札幌市交通局5000形電車とは (サッポロシコウツウキョクゴセンガタデンシャとは) [単語記事]

札幌市交通局5000形電車とは、札幌市交通局が保有する電車である。現在、札幌市営地下鉄南北線を運行している。

概要

6両4ドアの車両。老朽化の進んでいた2000形の置き換えと、平日ラッシュ時の混雑緩和（2000形・3000形は2ドア車両のため、大通やさっぽろ駅では乗客の乗降が発車ベルに間に合わなくなっていた）を目的に1995年に投入された。

デザインは7000形に準じており、2000形・3000形と比べると独自性の薄れた車両となった。また、このデザインはのちに投入される8000形にも採用され、3路線の車両のデザインはほぼ統一された。

2009年以降に投入される車両には内装の改造が施され、液晶車内表示器が搭載されている。本来は1ドアあたり2面のモニターが搭載されており、1面は行先案内、もう1面は広告を放映するデジタルサイネージになっているが、現在はデジタルサイネージ広告の募集は行われず、交通局のお知らせのパネルで隠されている。

2012年度中に設置されるホームドアへの対応のため，2012年3月25日に3000形の置き換えを完了した。