札幌市内アパマンショップ爆発事故とは (サッポロシナイアパマンショップバクハツジコとは) [単語記事]

アパマンショップ札幌市内爆発事件とは、2018年12月16日午後8時半頃に直営のアパマンショップ平岸駅前店やその周辺の飲食店などといった札幌市内の雑居ビルが全焼した事故。17日時点で41人が軽傷を負い1人が重傷を負った。

概要、原因

爆発が起きた場所は雑居ビル一階部分に入っていた「アパマンショップ平岸駅前店」。

原因と見られるのはアパマンショップの従業員が100個以上の除菌消臭スプレー缶のガスを抜いた後に給湯器をつけ、引火した可能性が高いとの事。のちに換気を行わず、密室でガス抜きをしていた事が明らかになった。なおそのアパマンショップは跡形もなく消え去った。

事故直後は情報の錯綜もあり、上階に入っていた居酒屋が火元とする報道がされていた。だが実際は、アパマンショップが火元だった。ちなみに居酒屋は営業中で、かなりの客が入っていた。

引火・爆発まで若干の猶予があったようで、死者0人で済んだのは逃げる時間があったからと思われる。また異様なガス臭が周囲に漏れ、通行人も異変を察知している。スプレー缶120本にわる爆発は凄まじく、その余波で周辺の住宅や車の窓ガラスが割れる、停電が発生する等二次被害が生じている。

またこれと同時に、入居の際の費用に『消臭・抗菌代』があり、高額でありながら実際はスプレーで行なっていた疑惑が浮上している。（要するにぼったくり）

この一件で本社へ与えたダメージは大きかったらしく17日の東京株式市場で、不動産仲介チェーン「アパマンショップ」運営企業を傘下に持つAPAMANの株価が後場に入り急落した。これを受けてAPAMANは公式ページに謝罪文を掲載し、原因の究明を続けている。