映画大好きポンポさん 単語


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エイガダイスキポンポサン

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「映画大好きポンポさん」とは、映画の聖地ニャリウッドを舞台に映画を作るクリエイターや俳優たちの情熱と夢と狂気を描いた漫画作品および漫画を原作とする劇場用アニメである。

商業ラインにも
何にも乗ってない

趣味で描いた漫画が
ネットに上げた
2日後に
アニメ化って…

概要

幸福は創造の敵

すべては、2017年4月4日に作者の杉谷庄吾が人間プラモ名義のpixivアカウントにて、全136ページの本作を無料公開した事からはじまった。(https://www.pixiv.net/artworks/62252019

元々は、2015年5月に所属先のアニメ製作会社グッドブックにて「深夜の5分アニメの企画を考えてほしい。5日で」と無茶振りされた杉谷が考えた企画に登場したキャラを元に「アニメが無理なら自分が個人的に漫画にすればいい」と描きあげたもので、天才美少女映画プロデューサーのポンポさんを主人公にしたそのオリジナル漫画は、杉谷の豊富な映画知識とアニメ製作会社所属のクリエイターらしい「映画製作においてクリエイターや俳優はどの様に考えて面白い映画をつくっているのか」というクリエイターの視点と心情を時に狂気をはらみつつ哲学的ながらも読みやすく描かれた内容が多くのクリエイターの心を揺り動かし、開田裕治ら多くのクリエイターの称賛と応援によって閲覧数はうなぎのぼりとなった。

大好評により複数の編集部より書籍化の打診が届く中、知人のプロデューサーより紹介された劇場用アニメ映画「空の境界「矛盾螺旋」」や「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」の平尾隆之監督が劇場用アニメ化を決断。様々な偶然も重なってKADOKAWAより単行本刊行が決定すると共に、「ソードアート・オンライン」の足立慎吾を迎えて劇場用アニメ化も決定。数度の延期を乗り越えて2021年6月4日上映開始となった。

ポンポさんと映画しかない男ジーン、映画女優に憧れるナタリーらを軸に紡がれたシンデレラストーリーは、雑誌などの連載を経ずに書籍化そして劇場映画化が決まるという本作自身がシンデレラストーリーになる結果となった。

単行本として刊行された「映画大好きポンポさん」は、原作がpixivで無料公開されているにも関わらず好調なセールスを続け、マンガ大賞2018にノミネートされ、惜しくも対象は逃すものの最終順位は10位の高評価を得た。

※ちなみに同年のマンガ大賞は、大賞が「ビースターズ」、2位が「我らのコンタクティ」、3位が「凪のお暇」、4位が「ダンジョン飯」、5位が「不滅のあなたへ」、6位が「ランウェイで笑って」、7位が「とんがり帽子のアトリエ」、8位が「メイドインアビス」、9位が「映像研には手を出すな!」、11位が「約束のネバーランド」という錚々たる顔ぶれの作品が並んでいる。

無料公開されたオリジナル版を加筆修正した単行本1巻発売後、ポンポさんとジーンの映画対決を描いた2巻、ジーンが2作かけもちで映画を完成させる3巻が刊行された他、ポンポさん行きつけのダイナーのウェイトレスのフランチェスカを主人公にした「映画大好きフランちゃん」、フランちゃんの友人で女優の卵カーナを主人公にした「映画大好きカーナちゃん」、ポンポさんに持てる映画製作技術とコネクションを受け継がせた伝説のプロデューサーの祖父ペーターゼンの若かりし頃などを描いた「映画大好きポンポさん the Omnibus」等のスピンオフタイトルが刊行されている。

アニメ映画版は、漫画版に比べるとジーンを主人公に据えており、映画撮影のほかに編集作業や資金調達の重要性といった漫画では描かれていなかったテーマが追加され、映画オリジナルキャラクターも登場する。また、ラストのセリフの通り、この映画はキッチリ90分でエンディングを迎える。

ストーリー

伝説の映画プロデューサーと呼ばれるペーターゼンの孫娘ポンポさんは、祖父より映画製作に関する技術・知識・コネクションを受け継ぎ、ペーターゼンフィルム社の代表として「90分以上の映画は子供には退屈」「その気になればいつでもニャカデミー賞をとれる」とB級映画を作り続けていた。

ペーターゼンフィルムの新入社員で映画しか無い男ジーンの映画製作者として能力を見抜いたポンポさんは、新作B級映画の15秒CM動画作成をジーンに任せた。大抜擢をうけたジーンは、ポンポさんやコルベット監督も納得の出来の影像を作り上げ、ポンポさんがナタリーをヒロインに脚本を当て書きした新作映画「MEISTER」の監督に抜擢される。

