月読調のヨーヨートリック一覧 単語

ツクヨミシラベノヨーヨートリックイチラン

8.7千文字の記事

ヨーヨーヨーヨーのトリック一覧 > 月読調のヨーヨートリック一覧

ヨーヨーフィクションにおけるヨーヨー戦姫絶唱シンフォギア月読調 > 月読調のヨーヨートリック一覧

ヨーヨーヨーヨーの機種一覧 > 架ヨーヨー機種一覧シュルシャガナ > 月読調のヨーヨートリック一覧

本記事では、戦姫絶唱シンフォギアシリーズにおいて、月読調が行ったヨーヨートリックについて解説する。

概要

月読調は、回転ノコギリ聖遺物シュルシャガナ」を用いて戦うシンフォギア装者である。
第3期『戦姫絶唱シンフォギアGX』からは、ヨーヨーとしての機も加わった。

彼女物理法則無視したぶっ飛び必殺技を多数駆使するが、現実ヨーヨー界は、物理法則に従ったままぶっ飛びトリックが日考案されており、それを実現するぶっ飛びヨーヨーも多数発売されている。

そして、作画自体がかなり研究されており、他のアニメではいい加減に描かれがちな点を忠実に再現している。

そのため、頑れば、または機種によっては調のトリック再現できることもある。

本記事では、劇中で調が行ったヨーヨートリックを、現実に即して解説する。

全般

変身バンクは実際のヨーヨー動画を参考にしているか、ヨーヨーで遊んだ世代が作画していると思われ、以下の点が現実に忠実である。

一方、シンフォギア奇跡によりジャイロ効果はほぼ無視されており、縦に回転しているヨーヨーが横に周回したり、ストリングに対して横向きにヨーヨーが乗っていたりする。

トリック一覧

以下に、調が行った技のうち、全部または一部が再現と思われるトリックを記す。
第4期の変身バンクを除き、実在ヨーヨートリックを参考にしたかどうかは不明である。

現実トリック・機種の詳細は、「→」の先のリンク先を参照(ないものはこれから作ります)。

通常戦闘

フォワード・パス
アラウンド・ザ・ワールド(ヨーヨー)
ウォーク・ザ・ドッグ
スラック(ヨーヨー)
バインド(ヨーヨー)

ヨーヨー武器にする他のアニメと同様、通常戦闘では「ただ投げて、引き戻す」という「パス」系統の動きを中心に行っている。
それ以外のトリックも、ハイパーヨーヨーを経験していればルーピング・スリーピングトリックとしておなじみのものばかりである。

90年代までに存在しない動きとして「ヨーヨーを投げ出したときにストリングがたるんでいる」というものがあるが、これは2000年代に登場した「スラック」という動きである。
しかし、スラックできるヨーヨー普通に引いても戻ってこないので、「バインド」という技で戻す必要がある。今のところ、『シンフォギア』では行っている様子はなく、バインド仕様引き戻し仕様を任意に切り替えることができるようだ。

β式・巨円断

エクストリームプレイ
ハブスタック
ダンカン・マグネチュー

必殺技の一つ。2つのヨーヨー合体させて攻撃する。

巨大化をつぶれば、実は『シンフォギア』の必殺技のうち、再現が楽なものの一つである。

中心部にネオジム磁石を搭載した「ダンカン・マグネチュード」という機種が存在する。

これの(S極)・(N極)を横に並べることで、自動的に合体する。磁石部分はヨーヨーとは別に回転する(ハブスタック)ため、このまま回転させ続けることが可。「ウォーク・ザ・ドッグ(散歩)」もできる。

問題は、本機がすでに絶版である上に、メタルヨーヨーでこんな技やったら塗装ハゲるためコレクター的に嫌なことである。

戦姫絶唱シンフォギアGX

シュルシャガナヨーヨーとして用いた初めてのシーズン

変身バンク

第5話から登場した新シュルシャガナに搭載された機

頭部パーツの付け根からヨーヨーを取り出して装着する。

スリーパー

スリーパー(ヨーヨー)

ヨーヨーを上から振り下ろすと、ストリングの先端で回りする。
競技ヨーヨーにおいて、基礎中の基礎トリック

通常はそのまま手を引いてキャッチするが、変身バンクでは前に振ってキャッチしている。

なお、本トリックの向きが重要で、下向きにスリープする場合は、を上に向けて振り下ろし、を下に向けてキャッチする(そうしないと巻き方向が逆になる)。
このバンクでは、投げ出しは現実通りだが、キャッチ時にを上に向けている。これは、「フォワード・パス」の動画を見ながら作画したためと推測できる。

