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本記事では、『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズにおいて、月読調が行ったヨーヨートリックについて解説する。
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https://twitter.com/heroTMSY/status/897065389862998016
月読調は、回転ノコギリの聖遺物「紅刃シュルシャガナ」を用いて戦うシンフォギア装者である。
第3期『戦姫絶唱シンフォギアGX』からは、ヨーヨーとしての機能も加わった。
彼女は物理法則を無視したぶっ飛び必殺技を多数駆使するが、現実のヨーヨー界は、物理法則に従ったままぶっ飛びトリックが日夜考案されており、それを実現するぶっ飛びヨーヨーも多数発売されている。
そして、作画自体がかなり研究されており、他のアニメではいい加減に描かれがちな点を忠実に再現している。
そのため、頑張れば、または機種によっては調のトリックを再現できることもある。
本記事では、劇中で調が行ったヨーヨートリックを、現実に即して解説する。
変身バンクは実際のヨーヨー動画を参考にしているか、ヨーヨーで遊んだ世代が作画していると思われ、以下の点が現実に忠実である。
一方、シンフォギアの奇跡によりジャイロ効果はほぼ無視されており、縦に回転しているヨーヨーが横に周回したり、ストリングに対して横向きにヨーヨーが乗っていたりする。
以下に、調が行った技のうち、全部または一部が再現可能と思われるトリックを記す。
第4期の変身バンクを除き、実在のヨーヨートリックを参考にしたかどうかは不明である。
現実のトリック・機種の詳細は、「→」の先のリンク先を参照(ないものはこれから作ります)。
→フォワード・パス
→アラウンド・ザ・ワールド(ヨーヨー)
→ウォーク・ザ・ドッグ
→スラック(ヨーヨー)
→バインド(ヨーヨー)
ヨーヨーを武器にする他のアニメと同様、通常戦闘では「ただ投げて、引き戻す」という「パス」系統の動きを中心に行っている。
それ以外のトリックも、ハイパーヨーヨーを経験していればルーピング・スリーピングトリックとしておなじみのものばかりである。
90年代までに存在しない動きとして「ヨーヨーを投げ出したときにストリングがたるんでいる」というものがあるが、これは2000年代に登場した「スラック」という動きである。
しかし、スラックできるヨーヨーは普通に引いても戻ってこないので、「バインド」という技で戻す必要がある。今のところ、『シンフォギア』では行っている様子はなく、バインド仕様と引き戻し仕様を任意に切り替えることができるようだ。
→エクストリームプレイ
→ハブスタック
→ダンカン・マグネチュード
必殺技の一つ。2つのヨーヨーを合体させて攻撃する。
巨大化に目をつぶれば、実は『シンフォギア』の必殺技のうち、再現が楽なものの一つである。
中心部にネオジム磁石を搭載した「ダンカン・マグネチュード」という機種が存在する。
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https://twitter.com/MetalThrower/status/732945870174486530
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https://twitter.com/DuyguSezer/status/592431456040919040
これの黒(S極)・赤(N極)を横に並べることで、自動的に合体する。磁石部分はヨーヨーとは別に回転する(ハブスタック)ため、このまま回転させ続けることが可能。「ウォーク・ザ・ドッグ(犬の散歩)」もできる。
問題は、本機がすでに絶版である上に、メタルヨーヨーでこんな技やったら塗装がハゲるためコレクター的に嫌なことである。
シュルシャガナをヨーヨーとして用いた初めてのシーズン。
第5話から登場した新型シュルシャガナに搭載された機能。
頭部パーツの付け根からヨーヨーを取り出して装着する。
→スリーパー(ヨーヨー)
ヨーヨーを上から振り下ろすと、ストリングの先端で空回りする。
競技ヨーヨーにおいて、基礎中の基礎トリック。
通常はそのまま手を引いてキャッチするが、変身バンクでは前に振ってキャッチしている。
なお、本トリックは掌の向きが重要で、下向きにスリープする場合は、掌を上に向けて振り下ろし、掌を下に向けてキャッチする(そうしないと巻き方向が逆になる)。
このバンクでは、投げ出しは現実通りだが、キャッチ時に掌を上に向けている。これは、「フォワード・パス」の動画を見ながら作画したためと推測できる。
→ツーハンドストリング
2個のヨーヨーを用いてのストリングプレイは実在し、「3A部門」という独立した部門になっている。
調のトリックの1つ目は、ストリングとヨーヨーの向きが揃っていなかったり、空中で折れ曲がっているストリングが存在するため、完全再現は不可能である。
しかしながら、「アラウンド・ザ・ワールド」をしながらストリングを絡ませるなど、微妙に現実に近い動きをしており、全体的にはシングルハンドの「ショルダー・トラピーズ(第1期ハイパーヨーヨーでは『ワンハンド・トラピーズ』)」に近いトリックになっている。ストリングが浮いているのは、作画スタッフが元になった映像を見間違えたか、絵作りのためにアレンジしている可能性がある。
