栃木県とは、関東の北に位置する都道府県の一つである。 その微妙なポジションから北関東南東北と言われることもある。
県庁所在地は宇都宮市である。たまに勘違いされるが栃木市ではない。
日本一影が薄い。
詳しいことはwikipediaでも見ればいいと思うよ。
栃木県には特に珍しい農作物などはない。イチゴやニラ、カンピョウなどが多く生産されているが、イチゴ以外はあまり有名ではない。しかし首都圏から近いことを利用して発達したきた。
海なし県であるため、漁業もそれほど盛んではない。鱒や鮎などの淡水魚が養殖されるのみである。
しかし、栃木県には他にはない独特な食文化がいくつか存在する。それぞれの間には特に関連性が見られず、なぜこのようになっているのかは歴史家の研究が待たれるところである。
栃木県民ならそこそこ知っていると思われる飲み物で、栃木県でのみ販売されている。その正体は牛乳に砂糖・香料・着色料を加えたものでレモンの味はしない。なぜレモンなのかというと色が黄色いから。一部のスーパーやコンビニで販売している。
現在では、大人の事情により商品名が「~~レモン」となっている。でもレモンって言っても通じないからレモン牛乳でいいと思うよ。
栃木の伝統料理の一つ。茨城の北や群馬の東など隣接する地域でも食べられているらしい。その見た目は何とも形容しがたく、給食で出ると残す人間と大量におかわりをする人間に分かれる。作る際には「鬼おろし」と呼ばれる兵器を使う。
その名の通りジャガイモの入った焼きそば。栃木市で焼きそばといったらジャガイモは必須である。なぜジャガイモが入っているかは不明。特にジャガイモの生産量が多いわけでもないようだ。
佐野を中心とした両毛地方で食べられているファーストフードの一種。佐野だけで20くらいのイモフライ屋がある。
蒸かしたジャガイモを一口大に切り、パン粉をつけて揚げ、ソースにサッとくぐらせたシンプルなもの。ソースは地元ソース会社のものを使う。
女工さんのおやつとして誰かが売り始めたのが始まりらしい。学生の手軽な軽食としても人気。
カクテルの大会で優勝した人がいるというだけで、宇都宮市は「カクテルの街」を名乗っている。渡辺貞夫の出身地だからというだけで「ジャズの街」と宣言するような貪欲ともいえる気概は買うが、ジャズやカクテルが似合うおしゃれな街と考えている住民は少ない。
戦時中、満州で日本軍の将校たちが餃子の製法を習得し、持ち帰ったものがはじまり。市の職員が宇都宮の年間餃子購入費が無駄に高いことに気が付き、TV局に乗っかって宣伝し有名になった。その一環として、餃子の皮で包まれたビーナスの像「餃子像(ぎょうざのぞう)」を特産の大谷石で作った。また、その縁で宇都宮市はナムコ・ナンジャタウン・池袋餃子スタジアムと姉妹都市となった。架空の都市と姉妹都市になったのは国内初らしい。
宇都宮には餃子専門店が数多く存在するが、当たり外れがあるため事前の情報収集は必須である。またチェーン店であっても店ごとに味が違うケースがあるため注意が必要だ。店によっては餃子しか売ってない(メニューが焼き・水・持ち帰り用しかない)ため餃子とビールで・・・なんてを期待していくと死ぬこともあるので覚悟しよう。
宇都宮駅に来ると餃子の匂いがするような気がするのは、きっと気のせいである。ちなみに宇都宮駅のホームでは餃子うどん(そば)が売られている。
青竹打ちの麺とさっぱりした醤油ベースのスープが特徴。
日光とか鹿沼で作ってる。
あまり知られていないが、駅弁発祥の地は宇都宮駅である。当初は竹の皮に包んだおにぎりと漬物だけといった代物であったが、構内で弁当を販売するというアイデアは全国に広まり、さまざまなご当地駅弁が生まれた。上でも述べたが栃木の特産物は少なく、イチゴや餃子、鮎などどれも駅弁と相性がいいとは言えないため、元祖のくせに駅弁特集などで出てくることはない。
結城紬は茨城県・栃木県で生産される絹織物で、国の重要無形文化財に指定されている。
実は茨城県の結城市周辺よりも栃木県の方が生産量が多い。そもそも小山市周辺と結城市周辺はかつて小山氏の支配下にあり、やがて台頭してきた結城氏も小山氏の分家であるため特に不思議なことではない。小山には現在でも養蚕のための桑畑が数多く存在する。
宇都宮市の大谷町周辺で採掘される石材。軟らかく加工がしやすく、軽量であるため様々な用途に使用されてきた。帝国ホテルの建材として利用され、関東大震災を耐え抜いたことで知られる。
益子氏町周辺で作られる陶器の一種。土色の野暮ったい風合いが特徴。高級なものにはなんだか綺麗なものもあるが、買ったことがないのでよく分からない。遠足で絵付けを行うのは基本。
年に2回開かれる陶器市は計50万人もが訪れ、駐車場を探すのが非常に困難になる。
関東平野の北に位置し、北西の日光周辺には日光連山などの山々がそびえる。面積は関東最大だが存在感は群馬といい勝負(ソースはない)。