新人ながら類稀なる映画監督の才覚を発揮したジーンと、世界一の俳優マーティン・ブラドック、髪を短くして中性的な魅力がほとばしるナタリーの魅力あふれる出来となった映画は大ヒットを記録。ジーンはニャカデミー監督賞を受賞。その受賞式でジーンは言った。

僕がこの映画で一番気に入っているのは……上映時間が90分ってところですね

登場人物

物作り目指してる人間が普通なんてつまんない言葉使ってんじゃないわよ

ジョエル・ダビドビッチ・ポンポネット CV:小原好美

  • 自らも周りからも「ポンポさん」と呼ばれる本作の主人公。
  • 歩く時のオノマトペは「ポッキュ」。
  • 幼少期に、祖父ペーターゼンが本物の天才と認めるロッシオ監督と同じ「頭の中で面白さを生み出す要素をバラバラにして組み立て直す」能力を持っている事を見いだされ、本人的には嫌々なところがありながらも祖父から映画に関する英才教育を受けた。
  • 祖父の英才教育の一環で、一緒に見た映画について話すのを日々行っていたが、90分以上の長編映画は子供の身では集中力が持たず退屈になると好まなかった。
  • ペーターゼンの引退に伴い、祖父の会社ペーターゼンフィルムとコネクションを受け継ぐも、本気になればいつでもニャカデミー賞はとれると、コルベット監督と共に上映時間90分のB級映画ばかり作っていた。なお前述の分解再構成能力により、B級映画であっても観客が望むものがなにかを的確にとらえてどんな題材でも面白い映画を作っている。
  • 一度はオーディションで「地味」「失格」の烙印を押したナタリーにひっかかるところを感じ、彼女をヒロインに当て書きした新作映画「MEISTER」の脚本を執筆。監督には実績は無いがその幸福とは言えない人生から創作者の素養をもっていると見抜いたジーンを抜擢した。
  • 映画「MEISTER」は大ヒットし、ニャカデミー賞を受賞するも、表彰式には参加しなかった。
  • 映画製作に関してあらゆる能力を持つが、特にプロデュース能力に優れ、ポンポさんがプロデュースするとあらゆる準備が円滑に行われて撮影スピードが格段にアップする。
  • 人を見る目や映像から作品作りの能力を見抜け目にも秀でており、3秒判断できると本人は豪語している。また決断力があり、前例にとらわれずに実績の無いジーンを抜擢して監督を任せたりしている。
  • 非常に頼りになる言動でまわりをひっぱっていくが、時折、歳相応の子供っぽい反応をする。

ジーン・フィニ CV:清水尋也

  • ペーターゼンフィルムの新人アシスタントで本作のもうひとりの主役。
  • 自分には映画しか無い事を豪語する程の映画好きで、毎日遅くまで映画を見ているせいか目のまわりは常にクマになっている。
  • 幼い時から人より物事を理解する能力が遅く、学生時代は教師が板書した内容をノートに整理しながら書き写している間に、板書内容を消されてしまう事がしばしばだった。
  • 周りともなじむ事ができなかったがゆえに映画にのめりこみ、同じ映画を繰り返しみてはメモを取り続けた事で映画づくりに必要な才覚を手に入れた。
  • ポンポさんの大抜擢をうけて作成した新作B級映画の15秒CMが高評価を得、ポンポさんが自ら脚本を手掛けた新作「MEISTER」の監督に抜擢された。
  • 今その場でどれだけ美しいカットがとれるかだけしか見ない視野と思考の狭さから、撮影に時間がかかり、脚本の修正が頻繁に行われるスタイルで本人の負担も大きいが、作中で撮った映画はほぼすべて高い評価をうけている。
  • 「MEISTER」でニャカデミー賞を受賞後はペーターゼンフィルムを飛び出して自ら脚本を書くようになり、ポンポさんと映画対決をした。
  • ペーターゼンと新作映画を撮影中、ポンポさんの新作映画の話を聞いて監督を引き受け、同時に2つの作品を撮る事になり体には大きな負担がかかったが、根っからの映画脳である頭は映画が撮れる幸せを感じ続けていた。

ナタリー・ウッドワード CV:大谷凜香

  • ニャリウッド女優を目指して状況してきた田舎娘。
  • 日々の生活費を稼ぐ為のバイトに忙しすぎてレッスンを受けられずオーディション落選の日々を送っていた。
  • ある時うけたオーディションでポンポさんから失格と判断されるも、ナタリーにひっかかるものを感じたポンポさんよりミスティアの付き人になり、ミスティアと一緒のレッスンと肉体トレーニングをうけ、撮影現場でミスティアを見て演技の勉強するよう指示され、ミスティアと同居生活を送る事になった。
  • ポンポさんがナタリーをヒロイン役にする事を前提に当て書きした新作映画「MEISTER」のヒロイン・リリー役に抜擢され、役柄にあわせて長かった髪を短かくして撮影に挑み、ポンポさんが思い描いていた中性的な女の子リリーの姿がそこにあった。
  • 「MEISTER」では世界一の俳優マーティンと共演してそのヒロイン力を発揮した結果、初出演作にてニャカデミー賞を受賞。
  • その後もミスティアとの同居は続けており、フリーになったジーンが自ら脚本を書きあげた映画「LOVE begets LOVE」では念願だったミスティアとの共演を果たし、離れ離れになっていた姉妹役を好演した。

ミスティア CV:加隈亜衣

  • ポンポさんのB級映画で主役兼ヒロインを務める一流オーラをまとった金髪の美人女優。
  • 将来的には自分が主役の映画を自らプロデュースするという夢の為にポンポさんの元で修行している。
  • ポンポさんの祖父が持っているマンションで暮らしているが、食事に無頓着でサプリで済ませていた中、ナタリーと同居する事となり彼女の手料理を食べるようになった。
  • 普段は語尾に「にゃ~ん」をつけて話すゆるふわお姉さんだが、演技となると一変。求められる映像を撮る為なら冬の川に何度も飛び込む事も厭わない。そして望む映像がとれるとその後3日間風邪で寝込んでも本人的には幸せ。
  • ペーターゼンフィルムをとびだしたジーンの映画「LOVE begets LOVE」では念願だった主演とプロデュースを担当する事になった。

マーティン・ブラドック CV:大塚明夫

  • 自他共に認める世界一の俳優。
  • ここ数年は諸事情で「世界中を遊び歩いている」扱いで休業していた。真相はオムニバスを買ってチェック。
  • 若い頃はボクサーを目指していたがチャンピオンになれる人数が限られている事等から役者を志した。
  • 毎度オーディションに落ち続ける日々を送っていたが、若きペーターゼンからは「主役しかできないオーラの持ち主」である事を見抜かれていた。
  • ペーターゼンは、マーティンが主演の映画を撮る為にペーターゼンフィルムを立ち上げ、マーティンは世界一の俳優へと駆け上がっていった。
  • 諸事情で休業していた最中、ポンポさんの新作映画「MEISTER」に出演する事となり、落ちぶれた指揮者が少女と出会う事で一流に返り咲く演技でニャカデミー主演男優賞を受賞した。ちなみに7度目の受賞。
  • 後述の好きな映画の通り、モデルはマーロン・ブランドだが、歳を重ねても100キロを超える巨漢になったりはしておらず、若い頃はギラギラしていたが歳を重ねて気さくなおっさんになっている。

ジョエル・ダビドビッチ・ペーターゼン CV:小形満

  • ポンポさんの祖父でニャリウッドの伝説のプロデューサー。引退してなお業界に大きな影響力を持つ。
  • 旧東ドイツ出身で、幼い頃の混乱の中で家族とイタリアに脱出。イタリア映画の聖地チニャチッタで働くようになる。
  • チニャチッタでは機転が聞く少年として重宝され、撮影現場を飛び回る日々を送る中で映画製作のノウハウを磨き、母語のドイツ語の他にイタリア語・英語・フランス語・スペイン語が話せるようになった。
  • 名監督ウィルヘルム・ハウラーのニャリウッド進出の際に通訳兼助手としてアメリカに渡り、ハウラー引退後、29歳で独立。チニャチッタとニャリウッド両方の映画製作知識をもつ敏腕コーディネイターの地位を確立した。
  • 若きマーティン・ブラドックとであってその才能を見抜き、マーティン主演の映画を撮る為にペーターゼンフィルムを興した。ペーターゼンフィルム1作目の映画で自らメガホンを撮るも当時の流行の反対を行く情熱をこれでもかと叩きつけた退廃的な内容だったため大コケ。以降2度とメガホンを握る事はなかった。
  • 自他とも認める天才ロッシオと出会い、マーティンをとにかくきれいにとるというロッシオの作品を全力でプロデュースし大ヒットさせた。
  • ロッシオから映画を作るコツを聞いた際に「頭の中で面白さを生み出す要素をバラバラにして組み立て直す」を聞いており、年老いて引退を考えていた最中、一緒に映画をみていたポンポさんから同じ言葉がでてきた事で、孫娘の才能に気づいた。
  • 孫娘に自らが培った技術と知識とコネクションとペーターゼンフィルムを渡して以降は隠居していたが、ジーンの監督作品を撮るために現役復帰する。

謎の覆面アシスタント・ホセ

  • 「MAX STORM」の件でペーターゼンフィルムを辞める事になったジーンに代わってポンポさんのアシスタントになった謎のマスクマン。
  • 特徴的な目をしているせいかマスクで目を完全に覆っている。
  • しばらく隠居しているペーターゼンの元に行くよう指示されて訪れたペーターゼン邸で過去の名作映画の資料の数々と出会って感化され、本当にペーターゼンフィルムを辞めてしまう。お前ジーンだろ!

コルベット CV:坂巻学

  • 瓶底ぐるぐるメガネが特徴の映画監督で、手堅い作風とプロデューサーが望む作品を作りあげる能力に長けている。
  • ポンポさんともウマがあい、お互いにB級映画の為にくだらなそうなアイディアを出し合うも、出来上がった映画は面白い。
  • ジーンが「MAX STORM」でやらかした際、ポンポさんと映画の前半と後半を二人で別々に編集する事になったが、ポンポさんの意をくんだ内容にきっちり仕上げた。
  • デュラントの脚本の換骨奪胎・再構築を行う際、レオン・デュラント・カーナちゃんのとりまとめ役を頼まれる等、ポンポさんからの信頼は厚い。
  • 作中では好きな映画に毎度日本のアニメを推している。

フランチェスカ・マッツェンティーニ  CV:野水伊織

  • ポンポさん行きつけのダイナーのウェイトレスで、オーディションに落ちる日々を送っていた女優の卵。
  • ポンポさんの助言で、自身が演技する事が精一杯で望まれている演技が出来ていなかった事に気づく。
  • 映画に出る為ならとマーリンのオススメ本を電子書籍で購入して読んでいる。
  • 映画に出たい出たいと言い続けた結果、ジーンと対戦する事になったポンポさんの新作コメディ映画「Lunch Waggon」の主役に抜擢され、念願の映画女優デビューを果たした。
  • 最初は緊張していたものの、女優の能力を開花させると、ポンポさんとコルベット監督による職人技で10日間で撮影終了。
  • 出来上がった作品を公開前に観たジーンは、映画が公開されたらフランちゃんは間違いなくスターになると評した。

カーナ・スワンソン

  • フランちゃんの演技レッスンの後輩で、自分だけオーディションに受かってもフランちゃんと一緒でないつまらないと辞退する日々を送っていた。
  • 学校ではビン底メガネをかけて目立たないようにしている。
  • 映画「Lunch Waggon」に主演した事で、フランちゃんが一気に映画女優の道を駆け上がって手の届かないスターになってしまった事を寂しがる中でデュラントと巡り合い、彼の企画に参加して映画「Proslogion」のヒロインのアンドロイドを演じた。また同作の特徴的な戦闘機のデザインも担当した。
  • 演技は出来ているが心がこもっていないと指摘されるも、逆に、監督が要求するであろう様々な演劇パターンを指先の角度まで含めて数パターン完璧に準備し、心をこめないが監督の要求通りの演技をする道を選ぶ。
  • 後に「フルールドリスの文学サロン」で念願のフランちゃんとの共演を果たした際は、事前に演技パターンを準備してくるのがつまらないという理由でジーンに事前準備禁止され、脚本は撮影当日に渡される事になった。

キャロル・ロンシュタット

  • ポンポさんが行きつけのダイナーの常連客で、フランちゃん曰く「不良」な見た目のコンポーザー・
  • 女優になりたいと騒ぐフランちゃんをからかいつつ助言を与えた。
  • 「フルールドリスの文学サロン」では劇伴を担当。一人部屋にこもっての作業を愚痴っていた。

マーリン・ユーチノフ

  • ポンポさんが行きつけのダイナーの常連客で、猫舌で寒がりでマーティン推しな脚本家。
  • 女優になりたいと騒ぐフランちゃんに読書を薦め、教えた作品をフランちゃんが電子書籍で読み終わったら次に読む本を教えた。
  • 「フルールドリスの文学サロン」では脚本を担当した。

ユーゲン・マイルスジャック

  • ポンポさん行きつけのダイナーで雇われ店長をしている売れない俳優。
  • 年齢を重ねてできる役も少なくなり、オーディションに呼ばれては落選の日々を送っていたが、助監督時代のコルベットに励まされ、腐る事なく努力を続けた。
  • 誰のに見せるでもなく鍛え続けた体はレオンとタメを晴れる筋肉美を誇る。
  • 現役復帰したペーターゼンとジーンの新作映画「Clip」にて、「セリフがほとんどなく」「大スターと渡り合えて」「色がついていない」という特殊な条件の主役が必要になった際、長年のたゆまぬ努力を見てきたコルベットから推薦されて、マーティンらニャリウッドの大御所俳優と相対する主人公に抜擢された。