2つ目は、1つ目のトリックからヨーヨーを跳ね上げ、カメラがそちらに向いている内に後ろを向いて別の形を作る。比較的現実的な動きだが、再現可能かどうかは検証の必要がある。
実現できたとしても、前のヨーヨーが横のヨーヨーと違う向きになっているため難易度は高いだろう。
「アラウンド・ザ・ワールド」で始めているので、キャッチ時は掌を上に向ける。これは現実通り作画されている。
なお、「ストリングプレイスパイダーベイビー」というコメントが飛んでいるが、違う。
初めて、元ネタが明確な動きが登場した。
元ネタと思われるのは、バンダイボーイズトイ事業部公式チャンネルにおけるこちらの動画。
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https://twitter.com/KAMON_Yammani/status/871017423645757441
演者は、2010/2015年AP部門世界チャンピオンの「SHAQLER」。
→ラップ(ヨーヨー)
→ピンホイール
太ももにヨーヨーを巻き付け(レッグラップまたはサイラップ)、ストリングの先端を回す(ピンホイール)トリック。ルーピングプレイに分類される。
元ネタでの演者はジョン・アンドウ(トップスピナー・リュージ)。
使用機種は「ハイパークラスター・スピードファルコン」。
→ボヨンボヨン
→ビハインド(ヨーヨー)
第1期ハイパーヨーヨー末期の技「ボヨンボヨン」を、背中側で行うトリック。
これの「ブレインツイスター」バージョンは、中村名人の得意技として有名。
ふざけた技名だが、JYYA/JYYF共にこのトリック名が用いられている(英語でもBoing-E-Boingy)。
通常の「ボヨンボヨン」をマスターしていても、背中側にヨーヨーが回っていると非常に見えづらく、ヨーヨーと跳ねるストリングを一直線にするのは至難の業である。
元ネタでの演者は高田柊。
使用機種は「ヨーヨーファクトリー・アストロフライ」。
→パンチング・バッグ(ヨーヨー)
→ブレスト・ループ
水平に行う「パンチング・バッグ」。
1998年世界チャンピオン・永瀬巧のシグネイチャートリックである。
元ネタでの演者はSHAQLERメンバー(当時)全員。
使用機種は「ヨメガ・レイダーEX(スパイラルジャガー)」。
→フライング・ソーサー(ヨーヨー)
ヨーヨーを水平に回し、ストリングをはためかせるトリック。
公式戦では加点対象にならないヨリ調整専用のトリックである。
「フライング・ソーサー(UFO、コークボトル)」との違いは、ストリングをつまむかどうか。
はためくストリングをズボンなどに当てて音を立てると「ラトルスネイク」というトリックになる。
元ネタでの演者は山田篤と思われる。ただし調はダブルハンドで行っている。
使用機種は「ヨメガ・レイダーEX(スパイラルジャガー)」。
第3話より公開。今回は現実のヨーヨー動画に取材した動きはないと思われ、フィギュアスケートの動きが取り入れられている。
フィギュアスケートを嗜むヨーヨープレイヤーにより(スケートリンクの了解を取った上で)研究が進められている。
→ウォーク・ザ・ドッグ
→アラウンド・ザ・ワールド(ヨーヨー)
ヨーヨーを転がしながら周回させるトリック。ヨーヨーを武器とするキャラクターの中では珍しく、「ホームラン」が多用される。
→グラインド(ヨーヨー)
フィギュアスケートの「レイバック(イナバウアーとするのは誤り)」の状態でヨーヨーを体に載せ、太ももから胸にかけて転がしていくトリック。
現実では、2003年にジョニー・デヴァリェが開発した各種グラインドトリックの一つ(上記動画2:45頃)。
調がヨーヨーを縦に走らせるのに対し、現実では横に走らせるという違いはあるものの、共に繊細な動きと鍛え上げられし大胸筋を両立させて初めてできる技である。
蓋がパカっと開くのは、もちろん『スケバン刑事』のオマージュ。
中で風車のようなものが回転しているのは、『仮面ライダーV3』のダブルタイフーンを意識したものか。
競技機種では少ないが、100円ショップで売っているような格安ヨーヨーの中に、サイドキャップが独立して回転するものが存在する。
競技ヨーヨーにも「ハブスタック」という機構のうち、一部にこれに似たものが存在する。
→ビハインド(ヨーヨー)
中村名人の得意技として有名。『AXZ』にあった動きが今回も取り入れられている。
→トップオン
→ウォーク・ザ・ドッグ の記事内「ホームラン」の項
ヨーヨーから軸が生え、コマのようにするトリック。
「ハイパーヨーヨーからベイブレードに転向か?」と言われているが、れっきとしたヨーヨーのトリックである。
現在「トップオン」と呼ばれるトリックは、ヨーヨー側面のへこみ部分を指の上に載せるトリックだが、90年代末-2000年頃、ヨーヨーの軸がコマのように飛び出している機種が発売されたことがあり、それらで「ホームラン」を行うと、地上でのトップオンが可能である(名前がついていないので、「グラウンド・トップオン」は仮名)。
また、スピントップと兼用できたり、切り替えられるヨーヨーも存在する。
なお、ヨーヨーの「ホームラン」は、ダイヤモンドを一周する動きを模して、地上で円形または半円形を描くトリックである。ヨーヨーをイガリマでかっ飛ばすトリックではない。
以下に、再現できる機種を列挙する。
2019年現在、「ボーダレス」以外は絶版である。
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最終更新:2025/12/06(土) 21:00
最終更新:2025/12/06(土) 21:00
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