ツーハンドストリングコンボ

ツーハンドストリング

2個のヨーヨーを用いてのストリングプレイ実在し、「3A部門」という独立した部門になっている。

調のトリックの1つは、ストリングヨーヨーの向きがっていなかったり、中で折れ曲がっているストリングが存在するため、再現不可能である。
しかしながら、「アラウンド・ザ・ワールド」をしながらストリングを絡ませるなど、微妙現実に近い動きをしており、全体的にはシングルハンドの「ショルダー・トラピーズ(第1期ハイパーヨーヨーでは『ワンハンドトラピーズ』)」に近いトリックになっている。ストリングが浮いているのは、作画スタッフが元になった映像を見間違えたか、絵作りのためにアレンジしている可性がある。

2つは、1つトリックからヨーヨーを跳ね上げ、カメラがそちらに向いている内に後ろを向いて別の形を作る。較的現実的な動きだが、再現かどうかは検証の必要がある。
実現できたとしても、前のヨーヨーが横のヨーヨーと違う向きになっているため難易度は高いだろう。

アラウンド・ザ・ワールド」で始めているので、キャッチ時はを上に向ける。これは現実通り作画されている。

なお、「ストリングプレイスパイダーベイビー」というコメントが飛んでいるが、違う

戦姫絶唱シンフォギアAXZ

変身バンク

初めて、元ネタが明確な動きが登場した。

元ネタと思われるのは、バンダイボーイズトイ事業部公式チャンネルにおけるこちらの動画

演者は、2010/2015年AP部門世界チャンピオンの「SHAQLER」。

レッグラップ・ピンホイール

ラップ(ヨーヨー)
→ピンホイール

太ももヨーヨーを巻き付け(レッグラップまたはサイラップ)、ストリングの先端を回す(ピンホイール)トリックルーピングプレイに分類される。

元ネタでの演者はジョン・アンドウ(トップスピナー・リュージ)。
使用機種は「ハイパークラスタースピードファルコン」。

ビハインド・ザ・バック・ボヨンボヨン

ボヨンボヨン
→ビハインド(ヨーヨー)

第1期ハイパーヨーヨー末期の技「ボヨンボヨン」を、背中側で行うトリック
これの「ブレインツイスターバージョンは、中村名人の得意技として有名。

ふざけた技名だが、JYYA/JYYF共にこのトリック名が用いられている(英語でもBoing-E-Boingy)。
ただし、第3期ハイパーヨーヨーでは「テレポーテーション」となっている。

通常の「ボヨンボヨン」をマスターしていても、背中側にヨーヨーが回っていると非常に見えづらく、ヨーヨーと跳ねるストリングを一直線にするのは至難の業である。

元ネタでの演者は高田柊
使用機種は「ヨーヨーファクトリー・アストロフライ」。

ブレスト・ループ

パンチング・バッグ(ヨーヨー)
ブレストループ

に行う「パンチング・バッグ」。
1998年世界チャンピオン永瀬巧のシグイチャートリックである。

元ネタでの演者はSHAQLERメンバー(当時)全員
使用機種は「ヨメガ・レイダーEX(スパイラルジャガー)」。

ラリアート

フライング・ソーサー(ヨーヨー)

ヨーヨーに回し、ストリングをはためかせるトリック
公式戦では加点対にならないヨリ調整専用のトリックである。
フライング・ソーサー(UFOコークボトル)」との違いは、ストリングをつまむかどうか。
はためくストリングズボンなどに当てて音を立てると「ラトルスネイク」というトリックになる。

元ネタでの演者は山田篤と思われる。ただし調はダブルハンドで行っている。
使用機種は「ヨメガ・レイダーEX(スパイラルジャガー)」。

戦姫絶唱シンフォギアXV

変身バンク

第3話より開。今回はフィギュアスケートの動きが中心。
しかし、「日本チャンピオンの動きを元にした」動きがあると公式に発表されている。

フィギュアスケートとの組み合わせ

フィギュアスケートを嗜むヨーヨープレイヤーにより(スケートリンクの了解を取った上で)研究が進められている。

ホームラン

ウォーク・ザ・ドッグ
アラウンド・ザ・ワールド(ヨーヨー)

ヨーヨーを転がしながら周回させるトリックヨーヨー武器とするキャラクターの中ではしく、「ホームラン」が多用される。

チェスト・グラインド

グラインド(ヨーヨー)