ロザリンド・ソールズベリー
リーセル・パーカー
レベッカ・ロンシュタット
マズルカ・クシジャノフスカ

  • 現役復帰したペーターゼンにペーターゼンフィルムを返したポンポさんが通うミドルスクールの女生徒達。
  • ロザリンドが女優になりたいと言い出した事がキッカケで、ロザリンドの夢を叶える為に皆協力する。
  • 姉と同じ目をしたレベッカが、映画業界で働く姉のキャロルにオーディションを受ける事を聞き出し、エージェンシーに送る為のPVを撮る事を提案。自らは監督・脚本を担当した。
  • リーセルは、黒髪長髪高身長で宝塚の男役ができそうなイケメン女子で性格もさわやか。が女優志望でないせいか主役オーラが無い。ロザリンドのPVでは相手役を務めた。
  • 常人には見えない光の色をとらえる事ができる能力を持ち、常日頃からスマホのカメラで撮影していたマズルカは、撮影・編集したロザリンドのPVをレベッカがポンポさん見せた事で、その才能をポンポさんに見いだされる。しかし本人は母親の会社を継ぐ為に撮影の道に進まないよう母親に言われていた事がわかり、マズルカに映画撮影を知ってもらう為にとポンポさんが新作映画「フルールドリスの文学サロン」を企画。マズルカにカメラを任せた。
  • マズルカの特殊な才能とジーンの演出によって描き出された美しい映像は高評価を受け、マズルカはニャカデミー撮影賞を受賞。ジーンの影響もあって監督ができるカメラマンの道を進む事にした。
  • マズルカの映画撮影時、他の3人は浮浪児役で出演。ロザリンドは若干不本意ながら銀幕デビューを果たした。

ウェズ・G・マクティアナン

  • スクリューボールスタジオの代表で数々の名作を手掛ける名プロデューサー。
  • ポンポさんを介してジーンに映画「MAX STORM」の監督を打診した。監督を引き受けたジーンは最終的には暴走する事に。
  • 元々は、ペーターゼンフィルムの立ち上げ時期に入った社員の一人で、情熱が先走って予算感が無い同僚達ばかりの中、数字に強かった為、経理と予算管理を任されるようになった。
  • マーティンが離婚するたびに発生する金についてもウェズが仕切っていた模様。
  • デュラントの持ち込み企画を発端にしたSF映画「Proslogion」ではポンポさんに協力。セットやCGで金がかかるSF映画とあって制作費を半分持った。
  • 独立後もペーターゼンには頭が上がらず、ペーターゼンの復帰作では予算管理を任された。

レオン・ポールウェイド

  • 人気のタフガイ俳優でアクション映画「MAX STORM」の主役。
  • 日々鍛えた肉体はアラフォーながら見事な筋肉美を誇る。
  • みんなのヒーローになりたいという思いから軍人の道を進むも、重傷を負って前線任務につけなくなった際、海兵隊時代の同僚で軍人の家系ゆえに映画監督の夢を諦めたブレッドと夢を交換して映画監督になる為にニャリウッドにやってきた。
  • SF映画「Proslogion」で主演と共に念願の監督デビューを果たす。

クリスティア・ロックウェル

  • 売出し中の若手女優で「MAX STORM」のヒロイン役を務めた。
  • ジーンに綺麗にとらないとお仕置きすると冗談を飛ばすも、ジーンの暴走により出来上がった映画は様々なプロセスショットてんこもりで、クリスティア本人にはわけがわからない作品になってしまった。

デュラント・クライスラー

  • 映画の科学考証を担当するサイエンスコンサルタント。
  • 自身の理想とする「めんどくさくて面白い」本物のSF映画をつくりたいと書いた「Proslogion」の脚本を売りこもうとしていた際に、カーナちゃんに出会うと共に車に轢かれる。
  • カーナちゃんにポンポさんを紹介してもらう代わりに「Proslogion」が映画化する際にヒロインに起用する事を約束させられる。
  • ポンポさんに、硬くて・難しくて・解りにくく・俺って頭が良いでしょ感が出すぎていると脚本にダメ出をくらうも、異常なスケール感を気に入られ、カーナちゃんに「簡単な事をカッコつけて難しく書くのはバカのやる事」と的確なツッコミをくらいつつ改稿を手伝ってもらい、ヒロインを加える事であんとかポンポさんのOKをとった。
  • レオンを主演兼監督に迎え、コルベットの手も借りてさらに脚本の改稿を行うも、上映時間がほぼ4時間という内容になり、ポンポさんのダメだしをくらう。
  • 再度の改稿を経て撮影がスタートした「Proslogion」は、時間を軸に宇宙の滅亡と創造を描いた内容が試写会で高評価を得た。

ブレッド・フォード

  • レオンが海兵隊時代に知り合った生涯の友で、共に幾多の死線をくぐり抜けた。
  • 重度の映画マニアで世界一の映画監督になる事を夢見ていたが、南北戦争から続く名門軍人の家系の長男で一族の血統に誇りを持つがゆえ、映画監督になる夢を諦めた。
  • レオンが重傷を負って前線で戦えなくなった際、ブレッドの映画監督になる夢と、レオンのみんなのヒーローになる夢を交換した。

