木原数多とは、木原神拳初代伝承者である。(というのは嘘で、実際には一方通行を「創った」マッドサイエンティストである。木原一族に受け継がれるイカレッぷりも健在である。)
200X年、学園都市は天罰術式に包まれた!
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。 しかし、人類は死に絶えてはいなかった! ヒューズ・カザキリは全ての文明を破壊し、学園都市は暴力が支配する恐怖と混乱の時代になっていた。
胸に七つの傷顔にタトゥーを刻んだ木原数多は、数多くの強敵(とも)と出会い、戦い、別れを繰り返し、悲しみ殺意を背負いながらも世紀初頭覇者一方通行との戦いに挑む……!
木原神拳とは、一方通行についてストーキング研究に研究を重ねる事で生み出された、数年の伝統を持つ一子相伝の拳法である。
その本質は一方通行の反射に対し、放った拳を寸前で引き戻すことによってベクトルを逆転させ、打撃を通すことを可能とした暗殺拳である。一方通行の思考や癖、演算、自分だけの現実を完全に把握し、反射を切るタイミングすら読み切ることで初めて可能となる。
皮膚上にほんの僅かだけ展開されている反射膜だけに精密に触れられ、かつそれを鉄パイプでも行えるセンスとテクニック、学園都市最高の頭脳の持ち主を上回る先読み能力を、たった一人の人間を殴るためだけに鍛錬した果てに習得できる、まさに幻の拳法である。
これを用い、木原はあの「最強の超能力者」一方通行をさんざん痛めつけ、トドメを刺す一歩手前までいったのだが・・・
色んな意味でトンデモすぎる技で、後に19巻において忍者の末裔・杉山がこの原理を真似た技を使用したが、あっさり腕を潰している。
「とある科学の超電磁砲」には、科学者『木原幻生』とその孫娘である『テレスティーナ=木原=ライフライン』というキャラクターが登場した。
劇中では、この2人と木原数多との関連性は言及されてはいない。が、
などの共通点から、あくまで推測ではあるが、木原数多と上記の2人は、血縁関係、もしくはそれに準ずる深い繋がりを持った関係ではないか、という考察がなされている。
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最終更新:2025/12/08(月) 18:00
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