フィギュアスケートの「レイバック(イナバウアーとするのは誤り)」の状態でヨーヨーを体に載せ、太ももから胸にかけて転がしていくトリック

現実では、2003年ジョニー・デヴァリェ開発した各種グラインドトリックの一つ(上記動画2:45頃)。
調がヨーヨーを縦に走らせるのに対し、現実では横に走らせるという違いはあるものの、共に繊細な動きと鍛え上げられし大胸筋を両立させて初めてできる技である。

フェイス面の風車状パーツ

蓋がパカっと開くのは、もちろん『スケバン刑事』のオマージュ
中で風車のようなものが回転しているのは、『仮面ライダーV3』のダブルタイフーンを意識したものか。

競技機種では少ないが、100円ショップで売っているような格安ヨーヨーの中に、サイドキャップ独立して回転するものが存在する。
競技ヨーヨーにも「ハブスタック」という機構のうち、一部にこれに似たものが存在する。

ビハインド・ザ・バック・ソロハム・レール

ソロハム
→ビハインド(ヨーヨー)

なので見づらいが、ヨーヨーストリングから離れるオフストリングという状態にしている。
2個のヨーヨーを、ストリングを外した状態で投げ出し、背中ったストリングで受け止める。
そのまま体の後ろで周回させ「ソロハム」の状態にしながら体の反対側に持っていき、跳ね上げる。

今回の変身バンクで、ここが最も現実に近い動きをしているため、「日本チャンピオンを元にした」部分はここと思われる。

ソロハムをビハインドで行える人物は限られるため、補者はある程度絞られる。
アニメ制作時期を考えると、2018年ワールドヨーヨーコンテストにおける三浦元演技が最も近い。

(上記動画12:52付近)

見てのとおり、日本チャンピオンどころか世界チャンピオンである。
三浦は「4A部門の全チャンピオン」にだけはなったことがないので「日本チャンピオン」というのは厳密には誤りとなる。しかし、そこで「三浦選手は3A部門の…しかし4A部門では…」などと言おうものなら、一般人から「京浜東北線などない」とまくしたてる鉄ヲタの如きで見られるため、唇を噛んで俯くのである。

詳しくは「三浦元」の記事を参照していただきたいが、三浦3A部門地区・全アジア世界チャンピオンで、4A部門地区・アジア世界チャンピオンである。調の動きが採用されている「4A部門」だけ「全チャンピオン」の肩書が抜けている。

2話

グラウンド・トップオン

トップオン
ウォーク・ザ・ドッグ の記事内「ホームラン」の項

ヨーヨーから軸が生え、コマのようにするトリック
ハイパーヨーヨーからベイブレードに転向か?」と言われているが、れっきとしたヨーヨートリックである。
現在トップオン」と呼ばれるトリックは、ヨーヨー側面のへこみ部分をの上に載せるトリックだが、90年代末-2000年頃、ヨーヨーの軸がコマのように飛び出している機種が発売されたことがあり、それらで「ホームラン」を行うと、地上でのトップオンが可である(名前がついていないので、「グラウンド・トップオン」は仮名)。
また、スピントップと兼用できたり、切り替えられるヨーヨーも存在する。

なお、ヨーヨーの「ホームラン」は、ダイヤモンドを一周する動きを模して、地上で円形または半円形を描くトリックである。ヨーヨーイガリマでかっ飛ばすトリックではない。

以下に、再現できる機種を列挙する。

2019年現在、「ボーダレス」以外は絶版である。

10話

相変わらずパス系とウォーク・ザ・ドッグ系が中心。

シュルシャガナイガリマアマルガムモードが解禁。
シュルシャガナのような形になったが、ヨーヨーとしての機は引き続き有する。

なお、イガリマにもストリングがつくようになり、ヨーヨートリックが可になった。
現実公式戦では、「ヨーヨートリック」には定義があるが「ヨーヨーという物体」に定義はなく、いかなる形状/材質であろうと、「巻いたストリングがほどけることで回転が与えられ、回転運動エネルギー手元に戻る」のであれば、それはヨーヨーである。
したがって、アマルガムモードイガリマヨーヨーである。

変形

調を模したロボットのような姿に変形。

ロボットに変形できるヨーヨー実在しないが、バイクに変形するヨーヨー実在する

操作時の手の形状

ピクチャートリック

ストリングあやとりのように形をつくる「ピクチャートリック」を行っている。
ヨーヨーの状態と関係にトリックが作れるために採用されたものと思われる。
現実公式戦ではそれゆえに「あやとりの技であってヨーヨーの技ではない」とみなされており、マウントを伴わない限り得点にはならない。