ダッジ・ボイル

  • 映画「Proslogion」のプロップアーティスト。
  • カーナちゃんがデザインした独特の複雑な曲線を描く空間雷撃艇セファラジールを立体化した。
  • 落書きレベルだと謙遜するカーナちゃんに一瞬で絵が上手くなる魔法を教えるも、輪郭を描いてから中を描きこむ本人的にインチキな手法だったので、本気で絵を描きたいならちゃんと勉強するよう諭した。

ウィリヘルム・ハウラー

  • イタリアの映画都市チニャチッタを代表する超大物監督。
  • チニャチッタで働いてた若かりし頃のペーターゼンを、英語の通訳兼助手に抜擢し、あらゆる現場に同行させた。
  • 「戦闘機の映画撮影時に爆音のエンジンに近づいて右耳の聴覚を失う」「金銭感覚が壊れている」「駄々をこねる」等、頭の中は子供のままだがその手が作り出す映画は、ペーターゼン曰く「ひたすら完璧に美しい」。
  • 拠点をニャリウッドに移す際も、自身が英語を話せない事からペーターゼンをニャリウッドに連れて行った。
  • ニャリウッドでの10年で傑作映画4本を作って引退した。

ヘディ・キースラー

  • 創業時に若い映画人が集まっていたペーターゼンフィルムでまとめ役を担っていた黒人女性のスクリプター(記録係)。
  • 頭の回転が速く、竹を割ったような性格ゆえ、マーティンからもヘディ姉さんと慕われた。
  • ロッシオが脚本を書き上げた2作目の映画「Heart Of Ghenna」を製作するにあたり多額の資金が必要となり、マーティンを世界一の俳優にしてスポンサーを獲得すると為のベタベタなエンタメ映画「エージェントゴールド」をマーティン主役で撮る際、記録係として映画製作の最初から最後まで参加していて映画製作のイロハを心得ているとペーターゼンの大抜擢をうけてニャリウッド初の黒人女性監督となった。
  • ロッシオの助力を得て完成させた「エージェントゴールド」は大ヒットとなり、マーティンを世界一の俳優へと押し上げた。
  • その後、マーティンと結婚し、マーティンの「主演作の女優に手をだして結婚しては即離婚」癖を止めた。
  • 浮気したらマーティンの息子をイトノコで切断すると豪語していた。

ロッシオ・バルダッサーレ

  • ペーターゼンが「圧倒的に真の完全なる天才」と認める映画監督。自らも天才だと豪語する。
  • TVの放送作家や映画ライターを生業にしつついつか映画を撮りたいと思っていたところ、ペーターゼンの監督第1作を観てマーティンという「イメージするといくらでも物語が湧いてくる」最高に創作意欲が沸き立つモチーフに出会い、ペーターゼンフィルムに自作の脚本を持って押しかけてきた。
  • 映画の最初から最後までマーティンを美しく撮り、その野性的な魅力を引き出する映画「Seize the Day」の脚本をペーターゼンフィルムに持ち込み、ペーターゼンに脚本料100万ドルを払って買い取るか、経験は無いが天才の自分はできると豪語して脚本料をタダにする代わりに監督をやらせろと迫り、ペーターゼンから映画製作のノウハウを教えられながらその異能の天才ぶりを発揮した。
  • 異能の天才ロッシオと主役しかできない男マーティンがぶつかりあって生まれた映画「Seize the Day」はニャカデミー賞の作品賞・主演男優賞・監督賞・脚本賞を受賞した。しかしロッシオ自身は映画の完成を見届けるとどこへともなく消えた。
  • 失踪先からペーターゼンフィルムに映画「Heart Of Ghenna」の脚本を送った後、ヘディの助っ人として現れ、ヘディに脚本の組み立て方を教えた。ヘディからどうやってその知識を得たのかと聞かれた際、ロッシオは「ずっと分解している」「感情をネジの一本一本まで分解したパーツにタグ付けし、創作中にいつでも取り出せるよう頭の中で整理している」と答えた。天才ロッシオは努力し続ける天才でもあった。
  • ロッシの要素分解整理能力の話を聞いていたペーターゼンは、老いて引退を考えていた際、孫のポンポさんにもその能力がある事に気づき、天才を継ぐ者として英才教育を施す事になる。
  • 映画「Heart Of Ghenna」の監督を務めるも、限界まで自らをおいこんだ結果、喀血して体を壊してしまう。なおロッシオが命を削って完成させた「「Heart Of Ghenna」」は主要なニャカデミー賞を独占した。
  • 病床でマーティンを主役にした新作映画「Desire of Glass」を書き上げると、命を削りながれでないと映画がつくれない自身と自らの体力の限界を悟り、生きる為に映画から身を引いた。
  • ロッシオ最後の映画「Desire of Glass」はペーターゼンらにより完成し、ニャカデミー賞を受賞した。ロッシオは生涯3本の映画すべてがニャカデミー作品賞と脚本賞を受賞し、自らが監督した映画2本ともに監督賞を受賞した。

アラン・ガードナー  CV:木島隆一

  • 映画オリジナルキャラクター。大手メガバンク「ニャリウッド銀行」に勤めるエリート銀行員。
  • ジーンとはハイスクール時代の同級生だったものの、ジーンとは正反対のスクールカースト上位に属する何でもこなせるキラキラした人物。この辺に関しては映画来場者特典の描き下ろし漫画で触れられている。
  • 商談先に向かう飛行機の中で映画撮影に向かうジーンを見かけ、その後現地で再会することに。仕事に関してやることなすことうまく行かず行き詰まりを感じたその時に映画監督に挑むジーンを見て、今の自分との差を感じ退職を考えた矢先、ある出来事をしることになり……?

好きな映画

本作の登場人物には、それぞれ3本ずつ「好きな映画」が設定されており、単行本では杉谷によって作品の解説となぜこのキャラはこの3作が好きなのかの解説ページがついている。

ミスティアは尊敬且つ目標にしているイザベル・アジャーニの作品を、マーティンはモデルとなったマーロン・ブランドの主演作を、ペーターゼンとハウラーは世代にあわせた白黒映画を、コルベットはオススメの日本のアニメ映画をと、各人の趣向に合わせた映画が杉谷によってリストアップされている。

以下、各単行本の解説記載順に映画タイトルを掲載(時に記載が無い巻は前の巻と同じ)。

映画大好きポンポさん1巻
ポンポさん 「セッション」(原題「Whiplash」2014年アメリカ)
「デス・プルーフ in グラインドハウス」(原題「Death Proof」2007年アメリカ)
「フランケンウィニー」(原題「Frankenweenie」2012年アメリカ)
ミスティア 「カミーユ・クローデル」(原題「Camille Claudel」1988年フランス)
「アデルの恋の物語」(原題「L'Histoire d'Adele H.」1975年フランス)
「ブロンテ姉妹」(原題「Les Soeurs Bronte」1979年フランス)
ペーターゼン 「ペーパー・ムーン」(原題「Paper Moon」1973年アメリカ)
「第七の封印」(原題「Det sjunde inseglet」1957年スウェーデン)
「狩人の夜」(原題「The Night of the Hunter」1955年アメリカ)
ナタリー 「プロヴァンス物語 マルセルのお城」(原題「Le chateau de ma mere」1990年フランス)
「秘密の花園」(原題「The Secret Garden」1993年アメリカ)
「バベットの晩餐会」(原題「Babettes gastebud」1987年デンマーク)
ジーン 「スティング」(原題「The Sting」1973年アメリカ)」
「ファイト・クラブ」(原題「Fight Club」1999年アメリカ)
「タクシードライバー」(原題「Taxi Driver」1976年アメリカ)
マーティン 「欲望という名の電車」(原題「A Streetcar Named Desire」1951年アメリカ)
「ゴッドファーザー」(原題「The Godfather」1972年アメリカ)
「地獄の黙示録」(原題「Apocalypse Now」1979年アメリカ)
コルベット 「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」(2013年日本)
「宇宙ショーへようこそ」(2010年日本)
「アリーテ姫」(2011年日本)
映画大好きポンポさん2巻
ウェズ 「華麗なるギャッツビー」(原題「The Great Gatsby」1794年アメリカ)
「シンシナティ・キッド」(原題「The Cincinnati Kid」1965年アメリカ)
「コンドル」(原題「Three Days of the Condor」1975年アメリカ)
レオン 「ハート・ロッカー」(原題「The Hurt Locker」2008年アメリカ)
「アルゴ」(原題「Argo」2012年アメリカ)
「モーターサイクル・ダイアリーズ」(原題「Diarios de motociclet」2004年アルゼンチン・アメリカ・チリ・ペルー・イギリス・ドイツ・フランス)
クリスティア 「ドリームガールズ」(原題「Dreamgirls」2006年アメリカ)
「シカゴ」(原題「Chicago」2002年アメリカ)
「アーティスト」(英題「The Artist」2011年フランス・アメリカ・ベルギー)
ジーン
ホセ
「ヒドゥン」(原題「The Hidden」1987年アメリカ)
「ゼイリブ」(原題「They Live」1988年アメリカ)
ブロブ 宇宙からの不明物体」(原題「The Blob」1988年アメリカ)
フランちゃん 「プリティ・プリンセス」(原題「The Princess Diaries」2001年アメリカ)
「奇跡のシンフォニー」(原題「August Rush」2007年アメリカ)
「チャーリーとチョコレート工場」(原題「Charlie and the Chocolate Factory」2005年アメリカ)
ユーゲン 「ベルリン・天使の詩」(原題「Der Himmel uber Berlin」1987年西ドイツ・フランス)
「ノスタルジア」(原題「Nostalghia」1983年イタリア・ソ連)
「フィッシャー・キング」(原題「The Fisher King」1991年アメリカ)
コルベット 「それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ」(2016年日本)
「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」(2017年日本)
「ガールズ&パンツァー 劇場版」(2015年日本)
映画大好きポンポさん3巻
