（あるいは電子頭脳）を区別するために付けられるパーソナルネームであり、俗に言うペットネーム（機体の公式愛称）は「スーパーシルフ」や「メイヴ」に該当する。

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関連項目

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