ビハインド・バー

ロボットモード時。

ストリングをすだれ状に手繰り寄せ、格子を表現するトリック
横倒しのものは「ブラインド」とすることも。

タワー(1段階目)

タワー(ヨーヨー)

いわゆる「トウキョウタワー」。
トラバサモード時、切歌側のストリングの形。
フリーハンドと人差しヨーヨーひっかけている。

ここから手を返してストリングを交差させ、三角形底辺からストリングを引っり出すと、おなじみの「トウキョウタワー」になる。

スター(2段階目)

スター(ヨーヨー)

トラバサモード時、調側のストリングの形。

ヨーヨー古典技の「スター」には2種類あるが、こちらは両手を使う「ツーハンドスター」。
ストリングを5本のひっかけを作るが、調のものは2段階まで行った形。

スリングショット

トラバサミを引き戻すとき、調のみが行っているストリングの形。

と人差しの間からストリングを引っり出し、パチンコのような形状を作る。
現実では、手を離すとヨーヨーの重みでストリングが短くなる仕掛けである。

ポリフィリム鋏恋夢

ドッグバイト

合体技。トラバサミの中に敵を閉じ込める。

ヨーヨーが「噛みつく」技としては「ドッグバイト」がある。
ヨーヨーの溝にのすそなどを巻き込ませる技であり、トラバサミに変形する必要も2人で行う必要もない。

現実ではパフォーマンス用に研究が進められており、テーブルクロス引きや洗濯もの取り込みなどを行うパフォーマーが増えている。

中に「」が入っているヨーヨーには、「ヨメガキャラブレイン」がある。
これは「ヨメガ・パワーブレイン」の中にキャラクターフィギュアが入っているものであり、このなかに「パラッパラッパー」のパラッパが入っているバージョンがある。

戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED

β式・廻旋波

ツーハンド・ウォーク・ザ・ドッグ→ツーハンド・フォワード・パス

ウォーク・ザ・ドッグ
フォワード・パス

アニメ版の通常技で頻出。

終β式・縛戒斬鋼

ツーハンド・フォワード・パス

同上。

β式・超巨円投断

フォワード・パス・マウント→オープンウィップ

フォワード・パス・マウントexit
オープン・ウィップexit

ヨーヨー上に上げた後ストリングが外れるのは、もとからストリングを取り付けていない「オフストリング」というトリック。なぜ手元に戻るのかと思うかもしれないが、上記動画のように投げ縄の要領で素く軸に巻き付けると戻すことができるのである。

合体している件については上記「β式・巨円断」の項を参照。

非常Σ式・禁月輪

バックフリップ・アラウンド・ザ・ワールド

(10:25)

アラウンド・ザ・ワールド」と同時に自分もバック宙するトリック
動画の通り、現実では高田柊シグイチャートリック

β式・螺旋烈衝斬

ストリングを使用せず、投げているだけなのでヨーヨートリックではない。

殺Χ式・裂風残車輪

風車手裏剣を投げる技なのでヨーヨーではないが、ヨーヨーの方に、手裏剣を摸した「ニンジャスター」というトリックが存在する。

殺Χ式・灑掃幻泡波

モップ状のヨーヨーを投げる。実はほぼそのままの形状の「yoyo mop」が実在する。exit

スポンジ製のヨーヨーも実在する。exit

ゴム紐タイプのものもあり、石けん液をつけてぶつけてやることも出来る。exit

ヨーヨー形スポンジも実在する。exitひもを巻き付けるのではなく、一方を手で掴みやすくするものである。

θ式・パステルパレット

フォワード・パス

同上。

ベーシスト

後半のベースを弾く技もトリックとして存在する。見ての通りストリングで弾く真似をするだけ。

スローダウン(斜め後ろ)

スローダウン

待機モーション。

嘆きのドールハウス

トラピーズ

トラピーズ

待機モーション。ハイパーヨーヨーでは「ムーンサルト」という。

戦姫完食シンフォギア~調めし~

1話

ブッダ・スリーパー(ハブスタック・スリーパー)

23ページ

掴んだヨーヨーからストリングを引っり出しているが、これは側面のい部分が独立して回る構造になっている(ハブスタック)ヨーヨーで可トリック

ヨーヨーストリングは、現在ポリエステル製が流なのでお好み焼きを切ろうと思えば切れる。ただし何かを切るには太いので、あまり切れ味はよくないと思われる。ナイロン製ならもう少し楽だろうがもったいないので使いたくない。

関連動画

関連静画

関連リンク

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

ほめられた記事

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP