日本プロ麻雀連盟

日本プロ麻雀連盟とは、競技麻雀のプロ団体である。現在は森山茂和が三代目会長を務めている。

概要

麻雀新撰組を解散した後、職業とし存続出来る団体を目指した小島武夫が、1981年3月6日に設立させた。当初はかなり厳しい運営状態だったといい、小島がCM等で得たギャラを運営費につぎ込んでいたとされる。運営が軌道に乗ったのは2000年以後らしい。

ちょっと前までは自称日本唯一のプロ団体を標榜したりしていたが、最近はそこまでは言わなくなったようである。たまに怪しいけど。麻雀日本シリーズなどを開催し他団体プロとも交流を持っているほか、Mリーグ等で見られるように個人レベルでは普通に他団体の選手とも仲が良い様子がみられる。

日本プロ麻雀連盟の特徴

段位制度を採用しており、アマチュアユーザー向けにも有限会社麻雀ネットワークサービスの運営するロン2を通じ段位・級位の授与を行なっている。ロン2は日本プロ麻雀連盟公認であり、運営会長は森山茂和会長が務める。

「一発・裏ドラ・カンドラなし」が連盟の公式ルールであり、オカが無いこと、原点からの浮き沈みにより変動する順位点の存在など、素点を重要視するルールになっているのが特徴。著名な連盟プロに手役重視の打点派が多いのもこのあたりが影響しているとみられる。他方、スピード重視の赤アリ麻雀には対応できないのでは？と言われることも多く、特にMリーグ開幕後はMリーグを見据えたリーグ戦番組「Focus M」を独自に企画し、赤アリルールに対応できる選手育成も行っている。

FRESH LIVE・ニコニコ生放送上に「日本プロ麻雀連盟チャンネル」を開設しており、独自に麻雀収録専門スタジオ「夏目坂スタジオ」を持つ。

• 鳳凰戦A1・A2リーグ全対局、B1リーグの注目卓対局、麻雀日本シリーズ
• ほかタイトル戦主要カード
• Focus M（Mリーグルールで連盟プロが対局する対局番組）
• 女流勉強会
• 毎早朝に20分程度の帯番組「あさじゃん」（1つのトーナメントを毎日2～3局ずつ放映）

ほか、YouTubeにも公式アカウントがあり、役満動画やジェン・ガース両プロによる英語でのリーチ麻雀解説などが投稿されている。

主催タイトル戦

日本プロ麻雀連盟4大タイトル戦

• 王位戦
• 十段位戦
• プロリーグ鳳凰戦
• 麻雀マスターズ

その他タイトル戦

• インターネット麻雀日本選手権
• グランプリ
• 女王プロリーグ(女流桜花戦)
• 新人王戦
• チャンピオンズリーグ
• プロクイーン決定戦

※ インターネット麻雀日本選手権、王位戦、麻雀マスターズはアマチュアの参加も認可されている。

所属選手

ここでは上位段位およびテレビ・配信等での露出がある主な選手のみ記載する。全名簿は連盟のサイトで。女流選手は赤文字で記載した。

九段位	八段位	七段位	六段位	五段位
灘麻太郎 小島武夫 畑正憲 荒正義 伊藤優孝 森山茂和 古川孝次 前原雄大 安藤満(故人) 瀬戸熊直樹 藤崎智 高木賢治 ともたけ雅晴 沢崎誠	木村東平 吉田幸雄 藤原隆弘 石渡正志 HIRO柴田 仁平宣明	斉藤等 横山毅 望月雅継 滝沢和典 山井弘 浦田豊人 紺野真太郎 山田浩之 前田直哉 ダンプ大橋 勝又健志 二階堂亜樹 猿川真寿 ほか	黒木真生 中村政時 佐々木寿人 内川幸太郎 白鳥翔 魚谷侑未 黒沢咲 近藤久春 仲田加南 吉田直 藤島健二郎 ほか多数	萩原聖人 宮内こずえ 二階堂瑠美 西島一彦 和久津晶 柴田吉和 一井慎也 杉浦勘介 森下剛任 日吉辰哉 古橋崇志 ほか多数
四段位	三段位以下
和泉由希子 蒼井ゆりか 井手康平 客野直 ガース ケネス徳田 ジェン 手塚紗掬 童瞳(トントン) 高宮まり 大和 王政芳 ほか多数	石川遼 楠原遊 山脇千文美 襟川麻衣子 岡田紗佳 沖ヒカル ほか多数

ロン2

同団体公認の会員制有料オンライン麻雀である。運営責任者は森山茂和が勤める。

連盟のプロ雀士と対局出来ることを売りとし、同団体が認定する級位、段位を取得出来る。更には、王位戦と麻雀マスターズには、ロン2ユーザー出場枠を得ることにより参加することも出来る。

また、ニコニコ生放送にて、ユーザー参加のロン2カップの放送も行っている。

麻雀格闘倶楽部

監修を務めているKONAMIの麻雀格闘倶楽部でも、同団体に所属する雀士と対局が出来る。

関連動画

関連商品

　

関連項目

• 麻雀
• ロン2
• 小島武夫
• 森山茂和