リーセル 「ルディ/涙のウイニングラン」(原題「RUDY」1993年アメリカ)
「ミルカ」(原題「BHAAG MILKHA BHAAG」2013年インド)
「フリーソロ」(原題「FREE SOLO」2018年アメリカ)
レベッカ 「キック・アス」(原題「KICK-ASS」2010年アメリカ)
「キングスマン」(原題「KINGSMAN: THE SECRET SERVICE」2014年イギリス・アメリカ)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(原題「GUARDIANS OF THE GALAXY」2014年アメリカ)
ロザリンド 「カールじいさんの空飛ぶ家」(原題「UP」2009年アメリカ)
「インサイド・ヘッド」(原題「INSIDE OUT」2013年アメリカ)
「レミーのおいしいレストラン」(原題「RATATOUILLE」2007年アメリカ)
マズルカ 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(原題「STRANGER THAN PARADISE」1984年アメリカ)
「恋愛睡眠のすすめ」(原題「LA SCIENCE DES REVES」2006年フランス・イタリア)
「ロスト・イン・トランスレーション」(原題「LOST IN TRANSLATION」2003年アメリカ・日本)
映画大好きフランちゃん
フランちゃん 「プリティ・プリンセス」(原題「The Princess Diaries」2001年アメリカ)
「奇跡のシンフォニー」(原題「August Rush」2007年アメリカ)
「チャーリーとチョコレート工場」(原題「Charlie and the Chocolate Factory」2005年アメリカ)
キャロル 「ベルベット・ゴールドマイン」(原題「VELVET GOLDMINE」1998年イギリス)
「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(原題「INSIDE LLEWYN DAVIS」2013年アメリカ)
「ロード・オブ・ドッグタウン」(原題「LORDS OF DOGTOWN」2005年アメリカ)
マーリン 「シラノ・ド・ベルジュラック」(原題「CYRANO DE BERGERAC」1990年フランス)
「ジェルミナル」(原題「GERMINAL」1993年フランス)
「フォート・サガン」(原題「FORT SAGANNE」1984年フランス)
カーナちゃん 「鉄ワン・ワンダードック」(原題「UNDERDOG」2007年アメリカ)
「キング・オブ・キックボクサー~ファイナル」(原題「AMERICAN SHAOLIN」1991年アメリカ・香港)
「太陽は光り輝く」(原題「THE SUN SHINES BRIGHT」1953年アメリカ)
コルベット 「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」(2015年日本)
「楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星」(1992年日本)
「若おかみは小学生!」(2018年日本)
映画大好きカーナちゃん
カーナちゃん 「タバコ・ロード」(原題「Tobacco Road」1941年アメリカ)
「アメリカ アメリカ」(原題「America, Americ」1963年アメリカ)
「何がジェーンに起こったか?」(原題「What Ever Happened to Baby Jane?」1962年アメリカ)
デュラント 「ソイレント・グリーン」(原題「Soylent Green」1973年アメリカ)
「華氏451」(原題「Fahrenheit 451」1966年イギリス)
「サイレント・ランニング」(原題「Silent Running」1972年アメリカ)
コルベット 「リズと青い鳥」(2018年日本)
※この巻だけコルベットは1作のみ選出。
ブレッド 「ミスター・ノーボディ」(原題「Il mio nome e Nessuno」1973年イタリア・フランス・西ドイツ)
「さらば冬のかもめ」(原題「The Last Detail」1973年アメリカ)
「スラップ・ショット」(原題「Slap Shot」1977年アメリカ)
ダッジ 「マッドマックス」(原題「Mad Max」1979年オーストラリア)
「ザ・ドライバー」(原題「The Driver」1978年アメリカ)
「バニシングin60″」(原題「Gone in 60 Seconds」1974年アメリカ)
映画大好きポンポさん the Omnibus​
ハウラー 「死刑台のエレベーター」(原題「ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD」1958年フランス)
「羅生門」(1950年日本)
「ライムライト」(原題「LIMELIGHT」1952年アメリカ)
ヘディ 「アパートの鍵貸します」(原題「THE APARTMENT」1960年アメリカ)
「ティファニーで朝食を」(原題「BREAKFAST AT TIFFANY’S」1961年アメリカ)
「七年目の浮気」(原題「THE SEVEN YEAR ITCH」19955年アメリカ)
ロッシオ 「鉄道員」(原題「IL FERROVIERE」1956年イタリア)
「山猫」(原題「IL GATTOPARDO」1963年イタリア・フランス)
「ベニスに死す」(原題「MORTE A VENEZIA」1971年イタリア・フランス・アメリカ)

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