日立の樹とは、日本を代表する電機メーカーである日立製作所の洗脳CMソングである。「この木なんの木」の出だしで知られている。
独特な形状が特徴の"モンキーポッド"を背景に日立製作所グループ各社の社名が延々と流れるCMが有名である。
カラオケの一部の機種にも収録されているが、普通の人はBメロ・サビのメロディが分からず中途半端に終わる場合が多いと思われる。
作詞・伊藤アキラ、作編曲・小林亜星。
アリス探偵局にてCMのパロディが流されたことがある。
初代から6代目CMまでは、朝コータロー、ヒデ夕木、シンガーズ・スリーによるイ長調の軽快な曲である。7・8代目のCMではヒデ夕樹がメインボーカルで、朝礼志 (朝コータローの別名義)、杉並児童合唱団、伊集加代子、和田夏代子がコーラスを歌っている。若干テンポを下げ、キーもト長調に下げるなどのマイナーチェンジもあったが、先代の曲のアレンジをほぼ踏襲している。9代目CMでは大胆にアレンジされたアカペラバージョンをINSPiが歌っている。
「日立の樹オンライン」の「CMソング」にて掲載されている歌詞のうち、初代CMでは4番のみ、2代目から6代目CMおよび9代目CMでは1・2・4・番、7・8代目CMでは1・3・2番の順に使われている。ちなみにCD収録版およびカラオケ配信版では1・2番が1番のAメロ、3・4番が2番のAメロという扱いになっている。
3番の歌詞は7・8代目CM以外ではめったに聞く機会がないので、覚えているかどうかが年代を判別する示準化石 (20代ホイホイ・ゆとりホイホイ) となりうる。
実写の樹ではなくアニメーション。「怖いCM」のオーラ満載 (歌詞が4番のみというのは果たして偶然なのだろうか) 。この代のみ30秒CMとなっている。
この代から実写映像が使われ、60秒CMとなる。記念すべきモンキーポッド (おそらく) 初出CMである。
ここから3代はモンキーポッドではなくなる。企業名のスクロールはこのCMが初である。
企業名がスクロールではなくワイプインになる。
再びスクロールにもどる。
モンキーポッド復活。
既述の通り曲のマイナーチェンジを行った初CMである。特ホウ王国やふしぎ発見などの人気番組で長期間放送されていたため脳裏に焼きついている人も多い。
曲は変えずに映像を刷新。文字通りなめるような撮影技巧が一部ファンに定評がある。
実はこのCMの制作前後に、メインボーカルのヒデ夕樹に再録音を依頼しようと探し回っていたのだが、このとき初めてヒデ夕樹が1998年末に心不全のためなくなっていたという事実が判明した。彼の歌は初代CMから死後の8代目CMまで含めると32年も親しまれてきたことになるが、一方彼に支払われた金銭は、録音時ギャラのみであった (スタジオミュージシャン等、作詞作曲を行わない演奏家においては往々にしてあるケースではある) 。晩年はアニメソングのリバイバルブームにものることなく不遇の最期であったという。
オールチェンジ。賛否両論。
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最終更新:2025/12/15(月) 21:00
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