日光の市街地と奥日光を結ぶ道路。もともとはただのくねくねした坂道だったが、カーブの数を無理やり誤魔化していろは歌の音にあてはめた。タイヤの跡がいっぱいあるけど暴走行為は禁止です。自転車で攻めるのもお勧めできません。ちなみに市街地から奥日光へ登るのが「下り」で、降りるのが「上り」なので注意が必要。
栃木県の西のはずれにある山。華厳滝や日光二荒山神社の奥宮がある。県内のかなり広い範囲から目視することができ、県民の歌や県内136校の校歌の中でも歌われている。
日光国立公園内にある湿原である。なんだか物騒な名前だが、ちょっと前に神様がタイマン勝負した場所という伝説が由来で、その辺に人骨が埋まってるとかはない。
かつて日本の銅の年間生産量の1/4を産出した大鉱山であるが、足尾銅山鉱毒事件などの公害を引き起こした。日本の公害の原点ともいわれる。廃墟マニアにはたまらない場所らしい。
夏の栃木県や群馬県は雷が非常に多い。特に宇都宮市は無駄に多く、「雷都(らいと)」と呼ばれる。「餃子の街」より遥かにかっこいい名前だがあまり浸透していない。帰宅時間に雷注意報が発令され、学校に閉じ込められることがまれにある。雷があまりにも多いため、宇都宮の人間は雷に慣れて(むしろ飽きて)おり「きゃぁ!○○君、雷怖いよ~」などと抱きついてくる女子は存在しない。せいぜい「うるさいね~」とかである。
正式名称は「二荒山神社(ふたあらさんじんじゃ)」であるが、紛らわしいので日光を付ける。ちなみに日光の語源は「二荒」を「にこう」と読んだものが始まりである。「じゃあ日光二荒山神社は二荒二荒山神社じゃないか!」とか騒いだりはしない。ちなみにいろは坂、華厳の滝、日光連山は全て境内の一部である。また、世界遺産にも指定されており、重要文化財や国宝がゴロゴロしている。
正式名称は「二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)」であるが、紛らわしいので宇都宮を付ける。市民からは「二荒さん(二荒山ではなく二荒+敬称のさん)」と呼ばれ親しまれている。しかしバスの停留所は「二荒山前(ふたあらさんまえ)」となっており混乱していることがうかがえる。市の中心部にあり周辺には商店街やら何やらがあり賑わっている。しかし真夜中に石段を上ると、一歩ごとに街の賑わいが消えてゆき、そのまま違う世界に行けそうな気分になれる。
なお、両神社は全く関係がない。語源も神様も完全に別物である。
延喜式神名帳と呼ばれる神社リストには、名神大(すごくえらい神様がいる神社)として「下野国河内郡 二荒山神社」が記載されている。地名から考えて宇都宮二荒山神社のことと考えられ、宇都宮二荒山神社が下野国一宮(いちのみや、その国で一番偉い神社)を名乗っていた。宇都宮はこの一宮が語源という説もある。そして、いつの間にか日光二荒山神社も名神大、一宮を名乗っている。でも世界遺産だから誰も突っ込めない。
茂木町にあるサーキットコース。
足利市にあるかつて日本で最も有名だった教育機関。室町時代に成立したものとみられている。明治5年廃校。
桜金造のCMで名前だけは知っているという人も多いが、経営の悪化にともない2005年に閉園されている。
現在、跡地はショッピングモールとして再利用されており、中心には当時のメリーゴーランドが残されている。
また、 近くには温泉施設もある。
那須にある岩。九尾の狐が殺され岩となり、さらに駄目押しで砕かれたもの。
周囲から有毒ガスが出ており、臭い。噴出口に顔を突っ込んで深呼吸したらやばいかもしれない。
栃木で話される方言である。一口に栃木弁といっても地域差が大きく、話すだけで大体の出身地がわかるらしい。首都圏に近いためか共通語化が著しく、継承者の減少を危惧する声もある。
栃木弁は無アクセントと呼ばれ、アクセントが無いことが特徴である。たとえば「雨」と「飴」は発音がまったく同じである。というより、アクセントで単語を識別をするという思想が存在しない。その気になれば識別できるが、意識しなければならず後ろが上がる「アメ」はどっちだっけ?ってなる。そのため栃木人は訛が取れにくいと言われる。
また、尻上がりになるイントネーションの多用も特徴の一つである。特に疑問文ではそれが顕著に現れる。
6月15日、この日は給食でマスコットキャラのシールが貼られたゼリーが出る。
いくつかの県営の施設が無料になるが、学校は休みにならないためあまり意味がない気がする。
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最終更新:2025/12/19(金) 21:00
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